ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!深夜の投稿ルビィちゃんキャンディーです!ご感想をたくさん貰えてモチベが上がりまくったので書き上がりました!

今回のお話で前半は終了です。かなり濃い内容なので心して!




第3章 87話 「イタリア戦 "想いは溢れ、尖る"」

 

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

ルビィの『勝利』への執着心、それがルビィを苦しめていたことを知った日本代表メンバー。しかし、代表になった時点でその苦しさからは避けられない。『最後の柱』など、気になる部分はあるも、試合は続く

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

A『イタリアのゴールキックから試合再開です!!』

 

 

ルビィ「…」

 

 

初めて止められた。"ラストリゾート"を

 

 

ルビィ「イジゲンザハンド、か」

 

 

切り札を初めて止められ、動揺しすぎた。

胃が締め付けられる感覚。吐き気。目眩で立つことは愚か、意識を保つことさえ難しかったが…

理亞が檄を飛ばしてくれたことにより、少し楽になった。何もしてくれなかったらどうなっていたか…

 

 

ルビィ(落ち着け…まだ負けていない。試合終了まで勝負は続くんだ。それまでに攻略法を見つければいい)

 

 

ルビィは心の中で呪文のように独り言を続ける。こうしていないと落ち着かない。今にも精神が崩れそうだ…だが、まだ試合どころか前半さえも終わっていない

 

 

千歌「…」

 

千歌(ルビィちゃん、あの時と同じ顔をしてる…)

 

 

全国大会で"ATP"を発動できず、焦りから自分を見失っていた頃の。あの頃のルビィと同じ顔だ。悪い予感しかしない

 

 

善子「そもそも。"ラストリゾート"が外させられるっておかしくない?」

 

海未「…確かに」

 

 

"ラストリゾート"は触れたものを強力な衝撃で吹き飛ばす、『触ってはいけない技』として名を広めていた。

"イジゲンザハンド"のバリアも、ボールが触れた瞬間に衝撃で破壊されるものだと思っていた。しかし、結果はこの通り。破壊どころかヒビさえ入らなかった

 

 

海未「ボールはバリアに触れていました…破壊されないほどの強度?」

 

真恋「…衝撃も流したのよ」

 

ダイヤ「流す?」

 

真恋「あのバリア…球体が回転するようにオーラを流動させて、"ラストリゾート"の衝撃やパワーをも全て逃がしてしまっているのよ」

 

海未「だから普通にぶつかっても、いつもの衝撃を与えられない…」

 

凛「そんなの反則にゃ!!」

 

真恋「考えたわね…ただのバリアじゃ、簡単に破壊されるわ。でも衝撃共々受け流してしまえば無敵よ」

 

花陽「そんな…」

 

曜「みんな、どうやってあの技を攻略するだろう…」

 

 

ピーー!!!!

 

 

ベンチメンバー「「!!!!」」

 

 

A『おおっと!!これは矢澤にこのナイスプレー!』

 

にこ「ふふん♪コーナー貰い!」

 

穂乃果「ナイスだよにこちゃん!」

 

千歌「すごい…3人に囲まれながらもチャンスを!!」

 

 

相手からボールを奪うも、イタリアのDFに追い込まれ潰されそうになったにこ。

咄嗟の判断でボールを相手に当て、コーナーキックのチャンスを作ったのである

 

 

英玲奈「話すのはいいが試合は見た方がいい。今のにこのプレーは素晴らしかったぞ」

 

凛「またなんかすごい動きしてチャンス作ったんでしょ?」

 

曜「適当だね…」

 

 

 

A『さあ、このチャンスでコーナーを蹴るのは!?』

 

 

ツバサ「行くわよ」

 

 

A『綺羅ツバサ選手!!いったい誰を狙ってくるのか!?』

 

 

ピーー!!!!

 

A『さあ!どこに蹴る!?』

 

 

ツバサ「…」

 

 

コーナーキックとは、言うならばサッカーで得点数の一番多いセットプレーである。

味方選手は相手ゴール前で今か今かと待ち構え、来たる得点の大チャンスをその頭で押し込む

 

 

ツバサ「っっ!!」バッ

 

アリーチェ「あの構えって…」

 

ツバサ「はあぁぁっ!!!!」バシュッ

 

イタリア「「「!!!!!!」」」

 

 

A『おおっと!?綺羅ツバサのキックはゴール前から大きく逸れてしまったぞ!?これはミスキックか??』

 

 

フィレア「ツバサがミスキック…?そんなことが?」

 

鞠莉(ボールにオーラが込められている?)

 

 

ツバサが蹴ったボールには、彗星の如く水色のオーラが…見覚えのある…確かあれは、流星ブレー……

 

 

レヴィン『いや、これはミスキックではないですよ!?』

 

 

 

月「作戦通りだね…!!」バッ

 

フィレア「月!?」

 

アンジェロ「いったい何を!?」

 

月「ー ザ・エクスプロージョン ー!!」ドガアァン!

 

 

A『これは!?誰もいなかったスペースに渡辺月!!シュートで綺羅ツバサに送り返します!!』

 

レヴィン『最初からこうするつもりだったんですね』

 

 

イタリアはツバサが蹴る、という時点で月を抑えるべきだった。いや、それ以前にまさかコーナーキックから必殺技を開始するとは…

絶対に邪魔されない、イタリアの盲点。そして日本のチャンス

 

 

ツバサ、月「ー コズミックブラスター ー!!」

 

 

A『出たあぁぁ!!!!綺羅ツバサと渡辺月の超高火力シュート!!』

 

 

ツバサ「このシュートは外せられるかしら?」

 

フラム「あなたたちの切り札を止めた。言うまでもないわ」

 

フラム「ー イジゲンザハンド ー!!」

 

 

再び発動したドーム状のバリア。

ボールはその表面に抗うことなく、滑るようにゴールの裏へと飛んでいく

 

 

月「っっ…やっぱりダメか…!!」

 

 

A『またしてもゴールを阻止!!"ラストリゾート"に続き、"コズミックブラスター"をも外させました!!』

 

 

にこ「どうするの…?前半もそんなに時間はないわよ」

 

理亞「…」

 

 

鞠莉「フラム!こっちよ!」

 

 

にこ「…!!ひとまず戻るわよ」

 

 

A『イタリアのゴールキックからリスタート。日本は矢澤にこの指示ですぐに戻ります!!』

 

 

鞠莉「ー シャイニーフェザー ー!!」

 

千歌「鞠莉ちゃんのドリブル技…!!」

 

 

オーラで作った羽を広げ、空へと飛び立った鞠莉。かなりの高さ。そう簡単には手は出せない

 

 

鞠莉「畳み掛けるのよ!!」パス

 

フィレア「了解!」

 

 

果南「フィレアたちが来るよ!ディフェンスしっかり!」

 

希「ウチに任せといて!」ビュン

 

 

A『ここでDF 東條希が仕掛けます!!得意の瞬間移動ディフェンスか!?』

 

 

フィレア(あれが噂の…)

 

希「ー バニシングカット ー」ビュン

 

フィレア「速い!?」

 

 

千歌「希さんが奪った!!」

 

月「ナイスだよ!そのまま前へ!!」

 

希「分かっt…「貰うね」

 

希「!!」

 

 

カズハ「油断大敵だよ」

 

 

A『カズハ選手が来ていたぁぁ!!フィレア選手の後ろで様子を伺っていたように見えましたが、一瞬の隙でボールを取り返します!』

 

 

希「っっ!!抜いても奪っても狙われる…」

 

晴夏「まずいです…!!突破されます!」

 

 

和葉を直接抜かさなければ、確実にパスやドリブルを狙われるこの試合。1人抜いてもその次のディフェンスがすぐに…まるでイギリスのディフェンスを相手しているようであった

 

 

カズハ「前半終わる前に…2点目をもらおうかな!!」

 

にこ「私に任せなさい…!!」

 

カズハ「!」

 

果南「にこ…!!」

 

 

何とか間に合ったにこ。希が足止めしていなかったら絶対に間に合わなかった。

すぐに息を整えようとするにこ。それをまるで待っているかのような和葉。何故?理由は簡単だ

 

 

カズハ「最高の状態のにこちゃんを抜く」

 

にこ「言ってくれるじゃない…やってみなさいよ」

 

 

会場にいる全ての人が、この1対1に。

今から始まろうとしている1戦に注目していた。両者とも異次元の実力をもつプレイヤー。先程はにこの勝利だったが今度は分からない

 

 

先に動いたのはーーー

 

 

 

カズハ「っっ!!」バッ

 

にこ(和葉から来た…!!)

 

 

最も完成されたプレイヤー…言うだけのことはある。にこは和葉のドリブルコントロールを見て思った

 

 

にこ(だけど取れるっっ!!!!)

 

 

だが、負けるかどうかは別の話。

にこは完全に和葉の動きを捉えていた

 

 

曜「読んでる…行ける!!」

 

真姫「またにこちゃんの勝ちね!」

 

 

 

 

 

動きを完全に、捉えていた

 

 

 

カズハ「と、思わせるのもテクニックのひとつ」ギュン!

 

にこ「」スカッ

 

にこ「!!」

 

日本「「「!!!!??」」」

 

 

にこが抜かされた?すれ違う2人。にこの足はボールを捕らえることなく。

急加速した和葉がそのまま突き進む

 

 

にこ(スピードがいっきに上がった…!?まだまだ全力じゃなかったの!?でも、)

 

にこ「まだよ!!」グワーッ!

 

カズハ「まだ来る!?」

 

 

足を出し、何とかボールに触ろうとする。奪えなくても時間を稼ぐ。つま先でも触れば、さすがの和葉もバランスを……

 

 

カズハ「おりゃっ!」バッ

 

にこ「ぐぬっ!!?」スカッ

 

にこ(ヒールリフトですって!!??)

 

 

咄嗟に使う技じゃないだろ!?にこは心の中で叫んだ

 

 

A『抜いたぁぁ!!今度は矢澤にこをカズハ選手が突破!!さっきの仕返しと言わんばかりに、テクニックで見せつけます!!』

 

レヴィン『ヒールリフトでボールを空中へ…このまま来るんじゃないですか?』

 

 

カズハ「もう一度行くよっっ!!」グワーッ!

 

にこ「やばっ!?撃たれる!!」

 

 

ヒールリフトは踵で自分の背後からボールを浮かすテクニック技のひとつ。先程も言ったが、咄嗟に使うような技では無い。

まるで、にこが相手だからこそ使ったかのような。和葉の挑戦的感情が伝わってきた。

そして、ボールを空中に上げたということは…そう、

 

 

カズハ「でりゃあぁっっ!!」ドガアァン!

 

 

王者の一撃が、再び

 

 

カズハ「ー ブレイブショット ー!!」

 

 

穂乃果「果南ちゃんっっ!!!!」

 

果南「やばっ!?あれはまだ止められない!!!!」

 

 

和葉の"ブレイブショット"もまた、"ラストリゾート"と同じく。その壮絶な衝撃により、触るとすぐに弾かれてしまう。

果南は現時点ではそのようなシュートに手だしできないでいた

 

 

晴夏「ここで2点目はヤバイよ!?」

 

ルビィ「今から間に合うかな…」

 

 

 

 

 

聖良「私に任せてください!!!」

 

 

 

 

日本「「「!!!!!!??」」」

 

 

和葉「!!」

 

理亞「姉様!?」

 

果南「聖良!!危ないよ!?」

 

 

A『おおっと!?シュートコースに鹿角聖良が立ちはだかります!!あのシュートを止めるつもりなのか!?』

 

 

聖良「試すにはもってこいの威力です…!!」

 

果南「試す……?聖良、まさか!?」

 

 

パキパキパキパキ!!!!

 

カズハ「!!」

 

 

和葉はすぐに気づいた。聖良のただならぬオーラの高まりを。並大抵のモノでは無い…そう。火力で言うならば"ATP"と同等だ。

 

聖良の肌には氷が伝う。そして広がっていく冷気。周りの気温はドンドン下がり続ける

 

 

聖良「今の"スノーエンジェル"では威力不足です…ですが、これは違う」

 

 

理亞に手伝ってもらいながら、何とか完成させた必殺技。火力にだけ意識を向けた聖良自身、今持てる最高火力

 

 

聖良「威力、そのもの。全てを凍らせます」パキパキ!

 

 

 

 

 

聖良「ー アイスエイジ ー」

 

 

ガキイィィィィィィイン!!!!!!!!

 

 

 

イタリア、日本「「「!!!!??」」」

 

サエ「!!」

 

ラファエレ「うっそぉ……」

 

フィレア「ブレイブショットを…止めた、いや、凍らせた??」

 

カズハ「マジで??」

 

 

聖良「ハァハァ…キツい…です、ね」ガクッ

 

 

A『なんということでしょうか!?鹿角聖良の新必殺技が、あの"ブレイブショット"を完全に凍らせてしまいました!!!信じられません!!』

 

レヴィン『聖良選手の全冷気をボールにぶつけることにより、完全に芯まで凍らせましたね…』

 

 

聖良「まだ…1回が限度、ハァハァ…ですが、止めました」

 

果南「…聖良、助かったよ」

 

 

その威力、言うまでもないだろう。聖良が使った渾身の技。日本のピンチを回避するために、DFとしての役目を果たした聖良。

まだ立つことは出来ないが、このプレーが日本のこの後を大きく左右するのは、確実であった

 

 

ルビィ「話には聞いてたけど…すごい威力だね、」

 

理亞「…あれは体力を根こそぎ持っていくの。"ATP"とかの比じゃない。姉様は、それだけの覚悟を持って…」

 

 

A『さあ、おそらく記録上初めてとなる"ブレイブショット"が止められた瞬間!!そのままボールを前へ送り、日本ボールになります!』

 

レヴィン『前半も残り僅かです。日本は決めきりたいところ』

 

 

鞠莉「このまま守りきる!点は取らせないわよ!!」

 

フラム「撃ってきたとしても私が全て止めてあげるわ!!かかってきなさい!」

 

 

千歌「っっ…どうすれば"イジゲンザハンド"を破れるの…?」

 

月「イタリアが守りの体制に入った…かなり厳しいよ」

 

 

奪って攻めても、越えられない。未だに突破口が思いつかない"イジゲンザハンド"。

どんなシュートも流されるのではお手上げだ。時間が足りない、足りなすぎる。

そう日本の選手が思い始めた時だった

 

 

聖良「理亞」

 

理亞「姉様!?動いて大丈夫なの!?」

 

聖良「私は大丈夫です。それよりも、"イジゲンザハンド"。…あの技なら破れるかもしれません」

 

穂乃果「あの技?何それ?」

 

理亞「!!?あれは…ダメ!!だって、姉様さっき"アイスエイジ"を使ったばかり…そんなの無謀すぎる!!」

 

聖良「無謀でもやらなければ勝てません!!お願いします…理亞」

 

理亞「ダメ」

 

聖良「理亞、お願いします」

 

 

聖良が引き下がらない。

ここまで感情的になるのは珍しい。それほどまでに可能性がある技。それは、断固拒否する理亞にも分かっていた

 

 

理亞「……危険だと思ったら、すぐにやめる」

 

聖良「…はい!!」

 

千歌「あ、あの〜聖良さん?あの技って?」

 

 

一番気になっていたこと。二人の会話の中にあったワード。『イジゲンザハンドを破れるかもしれない』今、日本が一番欲していた言葉だった

 

 

聖良「ひとつだけ…イジゲンザハンドを破る策があります」

 

「「!!!!!!」」

 

聖良「ですが、少しだけ時間。隙ができます…皆さんの協力が必要です」

 

穂乃果「それなら任せて!!」

 

聖良「穂乃果さん…!」

 

にこ「私たちでイタリアを抑えるわ。その間に聖良と理亞は"その技"を使いなさい」

 

ツバサ「出来る限りの援護をするわ。残り時間、あなたたちに掛ける」

 

聖良「理亞」

 

理亞「…姉様」

 

聖良、理亞「やりましょう(やろう)!!」

 

 

A『さあ、日本がボールをイタリア陣内に持ち込む…ん!?DFの鹿角聖良が攻撃に加わっています!!』

 

 

ディアナ「勝ち急いだわね!!」ズザーッ

 

にこ「こっちよ!」

 

聖良「にこさん!」パス

 

ディアナ「!?」

 

 

鞠莉(日本の動きが変わった…?)

 

鞠莉「ディフェンス入って!!」

 

 

月「悪いけど行かせないよ」

アリーチェ「っっ!!どいてください!」

 

鞠莉「!?」

 

千歌「あと少し…」

マルコ「鞠莉さん!ディフェンスに行けません!!」

 

鞠莉(FW選手が援護!?)

 

エルマ「貰ったーー

にこ「頼んだわよっっ!!」パス

 

 

聖良「ありがとうございます!!」

 

 

A『鹿角聖良が止まらない!!ゴールは確実に近づいている!!』

 

 

サエ「フィレア、カズハ!!止めなさい!!」

 

 

フィレア「ゾーンで間に合わせ…」

ツバサ「残念。ここまでよ」

フィレア「なっ!?」

 

 

カズハ「…何をするつもり?」

ルビィ「見てればわかります」

穂乃果「みっちゃんは私たちが止める」

 

 

レヴィン『イタリアの選手たちが完全に抑えられていますね。ボールを持ち込むのは鹿角姉妹??』

 

A『前半終了間際、サニデイジャパンの怒涛の展開!!いったい何を狙っているのか!?』

 

 

フラム「来い…!!止めてあげるよ!!」

 

聖良「…どうでしょうか」

 

フラム「!?」

 

理亞「この技は、普通の技とは違う」

 

 

この技は姉妹の想いを込めるだけ込めたもの

 

 

 

聖良「うぅぅるあぁぁぁぁ!!!!」パキパキ!!

 

日本、イタリア「「「!!!!??」」」

 

 

フロイ「"アイスエイジ"を発動したよ!?」

 

絵里「聖良が、ボールを凍らせたわね」

 

 

 

連続で発動は無茶に近い。そんな"アイスエイジ"を発動させた聖良。上空でボールを冷気で包み、氷山の如く、周りごと全てを凍らせる

 

 

聖良「ハァハァ…ぐっっ!?いぎまずよ!!理亞っっ!!!!」バッ

 

理亞「来い!!!!」

 

聖良「はあぁぁぁっっ!!!!」ドガアァン!

 

 

ダイヤ「あの状態でボールを蹴る!?」

 

花陽「すごいパワーです!!」

 

 

聖良は満身創痍。

気絶するかしないかの境目でも気合いで。ボールを蹴った。クールで冷静な聖良とはまるで別人。覇気で体を動かす鬼に近かった

 

 

理亞「ー Awaken the power ー!!」

 

 

横を流れる聖良のシュートに加速で追いつく理亞。このボールには姉様の全てが込められている。冷たいが熱い。想いが熱気として伝わってくる

 

 

理亞「姉様の想いっっ!!!!」バッ

 

 

"ドロップアウト"の赤黒いオーラを足に込め、一撃。ボールに蹴り込む。

そこから生まれるのは最強の矛

 

 

理亞「受け取ったあぁぁぁっっ!!!!」ドガアァン!

 

 

 

 

 

放て。冷たくも熱い、神のごとく槍を

 

 

 

 

 

聖良、理亞「ー 氷結のグングニル ー!!!!」

 

 

 

日本、イタリア「「「!!!!!!」」」

 

フラム「!!?確かに…あの威力ヤバい!!」

 

鞠莉「フラム!!絶対に止めるのよ!!」

 

 

選手全員が見た瞬間に確かに感じた。

……あのシュートは何かが違う

 

 

フラム「ー イジゲンザハンド ー!!」

 

 

 

 

その違和感の正体はーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーバリイィィィィィィン!!!!

 

 

 

フラム「」

 

鞠莉「」

 

イタリア「「「」」」

 

日本「「「!!!!!!」」」

 

 

なす術なく。ゴールに突き刺さり、揺れる

 

 

 

ワアァァァァァァァ!!!!!!

 

 

 

砕けた槍はまるで雪のように。結晶のように。

イタリアゴールを舞った

 

 

 

日本 1-1 イタリア

 

 

 





アイスエイジ
聖良さんの新必殺技でオリジナル技です!某海賊マンガの元大将の技を想像してもらえるとわかりやすいと思います!作中でもあったように、体力をいっきに消費するので連発するような技ではありません。言うならば、ディフェンスの切り札です

氷結のグングニル
かなり人気の高い技、吹雪兄弟の合体技です。聖良さんの『アイスエイジ』理亞ちゃんの『ATP』と『ドロップアウト』を混ぜたトンデモシュート技になっています。何故、ラストリゾートでも壊せなかったイジゲンザハンドを瞬殺出来たのか…それはまた次回

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