今ロシアなんですけども楽しいですねぇ。
というか最近のイベント参加条件厳しくないですか? 黒猫さんはイベントで種火を大量に獲得したい人なのでかなりきついです。カレスコもないしね~宝石のおじいちゃんうちのカルデアでお待ちしてます笑
まぁこれでGW3本目の投稿になるのかな? 割といいペースでは? でも小説は楽しく書きたい勢なので、義務で書いたら負けな希ガス……
……グレイたんお迎えしたかったなぁ。
あぁ何とかランスロットがオルトースに殺される前に助け出せて良かったな。まぁ何か予想もしていなかったオマケも一緒にいたからつい助けてしまった。
「……ラック殿が助けてくれたのですか?
「まぁな。間一髪間に合って良かったよ」
「……感謝します」
「止めておけランスロット。感謝などする必要もないぞ。元凶はこいつなんだからな」
……それはその通りなんだけどこいつに言われるとムカつくなぁ。
「……ウォルクム? お前だけ迷宮に戻してやろうか?」
「………………チッ」
渋々ながらも黙ることにしたらしい。それが正しい選択だろうよ。誰だってあんなところに戻りたくはないだろうからな。
「まぁウォルクムを助けたのはついでだったが、それはいいや。とりあえずランスロットは迷宮攻略達成おめでとう」
ぱちぱちと手を叩いてランスロットを祝福する。何せあのマーリンでさえ無理ゲーだと放り出した迷宮の再奥地にある蛇の王の祭壇までたどり着いたのだから。
あの祭壇は迷宮で死んだ魔獣と人間の神秘を回収し、俺を通して島へと還元するための最重要施設。そう簡単にはたどり着けないように色々と罠を置いたり、迷いやすい構造にしたり、挙句の果てには祭壇に蛇の王、オルトースまで配置した。
オルトースと戦わなくても良かったとはいえ、とんでもない難易度の迷宮だったはずだ。
なんせ作成者の俺ですらその全貌を把握できていないのだから。
「とりあえずランスロットには渡す物を渡さないとね。はい聖剣。大事にするんだよ?」
拍子抜けするほどあっさりと聖剣は譲渡される。ランスロットもそう思ったようで口を開けて呆然としている。とはいえさっさと受け取って欲しい。わざわざニミュエに湖の底の洞窟まで取りに行って貰ったんだから。
というか普通に重いから。
「お~いランスロット? 受け取って欲しいんだけど? これ貰いに来たんだろ?」
「はっ! そうでした!」
そう言うとランスロットは震える手で聖剣を受け取る。よしよし、これで聖剣の内1本の所有者は決まった。残りは2本。まぁ歴史通りに行けば受け取るのはアーサー王とガヴェインだろうけどな。
まぁ歴史通りならいいことだ。大まかに分かってればある程度の対処はできるからな。
それに、本来俺はこの歴史においての最大の異分子。俺が関わることによって歴史が変化することもこれから多々あるかもしれないな。
それよりもランスロットには色々と言わなければならないことがある。
というかこういうのは聖剣の担い手であるニミュエの役目だと思うんだけどなぁ……まぁ
「じゃあランスロット、君にはその聖剣
「は、はい」
「まず君に渡した聖剣の1本、
あれは3年程前のニミュエともヴィヴィアンとも違う湖の乙女と出会った時のこと。俺は神秘の減衰の被害が最も酷い地域を訪ねていた。そこで出会ったのがその湖の乙女、名をニニアンという。彼女は神秘の減衰の影響を受けて、この世界に存在すること自体が難しい様子だった。大半を妖精鄉で過ごし、湖に誰かが来た時だけ湖に姿を現す。
だから俺は彼女に聞いた、これからどうしたいのかを、そして帰ってきた言葉は「まだやるべき仕事が残っているからこの世界に残るための手伝いをして欲しい」というものだった。
だから俺は彼女の願いを叶えてやることにした。その方法こそがたった今ランスロットに語った、聖剣のどれかに彼女を宿らせることで存在を固定する。あとは持ち手から魔力をある程度回収すればこの世界に残れるだろうことを説明した。
彼女二つ返事で了承した。そうなると問題はどの聖剣に宿るかということだけだったが他の2つに比べて、能力と呼べるものが特にない
それだけ消えたくなかったということなのだろう。
まぁそこまで説明してやるつもりはない。俺が教えるのはその剣が持つ力のみ。
「じゃあ今度は使い方。両手で柄を握れ」
「は、はい」
「そのまま起動しろ」
「……はい?」
首を傾げているランスロットには悪いがこればかりは感覚を掴めとしか言えない。だってあの聖剣、扱いにくすぎるんだよ! 聖剣に宿ってる湖の乙女の魔力を
そうつまり、聖剣から湖の乙女の魔力を引き出したければ、眠り続けている湖の乙女をたたき起こして、なおかつニニアンから魔力を貰わなくてはならないという鬼畜しようである。
それをランスロットに説明するとその難易度ゆえか、ランスロットはもちろん、ランスロットの隣で聞いていたウォルクムも頬を引き攣らせた。気持ちはすげぇ分かる。だが何とかしてくれ。こればかりはどうにもならんぞ。
「……コツとかはないのか?」
「……妖精の起こし方にコツとかはあると思ってんの?」
「……」
まさしくその通りであり、なんというかこれは大抵の長命種に当てはまることなのだが彼らはのんびりと生き過ぎている。なまじ寿命が長い分、かなり余裕を持って生きているからか数年間眠り続けているなんてやつもいるくらいだからな。
「まぁ強いて言うなら根気強く呼び掛けてみろ。そうしたらもしかしたら起きるかもな?」
「呼び掛けるですか……」
そう言うとランスロットは目を瞑り剣を鞘から抜き放った。恐らく意識を剣に集中させてニニアンを呼び出そうとしているんだろうけどその程度で上手くいくとは思えないんだけどなぁ。
そう思っていたが次の瞬間には剣先から赤い魔術回路が剣身を伝いそのままランスロットの右腕へと到達する。赤い魔術回路はどんどん腕を登っていき、ついに肩へと達した。
あまりの膨大な魔力にランスロットは顔を顰めるが俺はそんなことは全く気にしていなかった。なぜならそのあまりに膨大な魔力はまるで力を示すかのようにランスロットの右肩を突き抜けて形を成そうとしていたからである。
……まじで? あんな即興の瞑想程度でニニアンを起こして、なおかつニニアンから魔力を受け取ったのか?
正直全く意味が分からんが、この場は傍観するべきだろう。ここで邪魔したら間違いなくニニアンの機嫌は急降下するだろうからな。せっかく起きたんだから余計なことはしない。
「ぉぉおおおおおおおおお!!!」
そしてランスロットの裂帛と共に右肩に溜まっていた魔力が姿を見せる。
それは翼だった。薄く緑色に輝き、流動する純白の翼。
……そうなったか。あれは間違いなく妖精の翼、というよりも羽だな。片翼だから飛ぶことは不可能だろう。しかしあれは妖精の羽、ならばその要素は飛ぶことではなく跳ぶこと。
別次元への跳躍、それこそがあの羽に込められた力。
というかランスロットのやつ、地味に人間辞めたな? あいつも俺と同じで湖の乙女の加護を貰ってるから水の上に立ったりできるが、乙女の加護とはつまり権能の分配。そこに湖の乙女の魔力を
髪も元は紫だった髪が1部が真っ白に染まっており、右目も薄く輝いているように見える。
「……ランスロット、戻ってこい」
「……はい」
ランスロットが再度目を瞑ると羽が掻き消えて、白かった髪の毛も元の紫色へと戻った。ランスロットは今自分に起こったことに呆然としており焦点が合ってない。
恐らくは妖精の羽を発現させたせいで意識の1部が妖精鄉へと跳んでいたのだろう。これでランスロットは妖精鄉のやつらからも目を付けられるだろうな。
「ランスロット、お前は今自分が何をやったか分かってるのか?」
「……はい、理解しています」
「……そうか、自覚があるならまだいいだろう、問題はお前の能力は完璧に制御できないと危険過ぎるということか」
「待てラック、俺にも説明しろ」
ウォルクムが俺に聞いてくる。それなら俺も今見たものを整理するために1度言葉にして説明するとしようか。
「ランスロットは湖の乙女の加護と魔力を自分の体内で混ぜ合わせることで一時的に自分の肉体を妖精へと進化させた。あの状態ならもしかしたらマーリン辺りなら余裕で勝てるかもしれないな」
「……とんでもない力だったとは思ったが妖精の力だったか、それなら納得できるな」
「まぁとりあえず
「わ、分かりました」
原作通りならランスロットは第四次聖杯戦争に召喚される。そうなった時に冬木の汚染された魔力なんて吸収したら割ととんでもないことになるのは目に見えてる。
正直英雄王でも投げ出すレベルじゃないか?
「分かったらお前には1年間の修行を命じる。その力を完璧にコントロールできないとまずいからな。せめて無意識の魔力吸収だけは何とかしてくれ」
「分かりました。必ずや使いこなして見せましょう!」
「頑張れよ。あぁそれからもう1つだけ」
余計かもしれないがこれだけは言っておきたい。だがこれは未来を知っている俺だけが可能である忠告、俺が言わなければ誰も言うことがなく終わってしまう余計な一言。
「君は何となく女関係で色々と失敗する気がするから気をつけろ。もしそれで何かあったらここに来い。相談に乗ってやる」
「えっと……分かりました」
不思議そうな顔をしてランスロットとウォルクムは帰っていく。ウォルクムは最後に睨み付けてくるがその程度では何も思わない。
「お疲れ様ですラック様」
「ほんとに疲れたよ全く……次からはもう少し自重を覚えてもらいたいな」
後ろからやってきたニミュエの労いの言葉に答える。
実はランスロットオルトースのブレスから救った時に、その瞬間はまさにオルトースのブレスとランスロットの音速の剣撃の威力が最高値であった。俺は特にそっちに対処した訳ではなかったがそれが予想外の結果を呼び起こした。
何と、本来鋼鉄にも匹敵する硬度と、再生するために完全な破壊が不可能であるはずの迷宮の壁が破壊されてしまったのだ。
流石に予想外過ぎたが壁の破壊に気がついた時には迷宮の外へと脱出しており、対処は不可能だった。
その結果、異界にある迷宮とこの世界のブリテンとが繋がってしまい、その繋がりから数体の魔獣が脱走した。
まぁそれは正直大きな問題ではない。
というかメルランを助けるように頼むとか言ってたけど俺が適当に掛けた思考誘導程度の暗示に引っかかるのはどうなんだろう。
色々と面倒すぎる頼みを聞かなくてよくなったのは俺としてもありがたいけどせめて魔術師であるウォルクムは気づこうよ。あの暗示は割と簡単なものなんだけど……
「しかし性別変えられたんですね?」
「まぁ俺は本来島そのものだからな。性別にあまり意味は無いよ。男なのは……何となくかな」
ニミュエにはそう言ったが俺が普段男でいるのは前世が男であるためこの方が気持ち的に落ち着くのだ。別に女は女で楽しめるけどな。
「じゃあ今回はなぜ?」
「流石に俺があんな危険地帯に放り込んだのにそれを忘れてしかもクリア条件がとんでもない鬼畜だとね……だから助けに行ったんだけど、ラックのままで行くのは気まずくてな」
「なるほど……それしてもあの妖精状態凄かったですねぇ。まさか私達と同じ妖精になるだなんて」
「それは俺も驚いたよ。まさか人間辞めるとはな」
それに関しては今後も要観察するべきだろう。この島を滅ぼしうる原因になるようなら……俺が直接殺す必要がある。
まぁそうならないことを願うか。流石に知り合いの部下を仕事で殺すようなことはしたくないからな。いざとなったら躊躇わずに殺すけどさ。
俺はそんなことを考えながら俺は自然な流れでニミュエの肩を抱いて屋敷へともどるのだった
はいチート聖剣の完成です笑。能力としては周囲から魔力を吸収してランスロットに供給する無尽蔵な魔力と、アロンダイト本来の絶対に折れないっていう特性ぐらいですかね? あ、ちなみにビームが撃てるようになりました。唯一ビームが撃てない聖剣卒業おめでとう!
まぁ原作通りにいくと魔剣になるんですけどねぇ笑