転生したらマーリンの弟子になった   作:黒猫街夜

25 / 31
オリジナル要素はこれ以上出すつもりはないです。あとやるのは細々とした原作改変ですかね。その後にFate/ZEROに入ろうかなと思います。もうしばらくお付き合いくださいペコリ((・ω・)_ _))




そんな黒猫さんは、今回のFGOイベントを頑張って回りますた。というのも、今回の配布鯖の景虎さんが非常に黒猫さん好みだったのですっ! しかしそばに待ち構えるのは超大事なテスト! 終わったらめっちゃ回ってやると決意。

そしていざ終わるとたった一日で回りきる英傑✧\\ ٩( 'ω' )و //✧
最終再臨までやって霊衣開放して宝具レベル5にして聖杯まで捧げたったw

虎さんのあの笑顔良くない? あの顔で名前とか呼ばれたくない? あっMではありません。ただあのやばい目と顔が好きなだけです。勘違いしないように。



星は輝く

 魔術やらを駆使して調べた結果、ブリテンの上を流れ星が通過する時間を把握する事ができた。

 

 という訳なので当日、家の前の湖でニミュエと流れ星を観察する事になった。どうやらニミュエも流れ星が降ってくる時間を魔術で調べてたらしく、特に約束した訳でもないのに、家の前に揃う事になったのは意外だった。

 

 まぁマーリンがせっかく教えてくれたんだし、この機会を逃さずに、しっかりと星の光を捕まえておこう。星の光を閉じ込める器もバッチリゲットしたしな。後は調べた通りに星が流れる事を願うだけだな。

 

 「楽しみですねぇ」

 

 「こうやってのんびり夜空を見るのは初めてだっけ?」

 

 「そうですね。いつもは……まぁ……」

 

 まぁそうだね、大抵夜は一緒に寝てる。当然寝てるだけじゃなくて、色々とやる事はやってるけどな。

 例の妊娠実験もやってるから、そろそろ結果が出る頃だとは思うんだけどな。もし出来てたら名前とかどうしようか? 俺にセンスはないから、ニミュエに決めてもらう事になるだろうなぁ。

 そもそも生まれるのが男か女かすらも分からない。流石にそこら辺は調整できなかった。

 

 生まれる子供には、俺とニミュエの因子を半々にして調整してるから、まぁ間違いなく魔術は使えるだろう。本人がそれを得意とするのかは分からないが。

 使えるのと、使いこなせるのは違うのだ。別に魔術を極めて欲しい訳じゃないしな。確定してるのは、なるべくあのクソ夢魔(マーリン)に近寄らせる気はないという事だけだな。

 

 まぁ正直、前にも言った通り、俺が愛してるのはニミュエなので、間に生まれる子には愛情を注げるかと言われると言葉を濁さざるを得ない。

 

 生まれる経緯もあって、確実に魔術の才能はあるだろう。とはいえ確実にあると言えるのは魔術の才能のみ。本人が魔術を嫌がるなら、特に強制する必要はないだろう。自分の持つ才能と、自分の理想が合わない事なんてよくある事だ。だから絶対に強制はしない。

 この時代の魔術なんて、ほとんど魔法みたいなもんだし、使えれば便利なんていうレベルじゃない程、役立つことだろう。俺とニミュエの子供なら、膨大な魔力を保有して生まれるのは間違いない。

 

 「星の光があれば実験に役立つかもね」

 

 「そうですか……分かりました」

 

 ニミュエから、かつてない程のやる気を感じる。やっぱりニミュエも星の光を閉じ込めるつもり満々だったらしい。どうやって捕まえるつもりだったのかは知らないけど、ニミュエには形のないものを捕まえる魔術も教えてるから捕まえる事はできると思うけど。

 ニミュエが用意した器が一体なんなのか気になるところだが、それはこの後分かるだろう。

 

 そしてついに、時間が訪れる。

 

 夜空から急激な魔力が接近してくる。

 

 「来たか!」

 

 「はい! 来ました! でもこれは……」

 

 「……マーリンの野郎っしっかり説明してから帰れよ!」

 

 ()()()()()()()()()

 

 「役割分担! 一つ任せた!」

 

 「はいっ!」

 

 予め準備していた宝石を懐から取り出す。儀式もなしに星の光を封じ込めるのはほぼ不可能だと言える。ならば、最初から準備していた訳だが……この魔力は想定以上だな。封じ切れるか?

 まぁやるしかないんだけどな!

 

 宝石を媒体に、星の光の魔力を回収する。膨大な魔力は紅い宝石の中に吸い込まれ、そして宝石を変色させる。

 炎のような紅は、昼の太陽の如く純白へと生まれ変わった。ひとまずは成功したと言っていいだろう。

 

 ニミュエの方はどうなった?

 

 俺は気になってニミュエがいるであろう後ろを振り向いた。そこには、何かの生き物の外殻のような物で、魔力を回収しているニミュエがいた。

 というかあの器って俺が初めてニミュエに会った時にあげた蠍の素材じゃね? こんなところで活用してくんの? というか儀式場を作った訳でもなし、外殻に細工がしてある訳でもなし、なのに完璧に魔力を回収できている……魔力の回収は俺より上手いな。

 

 「ふぅ、お疲れ様です!」

 

 「お疲れ様、しかし魔力の回収上手いね?」

 

 「ラック様の教え方がいいんですよ」

 

 俺より上手く魔力回収しといてよく言うよ。まぁ口には出さないけどな。それはみっともないし。ここは素直に弟子兼嫁の成長を喜んでおくべきだろう。

 

 「中々魔力の扱いは上達してるっていうか俺よりも上だから、もうそこら辺は教える事はないね。後は経験を積んで、力を高めていこうか」

 

 「はいっ! 頑張ります! ですからこれからもしっかりと見ていてくださいね?」

 

 ニミュエの魔術の上達速度は異常だ。妖精としての能力が水を操る能力だった事を考慮しても、異様に成長が早い。膨大な魔力を駆使し、それらを完璧と言ってもいい程に操る。ついこの間まで魔術の素人だったとは思えない。

 まぁニミュエは妖精だからそういうものと相性が良かったのかもしれない。本人に聞いたら「愛の力です!」とか言ってまともな答えが帰ってこないのは目に見えてる。

 

 「じゃあ帰ろうか?」

 

 「はいっ! 今日こそ孕んで見せますよ!」

 

 嬉しいんだが、大声で宣言されると恥ずかしいんだよなぁ。まぁニミュエも自分で相当恥ずかしい事を言ったのを察したのか顔を真っ赤にして黙っちゃったし。可愛い。

 そして断言しておくが、今回こそ子供を作る事ができるだろう。試行錯誤の実験の結果、違う種族同士の間に子供ができないのは、母胎が他種族の魔力や精に適応できないからである事が分かった。

 

 簡単な話が、一時的に俺が妖精になればいいのである。マーリン辺りは『無茶言うな』とか言いそうであるが、俺に限ってはそんなに難しい話じゃない。そもそも性別すら定かではない俺は、この世界において非常に奇妙な存在だと言える。

 膨大な魔力を持ち、自らの内に別の人格を定着させ、肉体の性別すら変えられる。さらに言ってしまえば、俺の種族は唯一無二の種族、島の神秘の化身。

 この定義もかなり曖昧である。島の神秘であるくせに、俺は島の外に出る事もできる。まぁかなり力は削られるし、魔術に使用する魔力も自腹になるから自分から進んで出る事はほとんどないけどな。

 

 そんな俺ならば、ニミュエを参考にして自分の構成情報を組み替えてニミュエと同じ妖精になる事だってできるだろう。理論自体はできてるから何も心配はいらない。

 まぁ要するに、ニミュエとの間に子供ができる可能性が、いよいよ現実味を帯びてきたという訳だ。

 

 

 まさか前世で恋愛らしい恋愛をしなかった俺が、転生して、死亡フラグしかない型月世界で恋愛する事になるとはな……人生ってのは分からないもんだ。まぁ今の俺は人じゃないから人生じゃないけどな。言うなら島生ってところか?

 まぁそんな事はどうでもいい。とにかく今日も俺はのんびり眠る事はないんだろう。いつも通り疲れきって眠る事が確定している。

 

 「そういえば子供の名前とかどうしましょうか……」

 

 「そこら辺は生まれてから考えてもいい気がするけどなぁ」

 

 「ダメですよ? 私達妖精は、妊娠から出産まで一ヶ月もないんですから。しかもその後は急成長しますしね。だから妖精の子供はかなり希少なんですよ?」

 

 「……まじで? 急成長ってどれぐらい?」

 

 「そうですねぇ……だいたい一年もすれば人間でいう成人になるかと」

 

 それは凄いな。相変わらず幻想種には常識が通じない。

 

 「なんでも、一時期妖精の魔力に目をつけた人間達に妖精が乱獲された事があったそうで、そのほとんどがまだそんなに力のない子供だったそうです。だから少しでも抵抗できるように急成長するようですよ?」

 

 ……人間ってやつはろくな事しないな。元人間として情けなくなってくるんだが……まぁそういう事情なら仕方がないか。子供が成長していくのを見るのも若干楽しみにしてたが、種族としてそういうものだというならそれに逆らうのも問題だろうからな。

 生まれたばかりの子供にゆっくり育つように細工をすれば、のんびり育っていくのを楽しめるんだろうが、それも却下。自分の子供をこっちの都合で改造するのもどうかと思うしな。

 

 「そういう理由なら確かに名前は考えておかないとなぁ」

 

 「女の子の名前なら思いつくんですけどねぇ。男の子だった場合はいい名前が思いつきません」

 

 「女の子の名前を思いつくだけいいだろ。俺に関してはさっぱりだな。参考までにどんな名前を思いついたんだ?」

 

 「ガレスとかですかねぇ。まぁもう少し色々考えたいですし、二人で一緒に考えましょう?」

 

 「まぁそうだな」

 

 あれ? ガレスってどこかで聞いた事があった気が……まぁいいか。思い出せないって事はそんなに重要じゃないって事だろ。特に気にしなくて良さそうだな。

 というかヴォーディガーンが暴れ出すのもそろそろかね? いつ暴れるかは言ってなかったしなぁ。まぁ気長に待つか。白い竜を使った魔道具とかも作ってみたかったし。ヴォーディガーンが魔力全開で暴れれば、吹き出た魔力でしばらくブリテンの土地から神秘が流出するのを抑えられそうだし。

 

 「じゃあ今日も一緒に寝ましょう!」

 

 「はいはい……ちょっとは手加減してくれよ?」

 

 「はいっ! 頑張ります!」

 

 「頑張るのか……まぁいいや」

 

 

 

 

 

 




まぁ子供の名前で察しがついた方がほとんどだと思いますが原作改編ですw
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。