ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!明日から学校で発狂寸前のルビィちゃんキャンディーです!ついにですね…受験前の模試ラッシュが始まりました。毎週土曜日は模試。模試模試模試模試模試模試模試模試ぁあぁあぁあ!!??*♪¾,…_Ⅲ→<@:/【√】
ついに始まったイギリス戦。スペインとは全く違うチームのイギリスは連携攻撃で日本の陣形を崩そうと狙う。そして、新必殺技が完成しなかった果南に向けて、聖剣が振り下ろされたのである
――――――――――――――――――
エドガー「ー エクスカリバー ー!!!!」
ギシャアアアァァァァァァン!!!!!!
A『松浦果南は止められるのかぁぁ!!?』
果南「っっ…!!」
果南(凄い威力…ルビィの"ラストリゾート"と同じ次元だ…っ!)
エドガーの近くにいた日本の選手は全員、吹き飛ばされた。
あの時と同じだ。
イタリア対イギリス。
鞠莉やフラム…吹き飛ばされていた
果南「だからって逃げていい理由にはならないっっ!!」バッ!
ダイヤ「果南さん…!!」
あんじゅ「果南ちゃんの新必殺技は…間に合わなかったの?」
ダイヤ「はい、あと少しなのですが…」
エドガー「受けますか、果南」
果南「っっ!!」
果南はゴールの上空。
荒れ狂う竜の如く、竜巻を作る。
竜巻と垂直に突っ込みボールを全力で叩き潰すその力は…
全てを沈める
果南「ー 真 海竜の逆鱗槍 ー!!」ドガアァン!
月「真…!!特訓で進化させたんだ!」
ダイヤ「…っっ」
果南「ぐぬぬぬぬ……!!!!」ググググ
エドガー「ほう…なかなか頑張るではないですか。ですが、」
果南(何これ…斬られ……
果南は感じた…いや、確かに見た。
ーーーシャキィィン!!
果南の気迫とも言える、海竜。
竜が…真っ二つに。
金属が空気を切る、透き通った音と共に。
斬られた
バシュウゥゥゥゥン!!!!!!
果南「うわあああっっ!!??」
A『ゴール!!!!イギリス先制点!!!』
日本「「………」」
真恋「っ…」
美奈「……」
ワアァァァァァァァ!!!!!!
A『決めたのはイギリスのエドガー選手だぁぁ!!!!!!』
果南「ハァハァ…きっつい…」
聖良「果南さん…大丈夫ですか?」
果南は未だに起き上がれず、地面に手をついていた。
格が違う。
目の前の光景がそれを物語っていた。
地面に出来た巨大な亀裂。
そして先程、吹き飛ばされた日本の選手たちの動揺を隠せない表情。
スタジアムに響く歓声
果南「さすがは世界、だね…そう簡単にはいかないよね」
聖良「果南さん…」
千歌「まだ1点だよ」
果南、聖良「!!」
聖良「千歌さん…!」
千歌「これでみんな分かったはず。エドガーさんのシュートを止めなければ、私たちは勝てない」
海未「実感がわきました。やはり映像で見るのとは迫力が違いましたね」
善子「無理なプレーやギャンブルは避けましょ。あっちは必ずそこを付いてくるわ」
曜「そうだよね!1点決められただけで、落ち込むには早いよね!」
千歌「よしっ!まだまだ行けるよ!」
「「「はい!!!!!!」」」
エドガー「ほぅ、」
一瞬、心折れたかと思ったがすぐに日本は立ち上がった。
理由…はあの新キャプテンだろう。
高坂穂乃果の跡を継いだことはある…
エドガーは陣地に戻りながら笑みを浮かべた
穂乃果「いいよ…千歌ちゃん!日本はまだ負けてない!」
真姫「はしゃぐのはいいけど、無理しないでよね?」
美奈「…ダイヤちゃん。ツバサちゃん。いつでも行けるようにしてね」
ダイヤ「…はい!」
ツバサ「何かあるんですか…?顔色が…」
美奈「…」
真恋「…美奈」
美奈は不安だったり気になることがあると、恐ろしく静かになる。
この血はしっかりと千歌にも受け継がれている訳だが…
美奈「…試合開始早々、作戦を実行することになるかもね」
―――
英玲奈「あれをやるのか!?」
ルビィ「はい。でなければ負けます」
理亞「果南の技が完成するまででしょ?なら大丈夫よ」
英玲奈「だが…そうすると前線が」
ルビィ「大丈夫です」
英玲奈「!!」
ルビィ「日本の両サイドには、頼れるFW経験者がいますから…!」
ピーー!!!!
A『さあ、試合再開です!1点を追う日本、ここは慎重に行きたいところ!』
ルビィ「理亞ちゃん、無理はしないでね」パス
理亞「分かってるわよ…!」
エドガー「あの2人を抑えてください!」
ポール、エリック「はい!」バッ
早速ディフェンスを仕掛けに来るイギリス。
エドガーの指示を中心にチームが動いている…まるでエドガーが司令塔だ
理亞「はっ!」バッ
ポール、エリック「!?」
ボールを両足に挟みながら飛ぶ。
イギリスの選手の真上にきた瞬間。
オーラを込めたボールを叩き込む
理亞「ー ドロップアウトV3 ー!」ドガァン!
ポール、エリック「うわっ!?」
ルビィ「理亞ちゃんナイス!」
2人抜きで勢いをつけたFWコンビ。
次々とイギリス選手を突破
ランス「これ以上は行かせないよ!」
しかし、イギリスDFの要であるランスが立ちはだかる
理亞「あいつの技は厄介よ」
ルビィ「なら…こうしない?」バッ
理亞「!!」
ランス「なっ!?」
A『おおっと!?ゴールまではまだ距離があるが、黒澤ルビィが飛んだ!!』
ルビィ「っっ!!」ボオッ!
回転しながら左足に溜めた炎のオーラ。
ルビィの始まりのシュートーーーー
ルビィ「ー 超ファイアトルネード ー!」ドガアァン!
エドガー「!!」
ランス「撃ってきた!?」
A『これは!!黒澤ルビィのロングシュート
だぁぁ!』
レヴィン『"ストーンプリズン"に捕まる前にシュートですか…!』
炎のシュートはランスの上を流れた。
そのまま一直線にゴールへ。
…しかし、遠くから撃った分、威力は落ちるはず
フレディ「勝ち急いだね!」
ルビィ「まだだよ」
フレディ「!?」
理亞「あんたたち、よそ見し過ぎじゃない!?」
ランス「しまった!?シュートチェインか…!!」
A『鹿角理亞が走っていた!!最初からこれが目的だったようです!!』
ルビィのシュートで注意をそらし、理亞はランスを突破しチェインする。
咄嗟に思いついたこの作戦。
理亞がルビィの意図に気づくのが早かったからこその成功である
穂乃果「行けー!理亞ちゃん!」
凛「シュートチェインにゃ!!」
理亞「はあぁぁぁ!!!!」バッ
ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!
理亞が気迫でボールを切り裂く。
まさに獲物を狩る狼。
炎のシュートに込めるのもまた、磨き上げた努力のシュート
理亞「ー ウルフレジェンドGX ー!!」ドガアァン!
A『シュートチェインだぁぁ!!強力なシュートがゴールに迫る!!』
フレディ「さすがは日本…エドガーさんが言った通りだ…でも!」バッ!
ルビィ「なっ!?」
理亞「キーパーも剣!?」
フレディ「そう簡単にはゴールはあげない!」
空に手を伸ばす。
すると巨大な大剣が姿を現す。
剣を持つのはエドガーだけではない
フレディ「ー ガラティーン ー!」
ズバンッッッ!!!!
日本「「「!!!!!!??」」」
晴夏「ボールが…真っ二つに、」
聖良「ルビィさんと理亞のシュートが、なんな簡単に…」
A『止めたぁぁ!!GKフレディ、強力な必殺技でボールを一刀両断!日本は得点とはなりませんでした!!』
ルビィ「っっ!やっぱり距離が遠すぎたね、」
理亞「ルビィ!早く戻るわよ!」
ルビィ「うん…!」
A『日本、チャンスを作るも得点ならずでイギリスの攻撃。再び切り込むのは…!!』
エドガー「こっちだ!」
ピーター「はい!エドガーさん」パス
エドガー「…」
英玲奈「何としてでも抑える…!」
エドガーには、ひとつ気になることがあった
エドガー「はあっ!」バッ
英玲奈「なっ…その技は!?」
日本を分析したからこそ。
気になったことだ
エドガー「ー ウルトラムーン ー!」
花陽「えぇ!?あれって、月さんの技じゃ…」
月「あぁ…実は昔、イギリス出身のチームメイトに…教えてもらった技が"ウルトラムーン"なんだよね」
先程の黒澤ルビィと鹿角理亞のシュート。
なぜ…使わなかったのだ?
"Awaken the power"を
エドガー「…」
フィリップ「エドガーさん!撃ってください!」
聖良「くっ…どいてください!!」
デービッド「ディフェンスには行かせない!」
晴夏「…っっ!このままじゃ、また!!」
A『おおっと!?日本のDFたちがイギリスの選手にガッチリと押さえつけられている!!これでは誰もエドガーを止められない!!』
使えばもっと火力は出たはずだ…
なのに使わなかった。
中国戦、スペイン戦。
ルビィと理亞は出場するとすぐに"ATP"を発動していた
エドガー「…不安要素ですね」バッ
ならばその不安、この聖剣で消し去ってやる。
エドガーは地面を払い、再び剣を抜いた
海未「2点目…!?まずいです!!」
千歌「エドガーさんがシュートを撃ったら……」
ーーーーーー負け
エドガー「ー エクスカリバー ー!!!!」
ギシャアアアァァァァァァン!!!!!!
A『再び来ました"エクスカリバー"!!日本のゴールに迫っていきます!!』
果南「嘘でしょ…また…」
ダイヤ「果南さん!!」
にこ「果南!!」
「「ー Awaken the powerー !!!!」」
果南「ぇ、」
エドガー「!!」
ルビィ、理亞「…」ゴゴゴゴゴゴ
海未「あの二人!!」
A『なんと!?FWの黒澤ルビィと鹿角理亞がゴール前まで戻っていた!!しかも…発動しています!日本が誇る最強の"ATP"!!』
果南「2人とも…まさか!!」
ルビィ「行くよ!」バッ
理亞「っっ!」バッ
迫り来る巨大な斬撃に突っ込む2人。
この状況、考えていることはひとつ
エドガー「そういうことかっっ!!!!」
ルビィ「はあぁぁぁ!!」ゴゴゴゴゴゴ
理亞「っっっっ!!」ゴゴゴゴゴゴ
2人の全力を聖剣に叩き込むーーーー
ルビィ、理亞「「ー クロスファイア ー!!」」
ーーーードガアァァァァン!!!!
「「「!!!!??」」」
エドガー「くっ…」
果南「ルビィ、理亞!!」
A『なんと!?エドガーの"エクスカリバー"をFWコンビがブロックだぁぁ!!』
ルビィ「ぐっ…うぅぅぅぅ!!!!」ググググ
理亞「何よこれ!?重すぎでしょ!?」ググググ
"ATF"と"ATB"。
その合体技を全力で叩き込んでも、ボールが止まる気配はない。
それどころか徐々に押され始めた2人
月「あの2人のシュートブロックでも押される…!?」
美奈「…」
美奈の指示だった。
もし、DFがエドガーをマークし続けるのが難しそうならば。
ルビィと理亞が"エクスカリバー"をブロックしろと
ルビィ、理亞「ぐぬぬぬぬぬ…!!」ググググ
A『耐える…耐えます!!しかし、"エクスカリバー"はそれでも死なない!!』
バキイィィィン!!!!!!
理亞「っっ!!?」
ルビィ「果南さんあとはっっ…!!」
ルビィと理亞のブロックが破られた。
しかし、それは想定内のことだ
果南「ありがとう…っっ!2人とも」バッ
果南「ー 真 海竜の逆鱗槍 ー」ドガアァン!!
そう。最初から目的はーーーー
果南「…」シュウゥゥ…
エドガー「っっ…!!」
ーーー『威力の半減』
A『止めたぁぁぁ!!な、なんと!!エドガーの"エクスカリバー"を止めましたぁぁ!!!!』
フィリップ「そ、そんな…"エクスカリバー"が…」
ピーター「ブロックがあったからとしても…止められるなんて、」
エドガー「……フッ」
フィリップ「エドガー、さん?」
エドガー「これが日本の戦い方です。やはり素晴らしい」
日本の戦い方。
それは、1人では出来ないことを2人で。
2人で出来ないことは3人で。
信頼による集団戦。
ずば抜けた個人技と集団戦を掛け合わせることにより生まれた、強豪にも負けない"強さ"
それはスペイン戦で確かなものとなった
果南「と、止まった……」
ルビィ「果南さん、ナイスセーブです!」
理亞「かなり危なかったけどね」
果南「2人のおかげだよ、助かったよ」
レヴィン『なるほど…"クロスファイア"ならば、確かに強力なシュートブロックになりますね』
A『黒澤ルビィ、鹿角理亞、松浦果南の連携により…なんと"エクスカリバー"を抑える…!これはこの試合、わからなくなってきました!』
英玲奈「聞いてくれ。今の日本はエドガーを警戒するあまり、周りへの集中力が低下している」
曜「その通りだね」
海未「はい、」
英玲奈「ルビィと理亞はこれからDF重視でプレーする。得点を取りに行くのはMF。君たちだ」
千歌、曜、海未「「!!!!」」
善子「私もDFだから、守りは任せてちょうだい。あなた達は攻めることを考えて」
千歌「善子ちゃん…」
ルビィ「お願いします」
理亞「決めなさいよ」
千歌、曜、海未「「任せて(ください)!」」
―――
A『さあGK松浦果南から日本の攻撃が始まります!』
果南「聖良!」
聖良「DFの役目…果たします!」
フィリップ「いいや、ボールは貰うよ!」バッ
聖良「!!」バッ
聖良は思った。
イギリスはチームプレーが得意だと。
集団で攻める、日本と似ていると。
ならばーーーー
聖良「っ!!」カキィン!
フィリップ「…!?」
エドガー「あの技は…!!」
ーーーーこれがよく効くのでは?
聖良「ー 氷の矢 ー!」バシュッ!
A『出たぁぁぁ!!鹿角聖良の超ロングパスだぁぁ!!』
ケイリー「ちょ…GKのロングキックよりも飛ぶよ!?」
ジョニー「DFがボールを持ったから油断した…っっ!!」
氷の矢は空に白銀を描く。
真ん中のラインを越え、まさに敵の城に放たれた1本の矢。
その矢を1人の少女がーーーー
千歌「よしっ!!」
A『高海千歌が上手くボールを受け取った!!薄くなったDFを突破出来るか!?』
デービッド「絶対に行かせない!」
エッジ「2人がかりで奪う!!」
千歌「2人がかり…上等だよ!」
千歌のドリブルの前では人数など関係ない
千歌「ー ZスラッシュG3 ー!」ギュンギュン!
デービッド「!?」
エッジ「隙だらけだよ!貰った!」
デービッド「エッジ!罠だ!」
1人躱してもう1人に背中を見せた?
ならばーーーーーー
千歌(足を踏み込んでっっ!!)ドン!
エッジ「さっきと…動きが逆ーーーー
ーーーー千歌「ー リバースZスラッシュ ー!!」
月「よしっっ!!」
にこ「いつ見ても綺麗な躱し方ね!!」
A『高海千歌が2人抜き!!ゴールは目の前!キーパーと1対い……いや!?』
千歌「!」
曜「千歌ちゃん!久しぶりにあれやって見ない?」
千歌「…!いいね!」
A『渡辺曜が走ってきた…!いったい何をする気なのか!?』
まだ浦の星サッカー部が復活して間もない頃。
曜と千歌のあいだに、すれ違いによる距離が生まれていた
曜『…私、バカだ…バカ曜だ』
千歌『あ!汚れるよー!』
曜『いいの!!』
千歌『恥ずかしいよー!』
曜『いいの!!』
曜「タイミングは?」
千歌「大丈夫!私たちなら合わせられる!」
曜「だよね!」
しかし、手と手を取り合い。
お互いを。
自分を見つめ直した
千歌、曜「せーのっ!!」バッ
これは、千歌と曜の2人だけの。
特別で素敵な技
千歌、曜「ー 真エクストリームラビット ー!!」ドガァン!
日本「「「!!!!??」」」
スペイン「「「!!!!!!??」」」
千歌、曜「いっけえぇぇぇ!!!!!!」
A『こ、これは高海千歌と渡辺曜の合体技!!』
ボールを放った瞬間。
1つしかないボールは3つへ。
それぞれがウサギのように弾み、コース予測不可能。
敵味方、全員が動揺していた
フレディ「う、動きが読めな…うわっ!?」
バシュゥゥゥン!!!!!!
エドガー「…!!」
穂乃果「!!」
美奈「あの2人…あんな技を使えたのね!」
A『ゴール!!!!日本が追いつきましたぁぁ!!高海千歌と渡辺曜の合体シュートが、強固なイギリスゴールを崩しました!!』
曜「千歌ちゃん!大成功だよ!」
千歌「うん!完璧だった!」
あの時は浦の星のメンバーしか知らない小さな存在だった2人。
しかし、今はーーーー
梨子「千歌ちゃん…曜ちゃん!」
ーーーー世界から注目される大きな存在
日本 1-1 イギリス
二度とエクストリームラビット出せないなと思っていたので安心しました