ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
シャイ煮食べたいです
千歌「あづい…」
花丸「地獄ずら…」
善子「天の業火で堕天の翼が…」
善子はローブを纏っているため、近づくだけでも熱い。ルビィが「その服はやめた方がいい」と心配する
曜「どうしたんですか?全員集めて」
3年生がサッカー部に入ってから2週間がたっていた。浦の星サッカー部は初戦と昨日行われた2回戦目を突破し、次の土曜日に行われる準決勝のため、練習に励んでいた。そんな中、ダイヤが部室に集合と全員に指示を出したのである
ダイヤ「ふふっ、今日からいよいよ夏休み!」
鞠莉「Summer vacation と言えば??」
ダイヤ「はい!答えて!」
千歌「え!?やっぱり、海だよね?」
曜「夏休みはパパが帰ってくるんだ♪♪♪」
花丸「マルはおばあちゃん家に」
善子「夏コミ!!!!」
梨子「練習かな?(私も行かなきゃ、戦支度しないと)」
果南「素潜り」
ダイヤ「……ぶっぶーですわ!!!」
痺れを切らしたダイヤが叫ぶ、「片腹痛い」
と言いながら、ルビィになにかをホワイトボードに貼るように指示を出している
ダイヤ「…正解を言いましょう、夏といえば!?はい!ルビィ」
ルビィ「夏合宿だよ!お姉ちゃん」
ダイヤ「さっすが我が妹!可愛いでちゅね〜よく出来ましたわ〜!」
ルビィ「がんばルビィ!」
ダイヤがルビィの頭を撫でながら、ベタ褒めをしている。これが前まで対立していた、お堅い生徒会長なのだろうか…
善子「何?この姉妹コント…」
ダイヤ「コント言うな!夏といえば合宿、泊まり込みで練習し、実力を高める季節なのです!」
ダイヤはホワイトボードに貼られている紙を指さす
ダイヤ「静岡予選突破を目指して、サッカー部はこの特訓を行います!」
ダイヤ「これは、わたくしが独自のルートで手に入れたUTXの合宿のスケジュールですわ!」
ルビィ「凄いお姉ちゃん!」
花丸「遠泳10キロ!?」
善子「ランニング15キロ……」
千歌「こんなの無理だよ…」
果南「まぁ、何とかなりそうね」
果南の一言で、無謀な練習と思っていたメンバー達が衝撃を受ける。体力おばけにも程がある
果南「今日の朝も泳いできたしね」
「「「(納得)」」」
ダイヤ「熱いハートがあれば何でもできますわ!」
ルビィ「ふんばルビィ!」
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ダイヤ「熱いハートがあっても…無理なものは…無理…ですわ…」
合宿一日目、まずはランニング15キロから始めたのだが、走り終わる頃には果南以外、全員力尽きていた
善子「もう、無理…」
花丸「誰か助けて…ずら…」
ダイヤ「こ、こんな特訓をA‐RISEはやっていたのですか…」
ルビィ「す、凄すぎる…」
果南「ほら!最後まで走りきる!」
次はサーキットトレーニング。スクワットをしてダッシュ、そのまま腕立て伏せをしてダッシュ、そのまま起き上がり腹筋をしてダッシュという、ほぼほぼ罰ゲームだった
千歌「私達…軍事施設に合宿しに来たんだっけ?」
梨子「そんなわけ、ないでしょ?」
曜「きついけどいい練習だね!」
千歌「曜ちゃん、なんでそんなに笑顔なの?」
果南「喋れるってことは、まだまだ余裕ありそうだね♪」
千歌、梨子「へ?」
果南「位置について…よーいドン!」
ビーチフラッグ、瞬発力を鍛えるらしい。ちなみにビリから3番目までは遠泳である
善子「遠泳は嫌だ、遠泳は嫌だ、遠泳は嫌だ」ダダダダダダ
花丸「マルも嫌ずらー!!」ダダダダダダダダ
千歌「梨子ちゃんには悪いけど、先に行かせてもらうよ!!」ダダダダダダ
梨子「そんなー!?待ってー!」ダダダダダダダダ
ダイヤ「遠泳だけは回避を…」ダダダダダイヤ
鞠莉「そんな必死になっちゃってー」ダダダダダダダダ
ダイヤ「あなたも本気で走ってますよね!?」
ルビィ「ぴぎぃぃぃぃぃぃ!?」ダダダダダダダダ
曜「うわ!ルビィちゃん速い!」ダダダダダダダダ
結果、遠泳をするのはダイヤ、千歌、善子に決まった
善子「なんでぇぇぇぇぇ!!??」
千歌「善子ちゃん、転ぶからでしょ!?私まで巻き込まれたし!」
善子「ヨハネよぉ…」
ダイヤ「何故…わたくしが、ワースト3位…」
鞠莉「ダイヤ、どんまい☆」
ダイヤ「ぬあぁぁぁぁぁ!!!!」
ルビィ「お姉ちゃん…」
果南「さあ、3人共、遠泳行くよ」
千歌、善子、ダイヤ「ぴぎぃぃぃぃぃぃ!!!!」
こうして一日目の特訓は幕を閉じた
ー海の家ー
千歌「美渡姉がここ、自由に使っていいって」
千歌達は夕食を食べるために、海の家を借りていた。料理係は曜、善子、鞠莉である
曜「とりゃあ!はっ!」ジューー
曜は手際良く材料を切り、鉄板で焼きそばをつくる。上にオムレツ風に卵焼きを乗っけて完成である
曜「ほい!美味しいヨキソバ、ヨーソロー!」
ルビィ「凄く美味しい!」
千歌「これ、お店でも出せるんじゃない!?」
曜「いやー、照れるであります」
そんな中、厨房から不気味な笑い声が聞こえてくる
善子「クックック…堕天使の涙、可愛い!」
鞠莉「ヒッヒッヒ…アンビリーバボー、シャイ煮complete!」
ヨキソバに続いて出てきたのは、ドス黒いたこ焼きと、色々と謎の食材が入っている鍋であった
千歌「うわお…」
ルビィ「それってどんな味がするんですか?」
果南「ちょっと興味あるね」
梨子「そうですね」
花丸「マルも食べてみたいずら!」
鞠莉、善子「いいですわーーー!」
鞠莉と善子は人数分に取り分け、それぞれが口に運ぶ
千歌「!!シャイ煮美味しい!」
花丸「おかわりずら!」
シャイ煮はなかなか好評である。一杯10万円と聞いた時は、吹き出しそうになるも我慢する
ルビィ「じゃあ、次は堕天使の涙を…」
「「「……」」」
ダイヤ「ルビィ?」
その後、砂浜を顔を真っ赤にしながら走り回るルビィが目撃されたという
一通り食べ終わったあと、全員で片付けをして千歌の旅館へ戻ろうとしていた。今日は1泊、千歌の部屋にみんなで泊まることになっている
梨子「………」
千歌「あれ?梨子ちゃんどうしたの?ぼーっとして」
梨子「え、いや、何でもないよ?」
千歌「そう?」
ダイヤ「千歌さん、もう少しで片付け、終わりますわよ?」
千歌「あ、はい!部屋の準備してきますね」
千歌は部屋の準備をするために、十千万旅館の玄関へと向かった。そこで、千歌は梨子がピアノコンクールの出場の招待が来ていることを知る
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みなさん、ヨーソロー!渡辺曜です。今は早朝で、みんなまだぐっすり眠っているんですが、私はどうも早く起きてしまって…昨日たくさん走ったから、みんなまだ起きそうにないな
「梨子ちゃーん…梨子ちゃーん」
ん?この声は千歌ちゃん?なんでこんな時間に梨子ちゃんを起こしているんだろう…
梨子「う、何?」
千歌「ちょっと、朝の散歩しない?」
千歌ちゃん、朝の散歩って…どうして梨子ちゃんと……きになるなぁ、こっそり見に行くであります!
梨子「本当に…変な人、大好きだよ」
千歌「うん」
………知らなかった、梨子ちゃん、ピアノコンクールに出場するか悩んでたんだ…でも、千歌ちゃんは知ってた。うーん、なんか変な感じだなぁ…
鞠莉「…………」
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夏の暑さ、太陽の日差しが容赦なく降り注ぐ沼津駅。サッカー部メンバーは東京へ行く梨子を見送っていた
千歌「しっかりね!」
梨子「お互いに」
ルビィ「梨子ちゃん、がんばルビィ!」
ダイヤ「東京に負けてはダメですわよ!」
曜「そろそろ時間だよ?」
鞠莉「Ciao梨子」
果南「気をつけて」
梨子は改札を通り、ホームへ向かおうとしたとき、千歌が「次は一緒にグラウンドに立とう!」と言った。梨子は「もちろん!」と返し、走っていった
ダイヤ「さあ、練習に戻りますわよ!」
ダイヤ以外のメンバーも練習に向かうために、出口に歩き出した。しかし、千歌は改札前に佇んでいた
曜「千歌ちゃん……」
次回、新展開!そして、桜内梨子、ほんのり暴走