イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

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52話

「ハーフタイムも終わりまもなく後半戦が始まります、おっとオルフェウス選手の交代です。MFジャンルカに代わってナカタ、なんとここまで出場のなかったキャプテン!ヒデ・ナカタが入りました!遂にオルフェウスのキャプテンが参戦します」

 

 

「フィディオ、キャプテンはお前じゃなかったのか」

 

「あぁ彼さ、日本から来た1人目の天才プレイヤーヒデ・ナカタ」

 

「君と戦える日を楽しみにしてたよ円堂君」

 

「あぁ望むところだ」

 

フィディオとナカタは自陣に戻っていく

 

「よろしく頼むよ園城寺華音君」

 

「こちらこそよろしく、ナカタ君」

 

「見せてもらうよMr.Kいや影山監督にあそこまで言わせた君の本当の力を」

 

「そんな大したものじゃないですよ、ただ全力でやるだけです」

 

「そうだな、じゃあ行こうかイナズマジャパンを倒しに」

 

オルフェウスのキックオフで後半が開始され、ナカタにボールを渡す、ナカタから細かいパス回しでどんどん攻めあがっていくイナズマジャパンは全く動けないでいた

 

(これまでのオルフェウスは俺を頼りすぎていた、だから俺はチームを離れた、チームの成長の為にそして結果は予想以上、どこにパスをだすか走り込むべきかを考えてプレイするようになった中でもフィディオお前はリーダーとしても頼もしい存在となったそしてチームを更なる高みへ引き上げてくれたのはMr.Kそして園城寺華音、Mr.Kのサッカーと留学生でもある園城寺への対抗意識がチームを次の高みへ上げてくれた。間違いない今のイタリア代表は最強のチームだ!)

 

フィディオは壁山と風丸のマークから抜けそこにナカタがパスをだす

 

「それは読めていました」

 

そこに篠原がくるがそれをダイレクトで誰もいない真横に蹴る

 

「ミスキックか」

 

風丸が呟く

 

「いや違う!園城寺へのパスだ」

 

誰もいないスペースにとてつもないスピードで走り込みパスを受け取る、そこに飛鷹がディフェンスに向かうが

 

「真空・・・」

 

「遅いよ」

 

カノンの素早いドリブルで抜き去る

 

「これが僕の本気だ!いくよ守!」

 

「こい華音!」

 

「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」

 

「桜花の女神サクヤ」

 

「魔神グレイト!」

 

2人同時に化身をだすがカノンの化身は光となり消えカノンが纏う、カノンは薄ピンクの着物を来たような姿になる

 

「まさか!」

 

「アームド!」

 

「桜花の剣!」

 

「グレイト・ザ・ハンド!」

 

魔神グレイトは一瞬にして消え円堂ごとゴールに突き刺さる、点を決めた瞬間にカノンはアームドを解除する

 

「ゴール!オルフェウス追加点!園城寺が化身を纏い放ったシュートで円堂の化身を破りゴールをこじ開けました!」

 

 

「なんだ今の」

 

「あんな技今まで見たことも無い」

 

「あれは化身アームドだ」

 

「化身アームド?」

 

「俺も詳しくは知らないけどだいぶ前に話した未来人がやった化身の力らしい」

 

「それを園城寺は完全にものにしたというわけか」

 

「やっぱり華音はすごいぜ!みんなまだ後半は始まったばかりだ取り返していこう」

 

「「おぉ!」」

 

カノンが自陣に戻る

 

「カノン!今のって」

 

「あぁこの前話した特訓の成果だよ」

 

「これが影山監督が言っていたカノンの本当の実力」

 

「期待以上の実力だ」

 

イナズマジャパンのボールで試合が再開される、また鬼道を中心に攻めていく

 

「カテナチオカウンター」

 

「それはもう通用しない」

 

フィディオを鬼道が抜くがその後ろからナカタが表れ鬼道からボールをカットしカノンにパスを出す

 

「これ以上は撃たせない!」

 

吹雪がカノンからボールを奪おうとするが華麗なドリブルで抜き去る

 

「なっ!」

 

「桜花の女神サクヤ アームド!」

 

「桜花の剣!」

 

「行かせません!日輪の大神アマテラス!」

 

「大神降ろし!」

 

桜花の剣をシュートブロックするが威力を弱めるだけで精一杯だった。

 

「真空魔!」

 

更にそれを飛鷹がシュートブロックで威力を下げる

 

「イジゲン・ザ・ハンド改」

 

しっかりゴールを外させたがポストにあたりこぼれ球になるそれをナカタがしっかり拾っていた

 

「ブレイブショット!」

 

技を連続で出すことが出来ずにゴールを許す

 

「ゴール!オルフェウス追加点です!キャプテンのヒデ・ナカタが決めました4-2」

 

「ナイスシュートです」

 

「ありがとう、君のシュートのお掛けだ」

 

 

イナズマジャパンのボールで試合が再開され、再び鬼道が持ち込むが進化したカテナチオカウンターで何度も止められ攻めきることができなかった、時間がどんどん無くなっていく

 

「絶対に止めましょう、これを決められたら私達の勝機はなくなります」

 

「咲と吹雪君は華音君に着いてください」

 

「壁山君はラファエレ、風丸君はフィディオに着いてください」

 

(私は)

 

カノンにパスが出されたと同時にヒデのマークに着く

 

(中川さんと吹雪君には化身アームドをしている時僅かに隙がうまれることは伝えました、そのタイミングでボールを奪えれば)

 

「桜花の女神サクヤ アームド!」

 

「今だ!」

 

スライディングでボールを取りに行く

 

それを交わすが

 

「スノーエンジェル!」

 

吹雪の技で氷漬けにされる

 

「不動君」

 

吹雪からのパスを受け取り不動が上がっていき鬼道にパスをだす

 

「カテナチオカウンター!」

 

フィディオを抜き、ナカタが止めにかかるがそれを鬼道、不動、佐久間の3人で抜く

 

「いくぞ!」

 

「「「皇帝ペンギン3号!」」」

 

「コロッセオガード!ぐわぁー」

 

コロッセオガードは簡単に砕かれゴールを奪われた

 

「ゴール!皇帝ペンギン3号でオルフェウスのゴールをこじ開けたー!これで4-3、1点差まで追いつきました!」

 

オルフェウスのボールで試合が再開される、残り時間はわずかとなりお互い激しいプレーをしていた、こぼれ球をフィディオと鬼道が取りに行きぶつかり合いボールが上空に上がる、それをフィディオと鬼道が睨むように噛みあげている

 

「カノン!」

 

「任せて」

 

カノンが空中に跳ぶ

 

「桜花の女神サクヤ アームド!」

 

空中で化身アームドをしてそのままオーバーヘッドキックをする

 

「魔神グレイト!」

 

「グレイト・ザ・ハンド!」

 

シュートのパワーに押されていたがしっかりと止める、それと同時に試合終了のホイッスルがなる

 

「試合終了!イタリア代表オルフェウス対日本代表イナズマジャパンとの試合は4-3でオルフェウスの勝利です!」

 

 

「負けた」

 

「あいつに勝って証明しなければならなかったのに」

 

そして両チームが整列する

 

「いい試合だったな」

 

「心から楽しめたよ」

 

「フィディオ感謝する、本気のあの人を引き出してくれた」

 

「そうしなければいけなかったんだ、チームの為にも自分の為にも」

 

「また置いていかれました」

 

「中川さんなら直ぐに追いつけるよ、僕はもっと先を行くけどね」

 

「言いますね、華音君は」

 

お互いに握手をしてフィールドから出る

 

「やったー予選通過だ!」

 

「この程度で喜んでどうする、俺達が目指すのは世界一だ!なっキャプテン!」

 

「もちろんだ」

 

「フィディオなぜカテナチオカウンターに父、影山東吾のプレイが必要だと思ったのだ」

 

「キャプテンが送ってきてくれたビデオのおかげです、そこに影山東吾のプレイが映っていました」

 

「ナカタ・・・」

 

「俺は貴方を知りたかったサッカーを憎みながらもサッカーを知り尽くしている貴方を影山東吾のプレイを見て全てはそこに関わりがあると確信しました、だから調べたんです貴方の過去をそして貴方が抱える心の闇をだからこそ俺は影山東吾のプレイにこだわったんです。チームの勝利のために何より貴方の為にカテナチオカウンターを完成させなければいけないと」

 

「何故だなぜそこまで」

 

「俺が貴方と同じだからです、俺の父も自分の才能に限界を感じて苦しみ続けたサッカー選手でした、でもどんなに生活が荒れても俺は父が、父のプレイ好きでした。だから俺はサッカーを諦めなかった。貴方が憎んでもサッカーを続けてきた理由はきっと俺と同じはずです。貴方は父である影山東吾というプレイヤーが好きなんです」

 

「私が父を影山東吾のプレイを再現すればその頃の気持ちを思い出すかもしれない、そう考えたんです」

 

「そうか・・・。お前如きに気付かされるとはな。いやお前だからか フッ」

(父と同じ領域に達することができた、私が憧れた父を超えたのだ)

「流石だなお前達は本物だ」

 

「貴方こそ」

 

「私もなりたかった、お前達のように」

 

「貴方ならなれたはずです」

 

影山がフッと笑いカノンの方を向く

 

「それとなんでお前がルシェの事を知っていた」

 

「それはイタリア出よくその子にあっていたからですよ、その時いつも貴女の話をしていましたよ。親切なおじさんもいたものだと思っていましたがそれが貴方だったなんて思いもしませんでしたけどね」

 

「なぜそれを知った」

 

「ナカタ君ですよ、フィディオに送られた物の中に俺への手紙も入っていたんですそこで貴方の事を知りました。多分ルシェから俺の事は聞いたんだと思います」

 

「なるほどなだからあの時ルシェの名前を出したのか、私かどうかを確かめる為に」

 

「えぇルシェの事を聞いた時いつもポーカーフェイスの貴方が表情を一瞬変えましたから、何かしらの関わりがあると確信したんですよ、見ず知らずの人の情報を直ぐには信じられませんから」

 

「そうか」

 

するとスタジアムの外からサイレンが聞こえてくる

 

「まさか自分で!」

 

「私にとってこれは最後の試合だ、楽しかったよ」

 

鬼道に影山は告げる、すると鬼道はゴーグルを外した

 

「久しぶりだなお前の素顔を見るのは、お前にはもう必要ないか」

 

「いえこれからも使わせてもらいます、これは俺のトレードマークですから」

 

「フッ そうか」

 

すると警察がスタジアムに入ってくる

 

「Mr.Kいや影山零治、傷害罪及び国外逃亡の容疑で逮捕する」

 

影山は警察に連れていかれる、その時に影山が呟く

 

「私がこの言葉を口にする事などないと思っていたが・・・ありがとうフィディオそして鬼道」

 

「監督」

 

「影山・・・総帥」

 

影山はそのまま警察につれられていく、その時に鬼瓦刑事が何か聞いていたそこにルシェがやってくる

 

「どこ行くの?ルシェまだ話したいこといっぱいあるんだよ」

 

「また手紙出すよ」

 

「おじさん」

 

 

そして翌日、影山の死がニュースでオルフェウスに告げられた。その日影山が死ぬ前に渡されていた物をルシェに渡しにナカタとカノンは行った。そこにはルカ、円堂、鬼道もいた。

 

「やった!プレゼント!なんだろー」

 

ルシェはプレゼントの包装紙を取っていく、中にあったのはオルゴールだった

 

「うわーこれおじさんからなんだよね」

 

「うん」

 

ルシェがオルゴールをあけると音楽がなり始める

 

「手術が成功した時のお祝いにと用意していたようだ」

 

鬼道は影山のサングラスを握りしめながらその様子を見ていた

 

「おじさんに手紙書こっと、今度会えるのはいつかな。早く会いたいな、サッカーのこともいっぱい教えて貰うんだ。ん?」

 

オルゴールの中に紙が入っていることにルシェが気づく

 

「おじさんからの手紙だ!」

 

『ルシェその目でしっかりと見ろそして感じて欲しい。サッカーの素晴らしさを私が人生の全てをかけて憎んだそして愛したサッカーというものを』

 

ルシェは手紙を読み終えるとルカとサッカーを始めていた、その様子を4人は見ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あと2~3話位で世界への挑戦編は終わります、伝承の方はカットします。華音にアームドを習得させたのはこれくらいやらないとリトルギカントと戦えそうにないからです
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