ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!本日2話目の投稿、ルビィちゃんキャンディーです!明日からまた学校が始まるので執筆はかなり遅くなりますが、ちゃんと書きます!

今回からついにスペイン戦です!




第3章 57話 「スペイン戦 "砕かれる太陽"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

1対1トーナメントも終わり、始まったフットボールフロンティアインターナショナル世界大会。並み居る強豪、そして再会を望む仲間。たくさんの選手とこれから戦うサニデイジャパン。まずは初戦スペイン戦。開幕

 

 

 

 

 

ー ウミヘビスタジアム ー

 

 

A『全世界のサッカーファンの皆様、お待たせいたしました!!本日はFFI世界大会グループA、無敵のジャイアント 対 サニデイジャパンの試合を、ここウミヘビスタジアムからお送りします!!』

 

 

 

ワアァァァァァァ!!!!!!

 

 

花陽「か、完全にアウェーです…」

 

凛「スペインのサポーターでいっぱいにゃ…」

 

穂乃果「大丈夫!全部私達への応援だと思えばいいんだよ!まずは初戦、絶対に勝とう!」

 

「「「はい!!!!!!」」」

 

 

 

クラリア「…高坂穂乃果」

 

穂乃果「クラリア!」

 

クラリア「日本の力、見せてもらうよ」

 

穂乃果「うん!お互いに頑張ろう!」

 

 

 

 

 

A『さあ!両チームがキックオフを待っています!レヴィンさんから見てこの試合、どう予想されますか?』

 

レヴィン『"無敵のジャイアント"は、世界の中でもかなりの強豪です。エースストライカーのクラリア・オーヴァンは超強力な突破力と攻撃力を持つ選手です。ダイナミックなプレーが期待されます』

 

 

ー スペイン ー

 

FW…………ベルガモ、ルーサー

 

MF……ベラスコ、クラリア☆、チコ

 

MF………フェルナンド、エメリコ

 

MF…………………ファビオ

 

DF……………ルフィノ、ドメルゴ

 

GK……………………アロンソ

 

2-1-2-3-2

 

 

 

 

A『なるほど。対するサニデイジャパンはいかがですか?』

 

レヴィン『そうですね…近年、アジアも全体的に実力が上がってきているように見えます。そのアジア予選を突破した日本…今大会ではダークホースになりそうです』

 

 

ー 日本 ー

 

FW……津島善子、綺羅ツバサ、黒澤ダイヤ

 

MF………渡辺月、高海千歌、園田海未

 

MF…………桜内梨子、統堂英玲奈

 

DF……………鹿角聖良、葉石晴夏

 

GK…………………高坂穂乃果☆

 

2-2-3-3

 

 

A『日本はこの試合から追加招集された津島善子と葉石晴夏をスタメン起用!果たしてどのようなプレーを見せてくれるのか!?』

 

レヴィン『日本の注目選手は綺羅ツバサ選手。自分の意思で発動することが出来るゾーンは世界にも通用する武器ですね』

 

レヴィン『ベンチスタートの黒澤ルビィ選手、鹿角理亞選手にも注目です』

 

A『はい!まもなく試合開始です!』

 

 

 

 

ダイヤ「…」

 

ツバサ「緊張してる?」

 

ダイヤ「…はい」

 

ツバサ「…私も」

 

 

 

クラリア「…見せてもらうわ。日本の力を」

 

 

 

 

ピーーー!!!!!!

 

A『さあ、試合開始です!サニデイジャパンボールからスタートしましたこの試合。ボールを受け取った高海千歌がドリブルだ!』

 

 

千歌「(まずはパスで相手の出方を…)」

 

千歌「月ちゃん!」パス

 

月「よし!善子ちゃん!」パス

 

 

クラリア「…」

 

 

A『日本!細かいパスでスペインの出方を伺う作戦か!?』

 

レヴィン『正確なパスですね。たくさんの練習を積んできたんでしょう』

 

 

善子「ツバサさん!」パス

 

ツバサ「(相手も出てこない…ならば、)」バッ!

 

ダイヤ「決めてください!ツバサさん!」

 

 

まだゴールまで距離はあるが、ツバサから見たら射程範囲内。

ボールと共に空へ飛び、輝く剣を放つ

 

 

ツバサ「流星…!!」ゴォーッ!

 

 

理亞「まずは一発」

 

にこ「挨拶がわりね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッッッッッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ツバサ「っっ…!!?」

 

 

ダイヤ「な!?」

 

善子「!!」

 

日本「「「!!!!??」」」

 

 

 

エメリコ「簡単には撃たせないよ!」グググ

 

 

A『なんと!?スペインMF、エメリコが綺羅ツバサのシュートを直接ブロック!!綺羅ツバサはシュートが放てません!!』

 

 

ツバサ「っっ…なんて重いブロックなの…」

 

 

そのままボールを奪い取ったエメリコは前線へ。

ボールを受け取ったルーサーは余裕のある顔でクラリアを見た

 

 

ルーサー「見せてやれよクラリア。シュートの撃ち方ってやつを」

 

クラリア「…えぇ」

 

 

海未「穂乃果!!来ますよ!!」

 

穂乃果「…うん!!」バッ

 

 

ペナルティエリア外。

しかし、ツバサと同じくクラリアも射程範囲内だと見せつける。

そう。シュートで

 

 

クラリア「っっ!!」バッ!

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

千歌「…この音は……」

 

月「クラリアが、ボールを磨き上げているんだ…」

 

 

足で何度も削り、磨き、輝かせる。

そのボールはボールにしてボールではない。

言うならば宝石。

誰も砕くことは出来ない、最強の硬

 

 

 

クラリア「ー ダイヤモンドレイ ー!!」ドガアァァン!!

 

穂乃果「!!??」

 

 

英玲奈「なんだ、あの威力…!?」

 

梨子「今までのシュートとは、次元が…」

 

 

 

穂乃果「はあぁぁぁ!!!!」バッ!

 

 

穂乃果「ー ゴットハンドW ー!!」ドォン!

 

 

穂乃果は両手でシュートを受け止めた。

この技のおかげで日本は中国に勝つことが出来たと言っても過言ではない。

 

穂乃果自身、そして日本のメンバーが、この技が穂乃果が今持てる最高の力なのだと、確信していた

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バリイィィィィィィン!!!!

 

 

 

 

穂乃果「」

 

 

 

クラリア「…高坂穂乃果」

 

クラリア「あなたはまだ、私たちのサッカーには通用しない」

 

 

 

 

バシュゥゥゥゥン!!!!!!!!

 

穂乃果「ぐほっ!!??」

 

 

海未「穂乃果ぁ!!」

 

千歌「"ゴットハンドW"が、簡単に…」

 

 

 

A『決まったぁぁ!!!!クラリア・オーヴァン!試合開始早々1点目だぁぁ!!』

 

レヴィン『高坂穂乃果選手、シュートが腹部に直撃しましたが…大丈夫でしょうか』

 

 

 

穂乃果「ゴホッ…っっ…グホッ…」

 

海未「穂乃果!!」

 

聖良「あの強力なシュートが直撃なんて…」

 

 

穂乃果はボールごとゴールに押し込まれ、そのまま倒れ込んでいた。

あまりにも無慈悲、そして純粋なまでの強力なシュート。

穂乃果は肉体的、そして精神的に叩き潰されようとしていた

 

 

A『ここで主審が駆け寄ります!高坂穂乃果選手は続行不可能か?』

 

 

 

 

 

穂乃果「い、いげる……!!」ハァハァ

 

聖良「しかし、あの衝撃を受けて…立ち上がるだけでも…」

 

穂乃果「ただの…みぞおち、だよ…心配しないで…」

 

海未「…無理だったら言ってくださいね」

 

 

 

A『高坂穂乃果選手、このままプレーを続行すようです!』

 

レヴィン『この一発でかなりのダメージが行きましたね…問題は次からですよ』

 

 

 

ピーーー!!!!

 

 

月「まずは同点にしよう!!」

 

ツバサ「えぇ!」

 

 

 

 

 

ー 観客席 ー

 

フロイ「…どう見る?エリー」

 

絵里「日本の勝利のカギは、クラリアのあのシュートを止めること…でも、今の穂乃果じゃ到底適わない」

 

フロイ「…」

 

絵里「今のままでは、日本は確実に負けるわ」

 

 

 

 

 

ドメルゴ「軽い!!」ドン!

 

千歌「うわっ!?」ドサッ!

 

 

チコ「ドメルゴ!こっち!」

 

ドメルゴ「チコ!」パス

 

 

再びボールを奪い取ったスペイン。

シュートを撃つどころか、攻撃さえ許してくれない。

日本にとって最悪な状況の中で、ボールは再びまわってしまう

 

 

クラリア「!」

 

 

A『クラリアがボールを持ちました!日本はどうにかクラリアの進撃を止めようとするが!?』

 

 

 

クラリア「無駄だ!!」ドォン!

 

晴夏「きゃっ!?」

 

聖良「二人がかりでも…!?」

 

 

 

穂乃果「…っっ!!やるしかない!!」

 

 

穂乃果は2度目の失点は許さんと目を閉じる。

あの強力なシュートを止めるにはこれしかない。

背筋が凍る、ドス黒い、底なしのオーラ

 

 

ホノカ「来い!!クラリア!!」

 

 

クラリア「っっ!!」ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

クラリアのボールを磨く音が、まるで死へのカウントダウンのように感じる。

しかし、だからと言って逃げるわけには行かない。

これを受け止めて、日本は同点にならなければいけないのだ

 

 

 

クラリア「ー ダイヤモンドレイ ー!!」ドガアァァン!!

 

ホノカ「絶対に止める!!!!」バッ!

 

 

穂乃果の右手から"ゴットハンドV"が放たれた。

すかさず今度は左手にエネルギーを集める。

闇の力を使うことにより膨れ上がったオーラは、巨大な、新のゴットハンドとして…ボールを抑え込む

 

 

ホノカ「ー ゴットハンドW改 ー!!」

 

クラリア「ほう…」

 

 

花陽「"ゴットハンドW"を進化させた!?」

 

果南「これなら…!!」

 

 

 

ホノカ「うおああああああああああ!!!!」

 

 

 

A『耐える!耐えます高坂!!クラリアの"ダイヤモンドレイ"を進化した技で……いや!?』

 

 

 

ビキッ!!ビキッ…ビキッ!!!!

 

 

 

ホノカ「ぐうっ……っっっ!!!!」

 

 

海未「進化した"ゴットハンドW"までもが…」

 

月「砕け、始めた…」

 

 

止めたと思った。

流石だった。

穂乃果はこの土壇場で、習得したばかりの強力な技を進化させた。

闇の力も加えている…が、それでも…

 

 

 

 

 

 

ホノカ「重…すぎ……る」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バリイィィィィィィン!!!!

 

 

 

 

 

 

ホノカ「ぐあぁぁぁっっ!!??」ドゴォォッ!!

 

 

 

A『ゴール!!スペイン2点目だぁぁ!!何段階もパワーを上げた高坂穂乃果の技も、クラリアのシュートには適いませんでした!!』

 

 

 

海未「穂乃果ぁ!!」

 

梨子「そ、そんな…」

 

 

穂乃果「」ドサッ

 

 

 

A『5分!!5分です!!スペインは5分間で日本から2点を奪いました!!これが、世界の力…!高坂穂乃果立てません!!』

 

レヴィン『これは…スペインの力が圧倒的ですね。日本は全く歯がたっていませんよ…』

 

 

 

穂乃果「ハァハァ…」

 

聖良「穂乃果、さん…」

 

海未「立てますか!?穂乃果!!」

 

穂乃果「…いよ、」

 

海未「え…?」

 

穂乃果「遠いよ…」

 

 

 

 

 

穂乃果「遠すぎるよっっっ…!!!!」

 

 

海未「っっっ…」

 

聖良「…」

 

 

穂乃果「これが世界なんだ…穂乃果はなめてた。甘過ぎた」

 

穂乃果「通用しないよ……ゲホッ…今の全力じゃ…」

 

 

穂乃果「勝てる、気がしないっっっ…」

 

 

 

穂乃果がこんなにも弱音を吐くのは…なかなかない。

世界に通用すると思っていたものが全て、届かなかった。

 

穂乃果はゴール下で仰向けで空を見ていた。

 

今、これほどまでに歓声が、青い空が憎い日はない

 

 

 

美奈「……スペインは潰しに来てるのよ」

 

花丸「潰す…?」

 

美奈「日本の精神的支柱、穂乃果ちゃん。その穂乃果ちゃんの精神を粉々に砕くことにより、日本全体のパフォーマンスが落ちる…」

 

花陽「そ、そんな…」

 

ことり「酷いよ…!!」

 

真恋「それが世界の戦いなのよ。精神の維持も立派な戦い。それが砕かれたとなると…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いい加減に……」

 

 

 

海未「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「しろおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

海未、聖良「!!??」

 

穂乃果「!!!!?」

 

「「「!!!!!!??」」」

 

 

 

 

千歌「ハァハァ……」

 

穂乃果「ち、千歌ちゃん…」

 

千歌「穂乃果さんが!!」ガバッ!

 

穂乃果「うっ!?」

 

海未「千歌!!それ以上は…!」

 

千歌「穂乃果さんがそんなんでどうするんですか!!!!??」

 

 

千歌は強引に穂乃果の服を掴んだ。

海未の静止など意味が無い。

今の千歌は誰にも止められない

 

 

千歌「私が憧れた穂乃果さんは絶対に諦めない!!」

 

穂乃果「…!!」

 

千歌「どんなに、絶望的でも」

 

海未「千歌…」

 

千歌「海未さんもです。なんで前みたいに穂乃果さんに言わないんですか?諦めるなと」

 

海未「…それは、」

 

千歌「クラリアさんのシュートにビビったんですよね?」

 

海未「…」

 

千歌「いいですか?穂乃果さんが諦めない限り、私は、私達は諦めません。絶対に背中を任せられる…私達のキャプテンです」

 

穂乃果「…」

 

千歌「強いなんて当たり前ですよ!!世界の強豪、そんな優しくなんてないですよ!!」

 

千歌「私も前に諦めそうになった時がありました…でも、そんな私を支えてくれたのは…穂乃果さん、そして、みんなが…!!」

 

穂乃果「!!!!!!」

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

A『さあ、試合開始早々2点差となりました…!!日本はまず、1点を返すことが出来るのか!?』

 

 

 

聖良「穂乃果さん、大丈夫ですか?」

 

穂乃果「うん!穂乃果はなんか、みんなに怒られてばっかりだね…」

 

穂乃果「でも、もう大丈夫。気合い入れたし、覚悟もできた」

 

 

 

 

海未「千歌、ありがとうございます…本当は私が言わなければなのに、」

 

千歌「誰がとか関係ないですよ。私は、私が出来ることをしただけです。あとは、穂乃果さんに託します」

 

海未「…はい」

 

 

 

 

真恋「千歌ちゃんが穂乃果ちゃんを…」

 

曜「あんなに怒った千歌ちゃん…初めて見た」

 

理亞「千歌さん、あんな声が出るのね」

 

美奈「……」

 

 

 

千歌の説教は、穂乃果や海未だけに向けられたものでは無い。

今のこの空気。

戦意を失った日本の、悪い空気を千歌が変えようとしたのだ。

穂乃果の代わりに

 

 

月「僕達は僕達が出来ることを…!」

 

ダイヤ「はい。このまま負けるわけには行きませんわ!」

 

 

梨子「下を向く暇があるなら作戦を考える…!」

 

英玲奈「あぁ。絶対に道はあるはずだ」

 

 

クラリア「…」

 

 

 

 

 

ピーーーー!!!!!!

 

 

A『さあ!試合が再開しました!!』

 

 

 

日本 0-2 スペイン

 

 





はい。ということで今回の穂乃果ちゃんはわざと、中国戦のように落ち込ませてみました。同じことをやったのには意味があります。それは、穂乃果を支えたのが海未ちゃんから千歌ちゃんに変わったことです。これが今後のお話にすごく関係してきます。

次回もお楽しみに。スペインの猛攻は続きます

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