過負荷で無双(ただし勝つとは言っていない)   作:這いよる深淵より.闇の主人

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遅くなったyo


『冬木市編完!』「俺ってば大活躍!」『殺っちゃえバーサーカー』 「━━━!━━!」「ぬわ~?!なんでだぁぁぁ!」

「ほう、その手でどう私の攻撃を跳ね返すと?」

HFの映画の再現のようにまた宝具を撃とうとするアルトリア(オルタ)

 

『さぁて、皆に神殺しの魔王(カンピオーネ)としての力を存分に披露しようか...』

 

「ほう...どうやら虚勢や気が狂った訳では無いようだ。生きることを諦めた人の(それ)ではない

名を聞いておこう」

 

『ノア・アルゴリズム体操第一、ノアでいいよ!セイバーちゃん!』

 

「...そうか、では行くぞ...二人目のマスター、ノアよ

卑王鉄槌。極光は反転する。光を呑め!約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガーン)!」

 

『あはは!挑発に乗ってくれてありがとう!

命に仇なす悪行へ、報復の女神(ネメシス)は神罰を下す━━!我を襲う災禍こそが汝の苦痛。正義の裁き、かくあれし!』

二本の指をそろえ、それ以外の指は折り曲げて、呪文を唱えた

 

すると、僕に直撃するはずだった一撃は法則性も何もかも無視して打った超本人に返っていった

 

「なっ?!━━━...」

黒化して星が一つ減ってるとはいえ流石は騎士王と呼ばれる英雄、跳ね返された自身の宝具を完全にではなかったが、ケガを負いながらも回避した

 

『さっすが騎士王様だね!凄いすごーい!』

煽り口調で近づくノア

 

「ぐ、成る程...それが貴様の切り札というわけか」

 

『ふふーん、すごいでしょ!

おやおやぁ?なんだか随分と辛そうだねぇアルトリアちゃん?...手は貸せないけど胸を貸してあげようか?』

にやにやをかくしきれてないものの、心配そうな顔で近づいていく

 

「ちょっとノア?!そんなに不用意に近づいたら━━」

 

所長のそんな心配の言葉は一切入ってこない。頭の中にあるのは、弱者な自分(こんな僕)が騎士王なんて強者(英雄)に勝てる!そんなことのみ

 

「その者の言う通りだ。私が女だからなのかは分からんが...不用意に敵に近づくのは得策ではないぞ」

そう言い振るわれる黒剣、だが先程よりも数段階も遅い速度だ。螺でガードをすれば━━

 

『ぐッ...か...は..』

腕一本無いの...完全に..忘れてた

 

「「ノアさん!」」

「ノアっ!」

「マスター!油断しおって!」

 

「は...はは...勝てそう...になると油断を..グフッ」

どうやら神殺しになっても、マイナスってやつは身体の方はまともになっても敗北する運命には逆らえないらしいね

 

「何か言い残す事はあるか?」

 

『そうだ...なぁ..後はクーフーリンの兄貴に...任せるとする...よ』ニヤリ

 

「?」

最初は原作と違って展開が早く、アーチャーと未だ戦闘中な兄貴が来るまでの時間稼ぎと考えてた。しかし予想以上に大ダメージを与えた事で調子に乗り敗北。

 

まぁ...僕はね(・・・)

 

「おう、任せろや

我が魔術は炎の檻...」

 

「この声は...」

 

炎のごとき緑の巨人..因果応報、人事の厄を清める森

倒壊するは――『灼き尽くす炎の檻 (ウィッカーマン)』!」

 

「...まさか、あのマスターは始めから━━」

兄貴の詠唱が終わると地面から巨大な木の巨人が出てきた。不意を食らった為、セイバーは逃げることができずに捕まって宝具の餌食になった

 

「守る力の勝利か...なるほど、汚れを知らぬあの者らしい

...結局どう運命が変わろうとも私一人では,同じ末路を迎えるということか」

 

「どういうことだ。そりゃ

てめぇ何を知ってやがる」

 

「いずれ貴方も知るアイルランドの光の御子よ」

 

「Grand order、聖杯を巡る戦いはまだ始まったばかりだということをな」

 

「おい待て!それはどういう━━チッ

そこで狸寝入り決めてる坊主、嬢ちゃんたちとアーチャー!あとは任せた」

 

「キャスターさん...」

 

『あ~あ...バレてぇ~ら』

 

「うむ、任せるがいい」

 

「次があんなら...そんときはランサーとして呼んでくれ」

 

「セイバー、キャスター共に消滅を確認しました。

...私たちの勝利なのでしょうか?」

 

『そうそう!君たちの勝利!やったね、イエーイ!』

 

「「「....」」」

僕が失った筈の右手を上げてハイタッチを要求したが、三人は何故か固まる

 

「ノアさん手は?!」

 

「ど、どうして?!」

 

「マスター、お主の身体は一体━━」

信長ちゃんからの追及は電子音によって止められることになった

 

[良くやってくれた!マシュ、藤丸さん、それにノア君も

どうやらそこは映像が繋がらないらしくて、喜ぶ君たちを見れなくて残念だ。所長、これでようや━━]

と、そこで皆は所長を見るが、勝利したにも関わらず浮かない顔をしている。

 

「Groundorder、どうしてあのサーヴァントがあの呼称を...」

 

「所長?」

 

「よくやったわね藤丸、マシュ...それとノアも...て、どうして手が?!」

 

 

なんやかんや騒ぎになったが、原作通り所長がマシュちゃんの宝具を[疑似展開/人理の礎(ロード・カルデアス)]と命名した。

 

さて、来るなぁ黒幕が...なんて考えていると拍手が聞こえ、音の発生源にはレフ・ライノール(レフ教授)がいた

 

「いや、まさか君たちがここまでやるとは、計画の想定外にして、私の汎用さの許容外だ」

 

「貴方は...」

 

「レフ教授...」

 

[レフ教授だって?!]

 

「レフ...レフ!よかった!生きていたのね」

レフ教授に少しずつ駆け寄っているオルガマリーちゃんの手を掴んで止める

 

「ちょっ、話しなさいノア!」

 

『まぁまぁ、落ち着いてよオルガマリーちゃん!どう考えてもあのモジャ頭びっくりとんがりコーン教授は黒幕でしょ』

 

「何言ってるのよ!レフは...」

 

「この!...ふう、全く予想外の連続だよ。なんの脅威もないと判断したノア君...君がここまでめちゃくちゃにしてくれるとはね」

 

「...レフ?」

 

「ロマニにもすぐに管制室に来てくれと言ったのに...オルガ、君もだよ爆弾は君の真下に仕掛けて置いたのに、生きているとは」

 

「え?」

 

「いや、生きているのとは違うな、君はもう死んでいる肉体はとっくにね、君は生前レイシフトの適正がなかただろ?肉体があったままでは転移できない。君は死んだ事で初めてあれほど切望した力を手にしたのだ」

 

「..嘘..」

 

「だからカルデアに戻った時点で君のその意識は消滅する。」

 

「しょ、消滅って...私が?」

 

「だが、それではあまりにも哀れだ。生涯をカルデアに捧げた君に、せめて今どうなっているか見せてあげよう」

そう言うと、モジャ頭びっくりとんがりコーン教授が指パッチンをすると、目の前に丸く空間が空いてカルデアスが向こう側に見えた

 

「嘘よねこれ...そんな...あれ只の虚像でしょレフ?!」

と、オルガマリーちゃんは叫んでいるが僕は真っ赤に光ってる球体としか認識できない為、よく分からない

 

「本物だよ...君のために時空を繋げてあげたんだ

聖杯があればこんなこともできるからね」

 

『へ~え、それじゃあ可愛い女の子を集めて裸エプロンパーティーも夢じゃないって事だね!』

 

「マスター、この空気で自分に正直に言える所なんか尊敬しそうじゃよ」

 

「ノアぁぁぁ!お前はさっきからなんなんだ?!私が今!」

 

『いや~だってさ、どうせそのカルデアスにオルガマリーちゃん触れさせるつもりなんでしょ?

あ~あ、もう魂胆が見え見えなんだよねぇ...黒幕がこんなんってどうよ?』

 

「...レフがそんな事するわけ!」

 

「魂胆が見えているか...チッ

分かっているのなら丁度いい、君は所長が...いや、女好きの君なら少しぐらいは悲しんでくれることを祈って」

モジャ頭...レフ教授はなんらかの力を使い、オルガマリーちゃんをカルデアスにどんどん近づけていく

 

『信長ちゃん、ちょっとお願いがあるんだけど』

 

「?」

 

「いや、いやぁ!助けて!誰か助けて

どうして!どうしてこんな事ばっかりなの?嫌だ、嫌嫌嫌!だってまだ何もしていない!まだ誰にも褒めてさえ貰っていないのに!」

 

『イヤッホイ!助けに来ましたよっと!』

そう言いオルガマリーちゃんを思い切り吹き飛ばすと、地面へと落下した。僕はというと信長ちゃんに思い切りぶん投げて貰ったので止まれない...つまり

 

「がぁぁぁぁぁ!」

予想外ながらも、僕の叫びで笑みを漏らすレフ教授

 

「くくくくッ!はっはっは!オルガマリーちゃんの僕に対する好感度が上がったぜ!」

とか無理やり笑ったが、かなりヤバい

 

さて、そろそろIt's showtime

 

大嘘憑き(オール・フィクション)、信長ちゃんが僕を飛ばした事実を無かった事にした」

 

「なッ!?」

 

「「えぇ?!」」

 

「ど、どうなっとるんじゃ?」

 

『ふぅ、ただいまっと、さてお返しっと《未来の事象は過去に(もと)あり。運命よ、因果の絡みを具現せしめよ》』

二指を揃えて呪文を唱えると、レフ教授はカルデアスへと触れていた

 

「ぐっ?!ぎぃやぁぁぁぁ?!ぐ、おおオオォォォ!」

叫びを雄叫びに変えると、身体がボヤけて消える

 

 

「はぁッはぁッ!貴様らは終わるのだ!カルデア以外はみな此処、冬木のように焼却されている!残されたのはお前たちのみ!私が...ぐッ!?」

 

『はいは~い!無防備過ぎぃ~此処から逃げ(・・)なきゃ穴だらけになっちゃいますよ?もじゃ....とんがりおじさん?』

 

「覚えていろノア!」

今度こそレ...なんとか教授は消えていった

 

「きゃっ?!」

特異点が消滅するのか地震のようなものと、地割れ、落石が起こる

 

『ロマンちゃ~ん!レイシフトよろよろ~』

 

[分かってるんだが、そちらの崩壊の方が早いかもしれな━━]

通信が途切れてしまったのでここは先輩として指示を出そう!

 

 

『よし、取り敢えずレイシフトされるまで落石で怪我をしないよう━━』

僕は頭にバスケットボールよりも大きな岩が直撃して、意識を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よかった!間に合った、みんな無事だね?」

 

「マシュと立華は大丈夫じゃ、じゃがマスターは...」

 

「貴女はノア君のサーヴァント、織田信長だね?ノア君は━━」

 

「そこに頭から血を流しておるじゃろ?」

 

「ほ、本当だ!急いで治療を...」

 

「無駄じゃ、死んでおる」

 

「なっ?!」

心臓に手を当てるが動いていない、脈もない、冷たくなっている。

 

「...本当だ。でも、」

それならマスターが死亡したのにサーヴァントが現界できているのは何故━━

 

『よぉーし!格好悪いところ見せちゃったし、凄いところを見せちゃおう!大嘘憑き(オールフィクション)、オルガマリー・アニムスフィアの死を無かった事にした』

 

「え、ノア君?いきなり起きて...何を━━所長?!」

 

「んっ...此処は━━」

 

『あ!起きましたか?どうも~ノアでぇ~す!もう安心してくださいね!此処は安全ですから!』

 

「なんで...私は確か、死んだって...」

 

『さて、此処でネタばらし...する前に隠れてみているそこのサーヴァントちゃんも一緒に堂々と聞いたら?』

扉が開くと、ナイスバディのお姉さんが出てきた(なお、中身はじいさんの模様)

 

「バレていたようだね?ノア君」

 

『まぁこういう展開での王道ですしね!』

 

「さて、ノア君...話してくれるんだろう?」

 

『さてと、まず君たちが聴きたい点は4つ、一つは失ったはずの右腕が元通りな事、死亡した筈なのに元気なこと、セイバーちゃんの宝具を跳ね返した力、そして...僕の今のトレンドについゴホッ...いいパンチだね信長ちゃん』

 

「マスター、最後以外を早く答えてくれんかのぅ?」

わぉ、さては自分がふざけるのは良いけど他人がふざけすぎるのを許容できない系だな?!

 

『さっき使ったのは大嘘憑き(オールフィクション)、殆ど何でも無かった事にできる力だよ。そう、人の死さえもね?』

 

「...そんな..力が...」

 

「じゃあ君はさっき本当に死んでいて、生き返ったって事なのか?」

 

『生き返ったんじゃなくて、僕の死を無かった(・・・・)事にしたんだよ』

 

「じゃあ...ノア、貴方は私の死も無かったことにしたってこと?」

 

『そうですよ~!後はオフェリアちゃんの瀕死の怪我も全部キレイさっぱり無かった事にしておきましたよ!』

 

「オフェリア・ファムルソローネさんを?!

いや、待ってくれ...聴きたいんだけど制限とかあるのかい?」

 

『勿論、僕は神じゃないからね...死んでしまった人、死にかけの死人も同然の人そんな出来事を無かったことにできるのは二回まで、自分の死は何度でも無かったことにできるけどね』

 

「...そんな...私の為に大事な二回を━━」

 

「君の力で爆発を━━」

 

『あー試しましたが、どうやら僕には無かった事に出来ない事もあるらしいんですよ~

だから言ったでしょ?殆ど(・・・)って』

 

「そうか...分かった」

 

「して、セイバーの宝具を返した術はなんなんじゃ?」

 

『僕は数年前に君たちが神と呼ぶ存在を殺してね、神殺しってやつになったんだ。その時に殺した神はネメシスちゃん、その神の力は逃げ足の速さと因果応報っていう力でね

因果応報は自分にきた攻撃を相手に返すことができるんだ』

 

「神を...殺したって..」

 

「嘘は...言ってないらしいの」

 

『ぜ~んぶ事実だからね!あ~あ、疲れたから寝るね~』

 

「あ、ノア君!」

 

 

ウィーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『次は...フランスか』

 




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