ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!39話でかなりエネルギーを消費したルビィちゃんキャンディーです!勉強の合間に執筆、だいぶ慣れてきました。今回のお話は前半は真姫ちゃんのお話。そして、後半からは…
前回の、輝こうサッカーで!
ルビィの復活。それは、試合の流れをひっくり返すには充分すぎるトリガーであった。いつ見ても別次元の"ATP"。誰も考えもしない発想力。そして…全てを吹き飛ばした"ラストリゾート"。日本は2-1で試合終了間近としていた
『決まったぁぁぁ!!!!黒澤ルビィの新必殺技、"ラストリゾート"は我々の想像を遥かに超えた威力で、韓国の"龍尾"とGKを…全て吹き飛ばしましたぁぁ!!!!日本、韓国に1点リードです!!』
花丸「ルビィちゃーん!!」ダキッ!
ルビィ「ピギッ!?花丸ちゃん!」
花丸「凄いシュートだったずら!おら、感動しちゃったよ!!」
ルビィ「えへへ…ありがとう、花丸ちゃん」
日本ベンチ前で喜びを分かち合うサニデイジャパン。
まるで溜まっていたマグマを一気に吹き出した火山のように、歓喜に飛び跳ねるメンバーもいれば、静かに感動に浸るメンバーもいる。
これで日本は1点差でリード。
試合時間はあと数分。
日本の勝利は確実と思われた…が、
にこ「あんた達ー!!!なーに、勝った気でいるのよ!!」
「「「!!!!」」」
凛「何?にこちゃん、せっかく盛り上がってたのに…」
にこ「まだ試合は終わってないでしょ!!」
凛「にゃ…」
にこ「いい?こうやって勝った気でいるチームが最後、負けるのよ!!お祭り騒ぎは主審が笛吹いてからにしなさい!!!!」
「「「………」」」
英玲奈「全くもってその通りだな」
月「そうだね。韓国も残り時間、本気で来ると思う」
千歌「ラストプレイ、しまっていこー!!」
「「「おーー!!!!」」」
梨子「千歌ちゃん、それ野球じゃない…?」
海未「まさか、あのにこに怒られるとは…」ボソッ
にこ「ちょっと!?聞こえてるわよ!海未ぃ!?」
凛「ほら、早く持ち場に戻るにゃ」
にこ「あんた達、後で覚えておきなさいよ…」
聖良「音ノ木坂って、いつもあんな感じなんですか…?」
ことり「ははは……」
穂乃果「元気でいいよね!!」
ツバサ「すごいわね…」
すぐに各ポジションに戻っていくメンバー。
そんな中で、真姫はルビィを呼び止めていた
真姫「分かってるわよね?ルビィ」
ルビィ「うん、」
果南「…?何の話?」
気になった果南は真姫に問いかけた。
試合は始まるが、他のベンチメンバーも気になるようで…
真姫はそのことに気づくと渋々話し始めた
真姫「みんな、ルビィは完全に復活したと思ってるでしょ?」
海未「まぁ、あのようなプレーを見せられたら…」
凛「え?違うの?」
真姫「…」
真姫「ルビィの体は…」
真姫「まだ完全には治りきっていないの」
あんじゅ「え…そうなの?あの動きで?」
真姫「…よく考えてみて。ルビィはボールをどの足で蹴ってたの?」
曜「うーん、"ラストリゾート"の時以外は左足?」
真姫「じゃあ、ルビィの利き足は?」
曜「両利き……あ、」
ダイヤ「!!」
真姫「気づいた?」
真姫「ルビィは極力、両利きなのに右足でボールを蹴ってないのよ。要するに…」
真姫「ルビィの右足は、まだ完治してないわ」
「「「!!!!」」」
果南「じゃあ、なんで普通に走れてるの…?」
真姫「右足だけに、随時微量だけど"ATP"のオーラを流し込んでいるのよ」
海未「そんなことが出来るのですか?」
真姫「ルビィならね。あの子の力は異常なのよ。できないこともできるのよ」
理亞「……」
真姫「それと、さっきの分かってる?っていう意味。あれは、この試合中はもう"ATP"を発動しちゃダメっていうことよ」
花丸「ど、どうしてずらか?まだルビィちゃんの体力は残っているように…」
真姫「見えるだけよ」
花丸「!!」
真姫「"ラストリゾート"は、"ATP"の力を大量に使うの。ただでさえ、右足にオーラを送り続けているのに、あんな大技…」
果南「右足に送るオーラまで使い切ったらヤバいってこと?」
真姫「そうよ。あの子は天才がゆえに無茶するんだから…」
ダイヤ「…」
真姫「ほら、終わったわよ」
ピッピッピーーーー!!!!!!
主審の笛が吹かれ、日本と韓国の戦いに決着がついた。
勝利したのは日本。
こうしてサニデイジャパンは、またひとつ、世界へと駒を進めたのであった
ルビィ「(ちょっと無茶し過ぎたかな…)」
――――――――――――――――――
ー ロシア ー
久しぶりだったわ。
私が、テレビに釘付けになったのは
「な…なんだあの技…」
「エリー、あれは…」
絵里「…私も、初めて見る技よ」
試合終了間近に颯爽と現れたその少女は、一瞬にして会場の。
試合の流れを強制的に変えた。
そして、あのシュートが放たれた…
ルビィ『ラストリゾートォォォ!!!!』ドガアアァァァン!!!!
韓国『『『うわぁぁぁ!!!!??』』』
ロシア「「「!!!!」」」
震撼したわ。
あの子にはまだまだ底知れぬ何かがある。と
絵里「…」
「エリー、元気ないね?」
絵里「大丈夫よ。フロイ」
フロイ「日本が恋しくなった?」
絵里「私はいつでも日本が恋しいわ。でも、同じぐらいロシアも好きよ?」
フロイ「…安心したよ」
絵里「!」
フロイ「エリーとまた、サッカーが出来て」
絵里「そうね。私も」
私はあの日からずっと、この時が来るのを待っていたのよ
―――――――――
14歳フロイ『エリー!決めて!』パス
14歳(中3)絵里『任せて!!』バシュッ!
バシュゥゥゥゥン!!!!
フロイ『…!!やったねエリー!ハラショーだよ!』
絵里『決まった…!!』
私は、中学まではずっとロシアにいた。
生まれも育ちもロシア。
サッカーを始めたのもロシア。
仲間も全員ロシア。
そう…私にとってロシアは、生活の…そして、私の一部だった
ユーリー『やっぱりエリーは凄いよ!』
ヴィクトール『あぁ!代表入も確定だな!』
絵里『や、やめてよ…』テレテレ
ユーリー『おっ?照れてるんですか?かしこいかわいいエリーチカw』
絵里『ユーリー!!!!』
フロイ『ははは!!!』
毎日が楽しかった。
サッカーのクラブチームのメンバーはほとんどが昔からの顔なじみ。
特に、フロイとは家族ぐるみでの付き合いで、ほぼほぼ姉妹のような関係だった
フロイ『次の試合も勝とうね!』
絵里『もちろんよ!』
でも、その時はやってきた
絵里『引越し…?どこへ………日本!!??じゃあ、みんなとのサッカーは!!??』
絵里『大好きなみんなと、別れろって言うの!!??』
運命とは、どこまでも無情…
私にとって、これ以上の仕打ちはなかったわ。
でも、私は絶対に日本に行かなければいかなかった。
何故なら…
亜里沙『もう少しで、お姉ちゃんとまたサッカーが出来るの…?』
絵里『…日本に行って、ちゃんとした治療を受ければね』
亜里沙。
私の自慢の妹。
可愛くて、好奇心旺盛で、優しくて、そして…サッカーが天才級に上手かった子。
亜里沙はね、日本で言うルビィみたいな子だったの。
天性の才能。
誰も1対1では適わない。
小学6年生と同じ年齢、11歳にして、クラブチームや代表チームから期待されていた子だったの
でも、
亜里沙は病気になった。
自分だけでは、立てなくなった。
歩けなくなった。
サッカーは絶望的。
ロシアを代表する亜里沙は、一瞬にして死んでしまったのよ
亜里沙『ぐずっ…うぅ、亜里沙…お姉ちゃん達とサッカーがしたいよ……』ボロボロ
絵里『…亜里沙』
亜里沙『前みたいに上手くなくてもいい…パス出来るだけでもいい…お姉ちゃんと、フロイちゃんと…みんなと…』
亜里沙『サッカーがしたい』
日本に行けば、亜里沙の足を治せるかもしれない…
微かな希望だけど、時間もかかるけど…亜里沙のこんな悲しい顔をみたら……
絵里『…分かったわ』
私の気持ちが固まるのは早かったわ
絵里『…』
フロイ『そっか、亜里沙ちゃんのためだもん。私達は止めない』
ユーリー『私がエリーだったら、同じ判断をしていた。謝ることは無いよ』
絵里『…優しいわね。みんな、』
ゴラン『だけど、これだけは分かってほしい』
絵里『?』
ゴラン『エリーがどこにいても、エリーは私達の仲間だっていうことよ』
絵里『…そんな、当たり前でしょ?』
フロイ『エリーは優しいからね…日本でもたくさん友達が出来ると思う。毎日が楽しくて、ロシアでの思い出が薄れていくかもしれない…だけど!!!』
フロイ『私達はいつでもあなたのことを想っている』
絵里『…』
ユーリー『またいつか、一緒にサッカーしよう!』
ヴィクトール『その時は、亜里沙ちゃんも一緒にね』
絵里『…えぇ!!』
こうして、私達絢瀬家は亜里沙の足を治すために、日本に引っ越した。
フロイの言う通り、私にはすぐに友達ができた
絵里『あ、絢瀬絵里です!ロシアから来ました。よろしくお願いします!』
希『…!!にこっち…うち、あの子と絶対に友達になる』
にこ『変なことしないでよ?』
ーーーー
絵里『サッカー部?』
にこ『そうよ。聞くと絵里って、ロシアでかなり優秀なサッカー選手だったらしいじゃない』
絵里『まぁ、』
希『というわけで…』
にこ、希『お願いします!!!!』
絵里『え、え?え?』
ーーーー
まぁ、サッカー部に入ったのはいいんだけどまさか、まさかまさかの部員が私を入れて3人…
にこ『大丈夫よ…来年にはうちの天才級な後輩達が来るから…』
絵里『天才級?』
希『本当に凄いらしいんよ。3人ともFWだけど、ここらへんではかなり有名なんや』
絵里『へぇ…』
――――
そして高2の春。
にこが言った通り、3人の後輩が入部届を出しに来た
穂乃果『高坂穂乃果です!よろしくお願いしまーす!!』
海未『園田海未です』
ことり『南ことりです♪』
絵里『よろしくね』
確かに、穂乃果達は強かった。
個人技はもちろん、連携もかなりのものだったわ。
少し、フロイ達に似てるなーって思ったりもしたわ。
でも、そう考えると寂しくなるから極力考えないようにしたわ
――――
花陽『こ、小泉花陽です…よろしくお願いします!!』
凛『星空凛にゃ!』
真姫『…西木野真姫よ』
穂乃果『これでついに9人…大会に出れる…!!』ウルウル
絵里『長かったわね…ここまで』
――――
穂乃果『じゃじゃーん!監督を連れてきました!』
『『『監督!?』』』
海未『いつの間に…』
穂乃果『お願いしまーす!』
美奈『皆さん、始めまして!高海美奈です!今日からみんなの監督よ♪』
絵里『高海、美奈…』
にこ『なーんか、聞いたことがある名前なんだけど…』
――――
穂乃果『ついに決勝だね…』
海未『相手は浦の星女学院…まさか、本当に戦えるとは…』
絵里『…』
穂乃果『絵里ちゃん!』
絵里『穂乃果?』
穂乃果『楽しもうね!』
(フロイ『楽しもう!』)
絵里『穂乃果…』
2年という時間は、あっという間に流れた。
次々と押し寄せる日々に、正直私はついていけなかった。
でも、それでも、ついて行きたくなるぐらい楽しかった。
かけがえのない仲間ができた。
親友ができた。
思い出の場所。
全てが、私の宝物
だけど、
絵里『代表…』
美奈『どちらを選ぶの?』
日本かロシアか。
どちらも大切な私の国。
どちらにも大切な仲間がいる。
どちらかを選ぶと、どちらかと戦うことになる
絵里『…』
そんな時、ふと思い出した
『またいつか、一緒にサッカーしよう!』
『私達はいつでもあなたのことを想っている』
『ね?エリー!』
絵里『…』
『絵里ちとサッカーできて楽しい!!』
『絵里は頼りになります』
『絵里ちゃん!』
私が選んだ道はーーーーーーー
―――――――――――――――
ユーリー「エリー、フロイ。ミーティングの時間だって」
フロイ「あれっ、もうそんな時間?」
絵里「行きましょ。フロイ」
結局私は、ロシア代表になった。
だからといって、日本代表に魅力を感じなかったわけではない。
でも、見て欲しかったのかも…穂乃果達に、
ヴィクトール「来たきた。KKE様のご登場だ」
絵里「もう、それはもうやめてって…」
ユーリー「ちょっとポンコツも出始めたよねw」
絵里「ユーリー!!!!」
「「「はははははは!!!!」」」
この最高の仲間を
ということで、絵里ちゃんのお話でした。
亜里沙ちゃんは原作と同じく、雪穂ちゃんと友達で同じ学校に通っています。車椅子生活ですが、それ以外はほとんど原作と変わりません