ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです!今日の寒さは本当に頭おかしかった…風がやばい。明日はもっと寒い…それだけで学校に行きたくなくなります。
クラスの仲間が指定校推薦で進学を決めていく中…センター2ヶ月前になりました。発狂しそうです。まあ、ほどほど頑張ります

さて!気を取り直してイタリア戦です!激アツな戦いになるように頑張って書いていきます!




第3章 83話 「イタリア戦 "待ち望んだ、この時を"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

ついに始まる予選リーグ最後の試合、イタリア戦。決勝トーナメントへ確実に進出するためにはこの試合、勝利が必要となる。今までの相手の中でも1番の強さ…日本は果たして勝つことが出来るのか…

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ー 日本ベンチ ー

 

 

美奈「スターティングメンバーを発表するわ」

 

美奈「FW。穂乃果、理亞、ルビィ」

 

美奈「MF。ツバサ、千歌、月」

 

美奈「ボランチ。にこ」

 

美奈「DF。希、聖良、晴夏」

 

美奈「GK。果南」

 

 

美奈「以上よ。ベンチメンバーもアップは継続。交代は確実にするからそのつもりで」

 

「「「はい!!!!」」」

 

 

 

 

ー イタリアベンチ ー

 

 

サエ「私たちに必要なのは勝利だけ。練習を思い出して、そうすれば必ず勝てます」

 

サエ「楽しむのもいいけど、ほどほどにね。カズハ」

 

カズハ「え!?ち、ちゃんとやりますよ?」ギクッ

 

ラファエレ「顔でバレバレだよ…」

 

サエ「始まるわ。行ってきなさい」

 

「「「はい!!!!」」」

 

 

 

 

 

A『さあ!両チーム、ポジションにつきました!!』

 

 

 

サニデイジャパン

 

FW……鹿角理亞、高坂穂乃果、黒澤ルビィ

 

MF………渡辺月、高海千歌☆、綺羅ツバサ

 

MF……………………矢澤にこ

 

DF…………東條希、鹿角聖良、葉石晴夏

 

GK……………………松浦果南

 

3-1-3-3

 

 

レヴィン『日本は攻撃陣を固めてきましたね…!!黒澤ルビィ、鹿角理亞、高坂穂乃果、渡辺月、綺羅ツバサ…半数の選手がFWですよ!』

 

A『イタリアの個人テクニックに真っ向からぶつかる作戦か!?非常に楽しみです!!』

 

 

 

オルフェウス

 

FW…………フィレア、ラファエレ

 

MF……アンジェロ、カズハ☆、ダンテ

 

DF…………アリーチェ、マルコ

 

DF…………エルマ、マリ、ディアナ

 

GK……………………フラム

 

3-2-3-2

 

 

レヴィン『イタリア代表は、スペイン戦から衝撃の代表参加となったカズハ選手。そしてイタリアの得点女王フィレア選手に注目ですね…!!』

 

A『DFの層が厚いように見えますが、攻撃も超強力なチーム!!日本には頑張ってもらいたいです!まもなく試合開始です!!』

 

 

 

 

穂乃果「……」

 

 

1年前のあの日は…今でも脳裏に染み付く夕焼けの風景

 

 

『ー オーディンソード ー!!』ドガアァン!!

 

 

何かを得ようとしたのに、凄すぎて何もわからなかったフィレアのシュート。

自身の未熟さを痛感し、世界を意識するきっかけとなった。そして、今、

 

 

穂乃果(やっと…やっとここまで来た)

 

 

力を高め、仲間に出会い、そして幾多の戦いに勝ち抜き実現したイタリアとの試合。分かっている。決死の戦いになることは、辛く、苦しい時間が来ることも分かっている。

だがそれでも、穂乃果の不安な気持ちはワクワクが押し潰す。

血が騒ぐ、緊張する。

穂乃果の心臓は誰よりも早く強くーーー

 

 

 

 

ピーー!!!!!!

 

 

 

A『さあ!イタリアボールから試合開始です!!日本は早速"白き流星"と対峙します!』

 

 

フィレア「勝負だ!!穂乃果」

 

穂乃果「望むところ…!!」

 

 

穂乃果とフィレアの1対1。

この時を待ち望んでいたのは2人だけではない。海未やことりもまた、穂乃果の努力を知っているからこそ、楽しみだった。

あれだけの差がどれほど埋まったのか…どこまで戦えるのか…

 

 

フィレア(さすがに上手い…!!)

 

穂乃果「…!!」

 

 

花陽「あのフィレアさんと対等に戦っている…!!」

 

海未「いいですよ!穂乃果!」

 

ことり「そのまま奪っちゃえ!!」

 

 

ベンチからの声援は穂乃果の耳に届いていた。みんなが自分を応援する。希望ある声だ。生き生きしている。

対等…そうか。みんなからは互角に見えるのか…

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ハァハァ…ハァハァ!!!」

 

 

 

フィレアは…全然本気じゃない!!!!!!

 

 

 

フィレア「いいね。穂乃果…あの頃とは別人だよ。でも…」バッ!

 

穂乃果(はやっっーーーーーー

 

 

フィレア「私にはまだ勝てないよ」

 

 

 

A『フィレアが高坂穂乃果を抜いたぁぁ!!鮮やかでありながら力強いそのドリブル…!これが白き流星の力なのか!?』

 

 

ツバサ「あれって…まさか、」

 

月「そのまさかだよ」

 

 

穂乃果(一瞬見えた…フィレアもそうなの!?)

 

 

希望は一瞬にして絶望に変わる。

穂乃果はあの数秒の1対1でそれを実感した

 

 

ラファエレ「早速飛ばすね…!フィレア」

 

フィレア「えぇ!まだまだ行くよ!」

 

 

絵里「あの動き…瞳…」

 

フロイ「そうだね、フィレアもそうだった」

 

 

神に与えられた才能。

その才能は人々を魅了した。希望でもあり絶望でもあるその才…

 

 

月「フィレアは…ツバサさんと同じ…自分の意思でゾーンを発動できる…!!!!」

 

 

フィレア「勝負だ!!日本!!」

 

 

穂乃果が抜かれたことにより、日本の選手たちは警戒レベルをMAXに引き上げた。簡単には奪えない。いや、奪えるのか??

不安と緊張でごっちゃ混ぜになる中、2人の少女が動く

 

 

ルビィ「止めるよ」バッ

 

理亞「えぇ」バッ

 

フィレア「来たね…!ルビィに理亞!!」

 

 

すぐにフィレアに追いついたFWコンビ。

穂乃果があっさり抜かされたのは衝撃だっだが、黙って通すわけにはいかない

 

 

理亞「ゾーンが何よ。関係ないわ」

 

フィレア「強気だね。いいじゃん…でも、」パス

 

ルビィ(バックパス…?)

 

 

 

カズハ「周りを見ようね!!2人とも!!」バッ

 

ルビィ、理亞「!!??」

 

理亞「和葉!?」

 

ルビィ「くっ…!!」

 

 

A『なんと!!この勝負にカズハ選手が参戦!!一瞬で2対2の対決へ!!!!』

 

 

ルビィ(世界最強レベルの選手が2人!!)

 

理亞(上等よ…!!)

 

 

気を抜かなくても突破される。そんなこと知っている。だからといって逃げるわけにもいかないし、逃げるなんてとんでもない。

負けるわけにはいかないんだ

 

 

理亞「っっ!!」バッ

 

カズハ「!」パス

 

理亞(フィレアに…パス!!)

 

 

 

ルビィ「貰ったっっっっ!!!!」ゴゴゴゴゴ

 

カズハ、フィレア「!!??」

 

カズハ「!?(ATP!?そういうことか!)」

 

 

パスを出した瞬間ーーー爆音が響いたと思いきや、ルビィが"ATP"を発動していた。

理亞が発動しなかったのは、ボールを出した瞬間。その瞬間に奪うため。

急なことでカズハは対処出来ない。よく見たら理亞は既に走り始めていた

 

 

カズハ(理亞は囮…最初からそのつもりか、)

 

フィレア(想像以上だね…!!)

 

 

ルビィ「ありがとう!!理亞ちゃん!」

 

理亞「私を囮に使ったこと、覚えておきなさいよ!?」

 

 

A『なんと!?あのカズハ選手からボールを奪いました!!』

 

レヴィン『今のルビィ選手の動きは誰も予想していなかったでしょう。"紅き流星"を甘く見てはいけませんよ!!』

 

 

月「うっそぉ…和葉さんからボールを、」

 

にこ「さすがすぎるわよ…!私たちも上がるわよ!!」

 

 

ルビィと理亞に続いて駆け上がる日本。切り替えが速いのは日本の武器だ。それはイタリアも重々承知。すぐに守りへと切り替える

 

 

穂乃果「ルビィちゃん、理亞ちゃん助かったよ…!」

 

理亞「次は頼むわよ。穂乃果」

 

ルビィ「このままいっきに突破します!!」

 

 

アリーチェ「あの2人からボールを…!?」

 

鞠莉「さあ、ここから気を引き締めてね…!あの子たちは簡単には止められないわよ!」

 

 

鞠莉から日本のFWの恐ろしさはよく聞かされていた。自強化や共鳴、特殊な能力などの工夫を凝らし、世界にも引けを取らないレベルに仕上げてきていると。

本当に最近結成されたチームなのかと疑うほどの連携プレー。そして信頼度。

いくら強豪であるイタリアでも、これ以上の脅威はなかった

 

 

月「ルビィちゃんたち、ATPはほどほどに…!まだ試合は始まったばかりだからね」

 

にこ「私たち全員で攻めるのよ…!必ず突破口を見つけるわ!」

 

千歌「鞠莉ちゃんには注意して!広範囲の爆発技を持っているよ!」

 

 

声をかけ合い、パスを繋ぎ

 

 

月「理亞ちゃん!」パス

 

エルマ「行かせない…」バッ

 

理亞「ルビィ」パス

 

エルマ(ヒールパス!?)

 

ルビィ「千歌さん!」パス

 

 

崩すイタリアのディフェンス

 

 

A『細かいパスでイタリア陣内を動き回るサニデイジャパン!!ボールが繋がります!!』

 

レヴィン『言葉を交わさなくとも、お互いが分かりあっているからこそ。予想できない場所にパスが出される…これは厄介ですよ』

 

 

ツバサ「ー デコイ・リリース ー」パチン!

 

アリーチェ(分身!?)

 

鞠莉「アリーチェ、どいて!!」バッ

 

 

ツバサが分身を発動し、いっきに突破を試みた。この技を抑えるには分身ごと全てを抑えるしかない。

鞠莉はアリーチェに指示し、"爆弾"を設置する

 

 

ツバサ「あの技は…」

 

鞠莉「吹き飛びなさーい!!」

 

鞠莉「ー グラウンドスイーパーGX ー!!」

 

 

ドガガガガガアァァン!!!!!!

 

 

分身した大量のツバサは大爆発に巻き込まれた。鞠莉の強力なディフェンス技。

浦の星女学院のメンバーは、この技に何度も助けられた……しかし、

 

 

ツバサ「ふふっ、充分引き付けたわよ」

 

鞠莉「引きつ…!?」

 

 

 

ルビィ「抜けた…!!」ゴゴゴゴゴ

 

 

鞠莉「ルビィ…!!!!!!」

 

 

A『爆発の中から現れたのは"紅き流星"だあぁぁ!!!!あのイギリスでも突破困難だったイタリアDFを、前半開始早々突破してみせた!!!!』

 

 

フラム「…来なよ。ルビィ」

 

ルビィ(フラム・ソレイユ…!!!!)ゴゴゴゴゴ

 

 

最近のルビィの焦りの根源のひとつは…フラムの存在だった。あのパーティ会場での、余裕のある素振り、実力、プライド…全てがルビィへの"宣戦布告"だった。

 

ルビィはプライドを刺激され、そんな中で落ち着いたような素振りで不安な感情を抑えたのは記憶に新しいルビィ。

絶対に勝たなければいけない。というプライドがルビィの緊張を増幅させていたのだ

 

 

ルビィ「うおあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

海未「早速撃ちますか…!」

 

曜「ルビィちゃん…!」

 

 

あの日の勝負の続き。

 

 

ルビィ「ー Awaken the Fire ー!!」

ドガアァン!!

 

フラム「うらあぁぁぁっっ!!!!」バッ

 

フラム「ー ゴッドハンド・ゼロ ー!!」ドォン!

 

 

フラムのゴッドハンドは片手片手で別々のオーラを宿す。光と闇。その2つのオーラを混ぜた神の手はーーーーー

 

 

フラム「…」シュウゥゥ…

 

 

ーーー並大抵の強度ではない

 

 

A『止めたあぁ!!黒澤ルビィの強力なシュートを、フラム・ソレイユががっしりとキャッチ!!』

 

レヴィン『まさか、日本が先にシュートを撃つとは…そしてルビィ選手のシュートを止めるフラム選手…この試合、高レベルな次元になることは間違いないでしょう』

 

 

フラム「ルビィのシュート、全て止めて私たちが勝つ」

 

ルビィ「そのプライド…試合が終わるまでに砕いてあげます」

 

 

火花が散り、刃物のように尖った空気

 

 

カズハ「いや〜、やられたね!まさかあんな高速カウンターを仕掛けてくるとは!」

 

フィレア「ちょっとカズハ…油断しないでって監督が…」

 

カズハ「大丈夫、大丈夫!あれはATPのタイミングに慣れてなかったから奪われたけど…1度見たし動きは覚えた!」

 

フィレア「もう…しっかりしてよね?」

 

 

聖良(あの余裕…次は簡単にはいかなそうですね…)

 

 

戦犯であるはずの和葉。日本のカウンターをその目で初めて見た興奮から、フィレアと会話を続けていた。

日本から見たら異様な光景。この死闘ともいえるフィールド上で、あの2人は日常の練習グラウンドにいるかのように…そしてそれを受け流すイタリアチーム

 

 

アンジェロ「お二人さん!ボール来るよ!」

 

カズハ「おっ!今度は負けないよ!」

 

フィレア「ははっ…相変わらずだな、」

 

 

A『さあ、ボールは再びイタリアに!マリ選手が繋ぎ………いや!?これは!?』

 

 

フィレア「…!!??」

 

ラファエレ「な…何あれ!!??」

 

カズハ「へえ…そんなことまでするんだ!日本は」

 

 

 

 

 

鞠莉「Oh…これは予想外デース」

 

 

ルビィ、理亞「……」

 

穂乃果「へへっ…びっくりしたでしょ」

 

月「悪いけど、ボールは返してもらうよ」

 

ツバサ「パスもドリブルも封じたわ」

 

千歌「さすがの鞠莉さんでもこの人数…!!」

 

にこ「観念しなさい。逃がさないわよ」

 

 

A『これは!!??センターバックのマリ・オハラがボールを持った瞬間!!サニデイジャパンの攻撃陣が一斉にマリ選手を包囲!!ディフェンスを捨て、いっきに勝負を決めるつもりか!?』

 

レヴィン『パス、ドリブル…全てを封じて人数で圧倒する…まさかこんな作戦を使ってくるとは、』

 

 

フラムにも戻せない。DFの選手、フィレア、カズハもフォローに行けない。

日本の持てるすべての戦力を使い、四方八方。獲物を取り囲み、撃つ

 

 

名付けるならばーーーーーーー

 

 

 

美奈「ー 四面楚歌の獄 ー」

 

 

 

 

イタリアの目に映るのは……絶体絶命

 

 

日本 0-0 イタリア

 

 

 





四面楚歌の獄
オリジナルの必殺タクティクスです。DFの3人を残し、ほかのFWとMFのメンバーで1人の選手を包囲します。パス、ドリブル、ほかの選手のフォローを封じる…まさに四面楚歌。かなりギャンブルな必殺タクティクスとなっています

ご感想、お待ちしております!!



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