反省も後悔も微塵もしていない。
あと頼むから今回は最後まで読んで欲しい。
割と切実に。
俺はとある家で一人の老人を壁際に追い詰めていた。
老人は俺の目の前で尻もちをついていた。
しかしそれでもなお俺を奥の部屋に行かせないように必死に押し留めていた。
「頼む! 見逃してくれ! こいつは家族なんだ!」
「悪いけどそうも行かないんだよね~」
「そこを何とか! 頼むよ!」
「あんたも分かってるでしょ? もう被害が出てるんだってば。見逃す訳にはいかないよ」
「でも! こいつだって悪いやつじゃないんだ! ちょっと腹が減ってただけなんだよ!」
「いやぁ悪いけど家畜を喰うような蠍を放置しては置けないんだよねぇ」
そう俺はまたマーリンに虫退治を指示されているのだ。
ふざけるんじゃないと言いたい。
マーリンは俺を虫退治専門家何かだと思ってるんじゃないか?
「通るよ~」
「待て! 待ってくれ!」
老人の制止を無視して奥の部屋に踏み込む。
するとそこには想像以上の光景が広がっていた。
血溜まりの中で牛を食べ続ける蠍がいた。
「ガージュ! 食べるのを止めるんだ!」
「キシャァァァァァァァ!」
「思いっきり威嚇されてんじゃねえか」
「腹が減って苛立ってるんだよ! いつもはこんなに凶暴じゃない!
「とりあえずこれ以上被害が出ないように排除するぞ」
問答無用で火球を撃つ。
しかし火球は身体に当たってもなんの効果も出なかった。
「硬すぎだろ!? 何喰ったらこんな硬度になるんだよ!」
「ガージュはなんでも食べるからな!」
「自慢げにすんなくそじじい!」
まずは砂で拘束したいな。
動きさえ止めてしまえばあとはこっちのもんだ。
そんな事を考えていると蠍が尻尾を伸ばしてくる。
慌てて砂を伸ばし、尻尾を逸らす。
俺の砂の属性は流転。
それがあれば尻尾を受け流すことなどわけない。
つまり俺に攻撃を当てたければ動かずにさらには砂の最高硬度はダイヤモンドにも匹敵すらする攻撃じゃないと当てられない。
万物は流転する。
俺はこの島の中ならよっぽどの事がない限り攻撃は喰らわないだろう。
まぁ島から出たらかなり弱体化するけどな。
砂の維持に使う魔力も他の魔術の魔力も全部自分で調達しなければならなくなる。
俺はこの島にいる限り魔力を消費する必要がない。
俺が魔術を使おうとすれば勝手に島が魔力をくれる。
だから俺のこの砂を操作する魔力も島が出してくれてる。
しかし島を出たら俺の魔力で砂を操作する必要がある。
まぁ俺個人の魔力もそれなりにあるし問題ないけどな。
そんな事を考えているといつまで攻撃しても全く当たらないことに業を煮やして蠍自ら突っ込んできた。
まぁ捕まえられるけどさ。
砂を操作して空中で締め上げる。
そして徐々に全身を砂で包み込んでいく。
そしてその状態の砂を中心に凝縮していく!
結果として蠍は断末魔の声を上げる間もなくその身体を粉々に砕かれ死んでいった。
ちなみにこの技は某忍者マンガに出てくる技を参考にしている。
実際に試したらとんでもない威力だったから俺としても助かる。
「あぁ! ガージュ! なんて事だ!」
背後で老人が
人が死んでいなかったから良かったものの既に家畜には被害が出ている。
見逃すことはありえない。
「じゃあなじいさん。次からはもっとまともな生き物を飼ってくれ」
呆然としている老人に声を掛け家を出て行く。
この後寄るところがあるからな。
悪いがこのじいさんに構ってる暇はない。
マーリンから言われて寄るところがあるからな。
♢♢♢♢♢
コツコツと歩くと幻想的な湖に到着する。
あまりの美しさに引っ張られるかのように近づくと湖から一人の乙女が現れた。
「初めまして島の化身様。私はニュミエと申します」
乙女は優雅に一礼するとふわりと笑った。
見た目は大体10代後半と言ったところだろうか。
綺麗な藍色の髪を腰の辺りまで伸ばしていた。
「俺が島そのものだって言うのは知ってるんだ?」
「えぇ、その異常なほど濃い神秘を見ればある程度魔術に関係を持つ大抵の者は分かるでしょう」
「今まではマーリンにしかバレなかったけどなぁ」
「そうなのですか?」
そう言って小首をかしげた。
まぁ大抵の者って言ったって
感覚にズレが生じるのはあるのだろう。
その証拠にマーリン以外にバレたこと無かったし。
「それより、本日は一体何の御用でしょうか?」
「あぁ選定の剣の件でね。あの剣は絶対にアルトリアに抜かせたいらしくてね。だから選定の剣の台座に魔術までかけてアルトリア以外には抜けなくしたんだけどさ。定期的にかけ直す必要があってね。それをマーリンに頼まれたんだけどそのついでだし湖の乙女にも会ってこいって言われたんだよ」
「なるほど。そういう事ですか」
「えぇまぁ、そういえばアルトリアに加護をくれたみたいで、ありがとうございます」
「いえいえ、私が気に入っただけですから」
そこでふと気がついたように俺の砂に、正確には砂の中に取り込んでいた物に目を向けた。
「……それは?」
「あぁこれ? これさっきマーリンの依頼で討伐した蠍の毒針と皮だよ」
「……くださいませんか?」
「何でかな?」
「剣は持っていても鎧は1つも持っていなかったので作ってみたくなったのです。その素材があれば最高の鎧を作ることも可能でしょう。もちろんお礼はします」
「内容によるかな? その内容によっては譲ってもいいよ?」
「まずは千里眼を差し上げます」
「……へぇ? 千里眼か……正直かなり欲しいけどどんな効果になるのかな?」
「それはあなた次第です。私に出来るのはあなたの目を千里眼に変えることだけです」
「なるほど、まぁそれなら……」
「まだあります」
「まだあったの? 千里眼でも破格なんだけどな」
「ならば個人的な贈り物とお考えください」
「ありがたいけどいいの?」
「はい、何も問題ありません。ですが気になると言うなら私に魔術を教えてくださいませんか?」
「はい?」
俺はFateにかなりハマってそれに関する人物の歴史を調べたりもした。
その知識をこの世界に当てはめていいならマーリンが乙女を気に入って自分の魔術を教えたはずだ。
それをFate時空に当てはめていいのかは分からないけどな。
なんせ既に俺というイレギュラーが存在する。
「俺が教える必要ある? 湖の乙女の君なら普通にかなりの魔術が使えるはずだけど?」
「私の場合は魔術と言うよりどちらかといえば特性や異能と言った方がいいのです。ですから一応魔術というものを習ってみたかったのです」
「まぁ貰えるものが貰えればいいけどさ。それで何をくれるの?」
「幻想種の皮で作られた外套です。まぁ頑丈だということだけが取り柄ですが……」
「ふーん。まぁそれでいっか。じゃあこれどうぞ」
「有難うございます! では失礼しますね?」
そういうと湖の乙女は俺の両目を覆い隠すように手をかざした。
そしてその手から魔力が溢れ自分の目に流れ込んでくるのが分かる。
数秒経つとすっと手が退けられ目の前に湖の乙女の顔があった。
「どうですか?」
「うーん、まだなんとも言えないね」
「そうですか……まぁいずれ分かる時が来るでしょうね」
「だといいね〜」
「では魔術を教えてください」
「いいよ。まぁそれは明日からかな」
「? 何故ですか?」
理由に全く思い至らないかのように小首をかしげる。
なんか可愛いな。
思わず見とれてしまった。
「もうすぐ日が暮れるからね。俺も結構歩いたしそろそろ休憩したいんだよ」
空は既に夕焼けに染まっていた。
もうすぐ日が暮れる。
どんな魔獣が出るか分かったもんじゃない。
「本当ですね。全く気が付きませんでした」
「まぁその辺で野宿するから。また明日ね」
そう言って踵を返すが袖を掴まれる。
「この辺りには魔獣が出ますから家に泊まっていってください」
「家?」
この周辺に家は見当たらない。
彼女が見つからないようにしているのだろうか?
彼女ならそれくらいはできそうな気がするし。
「はい、私の家です」
彼女はそう言うと
「な!?」
いきなりの事で抵抗らしい抵抗もできず呆気なく水の中に落ちた。
しかし不思議な事に冷たさを感じない。
それどころか呼吸ができる。
水の中特有の浮遊感も感じない。
不思議に思ってとっさに閉じた目を恐る恐る開くとそこにはポツンと一軒家が建っていた。
驚きに言葉を失っていると悪戯に成功したように可愛らしく笑う湖の乙女が楽しそうに俺に語った。
なんでもここは水を境界にして別の空間に繋げたらしい。
そしてここは妖精鄉の外れにある場所なのだそうだ。
流石は湖の乙女だと感服する他ない。
湖の乙女にもそう告げたが若干顔を赤くして照れていた。
なんだこの可愛い生き物。
でもなんて言うかアルトリアとは別のベクトルの可愛さだな。
アルトリアは微笑ましい可愛さだが湖の乙女の可愛さはなんとなく守ってあげたくなる可愛いさなのだ。
流石に照れくさいから本人には言わないが。
「じゃあお世話になろうかな」
「是非そうしてください。明日はあなたに魔術を教わるんですから」
「じゃあ泊めてくれたお礼替わりに俺が料理を作ろうかな。妖精も食事は摂るのかな?」
「そんな! 悪いですよ! あなたはお客さんなんだから!」
なんというか思った以上に人間味があるな。
妖精はやっぱり人間とは違うのだ。
しかしこうして接すると同じ人間と接しているような気がする。
まぁそれはそれ。
お礼は押し切るとも。
「妖精って食事は摂れるのかな?」
あえて同じ言葉を繰り返す
すると湖の乙女は口ごもりながらも肯定した。
「食事は摂れます。ですが娯楽としてです。別に食べなくても何も問題は無いのですが……」
「じゃあ食べられないものは?」
「……特にはありません」
「分かったよ。これでもそれなりに料理はできるんだ。早速厨房借りるよ〜」
反論はさせずに厨房へと向かう。
まぁこれからお世話になるしこれくらいはね?
保管してあった食材を許可をとってから使う。
流石に他人の食材を無許可で使うのは気が引ける。
ジュージューと音を立てて肉を焼く。
大体30分程たっただろうか。
二人分の料理を砂を使って人手を増やし一気に二人分作った。
「できたよ〜」
「わぁ! やっとですか! 美味しそうな匂いでもう限界です!」
皿を机の上に置いて俺も座る。
「~~~~!!!」
湖の乙女は一口食べると驚愕したように目を見開いた。
「こ、これは!?」
「オリジナル料理です」
まぁ嘘だがな。
実際はただのデミグラスハンバーグである。
色々と手間がかかるがこれだけ喜んでくれるならそのかいもあったというものだ。
「オリジナル料理ですか? これすごく美味しいです! なんて言う料理なんですか?」
「デミグラスハンバーグですね」
俺は前世でも普通に料理はできた。
まぁあの頃は役に立てばいいかと思っていたが今は違う。
この時代の料理は雑すぎる。
焼いただけだったり生野菜だけだったり。
前世の美味い飯を知ってる俺からすれば拷問に近かった。
だから俺はこの世界で前世の料理の味をなるべく再現しようとめっちゃ頑張った。
これはその努力の結晶なのだ。
「あっ……」
ふと気づくと湖の乙女は食べ終わっていた。
そしてまだ食べ足りないと言わんばかりに小さく声を上げた。
そして懇願するようにこちらを見上げてくる。
可愛すぎるかよ。
マジ天使。いや妖精だけど。
「申し訳ない。お代わりは作ってないんですよ」
「あっ、いえその催促したわけじゃないんですよ? ただすごく美味しいから……」
「そう言って貰えると嬉しいです」
そう言って微笑むと湖の乙女も微笑んだ。
「疲れてるなら水浴びとかどうですか? 外にありますよ?」
「ありがとうございます。じゃあ入ってきます」
今日は結構歩いた。
魔術を使えば飛ぶことはできるが足が地面から離れるため魔力は自腹になる。
さらにどちらかと言えば弱体化するのでいざと言う時に備えて俺はなるべく歩いている。
そのため汗をかくのだ。
島の神秘である俺も汗をかくし疲れる。
マーリン曰くそういった法則は人間に近いのだそう。
まぁ性能と正体は人間とは言えないが。
そんなことを考えながら外に出ると確かに湖があった。
とても綺麗で不純物が1つもなかった。
俺は服を脱いで傍に置いてあった桶で水を被る。
そして湖に入る。
すると湖には神秘の島であるブリテンなんか目じゃない程の大量の神秘が含まれていた。
これを見て1つひらめいたことがある。
この水ブリテンに持っていったら神秘を保つ手助けになるんじゃないか?
これだけ神秘が含まれていたら一部分だけでも神秘を保つことができるかもしれない。
……いや、やめておこう。
ブリテン島は滅びる運命。それを本当に覆してしまったら抑止力に目をつけられかねない。
流石に抑止力と喧嘩をするつもりは無い。
あのアーチャーとは会ってみたいけどね。
うん、やっぱり何も気づかなかった事にしよう!
それが1番いい気がする!
数分程で湖を出て家の中に戻る。
「おかえりなさい。どうでした?」
「とんでも無い魔力だったよ。流石は妖精鄉って事かな」
そうでしょう? と彼女は笑った。
「もう遅いですし寝ますか?」
「そうさせてもらうよ。もう眠くてさ」
「でしたら2階にベッドがございます。まぁしばらくはのんびりしていってください」
「ありがとう。それじゃあまた明日」
「はいまた明日」
湖の乙女と別れて2階に上がると聞いた通りベッドが置いてあった。
何故かダブルベッドだったが。
まぁそこはあまり気にせず眠りにつく。
疲れていたのかベッドに入ってから数分で眠りについた。
部屋に誰かが入ってきた気配で目を覚ます。
気配を探ると入って来たのは湖の乙女だった。
まぁここは妖精鄉の外れにあるらしいからな。
この部屋に来るのは湖の乙女しかいない。
しかし問題は目的が分からないことだ。
目的が分かるまでは寝たふりをしておくか。
湖の乙女はゆっくりと俺に近づいてくると布団に向かって手を伸ばす。
これ以上は危険かな?
そう判断して砂で手を絡め取る。
「え!?」
そして起き上がり湖の乙女を見た。
いや
湖の乙女は
俺は呆然とした訳でもなく興奮した訳でもないが、見とれていた。
完璧な程の調和された美に目を奪われていた。
たっぷりと数秒間フリーズしたあと湖の乙女が照れて顔を俯いたところでようやく我を取り戻した。
とりあえず応急処置として腕を絡めていた砂を湖の乙女を纏うように動かした。
これで一安心かと思いきや砂から伝わる柔らかい感触にまたフリーズした。
俺の砂は身体の1部のようなものだ。
だから砂が触った物の感触を俺に伝えるという機能もある。
慌てて砂の感覚同調を遮断する。
あっぶねぇぇぇぇぇ!
割とマジで理性が飛ばされるところだった。
何度か深呼吸をして落ち着きを取り戻す。
そしてしっかりと湖の乙女の目を見つめる。
「……何故こんなことを?」
「…………」
「…………」
お互いを気まずい沈黙が包む。
この空気はどうしたらいいんだろう。
「……何故寝て無かったんですか?」
「へ?」
「私はあなたに睡眠誘導をかけたんです。ですから寝てないとおかしいでしょう!」
なるほど。それであんなに早く眠れたわけだ。
俺は基本的にあらゆる魔術が効かない。
理由は前にも言った通り俺は島の神秘そのものだ。
だから俺に魔術をかけたければ島に効くレベルの魔術じゃないといけないのだ。
それゆえに俺には睡眠誘導なんて普段は効かない。
しかしここは妖精鄉。
ブリテンでは無い。
だから睡眠誘導が効いたのだろう。
しかしだからこそ俺は予防線を張っていた。
この部屋には俺の砂を撒いてある。
その砂に触れると俺にも触れられた感覚が分かるのだ。
それを説明すると湖の乙女はなるほどと納得していた。
「いやいやいや! 俺は全く納得できないんだが!? 頼むからちゃんと説明してくれ!」
「……笑わないで下さいね?」
「内容による」
「そこは笑わないって言うところでしょう……まぁいいです。私がこんな事をした原因は…………ひ、一目惚れです///……」
「………………………………………………ん?」
理解するのに長い時間をかけた。
いやまぁ今世はそういう事はよくある。
この顔はよくも悪くも目立つからな。
俺が驚いたのは湖の乙女はアーサー王伝説の登場人物だからだ。
そして俺は本来部外者である存在。
その俺が湖の乙女である彼女に恋を
これは大丈夫なのだろうか?
抑止力とまではいかなくてもなにかが大きく変わるかもしれない。
アルトリアと関わって置いて何を今更と思うかもしれないが俺はなるべくマーリンでもできることはマーリンに任せている。
俺がやる事は他の誰かができることしかやらない。
俺にしかできないことは絶対にやらないように避けていた。
しかしこれは違う。
俺に好意を抱いた。
他でもない俺に。
これじゃあ歴史が変わる可能性がある。
それはなるべく避けたいのだ。
「……迷惑でしたか?」
「……いや、そうじゃないよ。驚いただけ」
どうしよう。
俺としてはとても嬉しい。
不安要素が無ければ全力で喜ぶところだ。
でも……。
「駄目、ですか……?」
あ、これダメだ。
潤んだ瞳、上目遣い、着てるのは砂だけ。
スリーアウト。
理性が弾け飛ぶ音を聞いた。
問答無用で布団の中に引きずり込む。
「お前から来たんだし……いいよな?」
何がとは聞かないし、そもそも返答を聞くつもりがない。
砂を解除すると恥ずかしがって隠そうとするがそれは許さない。
両手を砂で縛り抵抗できなくするとさらに顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。
もはや理性は欠片も残ってなかった。
抑止力とかしらん。
歴史の改変? うるさい黙れ。
どうせ俺は既に死んだ人間だ。
今世では人間ですらない。
そのくらいはなんとかしてやるさ。
俺はブリテンに生きるマーリンの弟子、ラックだ。
そんな細かい事を気にしてたらマーリンに笑われる。
この時ようやく俺はラックになれたと思う。
今まではどこか前世と今世を重ねて慎重になりすぎた気がする。
俺はもう迷わないとそう誓った。
やり切ったぜ……
非リア充の俺が書くにはダメージが大きすぎたw
これ友達も読んでくれてるんだけどなんて言われるか……コワイナー
今回の進展
・千里眼をゲット!(内容不明です)
・幻想種の外套ゲット!(もしも砂の防御が突破されても大丈夫になった)
・妖精の嫁さんゲット!(戦力として考えたら普通にとんでもないしさらに魔術でまだまだ強くなるぞ)
……これなんてチート?