ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
さて、イタリア戦が始まったばかりですが、イタリア戦が終了後。コラボ?とある方が登場しますのでお楽しみに!センター試験までにイタリア戦が終わるか微妙ですが、
前回の、輝こうサッカーで!
始まったイタリア戦。世界屈指の実力者であるフィレアとカズハの不意をついたルビりあ。そのままシュートまで持っていく予想外の展開を見せた。そして、日本の新たな必殺タクティクス『四面楚歌の獄』が発動され…鞠莉は1人、日本の選手たちに囲まれてしまう
――――――――――――――――――
A『マリ選手はどうするのか!?逃げる手段は残されていないが!?』
鞠莉「……」
フラム「マリさん…私がパスを出したから…」
鞠莉「大丈夫よフラム。何とかするわ」
フラム「何とかって…」
見る限り奪われる以外の道はなさそうに見える。ゾーン、闇の力、ATPと…自分たちにも引けを取らない選手たちが取り囲む最悪の状態。
鞠莉は何とかすると言った。だが、それは強がりなのかもしれない…または、
鞠莉「考えたわね、千歌っち」
千歌「鞠莉さんのブロック技は、自分も巻き込んでしまう危険性がある技…だから今の状態では使えない」
鞠莉「確かに巻き込むわ」
理亞「空へ逃げるなら私たちが捕まえる」
ルビィ「ATPの速さなら可能だよ」
にこ「観念してボールを渡したら?」
鞠莉「…」
千歌「…」
鞠莉「ふふっ…」
千歌「…?」
鞠莉「ふふっ…あははっ!最高よあなた達!」
笑っている。余裕だ。何故こんな状況でも笑えるんだ…この人はいつも。底知れぬ余裕が、全てを見透かされているような感覚に陥る
鞠莉「確かに完璧だわ!逃げ道を完全に封じた。現に私の仲間はみんな動揺しているわ!」
月「そうだね…だから、「でも」
月「!!」
鞠莉「もし、私が完璧のその上を行くならば…」
鞠莉「あなた達の作戦の主軸、私は自分の爆発に巻き込まれ…ない技を持っていたら」
「「「!!!!!!?」」」
ツバサ「な…まさか、」
ルビィ「新必殺技!?」
鞠莉「残念ね…私の方が完璧みたい」
鞠莉の強力なブロック技、『グラウンドスイーパー』。空気中に爆発するオーラを設置する技なのだが…これを鞠莉はーーーー
千歌「ぇ、」
穂乃果「吸収、してる?」
あろうことか、鞠莉は爆発する危険なオーラを体に吸収し始めたのだ。鞠莉の体はバチバチを音を出し始め、まるで…自身が爆弾になったかのように…
果南「鞠莉…何やってんの!?」
鞠莉「さあ…日本のサッカープレイヤーたち!!耐えられるもんなら耐えてみなさい!!」
月「千歌ちゃん、逃げるよ!!」
千歌「え!?ちょっ、月ちゃん!?」
ツバサ「まずいわね…」
にこ「ちょっと待ちなさいよ!?」
言うならば、第2の『タクティクスブレイク』
鞠莉「ー グラウンド・ゼロ ー」
次の瞬間、鞠莉は爆発した。粉塵を巻き上げ、空気を殴りつけるような衝撃波で日本の選手を吹き飛ばし。
炎は天高く上がる。日本の選手たちの鞠莉の身を心配するほどの威力…だが、
ダイヤ「無傷…ですの?」
善子「なんであの自爆で無傷なのよ…」
鞠莉は爆発により作られたクレーターの中で。してやったりの顔で仁王立ちしていた。
あれほどの自爆ならば、重症は避けられないと思っていたのだが…
鞠莉「マリーは無敵なのデース!」
アリーチェ「マリさん!こっちです!」
月「やばっ!?カウンター来るよ!?」
A『マリ選手の強力な必殺技で日本の必殺タクティクスを強引に突破!!そのままカウンターに入ります!!』
アリーチェ「エルマ!」パス
エルマ「ダンテ!」パス
ダンテ「フィレア!」パス
にこ「っっ…パスが速すぎる!?」
ツバサ「当然と言えば当然ね、」
A『ダイレクトで瞬く間にボールは日本陣内!!フィレア選手にボールが渡ります!』
フィレア「まさかこんなにも早く、マリさんの"切り札"を使うことになるとは…」
聖良「取ったーーー
フィレア「いよっと」バッ
聖良「なっ!?」スカッ
理亞「姉様のディフェンスが、あんな簡単に!?」
その華麗な身のこなしは、確かにゾーンを扱う選手の動きそのものだった。
ボールを足に吸いつかせ、自身はダンスを踊っているかのような激しいアクションで躱す。その輝く目から芸術作品と言ってもいいだろう
フィレア「今度はこっちの番だよ…!」
果南「来い…!絶対に止めるから!!」
後ろから追いかける穂乃果には見覚えがあった。あの構え。右足を上げ、金色のオーラを一点に集めるあの気迫…
1年前、手も足も出せなかった世界のシュート。
今は分かる。強くなったからこそ、余計に伝わる……あのシュートのヤバさ
フィレア「ー オーディンソード ー!!」ドガアァン!!
A『出たあぁぁ!!フィレア選手の必殺シュート!!』
果南「星々よ…私に力を!!!!」バシャァン!
果南「ー デルフィナス・トリアイナ ー!!」
果南の神器の召喚は、会場のボルテージをいっきにはね上がらせるには充分すぎるほどのものだった。
海中から取り出した三叉戟は装飾による神々しさが宿り、果南からは静かだが炎のような覇気を感じる
果南(叩きつける……!!!)
果南は両手で三叉戟を振り上げた。
そのまま振り下ろす勢いでボールを地面へ…海中深くとの叩き込もうとする……
穂乃果「…!!?」
ルビィ「!!!!」
果南「なっ!?」
………だが、
ガキイィィィィィィン!!!!!!!!
果南「ぐっっっっっ!!!!」
曜「果南ちゃんがボールを捕らえたよ…!」
凛「でも、あれって…」
英玲奈「果南らしく…ないな」
果南(タイミングが…遅れた!!??)
果南が三叉戟を振り下ろそうとした…時には既にボールは目の前まで迫っていた。
予想以上に、視覚で捉えた以上に、ボールは速く"伸びてきていた"。
タイミングをずらすシュート、と言えばいいのだろうか。それにより、果南は十分な力を三叉戟に加えることが出来ていない
果南(やばっ!?押し切られる…!!)ググググ…
穂乃果「果南ちゃん…!!踏ん張って!!」
鞠莉(果南…)
果南「ぐぬぬぬぬぬぬっっ!!!!」
似たようなことで…失点したことがある。
絢瀬絵里の"ホワイトハリケーン"…あのシュートもタイミングに失敗し、押し切られた
絵里「……」
そこからの流れは完全に相手に奪われ、敗北の寸前にまで追い詰められたことは…忘れたことがない。
自分の力不足、だった
果南「ぐっっっっっ!!!!!!」
フィレア「1点目。だね」
先程まで地面につくかつかないかの場所にあった三叉戟。しかし、今は果南の胸元まで押し上げられている。
歯を食いしばるが重い。
力が入りきらず歯痒い
ダイヤ「果南さん!!」
穂乃果「果南ちゃん!!」
海未「果南!!」
ーーーーだけど!!!!!!!!
果南「このっっっ!!!!!!」
フィレア「なっ!?」
アンジェロ「フィレアのシュートが…」
カズハ(パワーが、上がってる!?)
A『松浦果南、持ち直した!!厳しい体勢ではありますが、まだまだ負けていません!!!!』
ーーーー確かに。日本の守護神は穂乃果だ
理亞「押し返してる…」
私は、言うならばサブキーパーだ
ことり「あのフィレアちゃんのシュートを…」
海未「果南…あなたの力は本物です」
サブキーパーだから、負けてもいいのか?
自分の弱さを責め、逃げてもいいのか?
ーーーーーー否
ドゴオォォォオオン!!!!!!!!
フィレア「」
鞠莉「」
絵里「」
日本「「「」」」
果南「!!!!!!!!!!」
A『押し…潰した』
今は私が、日本のゴールキーパーだ。
みんなの背中は……私が守る!!!!!!
ワアァァァァァァァァ!!!!!!!!
A『止めたあぁぁぁぁ!!!!松浦果南!!"白き流星"の強力なシュートを、不利な状況から抑えて見せたぁ!!!!』
果南「ハァハァ…ハァハァ…止めた…」
レヴィン『果南選手の意地、ですね。力を入れずらい体勢からよく持ち直しました』
にこ「よおーしっっ!!完璧よ果南!!」
月「あのシュートを止めるか止めないかで…状況は大きく変わっていたよ!」
にこ「えぇ!救われたわ!」
カズハ「ドンマイ。フィレア…それにしても、日本のGKは穂乃果だけじゃないね」
フィレア「えぇ。あの子の技、下手すると、穂乃果の"ゴッドハンドX"以上の力…これは一筋縄ではいかないわね」
鞠莉「流石は果南ね…"オーディンソード"を止めちゃうなんて」
フラム「悔しいけど、果南の力は本物だよ。マリさん、私たちも…!」
鞠莉「えぇ。全力でいかなきゃね」
再びボールは日本に渡った。
両チームともシュートまでの攻撃を見せ、お互いがお互いの攻撃パターンを把握したと言える。
野球で、ふた周り目からが打たれやすい・打ちやすいというのと同じく。ピッチャーの球を目で見て、肌で感じ、2回目の打席で捕らえる。
パスカット、ディフェンス。
ドリブル、パス、シュート。
初見よりも今は反応、対応するスピードは格段に速い。時間と共に試合のキレが増す
理亞「千歌!」パス
マルコ「もらった!!」バッ
千歌、理亞「!?」
理亞(パスがあまかった…)
ルビィ「ー イグナイトスティール ー!!」ズザーッ!
マルコ「なっ!?」
ルビィ「ドンマイ、理亞ちゃん!」
理亞「うるさいわね…」
ルビィ「ツバサさん!」パス
月「ツバサさん、こっち!」
ツバサ「月!」パス
A『日本、パスは繋がりますがなかなか攻め込めません!!マリ選手率いるイタリアのディフェンスは硬い!!』
レヴィン『日本は強力なFW選手を多数起用していますからね、それでも突破出来ないのは、日本にしては少し厳しいかも知れません』
そう。これが今の日本における、最高火力の編成だった
曜「今までの試合とは、レベルが全然違うよ…」
凛「今、凛が行っても足でまといになるだけにゃ…」
真恋「だからこそ。あなた達はベンチでこの試合のレベルを、目で見て対応しなければいけないの。よく観察して、自分らが交代した時についていけるように」
ダイヤ「そうですわね、視覚だけでも慣れないといけませんわ」
ーーーワアァァァァァァァァ!!!!
ベンチ「「「!!!!??」」」
ルビィ「そんな!!?」
カズハ「もーらいっ!」
A『カズハ選手が黒澤ルビィからボールを奪った!!』
穂乃果「ルビィちゃん、"スプリントワープ"使ってたよね!?」
理亞「何取られてるのよ…!!」
フィレア「みんな!!上がって!!」
カズハ「さあ!そろそろ決めようか!」
この2人が攻めてくる以上に辛い攻撃はない。圧倒的な個人技と連携で日本と違って簡単に。
日本のディフェンスを崩す
ダンテ「カズハ!!」パス
希「もらった…!!」バッ
カズハ「♪」スカッ
希(スルー!?あかん…このコース!!!)
フィレア「ナイスだよ!!」
A『再びフィレア選手がボールを持った!!目の前はがら空き!これはチャンスだ!!』
穂乃果「フィレア!!」バッ
フィレア「来たね…穂乃果」
すぐに追いついた穂乃果。
時間稼ぎかそのまま奪うか。
穂乃果の考えはひとつ。後者のみ
穂乃果「もう負けないよ…!!」
フィレア「言ったでしょ!私にはまだ勝てないっーーーてね!!!!」ギュン!
穂乃果(はやっーーーでも!!!!!!)
フィレア「」ゾクッッッ!!
ホノカ「負けないったら負けない」
聖良「穂乃果さんが奪った!?」
希「力を…発動しているんや」
フィレア(これが…マリさんが言ってた闇の力!?)
A『高坂穂乃果が奪い返した!!!試合開始早々で1度敗北しているフィレア選手との1対1…!今度は高坂穂乃果の勝利だ!!』
ホノカ「よし…このまま…「すごいや穂乃果」
ホノカ「!!?」
日本「「「!!!!??」」」
カズハ「今度は私に勝ってみなよ」
海未「和葉…!!」
英玲奈「闇の力を発動している穂乃果からも奪うのか!?」
A『カズハ選手は抜けない!!いや、高坂穂乃果がカズハ選手を認識する前に奪ったのか!?』
レヴィン『そのようですね。だとしても、穂乃果選手から簡単にボールを奪うとは…』
カズハ「穂乃果」
ホノカ「ハァハァ…」
カズハ「懐かしいね。この感じ」
にこ「油断したわね!!」ズザーッ
千歌「ボールはもらった…!!」バッ
カズハ「いつもこうして1対1したよね」バッ
にこ、千歌「!?」スカッ
にこ(にこたちのこと見てないのに…)
千歌(なんで躱せるの…!?)
にこと千歌を躱した和葉。
そのままボールを空へと蹴り上げ、和葉も飛ぶ
カズハ「さあ…これも止めてよ」
ホノカ「あれは……果南ちゃん!!!!」
果南「!?」
ホノカ「今すぐに技を!!!!!!」
ドオォォォォン!!!!!!
瞬間。聞き覚えのある轟音が会場に響いた
絵里「来るわよ。世界最強のシュートが」
ユーリー「でも…あれって、」
曜「海未さんが言っていた、和葉さんの!?」
海未「はい…あれは、忘れもしません」
空気が震え、地が震え。
ボールに込められるオーラは穂乃果のシュートの何倍にものぼる。
同じ技だが、同じ技ではないレベル。
これが世界屈指のプレイヤーの必殺シュート
カズハ「ー ブレイブショット ー!!!!」ドガアァン!!
果南「な…!!?」
理亞「何よこの威力!?」
ルビィ「……!!」
ツバサ「穂乃果さんの"ブレイブショット"とは…次元が、」
果南は穂乃果の"ブレイブショット"を初めて受けた時。威力の壮絶さに圧倒され、果てしない強さを実感した。
そして今。再び果南は果てしない強さを実感していた
果南「これが…真の"ブレイブショット"…!!」バシャァン!
果南「ー デルフィナス・トリアイナ ー!!」
果南はすぐに神器を召喚する。
今自分が持てるすべての力をぶつけて挑む。
世界最強の選手による、最強のシュート
果南「うおおおおぉぉぉぉぉーーー
先程と同じく、天高く振り上げ
果南「ーーーーーらあぁぁぁ!!!!!!」
下ろす
ガキイィィィィィィン!!!!!!
果南「っっっっ!!!!??」ビリビリ
日本「「「!!!!!!!!」」」
果南(これって……)
同じだ
ルビィ『ー ラストリゾート ー!!!!』
『ガキイィィィィィィン!!!!!!』
果南(弾かれ……た!!!!?)
同じだ
触れない。勝負さえ、させてくれないシュート
バシュウゥゥゥゥン!!!!!!
A『ゴール!!!!先制点はイタリア!!"勝利の化身"、カズハ・ミウラが決めたあぁぁ!!!!』
ワアァァァァァァァァ!!!!!!
果南「ハァハァ…くそっ!!手が…まだ痺れる…」
穂乃果「やっぱり…みっちゃんのシュートはすごいや…」
千歌「あの感じ…ルビィちゃんのシュートと似ている…」
理亞「あれじゃまるで、"ラストリゾート"じゃない!?」
ツバサ「触れないシュート…確かにそっくりね。でも、カズハさんは空気の層とかじゃなく。純粋に巨大なオーラだけで果南さんの技を弾いた」
理亞「何よ、それ…」
にこ「強すぎるってことよ」
鞠莉「ナイスゴールよ!カズハ!」
フィレア「やっぱり頼りになる!」
カズハ「ふふ♪ちょっと脅かしすぎたかな?」
圧倒的な差。格の違い。
それを1発のシュートで思い知らされた。
日本は抗っている。しかし、それがいつまでも続くとはーーー誰も、思っていない
日本 0-1 イタリア
グラウンド・ゼロ
鞠莉ちゃんの新必殺技でオリジナル技です!「グラウンドスイーパー」の進化技だと思ってください。簡単に言えば自爆。ですが、何故か鞠莉ちゃんには傷ひとつつきません…その全てを吹き飛ばす威力から、『第2のタクティクスブレイク』と呼ばれることは確実でしょう。ちなみに技の意味は『爆心地』です
和葉のブレイブショット
『ブレイブショットは和葉の技』海未ちゃんがそう言っていましたが、それ相応の威力でしたね。穂乃果ちゃんの技よりも数倍強力で、日本の選手曰く、『ラストリゾート』のように強すぎる力ゆえにキーパーは触れないようです