ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです。
なんか最近、主人公の千歌ちゃんにまったくスポットがあたってないと言われるのですが、それは自分も重々承知です笑
ですが、世界編は主人公とかはあまり関係なく(いや、あるけど…)、全員で世界と戦っていけたらなと。
ですが、今のところかなーりキャラによって差がありますよね?(個人見解)そういう子たちは、本戦でたくさん触れたらなと思います。
ちなみに早速なのですが、今回のお話に千歌ちゃんの伏線を『4文字』で立たので探してみてくださいね!
前回の、輝こうサッカーで!
後半戦が始まり、最初から"ATP"を発動し攻め込むルビりあコンビ。しかし、理亞はトラウマが頭をよぎり、ルビィとの合体技を失敗させてしまう。そして本気を出してきた中国に圧倒された日本は、中国の勝ち越し点を許してしまったのだ
聖良「穂乃果さん、ごめんなさい…私がボールを奪われてしまったせいで、」
穂乃果「落ち込んじゃダメだよ聖良さん。まだ試合は終わってないから、今は前を向こう」
聖良「…はい」
海未「…」
穂乃果に励まされた聖良は、気を取り直して持ち場に戻る。
すると、今度は聖良と代わるように海未が穂乃果の元へと走ってきた
海未「穂乃果」
穂乃果「海未ちゃん?あはは…ごめん、止められなかったよ」
海未「私はあなたが聖良に言った言葉を、全てあなたに返します」
穂乃果「…!」
海未「最近の穂乃果は焦りすぎです。落ち込みすぎです。前のように明るくなくなってきています」
穂乃果「…」
海未「自分の力が足りないから更に強くなった…落ち込む必要なんてないじゃないですか」
穂乃果「でも、強くなっても破られたよ?」
海未「はあぁ…これでは私が穂乃果みたいじゃないですか」
穂乃果「?」
海未「強くなって破られたのなら、また強くなればいいじゃないですか」
穂乃果「…!!」
海未「簡単な話ですよ。穂乃果。いつものあなたなら、絶対にそう言うじゃないですか」
穂乃果「…」
海未「あなたに落ち込んだ顔なんて似合いません。私達に、元気な笑顔を見せてください」
穂乃果「…」
穂乃果「ありがとう。海未ちゃん」
海未「はい。後半はまだまだこれからですよ」
まさか、海未からあんなことを言われるとは…
穂乃果は驚くのと同時に、嬉しくなり、情けなくなった
穂乃果「そっか…穂乃果は、何も見えなくなっていたのか…」
穂乃果は前を見た。
そして、大きく息を吸い、叫ぶ
穂乃果「みんなあぁぁ!!!!!!」
千歌「うわわ!?穂乃果さん!?」
曜「すごい声…」
果南「うんうん!いい声だね!」
ダイヤ「デジャブですわ…」
花丸「ずら…」
穂乃果「ごめーん!!!私!!焦りすぎちゃった!!!!」
海未「…穂乃果!」
ことり「もう大丈夫だね♪」
穂乃果「もう1点も決めさせないから!!!!だから!!失敗を恐れず攻めて!!!!」
凛「さっすが穂乃果ちゃんにゃ!」
にこ「やっぱり穂乃果は、こうじゃなくっちゃね!」
穂乃果「もう穂乃果は…下を見ない!!!!」
千歌「穂乃果さん…やっぱり穂乃果さんの声を聞くと元気がでる!!」
曜「うん!なんか、不安も吹き飛ぶよね!」
理亞「はぁ…あの人には、適う気がしない」
ルビィ「うん…とっても頼もしい、日本のキャプテン!」
穂乃果「さあ!いくよ!」
「「「はい!!!!!!」」」
『日本 対 中国。中国の2点目から始まった後半戦…日本は最低でも残り2点、どう返すのでしょうか!?』
ピーー!!!!
理亞「ルビィ、あの分身タクティクスは厄介よ。ルビィの技でいっきに突破して」
ルビィ「理亞ちゃん…うん!やってみる!」
『さあ、まずはFWコンビが攻め上がります!!今回は2人で並ばず黒澤ルビィが少し前に出てドリブルだ!!』
理亞「今よ!」
ルビィ「うん…!」ググググ…
ルビィ「ー スプリントワープGX ー!!」ビュン!
ロンチ「うわっ!?見えない…」
ハオ「ルビィと理亞は分身ごと全員突破しそうだね…よし、」
ルビィのしゃがんで前のめりになりながら飛び出す"ロケットスタート"。
この飛び出しが"スプリントワープ"の加速を促している。
"ATP"の加速も速いが、"スプリントワープ"の加速は異次元。
リ・ハオの言う通り、ルビィと理亞は分身など関係なく全員抜きにかかるだろう…
ならば、
シン「必殺タクティクス!!」
ルビィ「よしっ!抜けた!」ビュン
ルビィが中国の選手を全員抜ききった
ルビィ「!?」
ハオ「びっくりした?」
はずだった
「「「ー みんなでキョンシー ー!!」」」
果南「嘘っ!?ルビィの加速についてきた!?」
真恋「ここに来てマンツーマンディフェンス……嫌になるほど厄介ね」
美奈「なるほどね…」
"みんなでキョンシー"
簡単に言うと、1対1で徹底的にマークする"マンツーマンディフェンス"。
しかし、ただのマンツーマンディフェンスではない。
まるで相手に張り付いたかのように、どんなに逃げようとしても絶対にピッタリとついてくる
ルビィ「ちょっ…え!?」バッ
ハオ「ダメだよ。ここから先は行かせないよ」
ハオ「ルビィは動揺してるみたいだね」
理亞「いや、邪魔よ!!あんたも!!」
ルビィだけではない。
日本の選手全員に徹底的に張り付いている。
これではドリブルどころかパスさえ出せない。
日本の武器(速攻)を根底から叩き潰す、言うならば一番タチの悪いタクティクスなのである
千歌「し、しつこい…」
タンメオ「ルビィのところへは行かせないよ」
花陽「美奈監督…このままでは日本は何もできません…」
美奈「…そうね…今回ばかりは難しいわね」
美奈はフィールドを見ながら考える。
この状況から日本が逆転するには…
材料は?手順は?
今までの経験から策を引っ張り出し考える
美奈「…」
『ボールを奪った中国、再びシュートチャンスだ!!!!』
花丸「穂乃果さん…」
希「大丈夫!今の穂乃果ちゃんは強いで!」
美奈「(穂乃果ちゃん…か…)」
穂乃果「絶対に止めるよ!!!!」バッ
ハオ「いい目だね!穂乃果!」
シン「でも、一度破ったこのシュート…簡単には止められないよ!!」
ハオとシンがシュートの構えに入った。
この時、穂乃果は感じていた
穂乃果「(穂乃果の技よりも強いシュート…よく考えたら…すごい燃えてくる!!)」
穂乃果は日本代表になってから、日の丸の重み…責任感から強い敵への好奇心を失っていた。
浦の星女学院との決勝戦まではワクワクしながらサッカーをしていた。
しかし、今はボールを止める。防ぐ。強くなる。負けれない。
という"GKの役目"しか意識できなくなっていた
穂乃果が忘れていたもの
穂乃果「すうぅぅぅ……はあぁぁ……」
月「目を閉じて深呼吸…?」
花陽「…ま、まさか…」
それは、
ハオ、シン「ー 天崩地裂 ー」ドガアァン!!
穂乃果「…」
ゾクッッッッッッ!!!!!!!!
日本「「「!!!!!!!!」」」
"穂乃果の役目"
ホノカ「…」
千歌「闇の力…」ズキズキ
聖良「限りなく殺気に近い、でも純粋なオーラ…」
ホノカ「…!!」バッ!
ホノカは構える。
先程は惜しくも止めきれなかったシュート。
しかし、今は…
ホノカ「っっっ!!!!」ゴオォォ!
止められる気しかしない
ホノカ「ー ゴットハンドW ー」ドォォン!
中国「「「!!!!??」」」
シン「な、なに!?」
ハオ「うそ…止められた…」
『止めたぁぁぁ!!!!高坂穂乃果!一度敗れたシュート、今度はしっかりとキャッチして見せたぁぁ!!!!これが、日本の守護神!!!!』
真恋「よしっ!!」
果南「本当に止めちゃった…」
花丸「ちょっとゾクッとしたけど…さすがは穂乃果さんずら!」
美奈「…」
真恋「美奈?」
美奈は立ち上がり、フィールドのラインぎりぎりまで歩いていく。
これは美奈の昔からの癖。
何かを思いついた時は座ってはいられないのだ
真恋「まさか、何か作戦を…?」
美奈「そのまさかよ♪」
美奈はニコッと笑みを浮かべ、一人の選手の名を読んだ
美奈「梨子ちゃん。行くわよ」
梨子「は、はい!」
美奈「この作戦は捨て身。信じること。無茶。勢いよ」
梨子「???」
美奈「今から説明するわね♪」
一方、フィールドでは中国が再び日本を袋の鼠にしていた
「ー 万里の長城 ー!!」
穂乃果「また閉じ込められた…!!」
聖良「このままではまた…」
そんな時、穂乃果はふと日本ベンチを見た。
すると…
穂乃果「…!」
美奈「!」
穂乃果「美奈さん…分かりました!」バシュッ!
聖良「穂乃果さん!?」
ことり「外にだした…?」
穂乃果は美奈からのサインに気づき、ボールを外に出した。
美奈からのサインは「試合を切れ」
それは、高海美奈監督が動き始めるサインでもあった
『日本!ここで選手を交代します!MFの矢澤にこに代わり、桜内梨子が入ります!!』
にこ「頼んだわよ…梨子」ゼェゼェ…
梨子「はい!(あのにこさんがこんなにも…それほどまでにキツいマーク…)」
梨子はフィールドに入るとすぐに穂乃果の元へと向かった。
その道中で何人かも連れながら…
梨子以外は美奈から何も聞いていないし、何も知らない
穂乃果「梨子ちゃん!待ってたよ」
梨子「はい。みんなに集まってもらったのは、まずは1点。同点になるための作戦を説明します」
聖良「その作戦に、私達が…?」
理亞「いったい何をするの?」
ルビィ「…」
梨子「この作戦には全員にリスクがかかります。ですが、」
穂乃果、聖良、理亞、ルビィ「…」
梨子「中国の"万里の長城"を砕けます」
次回 日本、反撃開始
日本 1-2 中国
なんかドドんと梨子ちゃんは言い切りましたが、個人的にはかなりシンプルな作戦なので…