ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

177 / 284

皆さんお久しぶりです。ルビィちゃんキャンディーです!
受験期間中なのに、何故投稿したのか…それは『輝こうサッカーで!』が1周年を迎えたからです!
今日ぐらいいいかなと思って更新しました。この作品が処女作になりますが、ここまで皆様お付き合い本当にありがとうございます!これからも輝こうは続きますのでよろしくお願いします


前書きは明るい内容ですが、試合は暗いです




第3章 100話 「魔界軍団Z戦 "地の底へと落とす技"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

魔界軍団Zとの試合が始まった。開始早々、必殺タクティクスで2点を決められるも、ベンチで一部始終を見ていた月とあんじゅにより、その仕組みを見破る。一気に火がついたルビィは『ラストリゾート』で魔界軍団ゴールをこじ開けた。1点を返すが、そのあいだにも魔王の怒りは高まっている

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ピーー!!!!

 

 

 

英玲奈「全員、黒い雷に気をつけろ!!」

 

月とあんじゅから教えてもらった『ブラックサンダー』の仕組み。名前の通り黒い雷、それにあたると動きが止められてしまう

 

 

魔王「必殺タクティクス【ブラックサンダー】!!」

 

「「「!!!!!!」」」

 

そしてタクティクス発動が魔王により指示される。

頭上に注意を払うと…確かに

 

 

ーーーバリバリバリ!!

 

 

にこ「ほ、ホントに落ちてきたわよ!?」

 

希「にこっち避けるんや!!」ビュン!!

 

にこ「あっ!?瞬間移動ずるいわよ!!」

 

あたらないためには避けるしかない。

雷を避けるのは不可能かと思われたが、自分たちを狙って落ちてくるため、タイミングを見計らえばなんとか避けれている

 

 

月「おぉ〜!すごいよみんな!」

 

あんじゅ「器用ね…」

 

無事に『ブラックサンダー』を回避した人間チーム。これならば正々堂々真正面から戦える。

一方、魔界軍団チームはまさかのタクティクス不発に驚きを隠せないでいた

 

 

アラクネス「『ブラックサンダー』が見破られた!?」

 

デスタ「ちっ…小賢しいまねを…!」

 

不発と分かると、攻撃を開始する魔界軍団チーム。

改めてチームのサッカーを分析すると、特徴はパスや連携攻撃よりもドリブル。パワープレイで攻めてくる。スペイン代表の戦い方に近いものがある。

そうと分かれば…

 

 

にこ「いよっと!」ズザーッ

 

デスタ「なにっ!?」

 

にこ「にこたちはもっとフィジカルの強いチームと戦ってるのよ!あんたたちの動きは見切ってるわ!!」

 

パワープレイ中心のチームにとって、テクニックや躱すプレーを得意とするにこは天敵そのもの。一瞬にしてボールを奪い取ったにこは前線へと繋ぐ

 

 

にこ「ダイヤ!!」パス

 

ダイヤ「はい…!」

 

ベリアル「行かせるか!!」バッ

 

ダイヤ「っっ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃんこっち!」

 

ダイヤ「ルビィ!」パス

 

 

魔王(…やはり、な)

 

 

先程1点を決めたルビィ。このまま持ち込んで2点目を前半が終わるまでに叩き込みたいが、相手もそう簡単には道を開けない

 

 

クラリア「くっ…マークが厳しいな!」

 

フィレア「ルビィ!こっちは無理だ!」

 

フィレアとクラリア。

先程までのチャンスは2人から作られたため、マークが厳しくなっている。

ルビィが1人で攻めるのもアリだが、パワープレイチームにはパスなどの連携が有効

 

 

ルビィ「千歌ちゃん!」パス

 

千歌「!」

 

千歌のドリブルとパスの精度ならばDFを抜けることが出来る。

そう考えたルビィは千歌にバックパス。

しかし、

 

 

バルバトス「うぉー!!」ズザーッ

 

千歌(スライディング!?)

 

千歌「ダイヤさん!」パス

 

ルビィ「!!」

 

すぐにプレスをかけてくる相手チーム。

この動き、そして先程から何か違和感がある魔界軍団チームの動き。

まるで…

 

 

ルビィ(わざとパスを出させたような…)

 

 

そして。ダイヤにボールが渡った時だった

 

 

 

 

魔王「喰らえ!!!!」

 

「「「!!!!??」」」

 

ダイヤ「な!?」

 

魔王が動いた。

待ってましたと言わんばかりに足を振り上げ、何かを仕掛けようとしている

 

 

ルビィ(罠!?いったいなに……ぇ、

 

 

 

 

ダイヤの上空に。

 

魔王がオーラで作った巨大な塊。

 

まるで岩のようなものが、ダイヤ目掛けて一直線

 

 

 

ルビィ(あれはヤバいっっ!!あれはヤバい!!あれはヤバいっっ!!!!)

 

本能がそう感じた。

あのオーラを叩きつけられたら、ダイヤは、ただでは済まない。

本人も分かってはいるはずだ。しかし突然のことでダイヤは動けていない

 

 

千歌「ダイヤさん!避けて!!!!」

 

千歌の叫びが届くも、既にオーラの塊は振り下ろされている。間に合わな。

今からダイヤが反応しても逃げられない

 

 

日本&海外チーム「「「ダイヤ!!!!」」」

 

ダイヤ「」

 

 

 

 

 

 

魔王「【ゴートゥーヘル】!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ーーードゴッッッッッ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

鈍い音が、広がっていく

 

 

 

 

ダイヤ「」

 

千歌「」

 

フィレア、クラリア「」

 

鞠莉、果南「」

 

 

ダイヤは背中に衝撃を感じた。

それと同時に視界と感覚が動き、それを理解した時には既に1・2m横に飛ばされていた。

衝撃と言っても岩が直撃したような死を感じる痛みではなく、痛みの中に優しさがあるような。ダイヤが痛いと感じないような最低限の力で押されたような。

 

 

 

そう、誰かに押されたような。突き飛ばされたような

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ごふっっ!?!?!?」

 

 

ダイヤ「ルビィぃぃぃぃ!!!!??」

 

 

 

姉、黒澤ダイヤが一番見たくなかった姿。

背後にいて欲しくなかった姿

 

 

魔王「まんまと掛かったな…脆く、弱き人間」

 

 

魔王は笑っていた。

善子の顔をしながらも、その目には別のものが宿り、地に倒れるルビィを。

恐怖・後悔・怒りに震えるダイヤを見ていた

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

そのまま前半は終了となった。

ルビィはすぐにフィールドの外へと運ばれ容態を見る。

見たところ外傷はないように見えるが意識が無い。それに音。聞くだけで背筋が凍る鈍い音だった。

まるで鈍器で硬いものを砕いたような…考えたくもない想像がメンバーの頭をよぎる

 

 

月「骨は…おそらく折れてない…いや、分からない。もしかしたら深いところにある骨が…」

 

にこ「早く病院に連れていった方がいいんじゃないの!?」

 

果南「でも、ここから病院なんて時間がかかりすぎる!!それにアイツらが試合を中断させてくれるなんて思えない!!」

 

どの道を選んでも正解がないような選択肢。

当然だが、チーム内の空気はどんどん悪くなっていく。

ルビィにもしもの事があったら。

それを考えるだけで色々な負の感情が頭をよぎる。

そんな中、

 

 

魔王「その人間、骨は折れてない」

 

「「「!!!!!!」」」

 

誰が予想したか。

人外の者が全員が知りたがっていたことを口にしたのだった

 

 

果南「誰がアンタの言うことを信じるのさ!!」

 

魔王「ならば同じ人間の言うことは信じるか?なぁ、金の髪の娘」

 

鞠莉「っっ!!」

 

果南「鞠莉…??」

 

何故か、魔王の言葉に動揺する鞠莉。

果南が鞠莉の顔を見ると、いっきに青ざめていくのがわかった

 

 

魔王「赤髪の娘。我がオーラが直撃する瞬間に炎を纏って受け身をとったのだ。やはり、非凡な人間はやることが違う」

 

フィレア「炎を纏った…"ATP"のことか!?」

 

聖良「受け身をとった…鞠莉さんは見たんですか??」

 

鞠莉「…確信がなかったから言えなかったの。でも、視力には自信があったから…ちょっとだけ見えたの」

 

ルビィが身を捻り、体への衝撃を人間を超えた動きで受け流す姿。

地面に叩きつけられ気絶はしたものの、脈呼吸共に安定していること。

一通り説明を聞いた果南は言う。

昔ルビィがやっていた、習い事の中の武術。それが体に染み付いていたのでは、と

 

 

鞠莉「…どうして?私が"見えてた"って分かったの?」

 

魔王「我は人間の心の変化を見ることが出来る」

 

 

魔王曰く、人間の心は炎のようだと。

感情の変化により大きさ、そして色が変わる。その力で鞠莉の心を読み取っていたのだ

 

 

フィレア「…ねぇ、これは反則とかの域ではないと思うんだけど」

 

被害者が誰であろうと、そんな危険な技を魔王はダイヤにぶつけようとしていた。

これはハッキリとした危険行為。

だが、それを否定したのも…

 

 

鞠莉「…反則には、ならないわ」

 

誰が予想したか

 

 

クラリア「鞠莉!?どういうことだ!?」

 

鞠莉「あの技…ダイヤを狙ったんじゃない」

 

 

 

鞠莉「ディフェンス技。最初からボールを狙っていた。そうでしょ?」

 

魔王「あぁ」

 

 

あの技、『ゴートゥーヘル』は人ではなくボールにオーラを衝突させ、その衝撃で相手を吹き飛ばす技。

しかし、それをダイヤを狙っていると勘違いしたルビィは自ら自爆。

要するに、自らの被弾。ファウルにはならないというのだ

 

 

果南「そんな無茶苦茶な話…!!」

 

にこ「それに、なんで鞠莉はあんなの庇うのよ!?」

 

鞠莉「…善子のためよ」

 

果南、にこ「!!」

 

忘れてはならない。

この試合の目的は善子を助け出すこと、このまま反則で相手を刺激すると、無事に善子が帰ってくる可能性が低くなる。

それだけは絶対に避けなければならない。

今は、後半戦を始めさせ試合に勝つ。それが最大の目的なのだ

 

 

にこ「だからって…」

 

魔王「そして、赤髪の娘をこんな目に合わせたのは何を隠そう、姉だ」

 

ダイヤ「…!!」

 

魔王「お前も分かっているのだろう?赤髪の娘がずっと自分のことを気にしていたのを」

 

千歌「どういうこと?ダイヤさん」

 

ダイヤ「…」

 

ダイヤはゆっくりと話し始めた。

世界レベルの選手たちが囲んでいる今のチーム。ルビィやクラリア、フィレア、千歌などの前線組と共に戦うには実力が足りないと自覚していたダイヤ。

そしてその考えを感じ取り、気にかけていたルビィ。

試合中、いつでもダイヤのフォローに行けるように、手助けできるようにルビィはポジションを取っていたのだ。

人間ではない者との戦い。それも重なり、ルビィはかなりダイヤの身の安全を警戒していた。

姉の身は絶対に守ると。そして、そんな決意が空回りすることになるとは…

 

 

魔王「その全てを狙っていた!!お前は責任を感じ、怯え、自分の弱さに震える!!それだけ魂は美味くなる…まさに魂の調理だ!!」

 

にこ「急に口数が多くなったと思ったらなんなのよ!!そんなことでダイヤは挫けるようなやつじゃないわよ!!」

 

ダイヤ「にこさん…ごめんなさい。全てはわたくしのせいです」

 

にこ「ちょっ、ダイヤ!?」

 

ダイヤ「わたくしが弱いばかりに、ルビィ、そして皆さんを危険に晒している…わたくしにサッカーの才能はありません…それな「ふざけないでよ!!!!」

 

ダイヤ、にこ「!?!?」

 

鞠莉「ダイヤ!!おかしいわよ!?」

 

ダイヤ「鞠莉、さん…」

 

鞠莉「悔しいと思わないの!?」

 

ダイヤ「悔しい…?」

 

鞠莉「ルビィになめられたのよ!?ダイヤは助けてもらえないと戦えないと思われたのよ!!悔しい、見返したいと思わないの!?」

 

 

希「すごいなぁ…浦の星は」

 

にこ「しーっ!アンタは黙ってなさい!」

 

 

鞠莉「違うでしょ!ダイヤは誰よりも負けず嫌いな、誰にも負けないぐらいサッカーが大好きな黒澤ダイヤ!!ルビィに守られなくたって、自分で自分のサッカーが出来る!!」

 

ダイヤ「鞠莉、さん」

 

鞠莉「ルビィの目が覚めた時に言ってやりなさい。ルビィの助けがなくても、自分は自分のサッカーが出来るって」

 

ダイヤ「……」

 

鞠莉「分かったら黙って後半!!いいわね?」

 

ダイヤ「分かりましたわ」

 

魔王の思惑通り、ルビィを罠にはめ。

ダイヤの心がへし折れるかと思いきや、鞠莉のダイヤの心を叩くような激。

『自分のサッカーは自分でやれ』

それは才能に劣り、自らを悲観していたダイヤには十分すぎる刺激になる言葉だった

 

 

魔王「後半までその強い心が持つかな??恐怖に怯える魂の完成はすぐそこだ…!!」

 

 

にこ「あいつ…ホントに気持ち悪いわね」

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

後半戦。ルビィとあんじゅを交代、月はルビィの容態を見ることになった

 

 

FW…………クラリア、黒澤ダイヤ

 

MF……フィレア、高海千歌、矢澤にこ

 

MF…………優木あんじゅ、統堂英玲奈

 

DF………鹿角聖良、小原鞠莉、東條希

 

GK……………………松浦果南

 

3-2-3-2 ベンチ…渡辺月、黒澤ルビィ

 

 

 

 

クラリア「ダイヤ。私たちは貴方には才能ないとは言って欲しくない」

 

ダイヤ「クラリアさん…」

 

フィレア「ダイヤのことは全員信じているし期待している!まずは自分のサッカーを信じるんだ!そうすれば必ず道は開けるよ!」

 

ダイヤ「自分のサッカーを信じる、ですか」

 

仲間たちに背中を押され、前を向くことの大切さを再認識したダイヤ。

自分を守るために負傷を負ったルビィ。そして自分のサッカーを見失っていたダイヤ

 

 

フィレア(ってか鞠莉ってあんなふうに怒鳴るんだ…和葉に教えてあげよ)

 

クラリア(日本の全国大会でも、ルビィが理亞に怒鳴られていたな…血は争えないということか)

 

泣いても笑ってもこれで勝負が決まる。

ルビィの交代により戦力は下がってしまったが、それをひっくり返すほどの力で逆転することを今の千歌たちは求められている

 

 

千歌「……許さない」

 

 

ピーー!!!!

 

 

日本&海外チームのボールからスタート。

FWとなったクラリアがにこへとボールを渡し、試合を組み立てる

 

 

英玲奈「黒い雷と落下するオーラに気をつけろ!両方あたったらタダじゃ済まないぞ!!」

 

にこ「分かってるわよ!千歌!」パス

 

ボールをもらった千歌。

しかし、どこか様子がおかしいように見える

 

 

鞠莉「…千歌っち、どうしたの?」

 

千歌「私怒ってる。こんなサッカー初めてだよ。いや、本当のサッカーじゃないよ。これは、」

 

鞠莉「!!」

 

サッカーはこんな悲しい思いをするはずがない。千歌は言う。

その言葉には確かに怒りが込められていた

 

 

千歌「この試合、絶対に勝たなきゃ。私たちのサッカーを守れるのは、私たちだけだもん」

 

そう言うと千歌は目を閉じて深呼吸。

怒りに燃えながらも、その炎を落ち着かせながら力を高めていく。

怒りに任せてはいけない。

正と負。両方をコントロールする。

自分を操り、自分を引き出す

 

 

鞠莉「っっ!?」ゾクッッッ!

 

クラリア「これは…!?」ゾクッッッ!

 

フィレア「…また出たね。あのとんでも技」

 

 

 

 

 

 

チカ「【Braveheart】」

 

 

 

デスタ「あの人間も何か変わった…?」

 

アラクネス「すぐ人間って変化したくなるのね」

 

 

悪魔たちはまだ知らない。

怒りをも制御し、光と闇を受け入れ混ぜ合わせたものがどれほどの力を持つのかを。

『ゾーン』×『闇の力』

2つの力をひとつにすることにより発動を可能にした千歌の新しい技

 

 

魔王「【ゴートゥー!!!!!!」

 

チカ「ーーー!」

 

 

魔王「ヘル】!!!!!!」

 

チカ「遅っ」ギュンギュンギュン!!

 

魔王「!?!?」

 

 

 

チカ「【ZスラッシュGX】」

 

ボールにオーラの塊が落ちる前に駆け抜ける千歌。雷もオーラも躱せる。

千歌はそう分かると止まることは無かった

 

 

魔王「…!!あの人間を止めろ!!」

 

 

メフィスト、ベルゼブ「うおぉぉぉ!!!!」

 

チカ「ーーー邪魔」

 

 

チカ「【ストームゾーン】!!」ゴオォォォ!!

 

メフィスト、ベルゼブ「ぐあぁっっ!?!?」

 

闇の力発動時のみに発動可能な技、『ストームゾーン』。力でねじ伏せる技を象徴するかのような破壊力。

悪魔たちでさえ、木の葉のように吹き飛ばされる

 

 

鞠莉「あの雰囲気…千歌とチカが混ざってない??」

 

果南「性格絶対に変わってるよね…」

 

チカを、闇の力を受け入れることにより強化された千歌はいつもよりも好戦的に。

今は怒りに燃えているという理由もあるが、

いつもの優しい千歌はそこにいない

 

 

デスタ「【ゴートゥーヘル】!!!!」

 

チカ「【ブラックアッシュG2】!!」ドガアァン!

 

デスタ(相殺された…!?!?)

 

チカ「無駄だって分からないの??」

 

パワーで潰しに来る技に対し、パワーをぶつけて回避する。"黒い斧"は悪魔の力に引けを取らない程の深い闇を感じさせる。

そのまま敵陣を強引に切り抜いた千歌はキーパーと直接対決

 

 

チカ「これで同点」ゴオォォォ!

 

フィレア「チャンスだ!撃てるよ!!」

 

闇のオーラをボールに集める。

そこから放たれるシュートは黒に染まり、真っ直ぐに。黒の道を作り上げる

 

 

チカ「【ブラックアッシュG2】!!」ドガアァン!

 

 

英玲奈「あの威力ならば行けるぞ!!」

 

にこ「よーし!これで同点よ!!」

 

 

しかし、

 

 

アスタロス「【ジ・エンドV2】」ググググ

 

にこ「V2!?」

 

クラリア「技を進化させたというのか…」

 

 

ーーーグシャッ!!

 

ボールはそのまま空間ごと握りつぶされる

 

 

「「「!!!!」」」

 

チカ「っっ!?」

 

鞠莉「あの"ブラックアッシュ"を止める…」

 

果南「これは突破がさらに難しくなったね」

 

 

 

チカ「ハァ…ハァ……まさか止めるなんてね」

 

千歌は"Braveheart"により闇の力を制御しているものの、その体力消耗は変わらず激しいものだった。

ここまでほぼ1人で攻めあがった。

闇の心が侵食しているため、いつもよりも血の気が多いことは千歌自身理解していた。

だからこそ。2本もシュートを止められたことが気に食わなかった。

大事な場面で決めきれなかった自分に腹が立った

 

 

魔王「魔界軍団Z!!命令だ!人間たちを殲滅しろ!!!!」

 

「「「はい!!!!」」」

 

 

そして、千歌が1人で攻めたことによる変化はもう1つ。

魔王がついに本格的に千歌たちを潰しに来たのだ

 

 

デスタ「おらっ!!」ドガアァン!

 

フィレア「ぐっ!?」

 

 

鞠莉「フィレアっっ!!」

 

アラクネス「人の心配している場合!?」バッ

 

鞠莉(!!…油断した)

 

アラクネス「ふんっ!!」ドガッ!

 

鞠莉「っっ!?!?」

 

ねじ伏せるサッカーで次々と倒れていく仲間。枷が外れた悪魔たちは止まることを知らない。

目に入った人間を手当り次第に叩く

 

 

チカ「止めろおぉぉぉ!!!!」ドガッ!

 

アラクネス「ぐっ!?」

 

鞠莉「ゲホッ…千歌っっ…!!」

 

無情なサッカーに千歌は真っ向からぶつかる。アラクネスから強引にボールを奪い取り、これ以上の被害を出すわけにはと動いた。しかし、

 

 

魔王「全部思い通りに動いてくれる」

 

チカ「ーーー!!」

 

 

振り向いた時には既に。

怒りの根源がオーラを放っていた

 

 

 

 

魔王「【ゴートゥーヘル】!!!!」

 

 

ーーードゴッッッッッ!!!!

 

 

チカ「ぐはっっっ!?!?」

 

 

果南「千歌っっ!!!!!!」

 

 

人間たちが立てなくなったのは、そう時間はかからなかったという

 

 

日本&海外チーム 1-2魔界軍団Z

 

 





魔王様…あなた喋りすぎですよ。
違和感アリですが、見逃してください
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。