「両チームともにポジションに着きました、まもなくキックオフです」
オルフェウスフォーメーション
FW アンジェロ フィディオ カノン ラファエレ
MF ジャンルカ
DF ベント オットリ ジョジョ ガッツ マルコ
GK ブラージ
イナズマジャパンフォーメーション
FW 豪炎寺 園城寺(暁)
MF 佐久間 鬼道 不動
DF 風丸 壁山 篠原 飛鷹 吹雪
GK 円堂
イナズマジャパンからのキックオフで試合が始まる。
「豪炎寺」
暁から豪炎寺にパスが渡りそのまま上がっていく
「カテナチオカウンターだ!」
「「!」」
「いただき!」
フィディオの指示を無視しマルコがボールをカットしラファエレにパスを出す
「カテナチオカウンターなんてなくても俺達のサッカーさえしていれば負けやしないんだよ!」
「まさかみんな」
「やっぱりこうなったか」
そこからは好き勝手に動きオルフェウスには連携も何もなかった。
「こんな時に仲間割れか・・・フフ」
佐久間が動けないでいるところに吹雪が上がってきてボールを受け取る
「カテナチオカウンターだ!」
「「!」」
「行かせるか!」
「ジャンルカ!」
ジャンルカがフィディオの指示を無視し取りに行くが抜かれる、吹雪が迫ってくる中マルコが豪炎寺のマークから外れてしまう
「今だ豪炎寺君!」
「しまった」
「「クロスファイア!」」
「コロッセオなに!」
ブラージが技を出す前にゴールを奪われる
「ゴール!イナズマジャパン先制0-1」
「良いぞ!吹雪!豪炎寺!」
「よぉしこれでこっちのペースだ!一気に乗ってくぜ!」
「なんてシュートだ、技を出す暇がなかった」
「気にするなブラージ、まだ1点だ。直ぐに取り返してやるさ」
「あぁ、よし今度こそ止めてやる」
(このままじゃ)
「フィディオ、どうするんだ?このままだとオルフェウスは負けるよ。」
「でも」
「いいかい今のオルフェウスのキャプテンは君なんだ。君がしっかりしなくてどうする、指示をくれればその通りに動くから」
「そうだな、ありがとうカノン」
「別にいいよ」
オルフェウスのボールで試合が再開される
「行くぞカノン」
「あぁ」
カノンがフィディオ共に上がっていく
「カノン!ラファエレにパスだ!」
ラファエレにパスが渡るとラファエレは勝手に1人で上がっていきラファエレがボールをカットされる
「ディフェンスラインを下げろ」
「守ったるだけじゃ勝てない」
「何するつもりだジャンルカ!フィディオはディフェンスラインを下げろって」
「Mr.Kを信用してる奴の指示なんて聞けるか」
「ジョルジョ、ベント行くぞ」
「みんな!」
佐久間から鬼道に渡りまた佐久間に戻される、そしてフリーになった豪炎寺にパスが出されるがそれを戻ってきたカノンがクリアした。
「済まないカノン」
「別に・・・」
「みんな聞いてくれ、俺達のやってきたサッカーをすれば悔いのない試合ができるだろうでもそれだけじゃ今のイナズマジャパンには勝てない」
「っ!」
「けれどMr.Kあの人のサッカーならカテナチオカウンターを完成させることができれば必ず勝てる!そのためにはみんなの力が必要なんだ!」
「どうしてそこまであいつに肩入れする」
「そうだあいつにされたこと忘れたのかよ!」
「忘れてなんかない、あの人は自分がやったことを償うべきだと思ってる。でもあの人の考えているサッカーはもしかしたら俺達を次の次元に導いてくれるかもしれないそんな予感がするんだ。Mr.Kが生み出した必殺タクティクスあれを完成させるためには俺達にもさらに高度なプレイが要求される、だが全てが噛み合った時カテナチオカウンター、そして究極のサッカーが姿を表すはずなんだ!俺はそれが見てみたい」
「フィディオ」
「頼む、我儘だとわかっているでも5分だけ俺にくれ、イナズマジャパンに勝つため!そして世界の頂点にたつ為に」
「キャプテンにそこまで頼まれてるんだからみんなも5分くらい上げてもいいんじゃない?」
「カノン」
「僕もこの試合を楽しみにしていたんだそれをこのまま最悪の試合にしたくないだから僕からも頼む」
「・・・向こうのスローインだフィディオみんなにディフェンスの指示を」
「えっ」
「お前に頭を下げられたら誰も断ることはできないキャプテンはお前なんだからな5分だ、5分だけはお前を信じるいいなみんな」
みんなが頷く
「カノンもこれでいいだろ」
「ありがとう」
「フィディオ!」
「うん、ありがとうみんな」
佐久間のスローインで試合が再開される
「鬼道!」
「暁」
鬼道から暁にボールがわたる
「アンジェロ!」
アンジェロが指示を受けて暁からボールを奪いフィディオにパスを出す
(あの人の高度な動き俺に出来るだろうか)
「行くぞ!」
フィディオが上がっていくと同時にみんなも攻めあがる
(ボールは常にフォーメーションの中心に)
(奴めまさか)
「止める」
「ラファエレアンジェロ左右から上がれ」
風丸がフィディオにスライディングを仕掛けボールが外に出る
「大丈夫かフィディオ」
「大丈夫だ」
(ボールを気にしすぎた、もっとピッチ全体を見渡さなければ)
「予想していたより遥かに難しい、だがやるしかない」
アンジェロからのスローインで試合再開、フィディオにボールをわたしそのまま上がっていく
「互いと同じ距離を取りつつボールの動きを予測しろ!」
「そんなこと言われても」
「特訓を思い出せ!Mr.Kの特訓の意味が分かれば必ずできる」
「ラファエレ!」
フィディオからラファエレにパスをだすが追いつけずに綱海に奪われ鬼道を中心に攻めてくる
「やはりこいつらでは無理だったか」
「フィディオ攻められっぱなしじゃないか」
「俺がボールを取りに行く」
「ダメだフォーメーションを崩すな」
(あと少しあと少しで出来るんだ!Mr.Kが考えた必殺タクティクス、俺達が目指す究極のサッカーがあの人と同じ動きボールは常にフォーメーションの中心に)
Mr.Kにはフィディオの動きにある人物をかせねる
「走っているのに俺達の距離が一定に保たれているだと」
「いやフィディオがコントロールしているんだ、俺達全員の動きを」
「周囲ではなく全体を見通す視野と強靭なフィジカル」
「フィディオの動きでわかるわかるよ」
「次のタイミングでどこにどう動けばいいのかが」
「これなら上手く行きそうだ」
カノンは上がっていく
「動きながらフィールドプレイヤー全ての動きを把握したゲームコントロール常に1歩先を読む戦術眼」
(なんだこの動きは!)
鬼道からボールを奪おうとするがまだ奪えなかった
(あれは影山東吾のプレイ)
「そのプレイをやめろ、私の全てを壊したあの男のプレイなど」
「いえ辞めません!あなたが求めていたサッカーはあなたの父、影山東吾が中心に来ることで完成するのですから」
「な!」
「鬼道こっちだ!」
佐久間が声を出してパスを促すが直ぐにマークにつかれパスコースを失い鬼道は囲まれる
「これがあの特訓の成果なんだね」
「それしてこれがMr.Kの目指したサッカー」
「今のあのプレイ、あのサッカー・・・」
フィディオが鬼道にあたりにいきボールを奪う
「あれは影山東吾のサッカーだ」
「サッカーを愛するものだからこそ作り上げることが出来た完璧な必殺タクティクス!これがカテナチオカウンターだ!」
フィディオからロングパスがカノンに出される
「しまった!」
「一瞬で攻撃に転じた」
「これがカテナチオカウンター」
「絶対に止めてみせる。こい華音!」
「いくよ守!」
「真ローズストライク!」
「イジゲン・ザ・ハンド改!」
エネルギー壁に当たるが一瞬でエネルギーの壁を破壊しゴールに突き刺さる
(なんという茶番だ、この世界で最も憎んでいたものを私は長い間追い求めていたのか、さぜお前がそれに気づいたのか、なぜアイツだったのか、いや今はとうまい。認めよう私は影山東吾、父のサッカーを追い求めていた。今ならわかる私は悲しくそして悔しかったのだあの光に満ちたサッカーをもう二度と見られないことが、求めていたからこそ二度と手に入らなった光を憎み闇の中を生きるしかなかったのだとその事に彼らが気づかせてくれた、鬼道 デモーニオ そしてフィディオお前達に。闇は終わった)
「オルフェウス!カノンのシュートによりゴールをこじ開けました!」
「ディフェンスから一瞬にして攻撃に転じる素晴らしい必殺タクティクス、これ程鮮やかなカウンターは私は見たことがありません」
「これがカテナチオカウンター」
「やった同点だよフィディオ」
「やっとわかったよ」
「これが俺達のサッカーなんだな」
「いや俺達の監督が目指したサッカーだ」
そう言うとオルフェウスのメンバーはMr.Kの元に集まる
「見てくれましたか監督」
「あぁ」
「この勢いを生かすべきです次の指示を」
「私の父のプレイはもういい、お前達はお前達のプレイをしろ」
「「!」」
「園城寺前に出るタイミングをワンテンポはやめろ」
「アンジェロ、スライディングを躊躇するな」
「ラファエレもう一歩踏み込んでパスを出せ、更に安定度がます」
「「はい!」」
「フィディオ、カテナチオカウンターに綻びがある中盤から左サイドの動きの時は注意しろ」
「分かりました」
「状況は刻一刻と変わる、私はそれに合わせて指示を出すだが今のお前達ならば対応出来るはずだ」
「「はい!」」
「私も久しぶりに本当のサッカーをやってみたくなった」
「Mr.k」
「影山だ。影山零治それが私の名だ」
(監督の意思と選手のプレイがひとつになった時チームは完成し覚醒する)
「オルフェウスは今目覚めた!」
「いけ!そして必ず勝て!」
「「はい影山監督!」」
影山の様子をベンチから見ていた響木が呟く
「影山が笑っている」
それをフィールドから鬼道も見ていた
「それが本当のあなたのなのですね」
「あぁ私は勝つぞ鬼道、今度は本当のサッカーでな」