ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!スクフェスで限定のルビィちゃんをお迎えしてテンション上がっているルビィちゃんキャンディーです!1ヶ月後はルビィちゃんのお誕生日!!盛大に祝おうと思います!
さてさて…今週のオリオンは凄かったですね…野坂君のあの名演技が本当に頭から離れません。そして、ブラジルのGK、オリオンの三国先…ゴホッゴホッ…そして、毒母…うーん…
前回の、輝こうサッカーで!
リ・ハオの"天空隼弾"を止めるために、穂乃果は弱い自分の先を行く。"ゴットハンドV"を両手で発動し、"ゴットハンドW"に進化させた。その後、月とツバサはルビィと理亞を奮い立たせるために、合体技"コズミックブラスター"を放ち、同点に追いついた。
『ここで前半終了!!日本 対 中国、同点で試合を折り返しました!!』
ー 日本ベンチ ー
理亞「月さん!ツバサさん!いつの間にあんな技を!?」
月「うーん、前々から作ろうっていう話はしていたんだよね」
ツバサ「えぇ!成功して良かったわ」
花陽「"コズミックブラスター"…連発は難しいけど、とてつもない威力でした…」
美奈「えぇ!月ちゃんとツバサちゃんには感謝しかないわ。得点したのはもちろん、バトンまでしっかりと繋いでくれたんだから♪」
花陽「バトン…?」
花丸「あの二人ずらね、」
曜「うわっ!?あっつ!?」
ルビィ「むむむ…」ゴゴゴゴゴ
千歌「ルビィちゃんが燃えている…」
梨子「え…本当に燃えてない?」
真姫「本当に"ATP"で燃えない!!」チョップ!
ルビィ「ピギッ…」
にこ「"ATP"をチョップで解除させる真姫ちゃん…」
凛「真姫ちゃんは海未ちゃんぐらい怖いにゃ…」
海未「なんて?」ニコッ
果南「ストップ!ストップ!」
ルビィと理亞は"コズミックブラスター"で完全に心の炎を燃やしていた。
自分達が見てない間に合体技なんて…
先取りされたように思えてきて悔しい
美奈「ルビィちゃん、理亞ちゃん!」
ルビィ、理亞「!!」
美奈「その悔しさ、どこで晴らす?」
ルビィ、理亞「グラウンド!!試合!!」
美奈「じゃ、行ってらっしゃい♪」
『さあ、間もなく後半戦が始まります!!……今入ってきた情報です!高海美奈監督、ついに…ついに!!後半からあの2人を投入します!!!!』
ルビィ「頑張ろうね!理亞ちゃん」
理亞「絶対に決めるんだから」
『黒澤ルビィと鹿角理亞のツートップだぁぁ!!!!両選手とも、今大会でその圧倒的な力で名を轟かせた、いま大注目の選手だ!!!!』
美奈「梨子ちゃん、さっきも言ったけど、後半…中国は新たな作戦を仕掛けてくるはずよ。しっかり観察してね」
梨子「分かりました」
美奈「中国の力は…まだまだこんなものじゃないわ」
『後半戦、サニデイジャパンは選手を4人変えてきました!かなり攻撃的なフォーメーション。果たして、この作戦が吉と出るか凶と出るか…!!』
FW……………黒澤ルビィ、鹿角理亞
MF……星空凛、渡辺曜、高海千歌、園田海未
MF………………矢澤にこ、統堂英玲奈
DF………………南ことり、鹿角聖良
GK……………………高坂穂乃果
2-2-4-2
『間もなく後半戦、中国ボールからスタートです!!同点で終わった前半、果たして、後半はどちらが得点するのか!?』
ピーーー!!!!
主審の笛と同時に中国が攻撃を開始した。
美奈曰く、中国は新たな作戦を仕掛けてくるらしいが…
ハオ「あなたがルビィだね!」
ルビィ「ルビィのこと知ってるの?」
ハオ「えぇ!中国でもあなたのことは有名だよ!」
全国大会の決勝、音ノ木坂戦でルビィが初めて試合で"ATP"を発動した。
その時の無双という名にふさわしい力は、サッカー界に一瞬にして知れ渡った。
しかし、その後ルビィは体を壊し、立つことさえ困難だという情報も広がっていた。
それにより、"ATP"は体を捨てる禁断の技。
ルビィはアジア予選までは代表を離脱すると、敵味方、誰もが思っていた。
しかし、
「ねぇ、」
ハオ「!?(誰かが後ろに…!?)」
理亞「ルビィだけっておかしくない??」
シン「ハオ!気をつけて!"ATP"を使えるのはルビィだけじゃない!!」
ハオ「!!?」
理亞「全部が遅い」ズザーッ!
ハオ(いつの間に背後に…!?)」
オーストラリア戦での鹿角理亞の"ATP"発動。
そして、復帰は絶望的と言われたアジア予選で黒澤ルビィの劇的復活。
この2つの情報により、世界は日本を警戒し始めた。
日本は禁断の技"ATP"を完全に武器にしつつある。そして、
ルビィ「理亞ちゃん、飛ばしすぎじゃない?」
理亞「最初から全力よ。試合は遊びじゃない」
危機感を抱いた。そして、恐れた
ルビィ「…確かにね」
絶対に2人を一緒にしてはいけない
ルビィ「なら、ルビィも…」
ルビィ「最初から飛ばすね」
"混ぜるな危険"
ルビィ、理亞「ー Awaken the power ー!!」ゴゴゴゴゴ
今ここに実現する。
絶対にひとつにしてはいけない、究極の進撃
シン「鹿角理亞と黒澤ルビィを止めて!!!!」
ハオ「ば、化け物……」
ルビィ、理亞「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」ゴゴゴゴゴ
『鹿角理亞と黒澤ルビィが止まらない!!!!この2人に加減という言葉はないのか!!??中国の選手は誰も反応出来ません!!!!』
真姫「はあぁぁ……あの2人は…」
花陽「あはは…真姫ちゃん、何回も言ってたもんね…」
真姫『いい?"ATP"は乱用ダメ。絶対。よ』
ルビィ、理亞『はい』
真姫『ピンチの時、または絶対に決めきりたい時だけ。無駄な発動は絶対にしないでよ?』
ルビィ、理亞『はい』
真姫『…(やけに素直ね…)』
真姫「……あの2人、本当にあとでお説教ね」
花陽「真姫ちゃん、海未ちゃんに似てきたね…」
花丸「ずら…でも、理亞ちゃん、"ATP"完成して良かったずら」
花陽「ルビィちゃんが戻って来てくれたおかげだね!」
月『うーん、やっぱり上手くいかないか…』
理亞『ハァハァ…』
ルビィ『…理亞ちゃん』
理亞『…?』
ルビィ『がんばルビィ!』キャルン
理亞『…』イラァ
理亞『バカにしてるの!!!?』ボォッ!!
月『えぇえ!?発動した!?』
ルビィ『理亞ちゃん!それをキープ!キープだよ!』
理亞『…!!』ゴゴゴゴゴ
果南「なんか、すっごい微妙な終わり方だったけどね…」
梨子「あはは…あの2人、本当は仲がいいのかなーって…」
理亞「ルビィのパス遅い!!」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「相手のタイミングずらしてるんだよ!!」ゴゴゴゴゴ
理亞「取れなかったら意味無いでしょ!?」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「取れてるじゃん!!」ゴゴゴゴゴ
梨子、果南「………」
梨子「やっぱり私、不安になってきました…」
果南「まあ、ね?あの二人はすぐに意見が食い違う……でも、」
ルビィ「まだ行けるでしょ!?」ゴゴゴゴゴ
理亞「当然!!」ゴゴゴゴゴ
果南「同じ目をしているよ」
『さあ!黒澤ルビィと鹿角理亞は間もなくゴール前!!この快進撃を果たしてGK、フーチェは止められるのか!?』
ルビィ「いくよ!理亞ちゃん」ゴゴゴゴゴ
理亞「…!!」ゴゴゴゴゴ
ルビィが後ろ足でボールを蹴りあげる。
そして同時に飛び、作るのは炎の竜巻
ルビィ「ー 超ファイアトルネード ー!!」ドガァン!!
理亞「(タイミング、バッチリ…!!)」ゴゴゴゴゴ
理亞の頭上を流れる炎のシュート。
練習ではタイミングが合わずに、何度も喧嘩をしたが、ルビィはこの状況下で完璧に合わせてきた
理亞「私も…決める!!」バッ
理亞もシュートを……そう思い、飛び跳ねた時…意識などしていないのに、頭をよぎる
『ガアァァァァァァァン!!!!!!』
『鹿角理亞のシュートはゴールのクロスバー…!!』
理亞『う、うそ…』
『日本、勝利への1点が届かない!!!!』
理亞「!!??」
ルビィ「!?(理亞ちゃん…)」ゴゴゴゴゴ
月「!!(まさか、)」
理亞「うおあぁぁぁぁぁ!!!!」ザシュ!ザシュ!ザシュ!
理亞「ー ウルフレジェンドGX ー!!」ドガァン!!
花陽「成功した!?」
真恋「……いや、」
フーチェ「!?」
『おおっと!?黒澤ルビィと鹿角理亞の合体シュートは、ゴールの枠には入らなかった…!!タイミングが合わなかったのでしょうか??』
理亞「ハァハァ……」ゴゴゴゴゴ
理亞「また…外した…」ゴゴゴゴゴ
ルビィ「理亞ちゃん…」ゴゴゴゴゴ
月「まずいね」
ツバサ「えぇ」
月「理亞ちゃんのトラウマが、ここに来て頭に染み付き始めてる…」
ツバサ「恐らく、今のままでは絶対に成功しないわね」
ダイヤ「……」
ルビィと理亞の合体技…あともう少し…あともう少しで道が開けそう…なのだが、
理亞のトラウマが、その道を再び塞ごうとしていた
理亞「っっ……なんでっっ!!!」
ルビィ「…」
ボールはコート外に出たため、中国のゴールキックからリスタート。
クン・フーチェのキックはそのままエースのリ・ハオに繋がった
ハオ「いや〜、完全に反応遅れちゃったね」
シン「えぇ。でも、だいぶ慣れてきたよ」
ハオ「そろそろかな…」
シン「よし…始めよう」
ハオ、シン「中国の本気を」
梨子「…!?雰囲気が変わった…」
美奈「いよいよね…ここからが本当の勝負よ」
中国の選手達はボールを持つリ・ハオの元へと集まる
にこ「ちょっと…また何か仕掛けてくるわよ」
英玲奈「"万里の長城"…はまだ遠すぎる」
ハオ「さあ…ついてこられるかな?」
ハオ「必殺タクティクス」
千歌「…え!!?」
曜「1、2、3……え?…え!?」
海未「いったいなんですかこれは…」
凛「意味がわかんないにゃ…!?」
「ー 少林寺光速十八陣 ー!!!」
夢でも見ているのだろうか…
一連の動作を終えた中国の選手が、何故か分身しているように見える
英玲奈「リ・ハオが3人!?」
聖良「ほかの選手も3人に分身しています!!どれが本物なのか…」
混乱する日本。
しかし、中国は待ってなどくれない。
6人が18人になった状態で、そのまま攻撃を開始する
理亞「またボールを奪えばいい!!」バッ
ハオ1「無理だよ!」パス
理亞「!?」
ハオ2「1対1は負けるかもしれない」パス
ハオ3「でも今は3対1」パス
ハオ1.2.3「絶対に負けない!!」
理亞「やばっ…」
『リ・ハオが鹿角理亞を突破!!日本はまったくついていけていません!!』
ハオ1「シン!」パス
シン1「!」
曜「これ以上は…!!」バッ
ハオ2「シン!気をつけて!」
曜「ー スマッシュアンカー ー!!」
曜は巨大な錨をボールを持つチャウ・シンに投げ飛ばす。
この錨が地面に突き刺されば最後。
チャウ・シンは噴き出す水により吹き飛ばされるのだ
しかし、
ドガアァァァァァン!!!!!!
シン1「うわっ!?」
曜「よし!ボールは…」
シン2「あげないよ!!」バッ
曜「え!?」
シン3「私達のこと忘れてるでしょ」バッ
ルビィ「曜さんの必殺技が躱された…」
理亞「っっ…なんなのよ!あれ!」
必殺技で選手の動きを止めても、もう2人がフォローに入っているため、ボールが奪えない。
この最悪な悪循環。
日本の選手の体力がどんどん削られる中、中国はシュートチャンスとなる
シン「いくよ!ハオ!」
ハオ「どんとこい!」
シン「必殺タクティクス」
「ー 万里の長城 ー!!」
シン達はリ・ハオを雲の上まで投げ飛ばす
ハオ「ー 天空隼弾 ー!!」ドガァン!!
そこから放たれるシュートは強力だが、今の穂乃果は負けない
穂乃果「ー ゴットハンドW ー!!」ドォォン!!
『止めたぁぁぁ!!!!高坂穂乃果!"天空隼弾"を完全にキャッチし、日本の危機を救ったぁぁ!!!!』
穂乃果「ハァハァ…」
海未「(やはり両手となると体力の消費も激しいですね、)」
穂乃果「聖良さん!!」ブォン!
聖良「はい!」
穂乃果は聖良にボールを渡した。
後半はまだ始まったばかり。
落ち着いて攻めようと前を見た時だった
聖良「…!?」
穂乃果「え…!?」
英玲奈「どういうことだ…」
中国は"万里の長城"を解除していなかった
聖良「こ、このままでは…壁の向こうへパスもドリブルもできない…」
ことり「何か方法は…」
真恋「やられた…!!日本の得意とする速攻も、FWもMFもボールをもらえない!!」
梨子「今壁に閉じ込められているのは、DF2人と穂乃果さんだけ…10対2…」
ハオ「袋の鼠だよ!!」バッ
聖良「くっ…!?」
『あぁっと!?中国の選手に囲まれてしまった鹿角聖良がボールを奪われた!!日本、再び失点の危機だぁ!!』
月「…やばい!!!!」
あんじゅ「穂乃果ちゃん…!!」
穂乃果「来い!!!!」
穂乃果は構えた。
"天空隼弾"は2度も止めたのだ。
体力と体が持つ限り、点は決めさせない。
そう頭で自分に言い聞かせ、前を見た
ハオ「"天空隼弾"はもう通用しないね」
シン「えぇ。なら、あの技を使わない?」
ハオ「いいね!やろ!」
穂乃果「!?」
にこ「ちょっと!!"天空隼弾"じゃないわよ!?」
千歌「別の技…」
穂乃果という存在。
それは、日本の精神的支柱。
流れが悪くても、空気が悪くても、穂乃果という存在の大きさがいつもチームを救ってきた。
穂乃果の顔を見れば元気が出る。
穂乃果のオーラはチームを盛り上げる。
しかし、
ハオ、シン「うおあぁぁぁぁぁ!!!!」
穂乃果「っっっ!!!!」
海未「…穂乃果」
今の穂乃果から伝わってくるのは…
焦りだけだった
ハオ、シン「ー 天崩地裂 ー!!」ドガアァン!!
花陽「2人技!?」
希「この威力…」
大地を破壊しながら進む巨大なシュート。
"天空隼弾"が可愛く見える。
そんなシュートに、穂乃果は全力をぶつける
穂乃果「ー ゴットハンドW ー!!」ドォォン!
千歌、曜、聖良「穂乃果さん!!!!」
ことり、凛「穂乃果ちゃん!!!!」
海未、にこ「穂乃果!!!!」
穂乃果「ぐっ…うおあぁぁぁぁぁ!!!!」
耐える穂乃果。
押すシュート。
両者のぶつかり合いにより発生した強風と迸るオーラが、その力の大きさを物語っていた
穂乃果「(重い!!?いや、止める!!止めるんだ!!)」
穂乃果「(世界を目の前にして…ここで…)」
穂乃果「終わってたまるかあぁぁぁぁ!!!!」
中国「「「!!!!!!??」」」
日本「「「!!!!!!!!」」」
穂乃果「ハァハァ…ハァハァ……」シュウゥゥゥ…
千歌「と、止めた……」
曜「やった…」
海未「……いえ、残念ですが…」
穂乃果「ごめん…みんな…!!」
『ゴール!!!!高坂穂乃果、ボールは止めましたが、体とボールは既にゴールラインを切っていた…!!日本!ここに来て、痛恨の2点目を許してしまった…!!』
穂乃果「くっ……悔しい…!!っっっ!!」
海未「…」
後半は始まったばかり。
しかしそれは、中国の本当の攻撃が始まったばかり。
という意味でもあった
日本 1-2 中国