ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!昨日のマラソン大会で3年生の衰えをその身で体感したルビィちゃんキャンディーです。本当にキツい。部活引退して体力が無くなって改めて分かります。部活している後輩の体力はすごい。部活って本当に大切だなと思いました

今回のお話は…お待たせしました。果南ちゃんです




第3章 78話 「イギリス戦 "イルカ座への願い"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

限界に近づいていたエドガー。そこを畳み掛けるツバサ。"ゴットノウズ"を進化させた新必殺技、"ゴットブレイク"で再び同点に追いついた。ディフェンスでは、自分の技の本当の価値に気づいたあんじゅ。"タクティクスブレイク"として、"最凶"の必殺技を放つのであった

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

A『"無敵の槍"を破壊!!これぞ正しく"睡蓮の女神"!!優木あんじゅの最強ディフェンスが炸裂しました!』

 

 

 

月「相手チームに対策されないために…今まで1度も使わせなかったんだね…」

 

梨子「必殺タクティクスを破壊する必殺技…やっぱりすごい、」

 

 

ボールを奪ったあんじゅはすぐに前へと繋ぐ。

"無敵の槍"はFWとMFの選手で総攻撃するため、カウンターに弱い。日本に立ちはだかるのはイギリスのDFのみ。

今の日本にとって、突破は造作もないことだ

 

 

英玲奈「この機を逃すな!!絶対に決めるぞ!!」

 

「「「はい!!!!」」」

 

 

A『日本のカウンター!!イギリスは圧倒的に人数が足りません!!』

 

 

エドガー「ぐっ…これ以上の失点は…!!」

 

フィリップ「エドガーさん…!!」

 

 

"ジャッジメント・レイ"のブロックを受けたエドガー。追いかける力は無いに等しかった。

その間にもサニデイジャパンは前へと進む

 

 

ランス「っっ!!ー ストーンプリズン ー!」

 

にこ「!!」

 

 

が、すぐに行く手は塞がれた。

石の壁で作る牢獄。既ににこの退路は消えた。曜のように石の壁よりも高く飛び、放つシュート技があればいいのだが…

にこはシュート技を持っていない

 

 

千歌「にこさんが捕まった!?」

 

曜「何とかしないと…」

 

にこ「そのまま走りなさい!!」

 

千歌、曜「!?」

 

 

石の壁の中からにこの声が聞こえた。

あの状況でどうやって脱出を…???

にこの考えはまったく読めなかったが、千歌たちは言われた通り走り続ける。

なぜなら、にこが言うことだーーーー

 

 

 

千歌、曜(信用できる!!!!)

 

 

あの人なら絶対に何とかしてくれる

 

 

にこ「あんた。相手が悪かったわね」バッ

 

ランス「!?何を…」

 

 

誰も考えないような、できないようなことを平然とこなす

 

 

ツバサ「…!!なるほどね!」

 

ダイヤ「あんなことが可能なのですか!?」

 

 

凛「にこちゃん、すごいにゃ!!」

 

月「あの動きを見ると曜ちゃんの技を思い出すよ…!!」

 

 

曜は見た。にこが何をしているのかを。

曜は思い出した。自分も同じ動きをしたことがあると。

 

曜は思うーーーー

 

 

にこ「曜。これが本当の"パルクール"よ」

 

 

ーーーー次元が違うと

 

 

 

A『な、なんということでしょうか!?矢澤にこは、石の壁の間を…蹴るように登っていく!!壁キックです!!これはまさしくアクロバティックだぁぁ!!』

 

レヴィン『まるで街中の"パルクール"のような美しい動きですね…ボールを蹴り続けながらの壁キック、やろうと思って出来る技ではないですよ』

 

 

時には片足で、時には手を使って。

鍛え上げられた筋肉があるからこそ出来る技。並大抵の体幹では到底不可能だ

 

 

ランス「壁の間を登る!?」

 

にこ「さあ、決めなさい!!」パス

 

曜「!!」

 

 

石の壁を越え、にこはすぐに前を走る曜へと繋いだ。一瞬、にこの動きに圧倒されだが、今の自分にはやるべき事がある。そう、

 

 

曜「絶対に決める!!!」

 

フレディ「イギリスの誇りにかけて…守る!!」

 

 

ボールを足で挟み、飛び込みの回転を応用した動きで空へと飛ぶ。

その間にもエネルギーをため続け、すべての力を両足に込めたら一撃。

両足でXの刻印を放つ

 

 

曜「ー Xブラスト ー!!!!」ドガァン!!

 

フレディ「ー ガラティーン ー!!」

 

 

A『出たあぁぁ!!渡辺曜の必殺シュート!1度敗れているフレディ選手、これで日本は勝ち越し点となるのか!?』

 

 

フレディ「ぐぐぐっっ…!!!!」

 

 

デービット「フレディ…頑張って!!」

 

ジョニー「押されてる…!!」

 

 

曜の新たなシュートは重い。まるで鋼鉄の球を切ろうとしているようだ…

これが決まれば日本が逆転する。時間的にもこれが決勝点になるだろう。

イギリスを背負って戦う1人。既に3点も失点を許してしまっている

 

 

フレディ「ぐぐぐ…負け、ない…!!!!」

 

 

曜「行けえぇぇぇぇ!!!!!!」

 

千歌「曜ちゃん!!!!!!」

 

日本「「「決まれえぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」

 

 

フレディ「…負け……な…!!」

 

 

日本の声援がこれでもかというほどに響いてくる。会場のイギリスへの声援を貫き、直接、頭の中にガツンと届く。

これが日本の力なのか…

 

だが、

 

 

エドガー「フレディ!!諦めたらいけない!!」

 

ポール「まだ行けるよ!!」

 

イギリス「「「フレディ!!!!」」」

 

 

フレディ「…!!」

 

 

何が日本の声援、すごい…だ。

聞こえるじゃないか。仲間たちの熱い声援も。清々しい。応援されるのはなんて気持ちいいんだ

 

 

フレディ「ぐぐぐ……まだだ!!!」

 

曜「!?」

 

 

海未「持ち直した…?」

 

英玲奈「どこからあんな力が…」

 

 

私はイギリス代表、"ナイツオブクイーン"。

イギリス全国民の意思を背負う、最後の砦

 

 

フレディ「ただの…"ガラティーン"じゃない!!」

 

曜「…!!」

 

 

勝利のために、仲間のために…そして自分のために!!!!!!

 

 

フレディ「ー ガラティーンV3 ーだあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

 

私は負けない!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

ズバアァァン!!!!!!!!!!

 

 

 

曜「」

 

日本「「「」」」

 

イギリス「「「」」」

 

エドガー「」

 

 

 

A『と…と…』

 

A『止めたあぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』

 

 

ワアァァァァァァァァ!!!!!!!!!!

 

 

レヴィン『"Xブラスト"を斬った…!!』

 

A『イギリスの騎士は死なない!!天にも伸びる大剣が、渡辺曜のシュートを真っ二つにしました!!!!』

 

 

曜「と、止められた…」

 

フレディ「ハァハァ…ハァハァ!!」

 

 

完全に止められた。

あの進化は、イギリスのチームの想いが集まったように見えた。

日本だけじゃない。チームで戦い、チームで進化していく…

 

 

曜「次は…絶対に決めるよ!!」

 

 

ドキドキが止まらなかった

 

 

 

千歌「曜ちゃん!もど……ぇ、」

 

曜「千歌、ちゃん?」

 

 

だが、そんな感情も一瞬で消え去る、あることが起きようとしていた

 

 

にこ「嘘でしょあんた……!!?」

 

ツバサ「マークを怠った…」

 

 

 

 

エドガー「フレディ…あなたの想い、無駄にはしない」

 

 

曜「エドガー……さん、」

 

 

 

イギリスのゴール前でボールを持つのは、エドガー

 

 

A『おおっと!?エドガー選手が再びゴール前へ!!これはまさか!!??』

 

 

フィリップ「エドガーさん!!もうシュートは撃てないはず…!!」

 

エドガー「私のシュートは不滅だ!!!!」

 

フィリップ「!!」

 

エドガー「勝利、そして仲間のためなら…この足…捧げるまで!!!!」バッ

 

 

ダイヤ「果南さん!!!!来ますよ!!」

 

果南「!?」

 

ダイヤ「もう、あなたを守ってくれるDFはいません!!!!自分の力で、"エクスカリバー"を…自分を超えてみなさい!!!!」

 

 

エドガー「その通りだ松浦果南!!!!!!」

 

エドガー「ー エクスカリバー ー!!!!」

 

 

ギシャアァァァァァァン!!!!!!

 

 

A『エドガー、再びゴール前から"エクスカリバー"を撃ったあぁぁぁ!!日本はシュートブロックする選手は残っていません!!どうする松浦果南!!!!』

 

 

果南「っっっっ!!!!!!」

 

 

最大のチャンスからの最大のピンチ。

そうだ。私はここまで仲間に甘えてきた。

ルビィ…理亞…ことり…全員が、自分の限界を超えるために。ゴールを守るために戦ってくれた

 

 

果南「私は…何をしてる…のっっ…」

 

 

悔しくて…前を向けない

 

 

ダイヤ「果南さん!!」

 

穂乃果「果南ちゃん!!」

 

海未「果南!!」

 

 

斬撃が迫る。これが決まれば日本は負ける。

どうすれば…どうすれば……

 

 

 

 

 

…父さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『果南。下を見るなとは言わない』

 

 

果南「!!!!!!」

 

 

『下を見なきゃ、見えないものがある』

 

 

 

 

―――

 

 

 

 

かなん『お星様、綺麗だね』

 

 

…小さい頃の記憶

 

 

北也『そうだな……果南。お星様には特別な力があるんだ』

 

かなん『特別な…力?』

 

北也『あぁ。手を伸ばして、お星様を掴んで願うのさ。力を貸してくれって』

 

かなん『うーん…でも、お星様掴めないよ?』

 

北也『果南。下を見てみな』

 

かなん『下を……?』

 

 

…そこには海。海面に映る、宝石たち…星空だった

 

 

かなん『すごい!これならお星様掴めるよ!!』

 

北也『…なあ、果南』

 

かなん『?』

 

北也『いつかな、つまづく時。苦しい時が来たら…無理して前を見ずに、下を見てみるといい』

 

北也『お星様はいつも、果南が頑張っているところを見ている。しっかりとな』

 

北也『だから、必ず貸してくれるさ。特別な力を…だから、』

 

 

 

北也『手を伸ばして願え!!!!果南!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシャアァァン!!!!!!

 

 

果南「!?」

 

 

瞬間。果南は気づく。

足元が…海になっている

 

 

ダイヤ「果南、さん……」

 

にこ「何よ、あれ」

 

 

あの時と同じ。波ひとつ立たず、ただ鏡のように…天を彩る星々を移す。

果南のちょうど真下には…忘れるわけがない。小さい頃から毎日探した「イルカ座」が映っている

 

 

果南「イルカ座…」

 

北也『お星様には、特別な力があるんだ』

 

果南「っっ!!」バッ

 

北也『手を伸ばして、お星様を掴んで願うのさ』

 

 

 

果南「私に……私を超える力を!!!!!!」

 

 

 

果南の手は、海面。

映る『イルカ座』に。

受け入れられたかのように吸い込まれる。

 

静かだった海は次第に渦を巻き始める。

水中に突っ込んだ、果南の腕を中心に

 

 

果南「うおあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

エドガー「終わりだぁぁっっ!!!!!!」

 

 

 

 

ドガアァァァァン!!!!!!

 

 

"エクスカリバー"がゴールに到達した。

砂埃を巻き上げ、フィールド。そしてベンチの選手の視界を遮る

 

 

善子「どうなったのよ!?」

 

ルビィ「…果南さん!!」

 

 

固唾を呑んで見守る。

煙が晴れれば、結果を受け入れなければならない。絶対なる聖剣が日本を貫くのか…またはーーーーーー

 

 

 

エドガー「……!!!!!!」

 

ダイヤ「果南、さん!!!!」

 

「「「!!!!!!!!」」」

 

 

 

果南「…」シュゥゥゥ…

 

 

 

ーーーー奇跡が起きるのか

 

 

 

フレディ「最強の"エクスカリバー"を…1人で、止めた???」

 

エドガー「……」

 

 

ダイヤ「あれが…果南さんの新必殺技」

 

 

 

 

果南は潰した。

最強のシュートを。『イルカ座』から借りた力で。

ボールは地面に押し込まれていた。

人間が作ったとは思えないほどの、煌びやかな装飾。宝石で出来ているよう。

先は3つに分かれ、右手で握りしめる。

神の武器…そう。"神器"

 

 

 

果南「ー デルフィナス・トリアイナ ー 」

 

 

 

トライデントは生まれ変わる。

星の力を得て、今、海皇の最強の神器として……轟く

 

 

 

日本 3-3 イギリス

 

 

 

 





デルフィナス・トリアイナ
果南ちゃんの新必殺技です。最強の"エクスカリバー"をねじ伏せるほどの力を持っています。詳しい説明は次回書きます。ちなみに、『デルフィナス』は『イルカ座』。『トリアイナ』は『トライデント』の別名です

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