ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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投稿ペースは亀とか言った自分はどこへ……こんなにもフルスロットルな理由は、書きたいことが後半に盛りだくさんだからです!


第1章 9話 「ようこそ堕天使ヨハネ」

 

 

 

次の日、千歌、曜、梨子、花丸は沼津まで来ていた

 

曜「よく良く考えたら私達、ずっとスパイク履かずにサッカーしてたんだね…」

 

梨子「ごめんなさい、早く言ってあげればよかったんだけど…」

 

千歌「ひとまず、スパイクを売っているお店まで来てみたけど、どんなスパイクを買えばいいの?」

 

花丸「未来ずらー…」

 

梨子「普通の靴と同じで、自分に合うのを買えばいいのよ。あと、ソックスとレガースも必要ね」

 

千歌「レガース?」

 

梨子「レガースっていうのは脛につける、防具みたいなものね。つけていないと直接、脛を蹴られるし、大会にもでれないわよ?」

 

花丸「弁慶の泣き所ずらか…考えるだけでも恐ろしいずら」

 

曜「じゃあ、サッカーのソックスってレガースも被せられるほど長いってこと?」

 

千歌「あ!確かにテレビとかで見るサッカー選手達の靴下、長いなーって思ってた!」

 

梨子「そうね。じゃあ3点選んじゃいましょうか」

 

 

 

 

 

 

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一方その頃 「十千万旅館」

 

 

善子「どうして私達は千歌さんの部屋で裁縫してるの?」

 

ルビィ「それが千歌先輩達、スパイク、レガース、ソックスを持ってないっていうことが分かって…」

 

善子「花丸はともかく、千歌さん達、結構練習してたんでしょ?なんで気づかないのよ…」

 

ルビィ「あはは…」

 

ルビィと善子は千歌の部屋で浦の星サッカー部のユニフォームを作っていた。大会出場するためには必要不可欠である

 

ルビィ「あ!千歌先輩からメール来たよ。もうすぐで着くって!」

 

 

 

 

 

 

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千歌「たっだいまーー!!!!」

 

ルビィ「おかえりなさい!」

 

千歌が扉を勢いよく開け、袋をさげながら帰ってきた

 

善子「その様子じゃ、ちゃんと買えたようね」

 

千歌「うん!じゃじゃーん!これが私のスパイクです!」

 

千歌が袋から箱を取り出し、中からスパイクを取り出す。カラーはオレンジ、そこにホワイトでオレンジのロゴが入っている

 

善子「うん。オレンジね。」

 

千歌「違うよ!みかん!これはみかん色のみかんスパイクなのだ!」

 

どっちも同じなのでは…と思った善子は4人に完成したユニフォームを見せる

 

善子「ひとまず…ユニフォームはこんなところかしら?でも、本当にいいの?」

 

梨子「はあ・・・良いのかなぁ・・・本当に・・・」

 

梨子がため息をつくのは無理もない。そのユニフォームはどちらかというとゴスロリのような。まさに堕天使のようなユニフォームだった

 

ルビィ「なんか恥ずかしい・・・」

 

花丸「落ち着かないずら・・・」

 

梨子「ねえ、本当に大丈夫なの?こんな格好で試合出て・・・」

 

千歌「これでいいんだよ!!フィールド上では堕天使の魅力をみんなで思いっきり振りまくの!!!」

 

善子「堕天使の・・・魅力を・・・?ダメダメ!!!そんなのドン引かれるに決まってるでしょ!!!」

 

千歌「大丈夫だよ。きっと…

 

千歌が想像するのと一緒に善子も想像する

 

『貴方も堕天の力に溺れなさい!ー デスドロップ!! ー』

 

まるで悪魔のような禍々しいボールがゴールネットを揺らし、善子は歓声の嵐の中にいる

 

『私の堕天シュートを止めることは…不可能!!ギラン』

 

 

 

 

善子も最初は堕天使ユニフォームに否定的だったのだが、千歌の一言で善子も直ぐに協力ムードになってしまった

 

梨子「しょうがないわね…」

 

千歌「じゃあ、これで明日、生徒会室で許可を取りに行こう!」

 

曜「本当に大丈夫だよね?」

 

千歌「大丈夫だよ!ダイヤさんもOKを出してくれるって」

 

 

 

 

 

 

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ダイヤ「OKを出すわけないでしょう!!!!!!!???」

 

ダイヤの怒号が生徒会室に響き渡る

 

ダイヤ「こういうのは破廉恥と言うのですわ!!!」

 

千歌「いやー・・・そういうユニフォームというか・・・」

 

梨子「だから私は良いの?って言ったのに・・・」

 

ダイヤ「・・・そもそも、私がルビィにサッカーを認めたのは、節度を持って自分の意思でやりたいと言ったからです!!こんな格好をさせて注目を浴びようなんて・・・」

 

ダイヤ「ごめんなさい・・・お姉ちゃん・・・」

 

ルビィが謝ると、ダイヤは少し熱くなりすぎたと怒りの度合いを下げた

 

ダイヤ「とにかく、キャラが立ってないとか、個性がないとか、人気が出ないとか、そういう狙いでサッカーをしているわけではないでしょう?貴方達は」

 

千歌「……はい、」

 

ダイヤ「自分達が何のためにサッカーをしているのか、もう一度考えることですね!!」

 

 

 

 

 

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その後、反省会ともう一度ユニフォームを作り直すために、浦女前のバス停が面している岬のような場所にみんなで腰掛けていた

 

千歌「失敗したなぁー・・・確かにダイヤさんの言う通りだね・・・私達は上手くなるため、勝つために、サッカーをしているんだよね…」

 

ルビィ「千歌さんが悪いわけじゃないです…」

 

善子「そうよ。いけなかったの、堕天使」

 

千歌「え?」

 

善子「やっぱり高校生になっても通じないよ」

 

千歌「それは・・・!!!」

 

善子「なんかスッキリした。明日から今度こそ普通の高校生になれそう」

 

堕天使を完全に否定する善子に、ルビィはサッカー部には入るのか聞くと善子は

 

善子「うーん・・・やめとく。迷惑かけそうだし・・・じゃあ」

 

と答え、バス停の方向に歩いて行く。そして、何かを思い出したかのように足を止めると、くるっとこっちを向き

 

善子「少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれて、ありがとね。楽しかったよ」

 

笑顔でそう言った。5人はただ見ていることしか出来なかった

 

梨子「どうして堕天使だったんだろう…」

 

花丸「マル、わかる気がします。ずっと、普通だったんだと思うんです。私達と同じで、あまり目立たなくて。そういう時、思いませんか?これが本当の自分なのかなって。元々は堕天使みたいにキラキラ輝いていて。何かの弾みで、こうなっちゃってるんじゃないかって。」

 

梨子「確かにそういう気持ち、あった気がする」

 

花丸「・・・幼稚園の頃の善子ちゃん、いつも言ってたんです。"私、本当は天使なの。いつか羽が生えて、天に帰るんだ!!!"って・・・」

 

 

 

 

 

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次の日の朝、善子は堕天使グッズをすべて、ごみ収集倉庫に持ってきていた

 

善子「これでよし…」

 

善子が倉庫から出てきた時、誰かによびかけられる

 

千歌「堕天使ヨハネちゃん」

 

「「「サッカー部に入りませんか???」」」

 

千歌達は声を合わせて善子を勧誘すると、善子は、「はあ?」と言いながら首を傾げた

 

千歌「ううん。入ってください!サッカー部に!堕天使ヨハネとして!!!」

 

善子「何言ってるの!?昨日話したでしょ?それに・・・」

 

千歌「良いんだよ!!!堕天使で!!!自分が好きならそれでいいんだよ!!!」

 

善子「……駄目よ」

 

善子は走って逃げ出す。千歌達はすぐに善子を追いかける

 

善子「生徒会長に怒られたでしょ!!!」

 

千歌「うん!それは私達が悪かったんだよ!!善子ちゃんは良いんだよ!!!そのまんまで!!!」

 

善子「どういう意味ー!?」

 

 

 

 

 

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善子「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

 

5人「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

 

善子は諦めたのか、沼津港大型展望水門びゅうおの北側出入口付近で走るのをやめてしまった

 

千歌「フィールドの上で、自分の好きを迷わず見せて、目指すんだよ、上を!!サッカーは!!!周りにどう思われるとか、人気がどうとかじゃない。自分が一番好きな姿を、輝いている姿を見せることなんだよ。だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!!!自分が堕天使を好きな限り!!!」

 

善子「良いの?変な事言うわよ?」

 

曜「良いよ!」

 

善子「時々、儀式とかもするかも?」

 

梨子「そのくらい我慢するわ」

 

善子「リトルデーモンになれって言うかも・・・!!!」

 

千歌「それは・・・でも、ヤダったらヤダって言う。だから!」

 

千歌は善子に近づき、微笑みながら黒い羽を差し出した。善子は、すべてを受け入れてくれたらしく、黒い羽を受け取った

 

 

 

 

 

 

 

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ダイヤ「鞠莉さん!!!!」

 

鞠莉「どうしたのでーすか?」

 

ダイヤは理事長室に駆け込み、とても焦っているのか机に両手を叩きつける

 

ダイヤ「あのメールはなんですの!!?」

 

鞠莉「何って、書いてあるとおりデース」

 

ダイヤ「そんな…嘘でしょ…」

 

 

 

 

 

 

その頃、サッカー部部室に置いてあるパソコンには一通のメールが届いていた

 

 

 

 




デスドロップ
剣城京介のシュート技です。ヨハネには剣の技がベストマッチすぎますよね!

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