ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
☆お知らせ1☆
ハーメルンにも小説を出している乾電池さんが…Twitterに「第2章のルビィちゃん覚醒シーン」を漫画にしてくださいました!!もう、語彙力を失うほどの完成度なので、絶対に見てください!!ルビィちゃんキャンディーのホームにある、Twitterの@からお願いします!!
☆お知らせ2☆
はくたかさんが「輝こうサッカーで!コラボ第3弾」を出しています!!正直、ルビィちゃんキャンディーのキャラよりも生き生きしているので、読んでいてとても楽しめると思います!!
☆お知らせ3☆
Awaken the powerなどを、キャラが発動する以外の時は省略することになりました。Awaken the powerは"ATP"。Awaken the Fireは"ATF"。Awaken the beastは"ATB"です!
☆お知らせ4☆
上記で紹介しました乾電池さんが、イラストを描いてくださいました!!挿絵として後書きに投稿してあります!
前回の、輝こうサッカーで!
日本は奇跡を信じ、奇跡を起こすために走った。しかし、希望である理亞の力は限界を迎え、絶望的状況に陥った。諦めかけたその時……選手交代のアナウンスが鳴り響く
『日本代表は選手を交代します!!!』
果南「選手交代…?」
ダイヤ「誰が出るんですの?」
曜「ダイヤさんじゃないとすると…誰……
曜、ダイヤ、果南「!!!!!!」
ルビィ「…」ザッザッザッ
日本「「「!!!!??」」」
少女は。
そして、その仲間達は言った
聖良「!!!!」
月「う、うそ……」
どんなに深い谷底に叩き落とされても、彼女は必ず這い上がってくる。
戻ってくる。と、
穂乃果「…ついに来たね…!!!!」
ツバサ「日本のエースの登場かしら」
もしかすると、ここで負けるんじゃ…いや。
彼女が戻ってくるまでは、絶対に負けるわけにはいかない。
だって、約束したのだから
真姫「もう…監督も無茶させるんだから」
花陽「ピャアァ!?真姫ちゃん!?」
凛「いつの間に!!」
真姫「さっきよ。ルビィいるところに私あり。身体サポーターとして当然よ」
約束したのだ。
また一緒に、サッカーをすると
理亞「あ…る、ルビィ……」ガクガク
ルビィ「…理亞ちゃん」
聖良の助けを借り、ルビィの目の前まで来た理亞。
白線を挟み、2人は向き合った
ルビィ「お待たせ。理亞ちゃん」
理亞「…グズッ…あんだは…いつもいつも…ぐるのが…遅いのよ!!」ボロボロ
『黒澤ルビィだあぁぁぁ!!!!なんということだ!!!!私達は今、奇跡の瞬間を目撃している!!!!』
『怪我により代表離脱を余儀なくされた黒澤ルビィは、アジア予選での復帰は絶望的だと言われていました…しかし!!!!』
『こうして、日本のエースストライカーと名高い少女は、我々の前に姿を現しました!!!!』
ワアァァァァァァ!!!!!!!!
ペクヨン「こ、この会場の盛り上がり…」
チャンスウ「間違いない…とんでもない化け物が来てしまったね……」
会場の歓喜という名の嵐に巻き込まれた韓国は、一目でルビィの危険度を察知。
一瞬で彼女らの中に緊張が走った
理亞「うぅ…グズッ…」ボロボロ
ルビィ「…本当にごめんね?理亞ちゃん」
理亞「ホントよ!!あんだは…いつも…いつもいつもいつも…ムカ、つく……」ボロボロ
今にも消えてしまいそうな小さな声。
しかし、目からは大粒の涙
ルビィ「辛いことばかり押し付けて…本当に…」
理亞「でも…わだじ…決められながった……」ボロボロ
ルビィ「うん…」
理亞「みんなの想いを…無駄に…した…」ボロボロ
ルビィ「大丈夫だよ」
理亞「…?」
ルビィ「誰も理亞ちゃんを責めたりはしない。無駄だなんて、思っていない」
理亞「…なんで…分かるのよ…」
ルビィ「後ろを見て」
理亞「…」クルッ
理亞は後ろ。
フィールドの方に向き直った。
そこには……
千歌「…理亞ちゃん、凄かったよ!!」
穂乃果「大丈夫だよ!!」
月「あとは任せて!!」
ツバサ「本当に素晴らしい動きだったわ!」
にこ「あんたの実力、認めるわよ」
梨子「しっかり休んでね?」
英玲奈「必ず勝つ。見守ってほしい」
ことり「ことり、感動しちゃいました!」
希「うちの占いでも、理亞ちゃんは最高だって言ってたで?」
理亞「あっ…みんな…」
聖良「理亞」
理亞「姉様…」
聖良「あなたは私の、最高で、最強の妹です。頑張りましたね」
理亞「…」
理亞「っっ…!!」ボロボロ
泣きたくなかった。
みんなの前で泣くなんて…
プライドが絶対に許さない…はずなのに…
涙が溢れて、止まらなかった
ルビィ「理亞ちゃん」
理亞「…」
ルビィ「理亞ちゃんの想いは、ルビィが受け継ぐ」
ルビィ「大丈夫!絶対に勝つから!」
ルビィ「だから…」
ルビィ「全部、任せて」ギロッ!!
韓国「「「!!!?」」」
殺気に近い"圧"だった。
理亞と話していた時の天使のような優しい顔が一変。
目は鋭く尖り、まさに獲物を見据えた獣だった。
彼女は本当に…人間なのか???
理亞「…ルビィ」
ルビィ「!」
理亞「………あとは、頼んだわよ」
ルビィ「…うん!!」
こうして、ルビィは白線の中。
理亞は白線の外へ。
1歩踏み出し、それぞれの時が、動き出した
千歌「ルビィちゃん…!!」
ルビィ「皆さん、本当にお待たせしました…」
梨子「謝る必要は無いよ、ルビィちゃん。ルビィちゃんには、一言だけ、言ってほしいかな」
ルビィ「?」
梨子「"ただいま"って」
ルビィ「…」
ルビィ「ただいま!!」
「「「おかえりなさい!!ルビィちゃん!!」」」
『さあ…試合終了間際…とんでもないことになりました…"紅き流星"黒澤ルビィの代表復帰。これは、日本にとって奇跡としか言いようがありません!!』
ルビィ「…」グッ、グッ、グッ…
ダイヤ「はあぁ…ルビィ…足をほぐす姿だけでも目の保養ですわ…」ウルウル
果南「そうだね…!もう、鳥肌が止まらないよ!!」
曜「…(ダイヤさんと果南ちゃんは昔からルビィちゃんとサッカーをしていた…いろんないざこざがあったけど…)」
曜「(こうしてみんなとルビィちゃんがサッカー出来るのは…本当に、本当に…)」
曜「奇跡なんだね」
月「待っていたよ。ルビィちゃん」
ルビィ「月さん…!」
月「まさか、ね…?来てくれるとは、」
英玲奈「あぁ。一瞬、目を疑った」
穂乃果「…」
穂乃果「私達はつい最近までは敵だった。頂点を奪い合う、最高のライバルだった」
穂乃果「でもね?そんな中でもね?浦の星女学院と戦っている時も…ずうっと思ってたんだ!」
穂乃果「ルビィちゃんと一緒に、サッカーがしたいって!!」
ルビィ「…穂乃果さん、」
穂乃果「その願いが、今叶った!でも、それだけで終わらないよね?」
ルビィ「はい。負けるつもりはありません」
穂乃果「勝とう。ルビィちゃん」
ルビィ「勝ちましょう。穂乃果さん」
メンバーそれぞれが、自分の持ち場に散る。
ルビィはセンターフォワード。
日本の選手の中でもかなり小柄なルビィ。
しかし…本当に何なのだろうか…この尋常じゃないオーラは、
チャンスウ「気を引き締めてね…」
シウ「…チャンスウ」
チャンスウ「気を抜いたら一瞬でやられるよ。ルビィを徹底的にマーク。ゴールは絶対に死守だ」
主審の笛と同時に、GKのジョンスがボールを空高く蹴り上げた。
放物線を描きながら、ボールは鈍い音と共に地面に落下。
韓国の攻撃が始まった
『さあ!日本、まずはディフェンスです!残り時間も僅かな中で、点差は0、同点!!おそらく、次の1点が決勝点になるでしょう!』
チャンスウ「ウンヨン!」パス
ウンヨン「!」
チャンスウのパスは鋭くコートを斬る。
いっきにゴールに近づいたボール。
しかし、簡単に日本が譲ると思ったら…
にこ「行かせないわよ」
大間違いだ
ウンヨン「押し通らせてもらうよ!!」バッ
にこ「だから行かせないって言ってるでしょ!!」ドン!
にこがウンヨンに勝負を仕掛けた。
体格差でなら圧倒的にウンヨンの方が上。
しかし、
ウンヨン「な、なんで競り勝てない…!?」グググ…
にこ「あんたは軸がなってないのよ!!」ドン!
にこのポテンシャルは大柄な大国の選手達にも引けを取らない。
だが、それ以外にも力の源が存在していた
にこ「(絶対に…渡すのよ!!ルビィに…あの…子に!!)」
時間が残り僅かな中で、ひとつひとつのプレーの結果が重要になってくることは、身に染みていたにこ。
自分が奪わずして誰が奪う!?
そう体に言い聞かせるだけで、力が何倍にもなる
にこ「ほらっ!!もらうわよ!」ズザー!
ウンヨン「な!?」
希「ナイスや!にこっち!!」
にこ「月!」パス
ボールをもらった月も同じことを考えていた。
先程、月はパスを相手に奪われたばっかり。
韓国の戦術を恐れ、自分で勝負から逃げていた
月「僕も逃げるわけにはいかないね!」キラキラ
ペクヨン「な…体が青く光り始めた!?」
まるで彗星。
その見るもの魅了する美しい輝きは、渡辺月の…決意の光
月「ー ブルースターダスト ー!!」キラキラ!
曜「月ちゃんの新必殺技!!」
『抜けたぁぁ!!渡辺月!新必殺技でペクヨンを見事突破!!ボールはそのまま……』
月「頼んだよ!!!!」パス
ルビィ「うん!」
『黒澤ルビィに渡ったあぁぁぁぁ!!!!!!!!』
ワアァァァァァァ!!!!!!!!!!
花丸「す、凄い歓声ずら…」
花陽「体がビリビリと…震えます!!」
真恋「ボールを持っただけでこの盛り上がり…とんでもないわね」
ルビィ「(足は…なんとか行けるかな)」バッ
満を持してドリブルを開始したルビィ。
実に、こうしてフィールドでボールを蹴るのは数ヶ月ぶりだった。
しかし、ボールを蹴ることに喜びを噛み締めている暇はない
チャンスウ「必殺タクティクス!!」
ルビィ「…!はや…」
「ー パーフェクトゾーンプレス ー!!」
千歌「ルビィちゃんが捕まった!!」
ツバサ「ルビィさんはどうするのかしら…」
ルビィ「…」
ルビィは炎の渦の中で静かに。
表面では、見た目では、静かに。
その場で…前を見ていた
ルビィ「…」シュルシュル…
チャンスウ「髪留めを解いた?」
ウミャン「随分と余裕じゃない?」
熱風によりなびく紅い髪。
その紅は炎よりも濃く、何よりも美しい
ルビィ「この技を使うとね…」ゴゴゴ…
チャンスウ「…!!!?」
ウミャン「あのオーラは…」
ドゥユン「だってあれは…鹿角理亞の…」
ルビィ「髪留めなんて焼き焦げちゃうからね!!!!!!」ボオォゥ!!
ルビィ「ー Awaken the power ー!!!!」ゴゴゴゴゴ
韓国「「「!!!!!!??」」」
日本「「「!!!!!!」」」
『出たあぁぁぁぁ!!!!!!!!』
天上天下唯我独尊。
ルビィ本人が言った訳では無いが、見たもの誰もがこれ以上に尊い炎…力は無いと。
口にせずとも思う。
それが、究極の力
穂乃果「いや〜!やっぱりあっついね!!」
月「予備動作なしで発動かぁ…相変わらずだね…」
理亞が"ATP"を発動する際、かなりの時間と構えが必要である。
しかし、ルビィは発動するのに構えも時間も必要ない。
必要なのは…
…熱い心のみ
ルビィ「パーフェクトゾーンプレス…か…」ゴゴゴゴゴ
チャンスウ「どんな怪物でも、この渦からは突破できないよ!!」
ルビィ「…どうかな?」ゴゴゴゴゴ
チャンスウ「…!?」
"パーフェクトゾーンプレス"は、韓国選手が相手の周りを円状に走ることにより、炎を発生させている。
走っている選手の姿は炎とスピードにより、捉えることは出来ない。
そんな中で、ルビィがとった行動は……
ルビィ「…」スッ
韓国「「「!!!?」」」
凛「スタンディングスタートにゃ!」
あんじゅ「ルビィちゃんは何をする気なの…?」
真恋「……まさか、ね?」
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
右足を前に。
左足を後ろに。
誰もが一度はやったことがあるであろう、スタンディングスタート。
渦の中でルビィは真っ直ぐ前を見続ける。
いったい何を、どこを、ルビィは見ているのか
ルビィ「…!!」ザッ!
足を踏み込む
ミョンホ「突っ込む気!?」
ソンファン「自殺行為だよ!!炎に突っ込むなん「あのね?」
ミョンホ、ソンファン「!!!??」
ルビィはいるはずのない場所にいた
ルビィ「ルビィ自身が炎なんだよ?」
ルビィは、ミョンホとソンファンのあいだ。
要するに、炎の中にいた
ルビィ「じゃあね」ビュン!!
チャンスウ「!!!?」
ミョンホ、ソンファン「!!!?」
韓国「「「!!!??」」」
海未「炎をそのまま…抜けた??」
凛「お、おかしいよ…」
『なんということだぁぁぁ!!!?黒澤ルビィには、炎の渦など関係ないのか!!?既に"パーフェクトゾーンプレス"を突破している!!』
シウ「おいおい…嘘だろ!?」
ジウォン「狂ってるのか!?」
チャンスウ「(まさか、炎の渦を作っている選手と選手のあいだを高速で駆け抜けるなんて…!!!)」
チャンスウ「まだだ!!韓国!!黒澤ルビィをもう一度取り囲んで!!」
「「「はい!!!!」」」
韓国の選手達の次の判断は早かった。
渦の中を抜けたルビィをもう一度取り囲むために、龍のままでルビィを追いかけた
ルビィ「!!」ゴゴゴゴゴ
チャンスウ「逃がさないよ!ルビィ!!」
『再び黒澤ルビィが囲まれた!!先程よりも渦の回転スピードが上がっている!!今度の突破は難しいか!?』
ルビィ「…みんなさ、」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「何かおかしいと思わない?」ゴゴゴゴゴ
チャンスウ「…???」
ドンヒョク「いったい何……!?」
チャンスウ「な…!?」
ルビィ「気づくの遅すぎ」ゴゴゴゴゴ
韓国「「「ルビィがボールを持っていない!?」」」
必死過ぎて気づかなかった。
いや、ルビィがボールを無くしたところを見ていなかった。
ならボールはどこへ!?
途中でこぼした!?
今ボールは………
穂乃果「急にボールが飛んできてびっくりしたよ!!」バッ
韓国「「「!!!!??」」」
コートの端で穂乃果がボールを持っていた
『ボールは高坂穂乃果が持っている!!!!一体いつ黒澤ルビィが高坂穂乃果にパスを出したのか…放送席からは確認できませんでした…』
ダイヤ「ルビィはいつパスを…」
果南「…」
果南は自慢の動体視力でルビィのパスを一瞬ではあるが捉えていた
果南「パーフェクトゾーンプレスを抜けた瞬間…」
ルビィ『じゃあね』ビュン!!
韓国『『『!!!!??』』』
ルビィがスピードを上げて、目では捉えられない速度で炎の渦を突破したのと同時に…
ルビィ『(穂乃果さん!!)』パス!
穂乃果『(ボールが飛んできた!?)』
果南「高速移動するのと同時に、穂乃果さんにパスを出したんだよ…」
ダイヤ「そして、自分を囮にして、その間にボールを前へ運ばせた…」
果南「うん…」
真恋「…ちょっと、飛ばしすぎじゃない…?」
真姫「……」クルクル
『さあ!黒澤ルビィを取り囲んでいたため、サイドはがら空きの韓国陣営!!高坂穂乃果がボールを運ぶ!!』
穂乃果「決めて!!」パス
ルビィ「はい!」ゴゴゴゴゴ
『そしてスペースに走り込んだ黒澤ルビィにボールをリリース!!ゴールは目の前だ!!』
花陽「ルビィちゃんのシュート!!」
花丸「"ATF"ずら!!」
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
チャンスウ「絶対に決めさせないよ!!」バッ
最後の力を振り絞り、ゴール前まで戻った韓国。
ここまでGKと組んで鉄壁を築いている"龍尾"。
越えられても、待っているのは追撃のキーパー技である。
ルビィはどうするのか…
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「真姫ちゃん!!」ゴゴゴゴゴ
海未「真姫を呼びましたよ??」
曜「なんで、こんな時に…」
真姫「…」
真姫「何?ルビィ」
ルビィ「"あれ"、使っていい?」ゴゴゴゴゴ
"あれ"
いったい何のことか、ベンチのメンバー、そしてフィールドのメンバーも理解できなかった。
しかし、真姫は全てを理解している顔で続ける
真姫「正気?」
ルビィ「…!」ゴゴゴゴゴ
真姫「ルビィは何も学んでないの??」
ルビィ「…分かってる。でも、」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「あの技じゃないと"龍尾"は越えられないよ」ゴゴゴゴゴ
真姫「…」
ルビィ「お願い」ゴゴゴゴゴ
真姫「…」
ルビィ「…」ゴゴゴゴゴ
真姫「…」
真姫「はぁ…明日は一日クールダウンだからね?」
ルビィ「!!」ゴゴゴゴゴ
ダイヤ「あの技…とは、」
凛「何のことかさっぱりにゃ…」
美奈「…」
真恋「美奈ちゃんは知ってるの?」
美奈「…話では聞いたわ。まさか、本当にやるの???」
ルビィ「…とうとうこの時が来た」シュウゥゥゥン…
ドンヒョク「"ATP"を解除した…?」
ウンヨン「体力切れか…??」
チャンスウ「…」
"龍尾"を前にして、突然の"ATP"解除。
ルビィが全力のシュートを撃つなら、"ATP"状態での"ATF"を撃つはず…
やはり、体力切れか…
理亞「(何をする気なの…ルビィ)」
ルビィ「はあぁぁぁぁぁ!!!!」バッ!!
日本「「「!!!!??」」」
韓国「「「!!!!??」」」
『黒澤ルビィが構えた!!しかし、今までのシュートの中では見たことがない構えだ!!』
そして、異変はすぐに起こった
ゴオォォォォォォ!!!!!!!!!!
月「な、何これ…!?」
英玲奈「風…?いったいどこから…」
突如、スタジアム内に強風が巻き起こった。
理亞の"ATP"のような凍てつくような強風ではないが、それに引けを取らない力強さがある
梨子「まさか、ルビィちゃんが…?」
千歌「……何、あれ」
ルビィ「っっ!!!!」
ルビィの真上には、今までに見たこともないような巨大なオーラの塊があった。
そしてその塊は、強風とルビィから溢れるオーラを吸収している
月「あれは…空気を集めてるんだ…」
穂乃果「だからこんな風が…」
周りの空気を集め続けるボール。
そしてそのボールをルビィはーーーー
ルビィ「っっ!!!!」バシュ!
両足で抱え込むかのように垂直にボールを落とし、
ルビィ「はあぁぁ!!!!」ドォン!
ボールに先回りし、左足でスピンをかける。
その間も、ボールは空気とオーラを集め、エネルギーを高めている
チャンスウ「韓国!!"龍尾"だ!!」
「「「はい!!!!!!」」」
ルビィ「無駄だよ!!!!」
チャンスウ「!?」
ルビィ「ー Awaken the power ー!!」ゴゴゴゴゴ
オーラと空気を溜めきったルビィは、再び"ATP"を発動。
そしてーーーー
理亞「(何よ…あれ…!!!!)」
ルビィ「うおああああああああああ!!!!」ゴゴゴゴゴ
渾身の左足が、フィールドを、大地を、揺らした
ルビィ「ー ラストリゾート ー!!!!」ドガアアァァァン!!!!
韓国「「「!!!!!!???」」」
日本「「「!!!!!!???」」」
『これは!!!!黒澤ルビィの新必殺技だ!!!!』
ドガアン!!ドガアン!!ドガアン!!
ボールは弾むたびに轟音と共に地面を粉々にし、縦横無尽に駆け回る。
周りの地面を巻き込みながら、確実にゴールに迫っている
シウ「いったいなんなんだ…あのシュートは!?」
チャンスウ「怯まないで!!必殺タクティクス!!!!」
「ー 龍尾 ー!!!!」
巨大な龍が尾でゴールを塞いだ。
これにより、韓国ゴールの防御率は格段に向上した
しかし、
バギイィィィィィィン!!!!!!!!
韓国「「「うわあああぁあ!!??」」」
チャンスウ「なんだ!?この技は!?」
ジョンス「吹き飛ばされる!?」
"龍尾"。そしてキーパー。
全てを吹き飛ばしたルビィのシュートは、ゴールに吸い込まれた
『ゴール!!!!!!黒澤ルビィが決めたぁぁぁ!!!!』
ルビィ「ハァ…ハァ…ハァハァ」
ルビィ「勝つのは…日本!!!!」ドン!
紅き流星は完全復活を遂げたのであった