ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!ラストリゾート∑に感動しましたルビィちゃんキャンディーです!

お久しぶりです。勉強で忙しいので、かなり間を空けてしまいました。ですが、決して萎えたとかそういうのではないのでご安心を!ただ、時間が無いだけなので…

さて、今回はちょっと急な展開ですがいろいろとお話を進めます。久しぶりの登場ですかね?




第3章 59話 「スペイン戦 "沈めたはずのチカラ"」

 

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

クラリアのシュートを止めるにはあの技しかない。穂乃果は本当の覚悟を決め、自身の体にダメージが残る新の必殺技、"ゴットハンドX"を発動した。クラリアのシュートを止め、穂乃果は改めてスペインに宣戦布告したのだった

 

 

 

 

 

 

穂乃果「みんな!もうゴールは任せて!!」

 

 

穂乃果は空高くボールを蹴り上げた。

こうして日本ゴール側からボールが返ってくるのはこの試合、初めてだった。

 

日本の太陽が死なない限り、サニデイジャパンは進化を続ける。

ここから勢いに乗り、まずは1点!!

それが日本のいつもの流れだ。

 

しかし、

 

 

 

エメリコ「っっ!!」ドォン!

 

ダイヤ「(なんて重いタックル…!?)」グラッ…

 

ルフィノ「ほらっ!転べ!」ドォン!

 

 

果南「ダイヤが挟まれた…!!」

 

あんじゅ「このままじゃ奪われるわよ!」

 

 

ダイヤ「ぐっ…千歌さん!!」ドサッ!

 

エメリコ、ルフィノ「!!」

 

 

ダイヤは2人に潰される寸前で、転びながらも千歌にボールを繋げた。

 

千歌は前を向く。

 

そこにはダイヤに集中したためにできた、スペインの陣形の穴があった

 

 

千歌「繋げます!このボール!」バッ

 

 

A『高海千歌がドリブルで切り込む!!果たして突破することが出来るのか!?』

 

 

ドメルゴ「これ以上は行かせないよ!!」バッ

 

ファビオ「2人で奪えば楽勝」バッ

 

 

千歌「(2人…捕まれば確実に取られる)」

 

 

パスを出したいが、他のメンバーはスペインの選手にガッチリとマークされている。

自慢のドリブルで突破する以外に道はないが、スペインの選手を2人まとめてとなると…

 

 

ファビオ「っっ!!」バッ!

 

千歌「!?(危なっ!?)」

 

 

ファビオのタックルをギリギリで躱す千歌。

まるで突っ込んでくる牛が、自分のすぐ横を掠れたようだった

 

 

千歌「(右足を踏み直せば使える!!)」

 

ファビオ「!!」

 

 

軸足である右足を地面に踏み込めば、"Zスラッシュ"が使える。

もう一体の牛も、いっきに抜き去ることができるはず…

 

 

 

千歌「ゼット……」

 

 

 

しかし、それは

 

 

 

ドメルゴ「逃がさないって!!」ガッッッ!

 

千歌「!?」

 

 

 

千歌の憶測に過ぎない

 

 

 

月「千歌ちゃん無茶だ…」

 

聖良「このままでは…奪われる」

 

 

 

 

 

千歌「ぐっっっ!?(重…い……)」ググググ

 

ドメルゴ「これでも加減はしてるのよ?」ググググ

 

 

千歌は"Zスラッシュ"を発動しようとした瞬間。

ドメルゴによりボールと足をガッチリと抑え込まれてしまっていた。

ボールを挟み込む千歌とドメルゴの足。

パワーの差は歴然。

ドメルゴに負けるという考えはなかった

 

 

ドメルゴ「ほらっ!!」ドガッ!

 

千歌「っ!?」ドサッ

 

 

善子「千歌!!」

 

穂乃果「ボールと一緒に吹き飛ばされた…」

 

 

千歌は地面に倒れされた。

しかし、ボールはまだ千歌のそばにある。

立ち上がれば可能性はまだ残っている

 

 

千歌「…っっ負けない!!」

 

 

立ちあがる千歌。

力の差はあるが、必ず抜ける。

そう信じて再び前を向く

 

 

ドメルゴ「無理よ」

 

千歌「…」

 

ドメルゴ「あなた達のようなへなちょこに負けるわけないでしょ?」

 

千歌「…!!」ピクッ

 

ドメルゴ「あなた達も練習は積んできたみたいだけど、私たちからみたらそれは無意味」

 

ドメルゴ「あなた達は弱い。世界の強豪と争う力なんて無いのよ。諦めなさい」

 

千歌「…」

 

千歌「…」

 

 

 

 

 

 

 

千歌「…は?」

 

 

 

 

 

 

ドガッッッッ!!!!!!

 

 

 

ドメルゴ「もう一度吹き飛ばしておしまいだよ!!」ググググ

 

 

月「千歌ちゃん!!無理しないで!」

 

梨子「これ以上は無茶よ…!」

 

 

千歌「…」ググググ

 

 

千歌の足にボールを押し付けるドメルゴ。

先程と同様。

吹き飛ばされて終了。

そう。そのはずなのだが…

 

 

ドメルゴ「…?」ググググ

 

千歌「…」ググググ

 

ドメルゴ「(な、なんで…)」ググググ

 

千歌「…」ググググ

 

ドメルゴ「(吹き飛ば…せない!?)」

 

 

ベラスコ「ドメルゴ!いつま遊んでるつもり!?」

 

ドメルゴ「いや…私は…さっきよりもつよーーーーーーーー

 

 

 

 

ーーーーーーバキィィィン!!!!

 

 

 

 

 

「「「!!!!!!???」」」

 

美奈「!!!!」

 

 

 

 

 

ドメルゴ「っっ!?」ドサッ!

 

 

ルーサー「おいおい…ドメルゴが吹き飛ばされたぞ」

 

クラリア「…何が起きたの?」

 

 

 

千歌「…」

 

ドメルゴ「あなた…どこからそんな力を…」

 

 

ドメルゴを吹き飛ばした千歌。

誰もが予想しなかった状況。

ドメルゴは驚きのあまり、まだ立ち上がれていないが、千歌はというと……

 

 

 

 

 

千歌「…私たチの練習ガ無意味?」

 

 

ドメルゴ「…!!??」ゾクッッッッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒気がした

 

いや、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌?「 二 度 ト 言 う な 」ギロッ

 

 

 

 

 

 

 

殺気がした

 

 

 

 

 

 

穂乃果「!!!!!!ヤバい!!」

 

 

曜「…!?あれって…」

 

にこ「ちょっと…なんでまた出てきてるのよ!?」

 

 

 

A『高海千歌がドメルゴとの力勝負を制し、キーパーとの1対1だぁぁ!!!!』

 

 

千歌?「…」バッ

 

 

穂乃果「海未ちゃん!!!!」

 

海未「分かっています!!千歌を止めます!」

 

 

千歌のあの様子。

そしてオーラ。

間違いない。

あの時の千歌と同じだ。

要するに危険。

今すぐに千歌を抑える必要があった

 

 

月「ねぇ、千歌ちゃんは完全に抑え込んだんじゃなかったの!?」

 

海未「はい…そのはずです…しかし、あれは…」

 

 

千歌「…」ゴオォォォ!!

 

 

月、海未「!!??」

 

 

A『高海千歌がシュートの構えに入る!!ですが、"サンシャインアッシュ"ではありません…!!』

 

 

花陽「あの構え…オーラ、間違いありません」

 

果南「"ブラックアッシュ"…」

 

 

 

浦の星、そして音ノ木坂のメンバーは忘れもしない。

穂乃果の信頼できる寒気とはまた違う。

理亞の絶対的な魂の冷たさともまた違う。

 

悪夢。

 

その名にふさわしい、凶の冷たさ

 

 

 

千歌?「ブラック……」ゴオォォォ!!!!

 

 

梨子「千歌ちゃんやめて!!」

 

ツバサ「…ダメね、私じゃ間に合わない」

 

 

 

 

 

 

再び始まる絶望

 

 

 

 

 

 

 

「アアアアッッシーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーダイヤ「はあぁぁっ!!!!」ズザーッ!!

 

 

 

「「「!!!!!!」」」

 

 

穂乃果「ダイヤさん…!」

 

海未「…ナイスです!!」

 

 

 

千歌の足がボールに触れる瞬間。

ダイヤが決死のスライディングでボールを弾き、コート外へ出した。

一歩間違えれば、千歌の蹴りがダイヤに直撃していた。

ケガでは済まされない、ギリギリの駆け引きだった。

ダイヤはその事をスライディングしてから気づいたため、そして息を整えるために地面に仰向けで倒れていた

 

 

 

千歌「ハァハァ…っっ…ハァハァ」ズキズキ

 

ダイヤ「今は誰?ですの?」ハァハァ

 

千歌「…ハァハァ…高海…千歌、です」ズキズキ

 

ダイヤ「どうしてまた急に…」ハァハァ

 

千歌「…分からない…です、」ズキズキ

 

ダイヤ「…何がともあれ…救えてよかった」ハァハァ

 

 

 

ピーー!!

 

異様な雰囲気に包まれる会場に主審の笛が鳴り響く。

交代を告げるサイン。

電光掲示板。

誰が交代するかは分かりきっていた

 

 

 

 

 

美奈「戻ってきなさい千歌」

 

 

千歌「……」ズキズキ

 

 

A『おおっと!?高海千歌が下がるようです。前半の折り返し、早くも交代となりました!』

 

レヴィン『少し様子がおかしかったようですが、それが原因でしょうか…』

 

 

 

クラリア「…」

 

 

穂乃果「…千歌ちゃん、」

 

千歌「…すいません、穂乃果さん」

 

 

 

千歌は誰とも、目を合わせようとしなかった

 

 

 

梨子「ダイヤさん、大丈夫ですか?」

 

ダイヤ「わたくしは大丈夫です。それよりも…」

 

梨子「…」

 

 

 

 

美奈「分かってるわね」

 

千歌「…うん、」

 

美奈「頭を冷やして来なさい」

 

千歌「…」

 

曜「千歌ちゃん…!!」

 

 

千歌は通路の奥。

暗闇の中へと消えていった。

誰も呼び止めにも答えず、ただ下を向き、驚きと焦り、そしてまるで怯えるかのような表情だった

 

 

美奈「…千歌。まだその時じゃない」

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

にこ「ちょっと、何みんな湿気てるわけ?」

 

日本「「「……」」」

 

 

にこ「にこが来たからには気を抜くプレーなんてさせないからね」

 

海未「にこ…」

 

にこ「千歌のことは…確かに心配だわ。でもね、この雰囲気のまま試合に負けたら、誰が一番責任を感じると思う??」

 

ツバサ「…言わずもがな、ね」

 

にこ「今、私たちがすること…それは"1点を決めること"よ」

 

「「「!!!!!!」」」

 

聖良「1点、ですか…」

 

にこ「前半にね。日本はスペインのゴールにシュートをぶち込めるという結果を残すの」

 

にこ「1点。これは監督の指示よ」

 

穂乃果「美奈監督の…」

 

にこ「そしてもう2つ。1つは月、ツバサ」

 

にこ「前半で力尽きていいから、中国戦の時のように暴れなさい」

 

月「OK」

 

ツバサ「了解」

 

にこ「そして2つめ…」

 

 

 

にこ「善子、監督からよ」

 

善子「…」

 

にこ「ポジション変更。リベロよ」

 

善子「はい」

 

 

 

 

美奈「さあ、試合はここからよ」

 

 

 

 

FW…………綺羅ツバサ、渡辺月

 

MF……黒澤ダイヤ、矢澤にこ、園田海未

 

MF…………桜内梨子、統堂英玲奈

 

DF……………鹿角聖良、葉石晴夏

 

DF……………………津島善子

 

GK…………………高坂穂乃果☆

 

1-2-2-3-2

 

 

 

A『日本は新たに矢澤にこを投入!!ポジションも大きく変えてきました!』

 

レヴィン『"日本のファンタジスタ"。フリースタイルでも数々の大会で優勝しているにこ選手は、アジア予選でもその才能を存分に生かしていましたね』

 

A『はい!そして今入った情報で、津島善子選手は、ポジションをリベロに変更するとのこと!!』

 

レヴィン『リベロですか…!!今の時代、めずらしいですね』

 

 

 

 

クラリア「矢澤にこか…」

 

ルーサー「またチビか…だが、日本のチビはなめちゃいけないことは知っている」

 

クラリア「えぇ。高海千歌以上の脅威かもしれない」

 

 

 

試合はスペインのスローインからのリスタート。

千歌がフィールドからいなくなり、代わりににこ。

そして善子のリベロ…いったいどのような結果が待っているのか、

 

 

ファビオ「チコ!!」バッ

 

チコ「よしっ!」

 

 

A『さあ、試合再開です!!チコ・アリソンがドリブルで持ち込む!!』

 

 

にこ「行かせないわよ!!」

 

 

にこがすぐにディフェンスに入る。

まずは先陣を切って自分が…!!

そんな想いで立ち塞がる。

しかし、

 

 

 

エメリコ「行って!チコ!」バッ

 

にこ「このっ…!どきなさいよ!」

 

 

A『矢澤にこが押さえつけられた!これではディフェンスに行けないぞ!?』

 

 

ダイヤ「わたくし達も加勢しますわよ」

 

英玲奈「あぁ!」

 

梨子「はい!」

 

 

にこが突破された以上、自分達も黙って見ているわけには行かない。

3人でどうにか攻撃スペースを潰せれば…

 

 

チコ「えいっ!」バシュッ!

 

ダイヤ、英玲奈、梨子「!!??」

 

英玲奈「キラーパス!?」

 

 

A『おおっと、ミスキックか!?チコ選手のパスは、このままでは勢いのあまりラインを割ってしまうが!?』

 

 

梨子「ミス…助かった…」

 

ダイヤ「……!!違いますわ!!」

 

 

 

 

ベルガモ「私たちのこと、パワータイプの鈍足だと思ってるでしょ」バッ!

 

 

英玲奈「速い!!あのボールに追いついた!?」

 

 

侮っていた。

確かに、スペインはレベルの高い選手達で構成されているが、こんなにも高速で走るスピードも持っていたのか…

 

その油断は隙。

日本が作った、隙のスペースだった

 

 

晴夏「嘘でしょ!?」

 

聖良「完全に油断していました…」

 

 

DFの選手達も一歩タイミングが遅れたため、既にベルガモは聖良たちが追いつけない位置にいた。

このままでは確実にシュートを撃たれる…残る頼みの綱は…

 

 

 

善子「私に任せて」

 

 

穂乃果「善子ちゃん…!」

 

聖良「お願いします!時間稼ぎだけでも…!!」

 

 

善子「…時間稼ぎ?」

 

穂乃果、聖良「!?」

 

善子「私は任せろと言ったのよ。リベロとして。DFとして」

 

 

A『さあ!ベルガモと善子の1対1!!津島善子が抜かれれば日本は失点の危機!!果たして勝者は…!?』

 

 

ベルガモ「私も舐められたものね…1人じゃ止められないよ!!」バッ

 

善子「…どうかしら、」

 

 

ベルガモは善子を前にしてもドリブルを止めなかった。

絶対に抜けるという自信。

そして善子のデータ。

善子は本来FW。

そんな選手が自分達のフィジカルに適うわけないと。

ベルガモだけではない。

スペインの選手が全員、そう思っていた

 

 

ベルガモ「どいて!!」バッ!

 

善子「…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

善子を抜き去るベルガモ

 

 

 

横目でショートの髪を揺らす少女を見る

 

 

 

やはりチョロいな

 

 

 

日本は口だけだ

 

 

 

そう思い、前を見た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

善子「ボールを持っていないくせに」

 

 

 

 

 

ベルガモ「…!!?」

 

 

日本「「「!!!!??」」」

 

スペイン「「「!!!!!!??」」」

 

 

善子「どこ見てんのよ」

 

 

A『う、う…奪った!!!!津島善子!!ベルガモ選手との勝負!そして、危機的状況に打ち勝ち、ボールを手にしました!!』

 

レヴィン『善子選手は何をしたんでしょうか…気づいたらボールを持っていましたね…』

 

A『まるで流れるようにボールを奪った津島善子!!これがリベロに生まれ変わった真の姿なのか!?』

 

 

 

ベルガモ「い、今…どうやって、」

 

善子「…悪いけど、一言で説明できるような技じゃないの。この試合、私たちが勝ったあとにゆっくりと教えてあげる」

 

ベルガモ「…っっ!!」

 

善子「でも、ひとつだけ。教えてあげる」

 

 

 

善子の努力。

そして絶望から這い上がるために得た技…その名も…

 

 

 

 

 

 

 

善子「ー Deep Resonance ー」

 

 

 

美奈「さあ、反撃開始よ」

 

 

 

 

日本 0-2 スペイン

 

 






ちなみにですね。「「「!!!!!!」」」はイナイレ(原作)で言う、全員が画面に入って驚くシーンの表現です。今更で申し訳ないです…

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