ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです。
いやー、本当に申し訳ないです。日付変更までに間に合いませんでした…頑張ったんですが…どうしても忙しくて。
なんとか更新しましたので、どうぞ




第3章 37話 「韓国戦 "崩れ始めた希望"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

後半戦。韓国は日本の動きに対応し、一段階上のスピードと正確なプレーで日本を苦しめる。しかし、果南が絶体絶命の状況の中でも、自慢の底力でスーパーセーブを魅せる。そして、理亞が失われたはずの"Awaken the power"を!?

 

 

 

 

 

 

 

ー ??? ー

 

 

「マリー!やっぱりここにいた!」

 

鞠莉「…!」

 

「日本?」

 

鞠莉「まぁね〜」

 

「…マリー、いつも見てるよね。日本の試合」

 

鞠莉「えぇ。大切な仲間の試合だもの」

 

「ふむふむ…」

 

鞠莉「…」

 

「うん。負けるね。このままじゃ、」

 

鞠莉「…」

 

「さてさて、どうするのかな?日本は」

 

鞠莉「…(みんな…)」

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

理亞「"Awaken the power"!!」ゴゴゴゴゴ

 

 

曜「ほ、本当に発動しちゃったよ…」

 

千歌「でも、あれでもまだ未完成なんでしょ?」

 

 

"未完成"。千歌はそう言った。

というのも、今理亞が発動している"Awaken the power"はあの時のように完全ではない。

その証拠に…

 

 

穂乃果「髪と目の色が変わってない…」

 

月「うん。それに、オーストラリア戦の時よりもオーラが小さい。あの時のを100%と見ると、これは60%ぐらい…」

 

月「でも、ここまで持ってくるのは…流石に天才すぎる…」

 

 

理亞は確かに、オーストラリア戦以降、"Awaken the power"を使えなくなっていた。

しかし、感覚だけは…あの溢れる感覚だけは…体に染み付くように残っていた。

その感覚を頼りに、この短期間で完成の6割にまでにすることができたのだ

 

 

理亞「!!」バッ!

 

梨子「理亞ちゃんがドリブルを!」

 

英玲奈「畳み掛ける気か…」

 

 

『鹿角理亞がドリブルを開始!!しかし、韓国のDFも黙ってはいません!!』

 

 

ソンファン「行かせないよ!」

 

ミョンホ「ここで止める!!」

 

理亞「!」ゴゴゴゴゴ

 

 

1対2。

普通ならば、理亞にとって不利な状況である。

だが、今は2人でも3人でも関係ない

 

 

ソンファン「ー 地走り火炎 ー!!」

 

聖良「理亞!!」

 

 

ソンファンの回し蹴りがボールに炸裂する

 

 

 

 

 

 

ドオォン!!!!

 

 

 

 

 

理亞「…」ゴゴゴゴゴ

 

 

もう一度言おう

 

 

ソンファン「!!!?」グググ…

 

ソンファン「ボールが、動かない!?」グググ…

 

 

 

今の理亞には関係ない

 

 

 

『動きません!!ボールを奪えない!!鹿角理亞が足で押さえているボールに、確かにソンファンは回し蹴りを直撃させた…今もしていますが、鹿角理亞は表情すら変えず……!!』

 

 

理亞「そんなんじゃ、一生取れない」バッ!!

 

ソンファン「っっ!!」

 

ミョンホ「化け、物…」

 

 

いっきに抜き去る理亞。

もう既にゴールは目の前。

すぐにシュートの構えに入る

 

 

理亞「っっっ!!!」バッ!

 

 

ザシュッ!!ザシュッ!!ザシュッ!!

凶暴な狼の爪でボールを切り裂く。

叫びながら放たれるのは…

理亞が磨き上げてきたシュート

 

 

理亞「ー ウルフレジェンドGX ー!!」ドガァン!!

 

 

海未「"Awaken the power"状態で"ウルフレジェンド"!!」

 

花陽「す、凄い威力です!これなら…!!」

 

 

通常のシュートよりも何倍にも膨れ上がっているパワー。

このまま行けば確実に決まる…!

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

「必殺タクティクス!」

 

 

 

ドゴオォォォン!!!!!!

 

 

理亞「な…」

 

日本「「「!!!!??」」」

 

 

 

「ー 龍尾 ー!!」

 

 

『な、なんと…鹿角理亞の強力なシュートさえも、韓国のシュートブロックに阻まれてしまった…日本、これ以上の得点は難しいのか!?』

 

 

希「理亞ちゃんのシュートでも破れない…」

 

にこ「ちょっと!理亞はなんで"Awaken the beast"を使わなかったの!?」

 

真恋「……使えない、のよ」

 

にこ「え…?」

 

ダイヤ「どういうことですか?」

 

真恋「"Awaken the beast"は、"Awaken the power"状態の時にしか使えない技…確かに、"Awaken the power"は発動出来ているけど、あれは未完成」

 

ダイヤ「"Awaken the beast"も威力が半減する…」

 

真恋「そういうことよ」

 

 

 

理亞「ハァ…ハァ…やっぱり、"Awaken the beast"じゃないと…」ゴゴゴゴゴ

 

月「理亞ちゃん。"Awaken the power"を使いすぎないようにね。まだチャンスはあるから、」

 

理亞「…わかった」シュウゥゥン…

 

 

理亞は"Awaken the power"を解除する。

やはり、まだ慣れていないため、無駄に体力が減っていく…

 

 

理亞「…」

 

 

これを発動すればするほど思い知らされる。

ルビィと自分の距離

 

 

理亞「…やっぱり、悔しい」

 

 

 

その後も、日本は何度もシュートを放った。

しかし、すべて"龍尾"に弾かれてしまう…

そんな中、穂乃果が動く

 

 

穂乃果「うおぉぉぉらあぁ!!!」ドガァン!!

 

穂乃果「ー ブレイブショット ー!!」

 

 

「ー 龍尾 ー!!」ドゴオォォォン!!

 

 

穂乃果「…!!行ける!!」

 

月「"ブレイブショット"が押しているよ!」

 

 

穂乃果は宣言通り、"龍尾"をシュートで吹き飛ばそうとしていた。

龍の尾は徐々に押され…

 

 

チャンスウ「ぐっ!?」

 

花陽「越えた!!」

 

花丸「行けるずら!!」

 

 

あとはゴールに入るだけ…!!

日本の選手達がそう確信した時だった

 

 

ジョンス「ー だいばくはつはりて ー!!」

 

日本「「「!!!!??」」」

 

穂乃果「あちゃー…忘れてた」

 

 

『止めたぁぁ!!!!高坂穂乃果の必殺シュートは、"龍尾"を越えるも、威力が落ちてしまったためGKに防がれてしまった!!』

 

 

月「いやーきついね。龍を越えてもGKがいるんじゃ…」

 

穂乃果「うん。これは本当に1点を死守した方がいいかもしれないね」

 

 

弾かれたボールは韓国に渡った。

日本はなんとか抑えようとするも、徐々に体力の減りが目立ってきていた

 

 

曜「あっ…!?」

 

ペクヨン「足が動いてないよ!!」バッ

 

 

梨子「曜ちゃんが抜かれた…!」ハァハァ

 

聖良「フォローに行かなくては…」ハァハァ

 

 

この時。

聖良はいつもだったら絶対にしないミスをしていた

 

 

ペクヨン「ジウォン!」パス

 

ことり「え!?」

 

聖良「しまっ、た…」

 

 

体力の減りとは…その人の思考能力をも奪う…

 

 

ジウォン「!」

 

 

聖良達DFは、ノーマークの選手を作ってしまっていたのである

 

 

ツバサ「まずい、わね」

 

千歌「果南ちゃん!!」

 

 

果南「任せて!!!」バッ

 

 

ここまで韓国相手に無失点で、きている果南。

果南には自信があった。

今の自分なら絶対に止められる、と

 

 

ジウォン「ー レッドブレイク ー!!」ドガァン!

 

果南「!!(左隅…!)」

 

 

ジウォンはシュートをゴールの左隅へ。

果南はすぐに反応し、右手にオーラを込めながら、飛ぶ

 

 

果南「捻り潰す!!」バッ!

 

 

しかし、韓国はこれだけでは終わらなかった

 

 

海未「果南!!!」

 

果南「!?」

 

 

海未が怒鳴った。

何故怒鳴ったのか?

理由はすぐに分かった

 

 

シウ「ー バイソンホーン ー!!」ドガァン!!

 

果南「うっそでしょ…」

 

聖良「シュートチェイン!?」

 

英玲奈「コースを切り替えたぞ!?」

 

 

左隅に放たれたシュートに、シウが必殺シュートで追撃。

コースを真逆の右隅に変えたのだ。

果南は既に左へ飛んでいる

 

 

果南「こんのおぉぉぉ!!!」ズザザザザ!

 

月「まさか、あのまま飛ぶ気なの…右へ?」

 

 

果南は右足を地面に突き刺すのでは?

というぐらいの勢いでブレーキをかけた。

今、右へ飛べば…間に合う…!!

 

 

果南「うおぉぉぉぁぁ!!!」バッ!!

 

 

チャンスウ「右へ飛んだ!?」

 

千歌、曜「行ける!!」

 

穂乃果、海未「行ける(ます)!!」

 

梨子、聖良「果南さん!!」

 

 

 

 

果南「ー 絶トライデンーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーービギッッ!!!!!!

 

 

 

果南「!!!!????」

 

 

 

凛「!!」

 

 

凛には見えた。

いや、分かった。

自分も先程、同じことを体験したからだ。

あの顔…果南の今にも崩れ落ちそうな顔…何が起きたか理解出来ていない顔…

 

 

そう。あれは

 

 

 

 

 

 

バシュゥゥゥゥン!!!!

 

 

 

 

 

激痛に、耐えられない顔

 

 

『ゴ、ゴール!!決まってしまった!!日本、韓国についに同点を許してしまった!!!!』

 

 

果南「ぐっ…痛、い…….」

 

聖良「果南さん!?」

 

千歌「果南ちゃん!!」

 

月「嘘…でしょ…」

 

穂乃果「……やばい」

 

 

日本は一瞬にして、最悪な状況に叩き落とされたのである

 

 

 

日本 1-1 韓国

 

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