イナズマイレブン 華のストライカー   作:海虎

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62話

Aチームのメンバーが決まりレギュラー争いが始まっていた。グラウンドではAチームに加わったメンバーが元々居たメンバーに追いつけるように必死に練習をしていた。そして元々いたメンバーも負けじと練習に励んでいた。

 

「華音君今日も必殺技の特訓お願いします」

 

「僕もそろそろ声をかけようと思ってたんだ、やろう」

 

「お兄ちゃん、私も付き合うわ」

 

暁が華音達に声をかける

 

「暁さんもありがとう」

 

「じゃあ暁も参加ってことで良いわね」

 

「はいお願いします」

 

「じゃあ修練所に行こうか」

 

華音達が修練所に行こうとした時監督に声をかけられる

 

「中川さん待ってくれないかしら」

 

「なんですか?監督」

 

「中川さんにはGKの他にFWとしての練習もしてもらいたいの」

 

「それって」

 

「中川さんが優れたGKなのはわかってる、でも中川さんは優れたキック力も持ってるだからFWとしての起用も考えてるのよ」

 

「分かりました、FWの練習もしておきます」

 

「ありがとう、引き止めて悪かったわね」

 

監督はそう言うと篠原の元に向かった。そして華音達も修練所に向かい必殺技の特訓を始めた。その頃グラウンドの外では福路が数人の生徒に囲まれていた

 

「福路先輩!麻雀部に戻ってきてくれませんか」

 

「何度も言わせるな、あんな顧問の下で麻雀なんてやってられるか、それに俺はもう進級する前に麻雀部は退部したんだ。もうお前達とはなんの関係もない」

 

「そんな」

 

「なんで顧問の指示に従うのが嫌なんですか!あの人にゴマすっておけば先輩も干されることなんて無かったのに」

 

「そういう意味ではお前らはあいつと上手くやってんだろ、そこに俺を戻す意味が無い」

 

「でも」

 

「なぁさっさと本題に入れよ、俺を麻雀部に戻して何がしたいんだ」

 

「えっと」

 

「大方あいつが顧問になってから良い成績を残せてなかったからあいつの指導が問題だと言われて実力のあるやつを戻したいってだけだろ、じゃなかったらあいつやお前らが俺を戻す理由にはならない」

 

「・・・」

 

「沈黙は肯定ととるぞ、何度言われても俺は麻雀部には戻らない、俺はあいつらと全国優勝するって決めたんだ」

 

福路はそう言い残しグラウンドに戻っていった。戻ると篠原が福路に声をかける

 

「話は終わったんだね風音」

 

「あぁでもしばらくはしつこいだろうな」

 

「全く迷惑な話ですね、あとさっき監督からの指示で必殺タクティクスの練習も組み込むようです」

 

「わかった、亜風炉にも伝えたのか?」

 

「はい、伝えたので園城寺君達にも伝えるように頼んだので今はここにはいません」

 

「なるほどな」

 

「それに私達が習得するのは世界で戦ってきた相手の必殺タクティクスとオリジナルの両方なのでこれからの練習はかなりハードですよ」

 

「おいおいマジかよ、監督も凄いこと要求してくるな」

 

「今のところうちでも出来る必殺タクティクスはいくつかありますからそれを完璧に仕上げるところからはじめましょう」

 

「そうだな」

 

そしてその2時間後に華音達が特訓を終えて戻ってくる。

 

「園城寺君をここに呼んだ理由ほ分かってますか?」

 

「うん、亜風炉君から聞いた時から大体想像は出来てたよ」

 

「なら話ははやいです、ではオルフェウスにいたカノンに聞きます。あなたを含めた私達でカテナチオカウンターは習得できますか」

 

「わからない、オルフェウスがあれを出来たのはフィディオがいたからだ、篠原さんがフィディオと同じことができるかと言ったらわからない」

 

「出来ないとは言わないんですね」

 

「うん、みんなの実力なら出来ないこともないと思うからね」

 

「わかりました、ならやってみますか」

 

そしてフットボールフロンティア予選が始まるまで必殺タクティクスの練習は続けられた。そして予選の組み合わせの前日Aチームメンバーはミーティングルームに集められていた。

 

「今日はフットボールフロンティアを戦うメンバーをみんなに決めてもらうわ」

 

「「!」」

 

「大会規定で登録できるのは22人だから全員ベンチには入れる、その中でベストだと自分が思う11人を1人1人で考えてもらいたいのその中で多かった選手をレギュラーとするわ」

 

監督が言い終えるとマネージャーが紙を配り始める

 

「1時間の間に考えて頂戴、もちろんその中に自分の名前を書いても構わないわ」

 

そう言うと監督は出ていった

 

(自分達で考えるか)

 

華音は紙に書き始める、そして書かれた紙にはこう書いてあった

 

1.中川 咲 GK

2.諸星 桂馬 DF

3.山口 菜々花 DF

4.神宮 圭太 DF

5.園城寺 雷 DF

6.園城寺 電 DF

7.龍宮 鯱 MF

8.篠原 久美子 MF

9.亜風炉 照美 MF

10.福路 風音 FW

11.園城寺 華音 FW

 

そして1時間後監督が戻ってきて紙を回収し、集計を取っていた。しばらくすると集計が終わったようでこちらを向く

 

「みんなが選んだベストメンバーが決まったわ」

 

みんながゴクリと喉を鳴らす

 

「FW 福路風音、園城寺華音」

 

「MF 亜風炉照美、篠原久美子、園城寺響、龍宮鯱」

 

「DF 諸星桂馬、山口菜々花、神宮圭太 園城寺雷」

 

「GK 中川咲」

 

「キャプテンは久美子に任せるわ」

 

「はい」

 

「レギュラーに選ばれなかった子にも出番はある、ここにいる全員で全国優勝を目指すのよ、Aチームに選ばれなかった子達の為にも!」

 

「「はい!」」

 

 







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