ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです。
今回からアメリカ戦スタートです

リクエストでアメリカ戦の解説がレヴィンさんから原作のとある方に変わっていますが、本編への影響はありませんのでよろしくお願いします。




第3章 111話 「アメリカ戦 "アニキを目指して"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

最強の必殺タクティクス「スリリングワンウェイ」を習得するために、海未と月の母親である園田弥生と渡辺夜が練習に参加。第二段階目となるタクティクスを完成させてアメリカ戦となった。そんな中、日本代表控え室に現れたのはアメリカ代表!?そして、にこをアニキと呼ぶその理由は……

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

A『本日の解説はヨーロッパリーグで活躍中の剣城京介さんです。よろしくお願いします!』

 

剣城『お願いします』

 

A『剣城京介さんはシュート成功率10割の記録を持つストライカーですが、両チームで注目の選手はいますか?』

 

剣城『はい。アメリカ代表の中ではカンナ・イチノセ選手ですね。"フィールドの魔術師"という2つ名に相応しい魔法のようなプレー…そして圧倒的なテクニックを持ちます。サニデイジャパンの矢澤にこ選手にも引けを取らないレベルだと思います』

 

A『サニデイジャパンではどうでしょうか?』

 

剣城『やはり、黒澤ルビィ選手ですね。世界を驚かせた「ラストリゾート」…あの技は私のチームメイトも注目するようになりました。触れないシュート、充分、世界に通用するシュートですし個人能力も高いですからね』

 

A『ありがとうございます!両チームともグループ2位通過ですが、1位のチームにも負けていない力を持っています!勝つのは果たしてどちらか?まもなくキックオフです!!』

 

 

 

 

ー 日本代表ベンチ ー

 

美奈「では、スタメンを発表しまーす!」

 

美奈「DF 南ことり、鹿角聖良。リベロで津島善子」

 

ことり、聖良、善子「「「はい!!」」」

 

美奈「MF 統堂英玲奈、桜内梨子、矢澤にこ、高海千歌」

 

英玲奈、梨子、にこ、千歌「「「はい!!」」」

 

美奈「FW 星空凛、渡辺月、黒澤ルビィ」

 

凛、月、ルビィ「「「はい!!」」」

 

美奈「GK 高坂穂乃果」

 

穂乃果「はーい!!」

 

美奈「以上です♪何回も言ったけど、あの必殺タクティクスはたくさん走るから交代する可能性が高い。準備はしておいてね」

 

「「「はい!!」」」

 

 

FW……渡辺月、黒澤ルビィ、星空凛

 

MF…………矢澤にこ、高海千歌☆

 

MF…………桜内梨子、統堂英玲奈

 

DF………南ことり………………鹿角聖良

 

DF……………………津島善子

 

GK…………………高坂穂乃果

 

1-2-2-2-3

 

 

 

真姫「それで、さっきのはどういうこと?」

 

にこ「いろいろあったのよ…」

 

希「にこっちがフリースタイルの大会に出場するためにアメリカに行った時があったやろ?」

 

穂乃果「あった!あった!」

 

希「その時に同じ大会に出るアメリカ代表の選手とその応援に来ていたほかのアメリカ代表のメンバーが不良に絡まれていたんや」

 

ことり「不良に!?」

 

善子「それって大丈夫だったの?」

 

希「そこで現れたのがにこっちや」

 

 

 

 

にこ『ちょっとアンタたち。何やってんのよ』

 

『ああ?このかわい子ちゃんたちと遊ぼうと思ってな』

 

にこ『これから大会なんだからやめなさい』

 

『…生意気だな。アジア人が』

 

マーク『ダメ!あなたまで巻き込まれたら…』

 

にこ『勝負しましょ』

 

『…!』

 

そして、にこっちはなるべく悪い方に騒ぎを起こしたくなかったから条件付きの勝負を申し込んだんや。

『にこっちが負けたら有り金全部渡す。そのまま彼女たちも連れてっていい』ってね

 

 

にこ『勝負内容は"ストリートダンス"なんてどう?』

 

『残念だったな。俺はストリートダンスは得意なんだよ』

 

どちらが多くの観客を引き寄せるかで勝負が始まった…アメリカ代表たちはただただ祈ることしかできなかった。

 

結果は―――

 

 

希「にこっちの圧勝で終わるんや」

 

梨子「圧勝…」

 

希「ほとんどの観客がにこっちのダンスで盛り上がってて…不良さんは渋々立ち去るしかなかったんよ」

 

ツバサ「そこまでされちゃ…惚れるのも無理はないわね」

 

 

マーク『す、すごい…』

 

ディラン『センキュー!あなたはチームの恩人だよ!!』

 

にこ『恩人……ふん!礼なんていらないわ』

 

マーク『だけど…』

 

にこ『礼ならパフォーマンスで返しなさい。あなたも大会出るんでしょ?お互いに頑張りましょ』

 

アメリカ代表『『『………』』』

 

『これが…ジャパニーズ"流儀"』

 

『ブシドーじゃなかった?』

 

ディラン『NO…彼女は"アニキ"だ』

 

アメリカ代表『『『アニキ??』』』

 

ディラン『ジャパンではその心の広さで全てを守るリーダーがいるらしい。部下や同胞はそんなリーダーに嫌でもついて行きたくなる…それがアニキだ』

 

アメリカ代表『『『アニキ!!』』』

 

にこ『ちょっ!?それは男の『『『矢澤アニキ!!!!』』』

 

 

 

 

 

 

希「というわけや」

 

「「「…………」」」

 

にこ「……」

 

月「何ともまぁ…」

 

ダイヤ「にこさんらしいというか…」

 

にこ「私は何度も言ったのよ!?アニキは男に使う言葉で…女の人には…」

 

真姫「でも嬉しかったんでしょ?」

 

にこ「………」

 

なぜ、アメリカ代表にアニキと呼ばれるのか…その理由が分かったところで試合の時間となった。

決勝トーナメント初戦、こんな雰囲気で始めていいのか?と考えるのはしないお約束

 

 

千歌「ということで!全然締まりませんが決勝トーナメント初戦!!」

 

曜「千歌ちゃん…」

 

千歌「私たちはもう日本だけの代表じゃない!スペイン、イギリス…アジアの、みんなの代表になってる!!」

 

千歌「最後まで全力で行こう!!!!」

 

「「「はい!!!!!!」」」

 

 

 

 

ー アメリカ代表ベンチ ー

 

 

FW……………ディラン、ミケーレ

 

MF…スティーブ…………………ショーン

 

MF……………イチノセ、マーク

 

DF…チッド、トニー、ダイク、ドモン

 

GK……………………キッド

 

4-2-2-2

 

 

 

イチノセ「日本はあのヨーロッパ3強と競り合ったチーム…もう、アジアのダークホースとは考えない方がいい」

 

マーク「そうね。ジャパンは前半からエースストライカーを出してきてる…アニキもいるし、厳しいスタートになりそうだね」

 

ディラン「なら逆に」

 

イチノセ、マーク「「!」」

 

ディラン「前半でサプライズじゃない?」

 

 

両チームがポジションにつき、会場のムードはさらに高まっていく。

名のある選手が多く揃うアメリカ…いったいどのようなサッカーをしてくるのか

 

 

 

 

ピーーー!!!!

 

A『ユニコーンのキックオフで試合開始です!』

 

 

ディラン「魅せてやれ!カンナ!!」パス

 

イチノセ「!」

 

バックパスで神奈にボールに渡った。

アメリカ屈指のテクニック、そして…圧倒的なフィジカル

 

 

凛「凛が相手にゃ!!」

 

イチノセ「―――!」

 

凛「貰っ―――スカッ

 

凛「!?(ウソ…もう抜かされ)」

 

 

月「速い!?」

 

ルビィ「月さん、2人で」

 

月「よし…!」

 

凛が一瞬で抜かされたことにより、ルビィと月、そして日本の選手たちが共通の考えを持った。

一之瀬神奈。もしかするとこの選手、

 

 

ルビィ(行ける―――

月(取った――――――

 

2人同時にボールを奪いにかかる。

何度も世界の選手と戦ってきたから分かる。このまま行けば神奈からボールを――――――スカッ

 

 

ルビィ、月「「!?」」

 

イチノセ「へへっ!」

 

A『イチノセ選手の華麗なドリブル!!サニデイジャパンのFW3人が簡単に抜かれた!!!』

 

 

千歌「でりゃー!!」ズザーッ

 

イチノセ「―――!」バッ

 

千歌「嘘っ!?バク転!?」

 

千歌の不意打ちのスライディングを躱し

 

 

聖良「【スノーエンジェル改】」ビュン!

 

聖良得意の高速接近からのディフェンス技も―――

 

イチノセ「―――っっ!!」グルン!

 

聖良「なっ!?」

 

A『イチノセ選手のルーレットが決まったぁぁ!!鹿角聖良の必殺技は空振り!残りは高坂穂乃果ただ1人だ!!!』

 

 

海未「全員でも止められない!?」

 

花陽「穂乃果ちゃん!!」

 

 

穂乃果「来い!!」

 

まさか、こんなにも早く自分の出番が来るとは…穂乃果は来たるフィールドの魔術師を前に、炎のオーラを高め始めた

 

 

イチノセ「これが私の必殺技!!」バッ

 

両足でボールを挟み、空中で一回転。

そこから蹴り放たれるシュートは美しく、羽ばたく強力な一撃

 

 

イチノセ「【ペガサスショット】!!」ドガアァン!

 

穂乃果「シュートまで撃つの…はぁぁぁぁ!!!!」

 

炎の両腕をクロスしペガサスに向かって飛び込む。左腕のオーラを全て右腕に込め、巨大な灼熱の手で迎え撃つ

 

 

穂乃果「【ゴットハンドX】!!」ドォン!

 

両者の必殺技が激しくぶつかる。

それを固唾を飲み見守るサニデイジャパン、そしてアメリカ。押し合い、押し続け、押され続け――――――

 

 

穂乃果「……」シュゥゥゥ…

 

A『止めました!!高坂穂乃果、3試合ぶりに日本の守護神として劇的復活だぁ!!!』

 

剣城『スペイン戦で両腕を負傷した高坂選手…その原因となった必殺技、"ゴットハンドX"がさらにパワーアップしているように見えました』

 

 

ことり「あ、危なかった…」

 

英玲奈「危うく失点するところだったな」

 

しかし、これではっきりした。

一之瀬神奈。彼女のドリブルはまるでダンス。その多彩に繰り出されるボールの動きについていくのは不可能に近い。

必殺技を仕掛けても簡単に避けられ、パワープレイ、人数有利も関係ない

 

 

日本代表「「「(にこのプレーとそっくりだ)」」」

 

 

しかし、ただにこにそっくりなだけでなく

 

 

日本代表「「「(シュートまで出来る矢澤にこ…)」」」

 

 

これが日本代表メンバー全員に与えた一之瀬神奈の印象であった

 

 

にこ「……シュートまで出来るなんてね」

 

穂乃果「にこちゃん!」パス

 

 

A『おおっと!?前半開始早々始まるのか!?』

 

 

イチノセ「矢澤にこ…あなたと戦いたかった」

 

にこ「あの大会のリベンジかしら?」

 

両チームのファンタジスタが向かい合う。

サッカーとはチームで戦うスポーツであるが、この時ばかりは誰も近づこうとしない。

どちらが勝ち、どちらが負けるのか。

それを今、この場で知りたいと思う。

 

それがこの異様な光景を生み出している。

広いフィールド、歓声の中で動いているのはにこと神奈のみ。

しかし、それを待っていましたと言わんばかりの声援

 

 

にこ「―――っっ!!」バッ

 

イチノセ(来る!!!!)

 

先に動いたのはにこ。

距離を詰め、至近距離で持ち前のテクニックにより翻弄しようと考えていた。しかし、

 

 

にこ(…ふーん、動かないのね)

 

イチノセ「……」

 

神奈は敢えて動かなかった。

距離を詰められたら距離を離し、射程範囲内から逃れるのが普通だが、この場合。

距離を離そうとした瞬間ににこが抜きにかかってくることを神奈は察していた。

ならば、待ってやろう。

わざわざ―――相手が攻撃範囲内に飛び込んできてくれるのだから

 

 

イチノセ「っっ!!!!」バッ

 

にこ「!?」

 

にこが神奈との距離を詰めた時だった。

突然、神奈はその場で激しいダンスを踊り始めたのだ

 

 

月「ダメだにこさん!それ以上は…!!」

 

月が咄嗟に叫んだ時にはもう時すでに遅し。

神奈のダンスは炎のように燃え盛り、溢れ出たオーラがにこを取り囲んでいたのだ

 

 

イチノセ「【フレイムダンス】」

 

にこ「ディフェンス、技…」

 

シュート技だけでなく、ディフェンス技まで持っているのか…自分とはまるで違う。

ドリブル技しか持たない自分とは、まるで、広さが違う。サッカーの可能性の

 

 

イチノセ「私の勝ちだね!!!!」

 

にこ「――――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズババババババッッ!!!!!!

 

 

A『なっ!?』

 

日本「「「!!!!!!」」」

 

アメリカ「「「!!!!??」」」

 

 

 

イチノセ(空気を―――斬るような音――)

 

 

ひとつだけ言っておく。

サッカーの可能性は神奈の方が広いが、この勝負にこが負けるとは――――――

 

 

にこ「【ファンタスティックキープ】」

 

 

――――――誰も言っていない

 

 

A『ぬ、抜けたぁぁ!!矢澤にこ、"フレイムダンス"を完全に躱しイチノセ選手を突破!!』

 

剣城『今の動き…瞬間的な判断で出来るものではないですよ…』

 

 

イチノセ「―――」

 

 

完全にやられた

 

 

にこ「神奈もやったでしょ?必殺技を躱すの」

 

だが、次元が違った。

フレイムダンスの炎を、全て、躱された。

どこから炎が襲いかかるのか最初から分かっていたかのように。

先をゆく動き。不覚にも躱されたのに―――魅せられてしまった

 

 

にこ「前線!!上がりなさい!!」

 

マーク「くっ…アメリカ!守りを固めて!」

 

 

あの時もそうだった。

矢澤にこと出会った時も。

 

『優勝はニコーーーヤザワーー!!!!』

ワアァァァァァ!!!!!!

 

大会前に不良から助けてもらった…その時から、格の違いを思い知らされた。

洗礼された動き、完璧なキレ、観客を魅力するオーラ。全てが…負けていた。

私たちはフリースタイルフットボールの大会に来ているのに、ストリートダンスで差を知った?違う。フリースタイルでもだ。

 

矢澤にこの優勝で幕を閉じたフリースタイルの大会後、私は矢澤にこに追いつこうと死に物狂いで特訓した。

それからだよ。私が"フィールドの魔術師"と呼ばれるようになったのは。

ただ純粋に、勝ちたかった。

あの時魅せられた感情を、にこにも魅せてやりたい。悔しかった。いつまでも矢澤にこの下にいるのは嫌なんだ

 

 

千歌「ルビィちゃん、決めて!!」パス

 

ルビィ「うん!はぁぁぁぁ!!!!」

 

 

A『炎がボールに集まる!!これは黒澤ルビィの挨拶がわりのシュートでしょうか!?』

 

 

ルビィ「【Awaken the Fire】!!」ドガアァン!

 

グラウンドを焦がし、真っ直ぐ一直線に突き進むシュート。

この威力ならば充分、ゴールは狙えるが、そんなシュートを遮る壁が現れる

 

 

ドモン「【ボルケイノカットV2】!!」

 

ルビィ「!!」

 

月「威力を落としてきた…」

 

マグマ吹き出す壁により威力が落ちてしまったシュート。ゴールに辿り着くも、その時には既に消えかかったロウソクの炎と同じ

 

 

キッド「【フラッシュアッパー】!!」ドン!

 

ルビィ「止められちゃった…」

 

 

A『GK キッド選手止めたぁぁ!!サニデイジャパンも得点ならず!!』

 

剣城『ドモンがいい仕事をしましたね』

 

 

ドモン「…絶対に負けられないの」

 

ルビィ「ルビィたちだってそうだよ。勝つから」

 

アメリカ代表の試合記録の中で目立つのは得点の多さ、そしてシュートブロックである。

一之瀬神奈と同じ、日本人である土門飛鳥。

ほとんどのシュートにブロッカーとして関与し、失点を最小限に抑えてきた。

一見、ディフェンス層が目立たないアメリカではあるが、隠れた伏兵がいた事がはっきりとした

 

 

ディラン「ドモンもヒートアップしてきてるね…!ミーたちもガンガン行こう!!」

 

マーク「ええ!勝利は私たちが掴む!」

 

 

穂乃果「…すごいな、やっぱり決勝トーナメントはレベルが高い」

 

アメリカの攻撃、とても強力なものだった。しかしアメリカの攻撃と言っても選手1人に攻め込まれての状況。

もし、アメリカがチームで攻撃を仕掛けてきたら…その予想はすぐに現実となる

 

 

イチノセ「マーク、こっち!」

 

英玲奈「ボールは渡さない!」

 

マーク「ミケーレ!」パス

 

英玲奈(なっ、最初から囮のつもりで…!)

 

マークの反応、体の向きは完全に神奈へとパスを出す動きだった。しかし、マークがボールを渡したのは別の選手

 

 

ミケーレ「カンナ!」パス

 

イチノセ「よしっ!」

 

 

A『ミケーレ選手がダイレクトで繋ぎます!ボールはそのままイチノセ選手へ!!』

 

 

ことり「【ワンダーゾーン】」

 

イチノセ「!!」

 

 

A『おおっと!?イチノセ選手の前に立ちはだかるのは南ことり!!』

 

剣城『絶対支配領域を発動していますからね…このままボールを貰ったら飛び込んでしまいますよ』

 

ミケーレから出されたボールはまだ神奈には渡っていない。しかし、ことりがいち早く神奈の進行方向へ、"ワンダーゾーン"を仕掛けることにより神奈を確実に仕留める

 

 

イチノセ「分かってたよ…!"ワンダーゾーン"が来るの!」

 

ことり「え、」

 

神奈はミケーレのボールを躱す

 

 

A『イチノセ選手がパスをスルー!!その奥で走るのは!!!』

 

 

ディラン「ナイスパス!!」

 

 

A『北中米地区予選得点女王、ディラン・キースだぁぁ!!』

 

 

ことり「そんな…!?」

 

千歌「全部、読まれてた…」

 

ユニコーンのパス攻撃に翻弄されるサニデイジャパン。神奈を警戒するあまり、ほかの選手への注意が散漫する―――それは全て、アメリカの戦術

 

 

マーク「ディラン!シュート撃てる!」

 

ディラン「喰らえ!!」ドォン!

 

穂乃果「!!(右斜め…)」

 

ゴールの右上目掛けてシュートが放たれた。

今から飛べば間に合う。

そう考えた時には既に、穂乃果の右手はボールを殴っていた

 

 

穂乃果「っっっっ!!」ドガッ!

 

 

A『高坂穂乃果のパンチングが決まった…いや!?』

 

 

穂乃果「!!!!」

 

 

 

 

 

イチノセ「【ペガサスショット】!!」ドガアァン!

 

 

A『イチノセ選手の追撃!!!!これは強力だぞ!?!?』

 

 

ディラン「いけ!!カンナ!!」

 

マーク「そのままゴールだ!!」

 

 

先程殴り飛ばしたボールが―――すぐに自分の横を通り過ぎたのが分かった。

これがフィールドの魔術師…まるで魔法のように、ボールが動いて―――ゴールに飛び込もうとする―――

 

 

千歌(穂乃果さんっっ!!)

 

ことり(穂乃果ちゃん…!)

 

月(穂乃果ちゃん!)

 

 

 

 

――――――だが、

 

 

 

 

 

ドゴッッッッッッ!!!!!!!!

 

 

イチノセ「!?!?」

 

マーク、ディラン「「!!!!」」

 

「「「!!!!!!!!」」」

 

 

 

魔法にも負けない…気持ちでっっ!!!!

 

 

 

穂乃果「ゴットパンチっっっっっっ―――

 

 

 

勝つ!!!!絶対に勝つ!!!!!!

 

 

 

――――――エェェェェックス!!!!!」メキメキメキ!!

 

 

メキメキメキ!!!!とボールが悲鳴をあげる。

穂乃果の渾身のパンチがボールを曲げ潰し、同時に、Xの刻印をボールに刻む

 

 

 

穂乃果「ぬうぅぅぅぅりゃあああ!!!!」バキィィン!!

 

 

マーク「く、空中で必殺技を…」

 

イチノセ「高坂穂乃果…これが、太陽の守護神…!!」

 

 

A『高坂穂乃果防いだ!!!!完全に決まったと思われたシュートでさえ、空中でさえ、高坂穂乃果には関係ないのか!?!?』

 

剣城『空中であれだけのことができるGKは…なかなかいませんよ。確実にパワーアップしていますね』

 

 

イチノセ「ハァハァ…さすがだね」

 

穂乃果「守るったら守る。勝つったら勝つ…だよ」ビリビリ

 

 

 

両チームの心がぶつかり合う

 

 

日本 0-0 アメリカ

 

 





なんやかんやで公式戦で穂乃果ちゃんはGK久しぶりですね

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