ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます
まだまだ続きますよ!
大会当日、6人は黒澤家に来ていた
千歌「試合時間は大丈夫なの?」
梨子「試合開始は午後だから、時間はまだあるわ。むつちゃん達とは現地集合にしておいたよ」
ダイヤ「…よろしいですか?」
千歌「あ、はい。お願いします」
「「「「留学??」」」」
ダイヤ「そうですわ」
ルビィ「確かに、鞠莉さんは留学していたって聞いたけど…」
花丸「それが、果南さんとどう関係があるずらか?」
ダイヤ「鞠莉さん。あなたを心配していたのですわ。留学や転校の話がある度に全部断っていたでしょう?」
鞠莉「そんなの当たり前でしょ!!!!?」
鞠莉が叫んだ。そんなの余計なお世話だと怒りがこもる
ダイヤ「…果南さんは思っていたのですわ、このままでは自分たちのせいで、鞠莉さんの未来の可能性を全部奪ってしまうのではないかと」
鞠莉「まさか、それで…!!」
鞠莉はそのまま、席を外そうとしたためダイヤがとめる
ダイヤ「どこへ行くんですの?」
鞠莉「ぶん殴る!!そんなこと、一言も相談せずに!!」
ダイヤ「おやめなさい。果南さんはあなたのことを、ずっと見てきたのですわ」
ダイヤ「あなたの立場も、あなたの気持ちも、そして、あなたの将来も、誰よりも考えている」
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ダイヤ「…全く、行ってしまいましたか」
千歌「鞠莉さん、大丈夫なんですか?外は雨ですよ?」
ダイヤ「心配ですが、彼女は上手くやりますわ。それよりあなた達こそ、これから会場となる相手の高校へ行くんじゃないんですの?」
曜「あ!そうだった…」
花丸「雨、結構降ってるずらね」
ダイヤ「心配には及びません。沼津駅まで、送っていきますわ」
千歌「ありがとうございます!」
ダイヤ「それでは、車の手配を致しますので、皆さん準備を」
ダイヤは車の準備を頼むために部屋から出る。その時、ルビィに呼び止められる
ルビィ「お姉ちゃん!」
ダイヤ「ルビィ?どうしたのですか?」
ルビィ「…あのね」
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千歌達は沼津駅まで送ってもらったあと、電車に乗り、対戦相手の高校へと来ていた
千歌「ついた…ここが、青藍高校」
善子「大きな学校ね…」
千歌達が青藍グラウンドに入ると、既に青藍サッカー部がスタンバイしていた
しずく「ようこそ!浦の星女学院サッカー部の皆さん。私は青藍高校サッカー部キャプテンの桜坂しずくです。今日はよろしくお願いします」
浦の星「「「よろしくお願いします!!」」」
両チームがベンチに入り、最終確認をとる。天候は恵まれず曇りである
梨子「それじゃあ、最後にもう一度、フォーメーションの確認ね。
センターフォワード 津島善子
右サイドハーフ むつ
左サイドハーフ 渡辺曜
トップ下 高海千歌
ボランチ 桜内梨子
右サイドバック いつき
左サイドバック よしみ
センターバック 国木田花丸
キーパー 黒澤 ルビィ
3-2-3
梨子「焦らずに落ち着いたパスとトラップ、クリアも大事よ。みんな、頑張りましょ!」
千歌「よーし!浦の星ーサーンシャイーン!!!!」
青藍ベンチ
歩美「浦の星サッカー部って、廃部になったんじゃなかったっけ?」
みなみ「私達が1年の時に廃部になったはず…」
しずく「復活したとしたら、私達には好都合です。2年前のリベンジです」
センターフォワード 2年 鳥居 歩美
セカンドトップ 1年 藤城 悠弓
右サイドハーフ 3年 一之瀬 マリカ
左サイドハーフ 1年 篠宮 あきる
センターハーフ 3年 桜坂 しずく
センターハーフ 2年 杉崎 亜矢
センターバック 2年 九条 聖来
センターバック 1年 田中 さち子
キーパー 3年 永山 みなみ
2-2-4
両チームがコートに入り、審判が試合開始の笛を吹く。千歌達の全国への挑戦がスタートした
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浦の星女学院では鞠莉に呼び出された、果南がサッカー部部室に来ていた
果南「何?」
鞠莉「いい加減、話をつけようと思って」
果南が部室に入ろうとすると、床が濡れていて、鞠莉はボロボロだった。果南は心配し声をかけようとしたが、今は鞠莉の話を聞く
鞠莉「どうして言ってくれなかったの?ちゃんと話して、私のことを思うように、私も果南のこと考えてるんだから」
鞠莉「将来のことなんて、どうでもいいの。留学?全く興味なかった。だって、果南達と勝てなかったんだよ?放っておけるはずない!」
パァン!!
部室に果南の頬を叩く音が響く、鞠莉は果南への気持ちを甘く見るなと、涙ながらにうったえる
果南「……だったら素直にそう言ってよ!」
果南「リベンジとか負けられないとかじゃなくて、ちゃんと言ってよ!!」
鞠莉「だよね、だから…」
鞠莉は自分の頬を差し出す。自分も悪かった。私もビンタされるべきだ。そう主張するが、果南は
果南「ハグ…しよ?」
鞠莉には見えた。果南とダイヤと初めてあったあの日の、果南からのハグが、そして今の果南は、その時と同じ顔をしていた
鞠莉「!!かなぁぁぁん!!!!」
鞠莉は大粒の涙を零しながらハグをする。2人は2年という月日をへて、こうしてまた、ハグをすることが出来た
ダイヤ「2人とも、良かったですわね」
鞠莉「!ダイヤ」
果南「ダイヤも…ごめん、今まで」
ダイヤ「全く…心配していたのですよ?」
鞠莉「ダイヤも、また、やる?サッカー…」
ダイヤ「…幼馴染を、放っておけませんわ」
果南「ダイヤ…」
鞠莉「ありがとう…本当に」
果南「それで、千歌達はどこの高校と戦ってるの?」
ダイヤ「そう言えば、ルビィから聞いていませんでしたわ。調べますね」
ダイヤはケータイで静岡予選の対戦表を調べる。すると、ダイヤの顔がみるみる青ざめていく
果南「ダイヤ、どうしたの?」
ダイヤ「まずい、ですわね」
鞠莉「相手、そんなに強いの?帝女はシードだから、当ってないと思うけど…」
ダイヤ「…青藍高校ですわ」
果南、鞠莉「!!!!」
ダイヤ「静岡の優勝候補、ですわね」
鞠莉「そんな!せっかくまた始められるのに!!」
果南「もう、試合始まってるよね?」
ダイヤ「まだ始まってはないようです!しかし、今から行って間に合うかどうか…」
果南「……千歌……」
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千歌「はぁ、はぁ、はぁ、そんな…」
前半終了の笛が吹かれ、ハーフタイムに入っていた。浦の星女学院サッカー部はもう既に、敗北の危機に陥っていた
梨子「0対2…厳しいわね」
ルビィ「ごめんなさい、ルビィが止めないから…」
花丸「ルビィちゃんのせいじゃないずら。まるがしっかりディフェンスしなかったから」
善子「やめなさいよ!! 空気が悪くなるじゃない!」
善子は強い口調で訴えるも、既に空気は最悪であった
曜「千歌ちゃん…」
千歌「(私が…もっと、点を決めないと…みんなを引っ張っていかないと)」
曜「千歌ちゃん?」
千歌の心は前に、砂浜で感じたような闇に覆われる感覚に再び囚われようとしていた
千歌「(私が、私が、私が、私が「千歌!!」
「「「「「!!!!!!!!」」」」」
果南「お待たせ!」
千歌「…果南…ちゃん?」
果南「なんとか、後半までには間に合ったね!」
千歌達は何が起きているのか、理解出来ていなかった
曜「え?だって、果南ちゃん…サッカー、やらないんじゃ?」
果南「んー…そう言ったけど、やっぱり諦めたくないしね!」
千歌「ははは…果南ちゃんらしいや」
「待ってください!果南さん!」
遠くから2人、こちらに走ってくる。見覚えのある顔、今までぶつかり合ったり、助けてもらったりした顔だった
ルビィ「お姉ちゃん!鞠莉さん!」
ダイヤ「果南さん…走るの…速すぎですわ…」
鞠莉「果南…頼もしいわよ…ゼェゼェ」
曜「大丈夫?2人とも?」
果南「あちゃー…試合前のウォーミングアップだと思ったんだけど、キツかったかな?」
ダイヤ、鞠莉「キツすぎよ(ですわ)!」
千歌達は3年生の会話を聞いていると、さっきまでの疲れが吹き飛んだかのように安心した。来てくれた、来てくれたんだと
ダイヤ「皆さん、前半、お疲れ様でした。後半からは私達も出ますわ」
ダイヤ達はユニフォーム姿になる。実は千歌達が沼津駅に送っていってもらう前に、ルビィが3人分のユニフォームを渡していたのである
善子「ちなみに、ポジションはどこなの?」
ダイヤ「私はセンターフォワードですわ!」
鞠莉「マリィーはセンターバックデース!」
果南「私は…キーパー」
こうして、浦の星女学院サッカー部は完全復活を遂げたのである
後半戦が始まる
青藍高校
某リズムゲームの高校。学年とポジションは適当です
ついに9人揃いましたね。次回、3年生達が大活躍します!