ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんお久しぶりです!ルビィちゃんキャンディーです!

学校も始まってなかなか時間が取れない今日この頃…投稿ペースは落ちますが、途絶えはしない…と思います

今回のお話は開会式!たくさんのチームが出ます!




第3章 56話 「開幕!FFI本戦」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

突如始まった1対1トーナメント。それぞれの個々能力が試される中、第1試合 曜VS晴夏は晴夏が素晴らしいボールテクニックを見せるも、曜の判断力には適わなかった。試合は進み、次の試合は 千歌VS曜。果たして勝つのは…

 

 

 

 

 

 

花陽「それでは、試合を始めます!!」

 

 

千歌、曜「…」

 

 

ボールが空へと放たれるのを構えながら待つ2人。

千歌と曜。

2人は今の浦の星女学院サッカー部の最初の部員、そして、始まりの2人なのだが。

意外にも1対1はあまりやったことが無かった

 

 

梨子「始めた頃は良くやってたんだけど…ルビィちゃん達が入部してからは、他のメンバーとの練習になっちゃって…」

 

海未「お互いのプレーを知りつつも、実戦経験は薄い…のですね。では尚更、結果は分かりません」

 

 

得意なこと、癖、技、思考。

大体のことはお互いに分かっている。

そうなると、勝負の決め手はやはり…

 

 

月「今までにやってこなかった…"新しいプレー"が必要だね」

 

晴夏「…」

 

 

 

 

ピーーー!!!!

 

 

千歌、曜「!!」

 

 

ボールが空へ放たれたのと同時に2人は飛んだ。

飛び立つタイミングは同じ。

どちらが空中で競り勝つのか…

 

 

 

曜「っ!!」バッ

 

 

果南「曜が触った!」

 

英玲奈「体幹を上手く活かしている…なかなかだな」

 

 

ボールに先に触ったのは曜。

そのままドリブルで千歌を引き離しにかかる。

しかし、千歌も負けてはいられない

 

 

千歌「(そこっ!!)」バッ!

 

曜「あまいよ!」スカッ!

 

千歌「!!?……まだまだ!!」

 

 

千歌は足を出すも、避けられる。

何度も隙を見つけてはカットを試みるも…

 

 

曜「よっ!」

 

千歌「!!」スカッ!

 

曜「でりゃっ!!」

 

千歌「!?」スカッ!

 

 

聖良「あと一歩足りない…」

 

ツバサ「千歌さんと曜さんの実力はほぼ変わらない。だからこそ、千歌さんは曜さんに追いつけない…」

 

果南「このまま曜が逃げ切って勝ち…?」

 

ダイヤ「…そうなると思います」

 

 

 

曜「千歌ちゃん!これで終わりだよ!」

 

千歌「!!」

 

 

曜が"スプリントワープ"の構えに入った。

勝負を決めるため、そして、成長した自分を見せるために…

 

 

曜「ー スプリントワープ ー!!」ビュン!

 

 

梨子「曜ちゃんが引き離した!!」

 

理亞「…決まりね」

 

 

 

誰もが、決着はついたと思っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「」ドクン

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"バチバチバチ"!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

聖良「…?何の音ですか?」

 

英玲奈「これは…」

 

 

 

 

 

 

なんだろう、前にも感じた。

 

まるで時間が止まったかのような。

 

誰も動いていない。

 

動いているのは、自分の意識だけ。

 

 

 

 

千歌「」バチバチバチ!!

 

 

 

 

速く走りたいと願い、いつも一歩先を行く幼馴染に追いつきたいと願い。

 

光る風になりたいと。

 

今、自分の前方で固まって動かない幼馴染のところまで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「行く」ビュン!!!!!!!!

 

 

 

 

曜「!!??」

 

 

「「「!!!!???」」」

 

 

穂乃果「(あれは…!!)」

 

 

 

 

千歌は瞬間移動で曜のボールを奪い取ったのだ。

誰も反応出来なかったその速さ。

曜の"スプリントワープ"は、何の意味も成さなかったのである

 

 

曜「ウソ…!?こんな、」

 

千歌「おらぁ!!!!」バシュッ!

 

 

 

バシュゥゥゥゥン!!!!

 

 

花陽「そこまで!第1試合、高海千歌さんの勝ちです!!」

 

 

 

千歌「ハァハァ…」ズキズキ

 

曜「ち、千歌ちゃん…今のは…?」

 

千歌「…ハァハァ……分からない」ズキズキ

 

曜「顔色が悪いよ…ひとまず休もう」

 

 

 

――――――

 

 

 

穂乃果「…」

 

月「…穂乃果ちゃん、千歌ちゃんのあれは?」

 

 

月は穂乃果が何か知っているかのような驚き方をしたのを見逃さなかった

 

 

穂乃果「私が知っている限りでは、全国大会の聖堂山戦、サウジアラビア戦、そして韓国戦でも千歌ちゃんは似たような雰囲気、動きをしていた」

 

穂乃果「それが何なのかは、私にも分からないけど…ひとつだけ。分かることがある」

 

月「それって?」

 

穂乃果「…共通することがあるんだ」

 

 

 

穂乃果「その時の千歌ちゃんの目は、右目と左目で別々に」

 

 

 

 

 

穂乃果「"ゾーン"と"闇の力"を発動していたんだ」

 

月「!?それって…」

 

穂乃果「一瞬だけどね。何にせよ、急がなくちゃ。今の千歌ちゃんはそれに相応しいよ」

 

月「…?」

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

その後も試合は進み、5つの試合全てが終了した

 

 

凛「意外だにゃ…2人とも残ると思ってたのに、」

 

月、ツバサ「…」

 

月「まぁ、ね?」

 

ツバサ「こんな日もあるわ」

 

凛「誰に負けたの?」

 

月、ツバサ「矢澤パイセン」

 

凛「納得」

 

 

第2試合 勝者 矢澤にこ

 

 

 

海未「にこ。負けませんよ」

 

にこ「あんたとは技の相性悪いからね…正直不安よ」

 

海未「音の木時代では一度も勝たせてもらえなかったので、私も不安です」

 

 

第3試合 勝者 園田海未

 

 

 

花丸「大丈夫?ルビィちゃん、」

 

ルビィ「あはは…負けちゃった。強いね理亞ちゃん」

 

理亞「…」

 

理亞「ウソ」

 

ルビィ「…!」

 

理亞「右足。まだ治ってないんでしょ」

 

ルビィ「…」

 

ルビィ「ごめんね、理亞ちゃん…試合の途中で足が、」

 

理亞「いい。完全に治ったルビィにも、私は勝つから」

 

ルビィ「うん!」

 

 

第4試合 勝者 鹿角理亞

 

 

 

穂乃果「いや〜、びっくりしたよ!」

 

果南「まさか、ね…?」

 

ダイヤ「本当にどのような練習をしたのでしょうか、」

 

 

善子「…」

 

 

第5試合 勝者 津島善子

 

 

 

こうして出揃った5人のメンバー。

果たして誰が勝ち、誰が負けるのか…

全員が見守る中、次の試合が始まった

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

ー その日の夜 ー

 

 

美奈「やっぱりにこちゃんの無双だったわね」

 

 

結局、優勝は安定のにこ。

千歌はあのあと、謎の技を出すことなく終了。

追加メンバーの善子も新技を出すことなく、全ての試合が終了したのだった

 

 

真恋「ねぇ、今日のあのトーナメント。意味あったの?」

 

美奈「ないわ」

 

真恋「…ないの?」

 

美奈「みんなの前ではああ言ったけど、本当の目的は"気づいてもらうこと"」

 

真恋「何を?」

 

美奈「…千歌ちゃんの異変と、善子ちゃんの変化」

 

真恋「!」

 

美奈「善子ちゃんは、あの技を今回はちょっとしか使わなかったけど、感ずいているメンバーはいるわね」

 

真恋「千歌ちゃんは、あれ?」

 

美奈「まさかあんなことになるとはね…穂乃果ちゃんにも頼んでおかないと…」

 

 

美奈の顔は珍しく暗くなっていた。

まるで何かを思い出しているかのような…

口には出さないが、負の感情だけが部屋を包んでいた

 

 

真恋「…親ありの子ね」

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

花丸「…まる、わかったずら」

 

ルビィ「花丸ちゃん?」

 

果南「分かったって、何が?」

 

花丸「善子ちゃんの違和感ずら」

 

 

浦の星メンバー、全員が気になっていた善子の違和感。

確実に何かが減り、何かが変わった善子。

それに気づいた花丸は言う

 

 

花丸「善子ちゃんは…堕天使になっていない」

 

「「「!!!!!!」」」

 

 

曜「確かに…」

 

ダイヤ「善子さんと呼んでも確かに怒られませんでした…」

 

ルビィ「黒い羽も見ないし…」

 

梨子「変なことを言わなくなった…」

 

千歌「ちょっと寂しいね、」

 

果南「善子も成長したんだよ。きっと」

 

 

 

だからと言って、善子との接し方が変わるわけではない。

周りから見れば、善子は心身共に成長し帰ってきたと思うだろう。

もちろん、浦の星のメンバーもそう思っている。

歓迎し迎え入れるのが当然、なのだが…

 

 

 

花丸「…本当に、それだけなのかな……」

 

 

 

雲は晴れなかった

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ー 数日後 FFIスタジアム ー

 

 

『さあ!全世界が注目するサッカーの祭典、フットボールフロンティアインターナショナル世界大会!!予選を勝ち抜いた強豪チームが、サッカーのために作られたこの聖地、ライオコット島で激突します!!!!』

 

 

A『実況は私、日本の全国高校女子サッカー大会でも実況をしましたーーー(A)。解説は元ヨーロッパリーグMVPストライカー、レヴィン・マードックさんでお送りします!』

 

レヴィン『よろしく』

 

A『それでは、いよいよ選手入場です!!』

 

 

 

スタジアムの上空に映し出されるチームマーク。

トップバッターは知らぬ人いない、サッカー界最強チームだ。

歓声の大きさが、その力を物語る

 

 

A『最初に入場してきたのはブラジル代表チーム、"ザ・キングダム"!!先頭に立つのはマック・ロニージョです!!』

 

レヴィン『またの名を、"キングオブファンタジスタ"。フィジカル、テクニック、さらに冷静な判断力など、今大会、最も完成された選手と言ってもいいでしょう』

 

 

 

A『続いての入場は、イタリア代表チーム"オルフェウス"!!先頭はイタリアの"白い流星"、フィレア・アルデナです!!』

 

レヴィン『ヨーロッパ屈指のストライカーで、華麗なテクニックとそのスピードは、まさに流星と呼ぶに相応しいです』

 

 

「……」

 

「イタリア来たね。もう行くの?」

 

「いや、もう1人見たい選手がいるんだ」

 

「フィレアやマリじゃなくて?」

 

「…えぇ。」

 

 

A『さあ、続いての入場はスペイン代表チーム"無敵のジャイアント"!!先頭は"カタルーニャの巨神"、クラリア・オーヴァンです!』

 

レヴィン『ヨーロッパトップクラスのフィジカルを持つスペインのキャプテン。その力強い突破力はまさに猛牛。強力です』

 

 

 

A『続いての入場はアメリカ代表、"ユニコーン"!!率いるのはキャプテン、マーク・クルーガー!!』

 

レヴィン『予選大会を大量得点で勝ち上がってきましたが、全て、マークを中心とした連携があったからです』

 

 

 

A『さあ!イギリス代表"ナイツオブクイーン"の入場です!!先頭はキャプテンのエドガー・バルチナス!!』

 

レヴィン『"静かなる闘将"…まさに騎士。ヨーロッパ予選で魅せた聖剣は、本戦でも勝利を導くことになるでしょう』

 

 

 

 

 

 

 

美奈「全員いるわね!」

 

穂乃果「はい!」

 

美奈「堂々と胸を張ってね♪」

 

 

穂乃果「よーし!みんな、行くよ!!」

 

「「「はい!!!!!!」」」

 

 

穂乃果が持つのはサニデイジャパンの旗。

日本の全ての想い。

ついに、日本が世界の頂点を目指す時がやってきたのだ

 

 

 

A『日本代表"サニデイジャパン"の入場です!!チームを率いるのはキャプテン、高坂穂乃果!』

 

A『このチームは、世界のレベルから見ればまだ経験も浅く、発展途上ですが、粘り強い試合運びで何度も逆転勝者を収め、世界への切符を手にしました』

 

レヴィン『逆に成長途上にあるが故、爆発的な進化の可能性があると言えます。さらに、世界の強豪達から注目されている選手もいます。初戦のスペイン戦、どのような試合になるのか楽しみです』

 

 

「…来たか」

 

「日本??日本に誰か知り合いがいるの?」

 

「昔ね。技を教えた子がいるの」

 

 

 

A『続いて入場して来たのは、ロシア代表"パーフェクトスパーク"!!先頭は"気高き銀狼"、フロイ・ギリカナンです!!』

 

レヴィン『そのボールテクニックはイタリアのフィレア選手と争うほどと言われています。今大会でも、優勝候補筆頭でしょう』

 

 

希「穂乃果ちゃん!」

 

穂乃果「なに?」

 

希「あそこ!見てみ!」

 

穂乃果「?」

 

 

希が視線を送る先には、忘れはしない、金髪の少女がいた

 

 

穂乃果「絵里ちゃん!!」

 

絵里「〜♪」

 

 

ウィンクで返す絵里。

チームは違うがいつか絶対に戦うと信じ、穂乃果たちは絵里を見送った

 

 

 

 

 

A『さあ、いよいよこの強豪チーム達がぶつかります!!世界の頂点に輝くのは、果たしてどのチームなのか!?』

 

 

 

穂乃果「始まるんだ…」

 

千歌「必ず、輝きましょう。頂点で」

 

穂乃果「うん!」

 

 

 

A『フットボールフロンティアインターナショナル世界大会、ここに開幕です!!』

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

「いよいよ始まりますね」

 

「あぁ。この開会式は私の計画の始まりの儀式でもある。せいぜい楽しんでいるといい…」

 

 

「高坂穂乃果、高海千歌…」

 

 

 

 

 

 

次回、スペイン戦

 

 




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