イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

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53話

カノンは8-3というスコアボードを見て絶望する、決勝トーナメント準決勝第2試合、コトワール代表リトルギガント対イタリア代表オルフェウスの試合は大差でリトルギガントが勝利した。

 

「試合終了!コトワール代表リトルギガント対イタリア代表オルフェウスの試合は大差でリトルギガントの勝利です」

 

「レビンさん大方の予想を覆して一方的な試合となりましたね」

 

「決してオルフェウスの調子が悪かった訳ではありません、とにかくリトルギガントが強かったということでしょう。しかもオルフェウスの戦術にきっちり対応していました。余程研究してきたのでしょうね」

 

「今大会のダークホースになると見られていたリトルギガント、その実力は本物だったようです!優勝候補オルフェウスここに敗れました」

 

 

観客席では円堂達がスコアボードを見て驚愕していた。

 

「あのオルフェウスがここまで圧倒的にやられるとは」

 

「みんな先に帰っててくれ!」

(オルフェウスが、カノンやフィディオが負けるなんて)

 

円堂は走りオルフェウスのロッカーへと向かう、ロッカールームではオルフェウスの全員が沈んでいた

 

「すみませんキャプテン、キャプテンが託してくれたこの試合勝つことができませんでした」

 

「謝ることは無い俺は君の可能性にかけたんだ、負けたことは悔しいが君達には未来がある。次は優勝してくれフィディオいやキャプテン」

 

「はい」

 

その直後に円堂が入ってくる

 

「カノン!フィディオ!」

 

「ごめんね守、決勝で戦うって約束守れなかった」

 

「ごめん」

 

「なんでお前達がこんな・・・」

 

「とてつもない相手だったよリトルギガントは」

 

 

 

(リトルギガントいくら情報を集めてもその戦いは見えてこない不気味なチーム、だがどんなチームが相手でも今の俺達は絶対に負けない)

 

リトルギガントのキックオフで試合が始まる

 

「いくぞみんな!」

 

「「おぉ!」」

 

「俺達は勝つ!そして世界の頂点にたつんだ」

 

ドラゴに必殺タクティクス仕掛ける

 

「カテナチオカウンター!」

 

「カノン!」

 

「ローズフィアンマ!」

 

それをロココは片手で止める

 

「そんな」

 

ロココはロングパスをドラゴにだしカウンターを仕掛る

ドラゴがシュートを撃つ

 

「この程度のシュート」

 

体で抑え込むがシュートのパワーにまけ先制点を許した

 

「なんだ今の」

 

「ドンマイだブラージ」

 

そこからは一方的な試合だった、前半に5点も決められてしまった。しかもリトルギガントは技を1度も使っていない

 

 

 

「ただのシュートを止められなかったのかブラージが」

 

「あぁ強烈だったぜ、今でも手が痺れてやがる」

 

「そこからは俺達は更に思い知らされたよ本物の絶望ってやつおね」

 

 

 

「フィディオ、後半は僕にボールを集めてくれ」

 

「わかった」

 

後半、オルフェウスのキックオフで始まる。ボールを受け取った瞬間にカノンは化身だす

 

「アームド!」

 

化身アームドをしたカノンが上がっていくがディフェンスに阻まれる

 

「くそ!フィディオ!」

 

フィディオとワンツーでウォルターを抜きキーパーと1対1となる

 

「桜花の剣!」

 

両手で止めようとするがパワー負けしてゴールを許す

 

「ゴール!オルフェウスようやく1点をこじ開けました!5-1」

 

そこからはカノンにボールを集めて2点をとることが出来たが点差を2点に縮めた。その瞬間カノンも倒れる

 

(立てよ、守達が決勝で待ってるんだ。動けよ僕の身体、まだ戦えるだろ!)

 

腕をまげたとうとするが身体はやはり起き上がらない

 

(なんでいつもこうなんだ)

 

「選手交代、12番カノンに変り9番マルコ」

 

カノンの体力も限界を迎え途中交代し担架でベンチに運ばれる、そこから負けるところをベンチで見ていた

 

 

 

「悔しいけど攻撃はカノンの化身アームド以外は全て潰された」

 

「俺達のサッカーは完璧に分析されていたんだ」

 

「だがリトルギガントは1度も必殺技を出すことなく俺達を押さえ込みやがった」

 

「完璧に分析するなんて」

 

「恐らくは・・・いやあとは自分の目で確かめるべきだろ、すまない守しばらく俺達のだけにしてくれないか」

 

「ごめん守、僕も同じだ意見だ、今は少し休みたいんだ」

 

「あぁ・・・ごめん」

 

円堂はロッカールームから出ていった

 

「すまないみんな僕が倒れなかったら」

 

「いやカノンのせいじゃない」

 

「似てるなあの時と」

 

「何か言ったか?」

 

「いやなんでもないよ、風に当たってくる」

 

「・・・わかった」

 

カノンはロッカールームから出ていく

 

(守に勝って世界の頂点に立ちたかった。あの時と一緒だフットボールフロンティアの決勝と僕が無理をしてチームに迷惑をかけたあの試合とまた同じだ全く成長してないな)

 

カノンの目には涙が溢れポロポロたらしていた、しばらく泣いた後ロッカーに戻った。

 

 

 

 

 

 

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