ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです。
本格的にブラジル戦、頑張ります




第3章 140話 「ブラジル戦 "本当のサッカー"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

ガルシルドを30年という年月をかけて追い詰めた小原サエ。これでブラジル代表の選手たちは自由…と思われたが後半戦、ブラジル選手のプレーに違和感を覚えた

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

果南「どうして…?もうロニージョたちに強制する人はいないのに、」

 

花丸「それになんだか、前半より動きが悪いような気が」

 

 

妹「なんでそんな顔をするの…姉ちゃん、」

 

 

自分たちの陣内でボールを回し続けるブラジル代表。時間稼ぎをしているのは明確だった。ガルシルドがいない今、彼女たちは自分の意思で行動している。

しかしその顔からはサッカーへの楽しさは伝わってこない

 

 

にこ「がっかりよっっ!!!!」

 

ブラジル「「「!!!!」」」

 

そんなチームに、痺れを切らしたのが────────矢澤にこ

 

 

にこ「ガルシルドから解放されて、ザ・キングダムの本気のサッカーと戦えると思ってたのに…何よこれは」

 

ロニージョ「…にこ、」

 

梨子、ツバサ「「!!」」バッ

 

ロニージョ(後ろから!?)

 

ロニージョはザ・キングダムの最前線。

前に味方はいない。つまりパスは後ろへしか出せないのだが、その後ろからサニデイジャパンの選手が2人。

集中出来ていないのが明確。簡単に挟み込まれてしまったのだ

 

 

にこ「もらった!!」ズザーッ!

 

ロニージョ「!?」

 

 

A『矢澤にこ、ロニージョから簡単にボールを奪い取った!!!!』

 

 

にこ「これがサニデイジャパンのサッカーよ!!」バッ

 

 

A『ボールを奪った矢澤にこがドリブルで、ザ・キングダム陣内へと攻め込んでいく!!』

 

 

ラガルート「っっ!」

 

にこ「邪魔よっっ!!」ズババババッ!

 

にこ「【ファンタスティックキープ改】!!」

 

優秀なDF、ラガルートでさえも今のにこには敵わない。プレーに繊細さが無いに等しい状態では…

 

 

妹「サッカーは楽しい、だから笑顔になる。笑顔がいいプレーを生むって言ってたじゃん…姉ちゃん」

 

 

にこ「ルビィ!!」パス

 

ブラジル陣内の中央を走るにこ。その前方では紅き流星が走っている

 

 

ラガルート「黒澤ルビィにシュートを撃たせないで!!!!」

 

ルビィ「……」バチッ!

 

ブラジルDF「「!?」」

 

にこから出されたロングパスをルビィは足で止めようとするも、弾かれたボールは上空へ。

トラップミスに救われたブラジル。

だがあの黒澤ルビィがそんな初歩的なミスをするとは…「違う!!!!」

 

ブラジルDF「「!!」」

 

曜「ナイスだよルビィちゃん!!」グルグルグル!

 

ルビィが上空へと弾いたボール。

そこには縦回転で飛ぶ曜

 

 

バーグレ「最初からパスのつもりで…!?」

 

ルビィ「お願いします」

 

 

曜「振り切れっっ!!!!!!」

 

曜「【Xブラスト】ォォォォ!!」ドガァン!

 

両足から放たれるレーザービーム。

一直線に向かうはブラジルゴール

 

 

ファルカオ「止める…【カポエィラスナッ────ドガッッ!!!!

 

ファルカオ「きゃっ!?!?」

 

曜のシュートへの反応が遅れたため、ボールを足で挟む前に突破される

 

 

―――バシュウゥゥゥゥン!!!!

 

 

A『サニデイジャパン、後半開始早々逆転っっ!!!!王者ブラジル相手に2-1!!』

 

レヴィン『"フィールドのマーメイド"と呼ばれる選手だけのことはありますね。フィールドを自由自在に利用する…素晴らしいです』

 

 

花丸「逆転ずらーー!!」

 

果南「あの二人、すごい息のあった連携だったね…!」

 

月「曜ちゃんナイスシュートだよ!」

 

これで逆転。

日本は流れを掴み、このままの勢いで押し切るのがここからの戦いだが、穂乃果たちは違った

 

 

穂乃果「ロニージョさん、どうしたの?前半よりプレーにキレが無くなってる」

 

梨子「ガルシルドはサエさんが必ず逮捕するって約束してくれました…もうあなたたちを脅かしたり、命令する人はいないんです」

 

ロニージョ「…違うの」

 

穂乃果「…え、」

 

確かにガルシルドはブラジル代表たちの目の前で連行された。

しかし、それだけでは何も解決したことにはならない

 

 

ダイヤ「どういう意味ですの?」

 

ラガルート「私たちの家族は、ガルシルドのグループ企業から仕事を貰っていたの」

 

もし、ガルシルドが逮捕されればロニージョたちの家族は仕事を失う。

サッカーで優秀な成績を収めるにより、家族の生活を楽にしようとした。が、逆に家族を苦しめることになってしまった

 

 

ロニージョ「サッカーの自由は手に入れたのかもしれない…でも、これで本当に良かったのか」

 

ガルシルドの言うことを聞いていれば家族は…そう、考えてしまう自分がいる

 

 

にこ「あなたたちは何も分かってないわ」

 

ロニージョ「あなたに何がわかるの!?恵まれた環境で生活してきたあなたに…私たちの何が分かるっていうの!!?」

 

にこ「…家族の想いよ」

 

ロニージョ「………家族の、」

 

にこ「私にも兄弟がいるわ。1番上の私が世界大会に出ている間、チビたちは寂しい思いをしているはずよ」

 

にこ「でも、それでもチビたちは私を世界大会に送り出してくれた。なぜだかわかる?」

 

ロニージョ「………」

 

にこ「自分たちのことよりも、私がサッカーで活躍する姿を見たいからよ。兄妹のその想いがあるから、私は頑張れる」

 

きっとあなたたちの家族もそう。

にこはそう言い切った。

ロニージョに、ブラジル代表のそれぞれの選手にサッカーをさせてやりたい。活躍が見たい。だからこそ、家族は大会へと送り出したはずなのだと

 

 

妹「しっかりしろー!姉ちゃん!!」

 

ブラジル「「「!!!」」」

 

妹「私は…かっこいい姉ちゃんが見たいんだ!!!」

 

ラガルート「…!」

 

ロニージョ「ラガルートの…」

 

観客席から飛ばす声。そして想い。

確かに、にこが言った通りだった。

今テレビで自分たちの試合を見ている家族はどう思っているのだろうか。どうして、今までサッカーを続けることを許してくれたのか

 

 

ロニージョ「……私たちは勘違いしてたみたい」

 

あの日、家族が自分たちを送り出してくれたのはサッカーで輝く自分たちを見たかったから。

楽しんで欲しい。勝って欲しい。

先程まで気にしていたことが嘘のように、血が騒ぐ。希望が湧いてくる

 

 

ロニージョ「やろう!私たちザ・キングダムの本当のサッカーを!!!!」

 

ブラジル「「「おーー!!!!」」」

 

 

 

 

にこ「…私たち、余計なことしたかしら」

 

梨子「そんなことないと思います。ただ…」

 

ツバサ「ディフェンス。忙しくなるわね」

 

善子「望むところよ。どんと来なさい」

 

穂乃果「よーし!サニデイジャパンも気合い入れていくよー!!!」

 

日本「「「おーー!!!!」」」

 

 

 

 

―――

 

 

 

A『さあ、逆転されましたザ・キングダムの攻撃で試合再開です!!』

 

 

ピーーッ!!

 

 

美奈「……動き出すわね。最強が」

 

 

 

 

ロニージョ「へへっ!」

 

穂乃果「…??」

 

ボールを受け取ったロニージョ。

その顔には迷いなど一切ない。

楽しい!そんな感情が溢れだしている。今にも踊り出しそうな…いや、

 

 

ロニージョ「〜♪」

 

日本「「「!?!?」」」

 

既に、踊り始めていた

 

 

A『ロニージョ、軽快なステップで踊り出した!?』

 

 

ルビィ「…!」バッ

 

ふざけているわけではない。

それが分かったからこそ、ルビィはロニージョからいち早くボールを奪いに近づいた。

私は今楽しんでいる。もっと楽しませろ。

ロニージョからは…そんなオーラが溢れだしている

 

 

ロニージョ「これならどう♪♪」

 

ルビィ「!?」

 

にこ「あれは…!?」

 

 

A『おおっとこれは!?まるでボールが踊っているようだ!!!』

 

 

ボールが足にから離れない。

どこかへと飛んでいきそうな蹴り方をしているはずなのに、ボールが自らその場に留まろうと動いている

 

 

ルビィ(足をだせばっっ!!)バッ

 

ロニージョ「〜〜♪」

 

ルビィ「」スカッ

 

まるでボールが自ら避けるかのように

 

 

ロニージョ「!!」パス

 

ルビィ(完全に…遊ばれた!?)

 

 

レオナルド「〜〜♪♪」ポンポン!

 

お次はリフティング。

リズムに乗りながらボールを体で弾ませ、踊る

 

 

ツバサ「もらったわ!」バッ

 

レオナルド「〜〜♪」クルッ

 

ツバサ「」スカッ

 

背中、足、頭。

様々なポーズや動きと組み合わせボールを動かす。ボールは転がり続けている。

だがそこは地面では無い。人間の、体の上で

 

 

ツバサ「まさか…私が遊ばれるとはね」

 

レオナルド「〜♪」ポンポン!

 

 

A『なんと!?ザ・キングダムのプレーが明らかに変わった!!!』

 

レヴィン『前半の規律の整ったチームプレーでなく、個人技で相手のディフェンスを突破していく…これこそがザ・キングダム本来のサッカーでしょう』

 

 

レオナルド「パスよ!」パス

 

ツバサ「っっ!!」

 

ザ・キングダムのFW、ガトにボールが渡る。対するは闇の人格のままの千歌

 

 

チカ「やっとやる気になってくれたよ…」バッ

 

闇の人格ということは闇の力を随時発動しているということ。千歌の体は闇の力に耐えられるようになり、身体能力も爆発的に上昇する

 

 

ガト「―――!」バッ

 

チカ「空中かぁ…たたき落としちゃうよ♪」

 

ガト「どうかな?」

 

チカ「は──────バッバッバッ!!

 

チカ「!!!!」

 

ガト「【スーパーエラシコ】」

 

チカ(空中で高速のエラシコ…!?!?)

 

あのチカでさえ反応出来なかった"スーパーエラシコ"。

エラシコとは足先でアウトにかけた瞬間にインサイドに切り返すフェイントを意味する。

魔法のフェイントと呼ばれる高度な技だが、それを…軽く空中でやってのける

 

 

チカ「ちっ…まだまだ!!!」バッ

 

ガト「ロニージョ!」パス

 

DFの隙間をボールが刺す。

パスを受けたのはクイーンオブファンタジスタ。いつでも対応できるように穂乃果はすでに構えている。

それでも…安心することは無い、ロニージョの圧倒的な存在感

 

 

穂乃果「来い!!ロニージョさん!」

 

足で巧みにボールに回転をかけていく。

踊るロニージョに呼応するボールはまるで魂が吹き込まれたかのように自ら踊り暴れる。

 

────数え切れないほどのゴールを破ってきた王者のシュート

 

 

ロニージョ「【ストライクサンバV2】!!」ドガァン!

 

穂乃果「【ゴットハンド───────

 

──────X】っっ!!!!」ドォン!

 

炎のゴットハンドでがっちりと受け止めたボール。しかし、異変は直ぐに起きた

 

 

穂乃果「!?!?(ボールが…!!)」

 

穂乃果の手の中で暴れるボール。

受け止めても威力が落ちる気配がない。まるで生き物が暴れているかのように、跳ね除けて先へと進もうとする勢いとパワー

 

 

―――バシュウゥゥゥゥン!!!!

 

 

穂乃果「くっっ…!!」

 

 

ピピーッ!!!

 

A『ザ・キングダム、サニデイジャパンに追いついたぁぁ!!!!』

 

 

理亞「…"ストライクサンバ"が進化した、」

 

聖良「心を覆っていた霧が晴れたことで、新たな力を生み出すきっかけになったのでは…」

 

ザ・キングダムの圧倒的なサッカーに言葉を失う日本ベンチ。

相手のチームの力を引き出してしまうのは穂乃果たちらしいが、世界で一番目覚めさせてはいけない猛獣を目覚めさせたのと同じ

 

 

穂乃果「…"ゴットハンドX"が完璧に破られた。これが本当の力…」

 

大会得点女王も伊達じゃない。

強い。ものすごく強いが尚更。ロニージョのシュートを止めたい気持ちが高まっていく

 

 

ロニージョ「本気になった私たちを止めることは出来ないよガール!」

 

穂乃果「私たちだって負けない!」

 

 

ここで穂乃果の脳内に美奈の言葉が呼び起こされた。

 

美奈『この試合、穂乃果ちゃんは"ゴットハンドX"を完成させなければ勝てない』

 

穂乃果「………」

 

その理由がこれでハッキリとわかった。

あの暴れるようなシュートを止めるにはもっと強力なパワーが必要なのだと。

そのためにも"ゴットハンドX"の完成…しかし、

 

 

穂乃果「どうすれば…いいの」

 

 

 

 

 

ピーーッ!!!

 

試合は振り出しに戻った。

しかし、ブラジル代表の勢いが収まることは無い。

普通に真正面から勝負をしたのでは日本が圧倒的に不利だ。しかし、日本はその"普通"を変える力を持っている

 

 

にこ「これよ…!これが私が目指したあなたたちのサッカー!!」バッ

 

プレザ「行かせない!!」

 

矢澤にこの持てる力。

それ全てをこの試合で出し切る覚悟

 

 

にこ「―――っっ!!」ババッ!

 

プレザ「なっ!?」

 

 

A『なんという動き!!矢澤にこがザ・キングダムに対抗しパフォーマンスで翻弄します!!』

 

レヴィン『NT(ノータッチ)で高難易度のフリースタイル技を組み合わせる…"日本のファンタジスタ"も素晴らしいです』

 

 

にこ(ウォーク、レビオダ、フェアーを全部混ぜ込んだ!!これなら─────バチッ!

 

にこ「っっ!!?」

 

ボールが―――にこの足から離れていく

 

 

プレザ「ロニージョの相手してれば簡単に取れる」

 

にこ(マジ………で??)

 

 

A『しかしプレザ選手がボールをカット!!矢澤にこのテクニックが不発です!』

 

A『零れたボールを拾ったのは高海千歌!!』

 

 

チカ「しゃんとしろ!矢澤っっ!!!」

 

にこ「!!」

 

チカ「自分を超えているチームだってことは分かってんでしょ!?」

 

にこ「…分かってるわよ!」バッ

 

チカの強引なドリブルがこの試合では武器になりそうだ。にこも後に続いてブラジル陣内へと攻め込む

 

 

チカ「【ストームゾーン】!!」ゴオォォ!!

 

ボルボレタ「くっ…なんてデタラメな技!?」

 

コルジア「吹き飛ばされる!!」

 

チカ「走れ走れ!!」パス

 

コートの中心で暴れていたチカ。

自分にブラジル選手を引き寄せ、薄くなったサイドにキラーパスを放つ

 

 

ツバサ「私なら―――取れるっ!!」バッ

 

 

A『厳しいパスでしたが綺羅ツバサが追いついた!!そのままサイドから駆け上がります!!』

 

 

ラガルート「っっ!!」バッバッバッバッ!!

 

梨子「ツバサさん!後ろから来てます!!」

 

ツバサ「な────「【ローリングスライド】!!」ドガッ!

 

ツバサ「くっっ!?!?」

 

ラガルートの必殺技は回避困難。

ルビィは一度タイミングを掴んだため回避出来たが、初めて受けるツバサは対応できず、

 

 

ツバサ「油断したわ…!」

 

曜「あの必殺技の避けるのは難しいよ…」

 

 

ルビィ「…やっぱりルビィが」

 

ダイヤ「ルビィ」

 

ルビィ「お姉ちゃん…?」

 

ダイヤ「わたくしに任せてください」

 

 

 

A『さあ、ボールを奪ったラガルート選手、パスでボールを繋ぎます!!』

 

 

ラガルート「レオナルド!」パス

 

レオナルド「よし…!」

 

ブラジル選手の動きにまだ対応できない日本。このまま逆転されるのも時間の問題…そんな中で1人の少女が立ち塞がる

 

 

レオナルド「黒澤ダイヤだね…!」

 

ダイヤ「わたくしをご存知ですのね」

 

 

A『"炎のストライカー"黒澤ダイヤが挑みます!!!』

 

レヴィン『ですが、彼女はディフェンスが得意、というわけではありません。ブラジル選手相手にどう戦うか…』

 

 

ダイヤ「はああっっ!」バッ

 

リフティングを始めたレオナルドに迷わず突っ込むダイヤ。当選、簡単に躱されてしまう

 

 

ダイヤ「」スカッ

 

ダイヤ「まだまだ!」バッ

 

レオナルド「そんなんじゃ私からは奪えないよ」ポンポン

 

ダイヤにしては珍しく、ガムシャラに同じことを繰り返す。突っ込んでは躱され、足を出して躱され、ボールを追い、何度も。何度も何度も

 

 

果南「…ダイヤらしくないね」

 

花丸「……ずら?」

 

果南「どうしたの?」

 

花丸「ダイヤさん…動きが速くなってるような…」

 

 

 

花丸が感じた違和感。レオナルドも感じ取っていた

 

 

レオナルド(ボールに食らいつくようになってる…??)ポンポン

 

ダイヤ「―――!!」バッバッ

 

最初、ただ闇雲に突っ込んでいるのだと思っていた。しかしこの動き…まるで自分のダンスについてきているようだ。

ダイヤも踊っているように見える。そして少しずつ…リフティングに余裕が無くなって…焦りを見せた…時には───────

 

 

 

ダイヤ「貰いましたわ」

 

レオナルド「なっ!?」

 

ブラジル「「「!?!?!?」」」

 

 

A『な、なんと!?あのレオナルド選手からボールを奪った!!!』

 

レヴィン『黒澤ダイヤは何をしたんでしょうか…一瞬で加速したように見えましたが、』

 

 

ロニージョ「…!?」

 

ルビィ「……さすがお姉ちゃん」

 

 

幻覚なのだろうか??

黒澤ダイヤが熱を放ち始めている。

先程まで余裕で回避できたダイヤのディフェンス。それが徐々に余裕が無くなっていき、気づいた時には足からボールが消えていた

 

 

ダイヤ「踊りならば…わたくしも負けませんわよ」

 

レオナルド「踊り…?」

 

踊りは踊りでも可憐な舞。

風に溶け込み落ち葉のように揺れる、しかしその内に秘めた炎は舞えば舞うほど強くなる

 

 

ダイヤ「【ヒノカミ神楽】熱く行きますわよ」

 

 

 

ー 炎舞の快進撃が始まる ー

 

 

日本 2-2 ブラジル

 

 

 

 





2つ名の選手が増えたのでまとめてみました。
誰の2つ名が好きですか?ルビィちゃんキャンディーは当然『紅き流星』

高坂穂乃果『太陽の守護神』
高海千歌『太陽の跡目』
園田海未『武風神』
南ことり『ルーラ・オブ・スペース』
桜内梨子『旋律の指揮者』
渡辺曜『フィールドのマーメイド』
鹿角聖良『絶対零度の氷帝』
鹿角理亞『雪原の狼』
黒澤ルビィ『紅き流星』
津島善子『共鳴の堕天使』
黒澤ダイヤ『炎のストライカー』
松浦果南『海皇』
矢澤にこ『日本のファンタジスタ』
星空凛『雷虎』
綺羅ツバサ『ゴットストライカー』
優木あんじゅ『睡蓮の女神』
統堂英玲奈『皇帝』
渡辺月『月詠のストライカー』



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