ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!スクスタで銀のマカロンが枯渇して苦戦しているルビィちゃんキャンディーです!

ついに、スペイン戦終了です!長かったですね…11話かかりました。このペースで本当に完結出来るのかすごく不安ですが、やれるだけやってみます!感想もモチベーションのひとつなので、ぜひ、よろしくお願いします!本当にお願いします!



第3章 67話 「スペイン戦 "吠えろ!それぞれの勝利へ!"」

 

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

クラリアの新必殺技を防ぎ、総攻撃を仕掛けた日本。しかし、スペインの決死のディフェンスでチャンスはピンチへ。クラリアと穂乃果の1対1となった

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

穂乃果にはちゃんとした考えがあった

 

 

 

穂乃果「(止めて…勝つんだ!!)」

 

 

試合時間は残り2、3分。

クラリアの行く手をDFに阻ませては、そしてシュートを止めて自軍から攻撃を始めても…間に合わない。

 

物理的に勝てないのだ。

 

だから、最速でシュートに辿り着く方法を考えた。

それが今の状況だ

 

 

A『とんでもない展開になりました…!!日本のフィールドには穂乃果選手とクラリア選手しかいません!!』

 

レヴィン『シュートを決めるか止めるかの純粋な勝負ですね』

 

 

止めれば、スペインのフィールドで待つ仲間たちにすぐにボールを渡せる。

あとは、みんながすぐにシュートを決めてくれるはずだ。

しかし、もしシュートを止められなかったら…

 

 

クラリア「この1発に私のすべてを込める」

 

穂乃果「…」

 

クラリア「高坂穂乃果」

 

 

 

 

 

 

クラリア「右腕はもう使えないんだな」

 

 

 

 

日本「「「!!!!!!??」」」

 

 

月「っっ……穂乃果ちゃん、」

 

花陽「う、腕が…」

 

 

穂乃果の右腕は、まるで魂を失ったかのように。

抜け殻のように脱力し、ブラーン…と垂れていた

 

 

穂乃果「はは…もう限界みたい」

 

 

にこ「そんな…穂乃果」

 

海未「…」

 

 

穂乃果は辛そうだった。

痛いだろう。

ここまでよく頑張った。

そう、仲間たちは穂乃果に訴えた。

しかし、それでも

 

 

クラリア「どうして?」

 

 

それでも、なぜ穂乃果はーーーーーー

 

 

 

クラリア「諦めていない?」

 

穂乃果「…へへっ」

 

 

諦めるどころか、燃えていた。

これが日本の太陽か…

目はギラギラと。

体はボロボロだが、心は生きているようであった

 

 

クラリア「右腕が使えないあなたは、私のシュートを止めることは…」

 

穂乃果「クラリア。忘れてない?」

 

クラリア「…?」

 

 

 

 

 

穂乃果「人間の腕は、いくつでしょう?」

 

 

 

 

 

果南「…!!?まさか、穂乃果!!」

 

真恋「…左腕だけで止める気ね」

 

月「無茶だよ…」

 

 

 

穂乃果「…」サッ

 

 

穂乃果は左腕をクラリアに向けた。

その腕には既に赤いオーラが込められている

 

 

穂乃果「私も、この1発にすべてを込めるよ」

 

クラリア「ふっ…さすがは穂乃果だ」

 

 

最初、クラリアたちは日本を格下。

自分たちは日本の力を見定めるものとして、上から見下ろすようにしていた。

 

しかし、それは大きな間違いだった。

 

日本は格下などではない。

誰もがそう言うだろう。

 

そして、こんなにも熱く楽しい試合をするのは始めてだった。

ドキドキで血が騒ぎ、心の底から楽しさが溢れてくる

 

 

クラリア「行くぞ!!穂乃果!!」バッ

 

穂乃果「来い!!!!」

 

 

 

 

クラリアは思い出す。

日本の、穂乃果と千歌のチームの試合を見た時を。

ぶつかる心と心。

死ぬ気でプレーしながら、同時にサッカーを楽しむ両チーム。

 

スペインにはないものだらけだった。

 

もし、日本に可能性があるのなら、自分たちは大いに警戒しなければならないチームであり、期待もするチームでもあった

 

 

 

クラリア「っっっ!!」ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

穂乃果は思い出す。

フィレアと出会い、世界のレベルを知った時を。

自分は井の中の蛙以下だった。

身の程を知れとは、あの時の自分にぴったりな言葉だ。

 

しかし、死に物狂いの努力。

そして仲間との出会いが、ここまでサッカーを熱くしてくれた…

 

もちろんその中のひとりにクラリアは入っている

 

 

 

穂乃果「ゴットハンド……」バチバチバチ!!

 

 

 

 

A『さあ!!クラリア選手のシュートが放たれます!!』

 

 

 

 

穂乃果「(気を抜けば腕ごとすべてが潰れる…信じるんだ、自分を)」バチバチバチ

 

 

クラリア「(私は自分の進化を信じる…穂乃果に勝つためには、今までの自分では足りない)」ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に空気を揺らす轟音が鳴り響く

 

 

 

 

 

 

 

クラリア「ダイヤモンドレイ……V3!!!!」

 

 

 

ドガアァァァァン!!!!!!!!

 

 

 

海未「いっきに2段階も進化させた!?」

 

理亞「威力が別次元すぎる…」

 

 

 

音、地面の抉り方、スピード、輝き…

すべてが進化していた。

クラリアの持てる全てのシュート。

 

穂乃果は笑いながも、震えていた

 

 

 

穂乃果「行くぞおぉぉぉぉぉ!!!!」バッ!

 

 

そして叫び、飛び出した。

左腕の"ゴットハンドX"…そう言えば、1度も左腕では発動したことがなかった…

両利きだが、基本は右。

だからなんだ。

今は…このシュートを止めるっっ!!!!

 

 

 

穂乃果「エェェェェッックス!!!!!!」

 

 

 

 

ドガアァァァァン!!!!!!

 

再び轟音が鳴り響いた。

しかし、今度は衝撃の方が大きい

 

 

穂乃果「うぐぐぐぐぐっっ!!!!」

 

海未「穂乃果!!!!」

 

 

空気が今までとは比べ物にならないほどに、揺れている。

そしてその衝撃がすべて、穂乃果のダメージに

 

 

ダイヤ「穂乃果さんのユニフォームが…破けて、」

 

穂乃果「(痛いきつい重い負けない熱い冷たい痺れる負けない苦しい負けないっっ!!)」

 

 

赤いオーラと共に左腕の服が破け始めた。

本来、"ゴットハンドX"は右腕でボールを抑え、襲いかかる衝撃を左腕でカバーしている技だ。

そのカバーする片腕が使えない今。

全衝撃が1本の腕に襲いかかっているのだ

 

 

曜「穂乃果さん…もう、」

 

にこ「穂乃果!!踏ん張りなさいよ!!」

 

曜「にこさん…!」

 

にこ「アンタが選んだ道よ…身を捨てて、最後の決着を望んだのが穂乃果の道、なら」

 

にこ「後先考えずにすべて出し切りなさい!!」

 

 

穂乃果「うぐぐぐぐぐっっっ!!!!」

 

 

ベルガモ「穂乃果が、押してる…?」

 

ルーサー「いや、違うな」

 

 

 

 

 

 

 

 

バリッ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

日本「「「!!!!!!??」」」

 

穂乃果「っっ!!!!」

 

 

 

A『ああっと!?ここで"ゴットハンドX"にヒビが!?穂乃果選手も押され始めたぞ!?』

 

 

穂乃果「(やばいっっ!!)」

 

クラリア「終わりだな。高坂穂乃果」

 

 

押される…押される穂乃果。

地面には足が擦れた跡。

どんどん広がる亀裂。

 

それはまるで、穂乃果の左腕の限界を表しているようだった

 

 

 

穂乃果「(終わり…なの??)」

 

 

もういつ砕けてもおかしくない。

やはり片腕だけでは無理があったか…

そう思った時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「穂乃果さん!!!!!!!!」

 

 

 

 

「「「!!!!!!??」」」

 

 

穂乃果「っっ…!!もう大丈夫なの!?」

 

 

 

 

千歌「すいません!!力を抑え込むのに時間がかかりました!!」

 

 

曜「千歌ちゃん!!」

 

 

前半の途中からベンチにも姿を見せていなかった千歌。

思った以上にチカラが出かけた心を落ち着かせるのに手こずった。

戻ってみればこの状況。

 

同点、しかも穂乃果が強力なシュートをギリギリで持ちこたえている

 

 

 

千歌「穂乃果さんなら止められます!!絶対に!!だって、今の穂乃果さん…」

 

 

 

千歌「すごい楽しそうだから!!!」

 

 

穂乃果「!!!」

 

 

必死だったから忘れかけていた。

こんなにも辛く、苦しく、痛いのに…それでも私は楽しそうなのか…

 

自分でも思う。

サッカーバカにも程があると

 

 

穂乃果「へへっ…クラリア」ズン!

 

クラリア「!!」

 

 

聖良「穂乃果さんが1歩、踏み出した…」

 

 

穂乃果「私、クラリアのおかげで…」ズン!

 

穂乃果「すごく強くなった気がする」ズン!

 

クラリア「なぜ、進める…」

 

穂乃果「わかんない…でも、足が動くんだ」ズン!

 

穂乃果「限界はとっくに超えてるのに」ズン!

 

クラリア「穂乃果の…力の源は、なんなんだ」

 

穂乃果「…みんなだよ」ズン!

 

クラリア「…!!」

 

穂乃果「今、みんなが穂乃果を見ている。すべての希望を、私に託してくれている!!」ズン!

 

穂乃果「だから、今止めているのは、穂乃果だけじゃない」ズン!

 

 

クラリアには見えた。

穂乃果の背中を支える、サニデイジャパンのメンバー全員の姿が

 

 

穂乃果「そう考えるだけで力、湧いてこない?」ズン!

 

日本「「「穂乃果(ちゃん)(さん)!!」」」

 

 

 

 

穂乃果「ありがとう、クラリア」

 

 

 

 

 

穂乃果「楽しかった」

 

 

 

 

 

"ゴットハンドX"は砕けた。

しかし、それよりも先にクラリアのシュートは回転することなく。

穂乃果の左手の中で、止まっていた

 

 

 

 

A『と、と…止めたぁぁぁぁぁ!!!!!!』

 

 

 

ワアァァァァァァァ!!!!!!!!!

 

 

 

穂乃果「ハァハァ…ハァハァ」シュウゥゥゥ…

 

クラリア「……」

 

 

ことり「止めた!穂乃果ちゃんが止めたよ!!」

 

月「もう…ヒヤヒヤさせるなぁ…」

 

真恋「でも、これで日本のチャンス!」

 

 

にこ「よしっっ!!よくやったわ穂乃果!!」

 

英玲奈「ボールを蹴ろ穂乃果!!時間が…」

 

にこ「…穂乃果?」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「っっ……」ビリビリビリ

 

 

 

 

ダイヤ「ほ、穂乃果さん…うずくまって、」

 

凛「早くボールを出さないと時間が…」

 

曜「…まさか、」

 

 

曜「動けないんじゃ…」

 

 

 

A『なんということだ…!!高坂動けません!!その場にうずくまり、激痛に苦しんでいる!!』

 

 

穂乃果「(やっちゃったなぁ…)」ビリビリビリ

 

 

よく考えたら、止めたあとボールをみんなに繋がなければいけない。

でも、その分のエネルギーもすべて使ってしまった。

もう、体は動かない

 

 

美奈「…時間は」

 

花陽「あと60秒です…」

 

 

穂乃果「(ぐぬあぁぁ…あと、少しなんだ…!!)」

 

 

止めたんだ…

希望を繋げたいんだ…

クラリアとの勝負には勝ったのに、みんなで勝ち取る試合には…勝てない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「あなたは大馬鹿者です」

 

 

 

穂乃果「!!」

 

 

「「「!!!!!!!!」」」

 

聖良「海未さん、いつの間に…」

 

 

 

海未「…私は許しませんよ」

 

穂乃果「ぐっ…厳しい、ね…」

 

海未「そこまでボロボロになって…楽しかったですか?」

 

 

凛「海未ちゃん!時間がないにゃー!!」

 

 

穂乃果「…楽しかった!!」

 

海未「…そうですか」

 

 

海未は穂乃果のすぐ横で転がっているボールを取る

 

 

海未「今のあなたはただのバカです。試合に勝てず、ただ自滅しただけの」

 

穂乃果「…」

 

海未「ですが、ひとつだけ。あなたがただのバカで無くなる方法があります」

 

穂乃果「…!」

 

海未「それは、私たちが1点決めて勝つこと」

 

穂乃果「海未ちゃん!!」

 

 

花陽「あと30秒!!」

 

 

A『主審が時計を見た!!!!』

 

 

 

海未「あとは任せなさい!!穂乃果!!」バッ

 

 

クラリア「!?」

 

エメリコ「自分のゴール前からシュート!?」

 

ベラスコ「そんなの、届くわけないだろ」

 

 

海未は足を撓らせた。

いつもよりも力んでる?

多分、穂乃果への怒りが込められているのだろう。

 

海未は優しい。

一番怒ってくれて、一番気遣ってくれる。

 

そんな海未がまだ諦めず、シュートを狙っていた…いや、

 

 

これ、本当にシュート?

 

 

 

 

海未「ー ラブアローシュート ー!!」ドガアァン!

 

 

スペイン「「「!!!!!!」」」

 

クラリア「高速シュートか…!!」

 

 

 

海未の"ラブアローシュート"はスピードに特化したシュート。

目で追うのは困難。

しかも不意をつくシュートだったため、敵味方全員が…

 

 

海未のシュートがどこに行ったのか確認出来なかった

 

 

 

ベルガモ「ボールはどこだ!?」

 

アロンソ「ゴールには来てないよ??」

 

 

ダイヤ「まさか、コート外に…!?」

 

にこ「じゃあ、試合終了!?」

 

理亞「…何言ってんの?」

 

ダイヤ、にこ「!?」

 

ダイヤ「どういうことですか?」

 

理亞「ボール、あるじゃない…あそこに」

 

 

理亞には見えていた。

ボールがどこに行ったかが。

そして全員が気づく

 

 

にこ「…あ、」

 

 

 

 

 

クラリア「……」

 

 

 

クラリアは感じていた。

今、自分は日本のゴールの方を見ている。

その後ろ、背後に……何かが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ボールはここです」

 

 

 

クラリア「!!??」

 

スペイン「「「!!!!!!?」」」

 

日本「「「!!!!!!!!」」」

 

 

クラリア「(最初からシュートではなく…パス…高速は目くらまし…)」

 

 

海未のシュートは最初からゴールを狙っていなかった。

パス。

誰もいないガラ空きのスペースに。

海未は繋げたのだ。

スペインにとって、絶対に繋げてはいけない選手に

 

 

 

ルビィ「終わらせる…はあぁぁぁ!!!!!」

 

 

ゴオォォォォッッ!!!!!!

 

 

強風が吹き始めた。

誰もその場から動けない

 

 

クラリア「やめろっっ!!!!」バッ

 

 

そんな中でクラリアは走った。

ルビィの元へ

 

 

ルビィ「はっっ!!!!」バシュッ!

 

 

両足でボールを包むように地面へ落とす

 

 

ルビィ「でりゃあっっ!!!!」バシュッ!

 

 

そこへ先回りし、左足で回転を強化!!!!

 

クラリアは…間に合わない

 

 

 

フラム「……!?何、あの技!?」

 

鞠莉「…フラムは知らないのよね。いい?よく聞いて。パーティーであなたはルビィの本気のシュートを止めたと…思わされただけよ」

 

フラム「っっ!?」

 

鞠莉「あれがあの子の本当の本気。あなたにはあの場で本気を出すまでもないと…思われていたのよ」

 

 

 

 

海未「決めなさい!!ルビィ!!」

 

 

ルビィ「唸れっっっ!!!!!!」

 

 

 

 

ルビィ「ー ラストリゾート ー!!!!」ドガアァン!!

 

 

 

 

日本「「「行けえぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」

 

 

 

 

ルーサー「止めてや…ダメだ、強すぎ…」

 

 

ドガアァァァァン!!!!

 

 

ルーサー「ぐわっ!?」

 

スペイン「「うわあああぁぁ!!!!??」」

 

 

 

A『黒澤ルビィのシュートが遮るものをすべて破壊して進む!!これはゴール確実か!?』

 

 

アロンソ「ー ザ・ボヨン ー!!」

 

 

アロンソは迫り来る巨大な化け物を抑え込むために必殺技を発動。

そのままボールを取り込んだ

 

 

鞠莉「…無理よ」

 

 

 

 

アロンソ「っっっ!!!!??」

 

 

 

バシュゥゥゥゥゥン!!!!!!

 

 

 

A『そのまま押し込んだぁぁ!!!!誰も"ラストリゾート"を止められません!!ゴール!!!!』

 

 

 

クラリア「ハァハァ…やられたな、」

 

 

A『ここで試合終了!!!!勝ったのはサニデイジャパン!!歴史上初めてとなる、スペインへの勝利です!!』

 

レヴィン『いや〜、強力なシュートでした。今大会でも指折りのシュートになるでしょう』

 

 

ルビィ「…勝った」ヘナヘナ

 

ダイヤ「ルビィ!!やりましたわね!!」

 

凛「勝ったにゃー!!」

 

曜「もう動けない…」ヘナヘナ

 

理亞「姉様…勝った!!」

 

聖良「はい!全員で勝ち取った勝利です!!」

 

 

花丸「勝った…日本が勝った!!」

 

ツバサ「まさか、スペインに勝つなんてね」

 

月「これは大金星だよ…」

 

 

 

よろこびあう日本。

それと対象にスペインの選手たちは状況が理解出来ずにその場に座り込んでいた

 

 

ドメルゴ「私たちが、負けた…?」

 

ルフィノ「どうして日本なんかに…」

 

ベルガモ「日本だからでしょ、」

 

ルーサー「ベルガモ…」

 

ベルガモ「クラリアがそう言うんだ。間違いない」

 

 

 

 

クラリア「いい試合だった。穂乃果」

 

穂乃果「うん…ごめんね、こんなボロボロで」

 

 

穂乃果はタンカで運ばれ、そのまま病院へ直行する。

クラリアは少しだけ、穂乃果との会話が許されていた

 

 

クラリア「またあなたとサッカーが出来る…よな」

 

穂乃果「うん。必ずやろう」サッ

 

 

穂乃果は震える左手をクラリアに差し出した

 

 

穂乃果「ごめんね…右腕は動かないから…もし、いつか一緒にサッカーができる日が来たら、今度は右手で握手しよ」

 

クラリア「あぁ。約束だ」

 

 

両チームのキャプテンの握手。

それと同時に会場から巻き起こる歓声。

両チームを讃え、これからの試合の健闘を

 

 

海未「穂乃果、」

 

穂乃果「海未ちゃん、ありがとう」

 

 

穂乃果はそのまま運ばれ、フィールドを後にした

 

 

 

 

 

フラム「…」

 

フィレア「ルビィちゃんのシュートを見てから、静かになっちゃったね」

 

鞠莉「でしょうね。あんなシュート見せられたら」

 

フラム「…」

 

 

ルビィはあの時、シュートを撃つ瞬間。

ゴールともう1つ。

別の場所を見ていた

 

私だ

 

 

ルビィ『…』ギロッ!

 

フラム『!?』

 

 

あの時、前に勝負した時とは別人のような目付きで私を睨んだ。

そしてあのシュートを…"私にも"撃ったのだ。

 

これがルビィの本気だよ。って

 

 

 

 

悔しい

 

 

 

フラム「…"ラストリゾート"」

 

 

絶対に止めてみせる

 

 

 

 

 

 

ルビィ「…ちょっと挑発しすぎたよね、」

 

理亞「ルビィ。いつまでいるのよ、戻るわよ」

 

ルビィ「うん」

 

 

 

 

こうして日本は強豪スペインから勝ちをもぎ取った。

この結果は衝撃のニュースとして瞬く間に知れ渡ることになる

 

 

 

エドガー「…これが日本ですか、素晴らしい」

 

 

 

サニデイジャパンの戦いはまだ始まったばかり

 

 

 

 

 

日本 4-3 スペイン

 

 

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