ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!ルビィちゃんキャンディーです。
ドッカンバトルやスクスタ…スクフェスを楽しみながら投稿します。後半は急いで書いたので少し雑かも…
前回の、輝こうサッカーで!
チーム・ガルシルドの不気味なプレイに圧倒され、本来の力が出せずにいた前半。
しかし、後半から桜内梨子の投入により流れはサニデイジャパンへ。それぞれの選手が活躍を見せ、ルビィの提案により理亞が登場する
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月「理亞ちゃんが"ラストリゾート"か…痛ててっっ…ついにここまで来たって感じだね」
ベンチで右足の治療をうける月は、痛みに耐えながら理亞の交代を見送っていた。
ゾーンや特殊能力技を使わずにここまで戦ってきた彼女が無茶をしていた気持ちも理解できなくはない。しかし、酷く腫れた右足を見るといい選択だったとは言えないことは確か
真姫「もう…ここまで悪化させるなんて、」
月「いや〜面目ない」
だが、この月の交代はきっかけにすぎない。
フィールドの中で敵味方、1人の少女の姿を目で追う。その少女はただならぬオーラを放ち、ゆっくりと、自分のポジションへと向かう
海未「ここで理亞ですか…何か考えがありそうですね」
善子「…あの雰囲気、まさか…ね?」
理亞はセンターフォワード。凛はウイングで月の代わりに理亞のサポート&攻撃をする
理亞「やればできるじゃん。凛」
凛「でしょ!凛、頑張ったもん」
理亞「…今度は私の番ね」
理亞の余裕を醸し出すその態度。そしてそのほかのサニデイジャパンの選手たちも、自分たちのサッカーができることにより本来のパフォーマンスを取り戻しつつあった。
チーム・ガルシルドから見れば、これ以上に腹ただしいものは無い
ヘンク「何故…ラフプレーを仕掛けても潰れない??ダメージは確実に負っているはず!!」
ツバサ「ラフプレー…?あら、あれがあなたたちのラフプレーなのね」
ヘンク「…どういう意味でしょう」
ツバサ「私たちはこの試合よりももっと激しい戦いを勝ち抜いてきた。この程度でラフと言うのなら、闇の力と言っても…所詮は作り物なのね」
ヘンク「…!!黙りなさい!!」バッ
ボールを持つヘンクがツバサへ向かって走り出す。完全にツバサを狙う目をしている。
対するツバサはその場で動くことなく、動揺することも無く。
ただ横を流れ過ぎていく風のように
ツバサ「─────貰っていくわ」
ヘンク(は、速い!?!?)
曜「すごい…一瞬で!!」
英玲奈「冷静さを欠かせ、ゾーンの加速で一気に奪い去る…ツバサらしいプレーだな」
ツバサは常に冷静だ。白熱する試合の中でも、1人静かに戦況を見る。
そんな彼女の動きは思考とは真逆で加速する。鍛え上げられた筋肉と洞察力。
まるで、スローモーションの世界で最善のプレーを考え出すよう
ジャッカル「この…!調子に──スカッ
ツバサ「残念」
ジャッカル(背後から近づいたのに…!?)
ディンゴ「ここだっっ!!」ズザーッ!
ツバサがジャッカルのディフェンスを回避したのと同時に、スライディングを仕掛ける─────が
ツバサ「────!!」バッ
ディンゴ(避けられた!?)
ツバサ「理亞!!」パス
ゾーンを発動しているのもあるが、ツバサの元々のステータスはサニデイジャパンの中でもトップクラスで高い。
シュート、ドリブル、ディフェンス。そして判断力やテクニック。どれも尖った才能ではなく、バランス良く優れ、その能力をゾーンにより爆発させる。
神という2つ名は…決して間違ってはいない
理亞「―――!」
そしてボールを受け取ったのは"雪原の狼"。
その名にふさわしく、鋭い眼光でゴールを見据え、躊躇うことなく自身の力を発動させる
理亞「はああああっっっっ!!!!」
理亞「【Awaken the power】!!」ドォン!
溢れ出すオーラにより、理亞の髪は凍てつくような銀色に。目は獣のように紅く光る。
今の彼女に近づくだけでも、冷気を纏った風により全身が冷痛の悲鳴を上げる
理亞「まずは肩慣らしよ…っっ!!」バッ!
頭上に冷気と空気を集中させ、まるで竜巻のようなオーラを両足で捌いていく。
"ラストリゾート"に限りなく近い必殺技と呼ばれた─────鹿角理亞の一撃
理亞「【オーバーサイクロン】!!」ドガアァン!!
フォクス「【ビッグスパイダーV2】!!」ズン!
フォクス「!?!?」
理亞のシュートを掴んですぐ、フォクスは"オーバーサイクロン"の重みにより、一瞬だけ背中を仰け反らせた。
まるで何か巨大な…像や車がぶつかってきたかのような衝撃。"ラストリゾート"のように弾かれることは無いが…確かに、"それ"に限りなく近い重み―――オーラ―――
フォクス「ぐあぁっっ!?」
―――バシュウゥゥゥゥゥン!!!!!!
チーム・ガルシルド「「「!!!!」」」
理亞「…大したことないわね」ゴゴゴゴ
交代から数分。逆転の一撃をゴールに叩き込んだ理亞。その圧倒的なパワーは、闇に堕ちた戦士たちを黙らせるには十分すぎるほど
千歌「すごい…"オーバーサイクロン"。威力が上がってる」
梨子「イタリア戦のあとから…ずっと練習してたもんね…これなら、"あのシュート"も」
"ラストリゾート"の完成。
それは即ち、日本の切り札が新たに加わるということ。準決勝と決勝、日本の勝利にとって必要不可欠なのは確実。そのためサニデイジャパンのほとんどの選手が、理亞に期待を寄せていた。
数人を除いて
美奈「……」
サエ「…………」
サニデイジャパンが逆転し、試合も残りわずかとなった
善子「果南!シュート来る!!」
果南「───────はっ!!!」バギッ!!
前半は全く反応出来なかった高速シュート。
しかし、サニデイジャパンの中で見ても異常なまでの対応力を見せる果南は全て弾く。あまりにも反応が速すぎるため、相方選手がシュートを撃つ前から動いているように見えてしまう
聖良「まるで未来を予想しているみたいですね…」
ツバサ「………」
果南「ふぅ…!!まだまだ!!」
果南(この感覚……なんだろう、)
弾かれたこぼれ球をサニデイジャパンのDFが全て拾えるとは限らない。
しかし、例え再びチーム・ガルシルドの選手にボールが渡ったとしても、鉄壁と化した最終ラインを突破するのは困難
マンティス、クロウ
「「【ジャッジスルー3】!!」」ドガン!ドガン!
善子「…【Deep Resonance】」バッ
マンティス、クロウ「「!?」」
善子は共鳴を発動し、殺意が込められたボールへと自分から飛び込んでいく。そして次の瞬間────
──────ドガガガガッッッ!!!!
自分に向かって放たれた複数のボールを、全て蹴り返したのである
マンティス「なっ!?」ドガッ!
クロウ「そんな…!?」ドガッ!
桜内梨子、"旋律の指揮者"の仕掛けるタクティクス
梨子「必殺タクティクス…!!」
梨子「【奇門遁甲の陣】!!」
サエ「…!あの技は……」
RHプログラム…闇の力をも超える能力を持つ選手たち
チカ「【Braveheart】」
にこ「【ファンタスティックキープ改】!!」
チーム・ガルシルドは確実に―――追い詰められている
ヘンク「わ、私たちは…強化人間なのです…誰にも、負けな―――【ドロップっっ!!
ヘンク「!!!」
理亞「──アウトV4】!!」ドガァン!
ここで鹿角理亞が再び─────最終ラインを突破する。彼女本人も分かっているのだろう、あの技を…ここで、今、この場で…完成させるのだと
月「…来るね」
ルビィ「…うん」
思えば、ここまでルビィと同じ時間を過ごしたのは初めてだった
理亞「………」シュゥゥゥ…
海未「"ATP"を解除…?」
聖良「理亞………まさか!?」
理亞「はああああっっっっ!!!!」バッ!
"Awaken the power"はルビィの技だが、理亞は彼女とほとんどその時は会うことなく。自分の才能で"ATP"を完成させた。しかし、
理亞「──────っっ!!」バッ!
この技は…更にその遥か上をゆく世界。
自分の力だけでは到達出来ない。そう気づいた時には、ルビィと、毎日のように練習していた
理亞「───────ぜいっっ!!」
初めて会った時は…ただただ憎い存在。顔を見るだけでも怒りが湧いてきた。
それが今では、ルビィの顔を見ない日は無い。ルビィが…私の生活の一部に溶け込んでいる。仲がいいと言われる。が、正直よく分からない。
だが、これだけは言える
理亞「"Awaken the power"!!唸れっっ!!!!」
ルビィがいなければ、今の私はいない
理亞「【ラストリゾート】!!!!」ドガアァン!!
日本「「「!!!!!!」」」
チーム・ガルシルド「「「!!!!!!」」」
相手だけでは無い。味方も含め全員が、理亞のその一撃に目を疑い、硬直する。
その覇気、パワー。地面を抉りながらゴールへと突き進むその破壊力。間違いない。世界に届く切り札を―――鹿角理亞は―――
―――ボゴオォォォォン!!!!!!
理亞「!?!?」ゴゴゴゴ
ルビィ「!!!!」
今までの"ラストリゾート"の放つ音の中からは…聞き覚えの無い音が、空気を揺らす。
その原因を選手たちは目撃していた
穂乃果「"ラストリゾート"が…破裂した??」
ルビィ「…………失敗です」
ルビィは言葉を詰まらせながら、一言。破裂の原因を口にした。
完全に完成したと思われたシュートはボロボロと崩れ、圧力に耐えきれなくなったボールはゴール枠の外、フィールド外へと消えた
理亞「ハァ…ハァ……し、失敗……」
美奈「まだ早かったみたいね」
ルビィ「…はい」
そしてここで日本の運命を賭けた試合に終了の笛が吹かれた。結果はサニデイジャパンの勝利。
まさかの結果に、チーム・ガルシルドの選手たちはその場で呆然と立ち尽くしていた
ヘンク「ぐっ…!ハァハァ…私たちは最強の力を手にしたはずでは無かったのか…??」
ヘッジ「後半……何も出来なかった」
にこ「当然よ。私たちは自分の力で本気のサッカーをしてるの。偽物なんかに負けはしないわ」
穂乃果「あなたたちも…実力のあるサッカープレイヤーだった。強化人間とかじゃなくて、普通にサッカーがしたいよ」
果南「…まあ、これでガルシルドの手下たちもお縄だね。後は…「まだです」
ヘンクタッカーが睨む先には小原サエ。試合が終了し、油断したところをヘンクは見逃してはいなかった
ヘンク「小原サエだけでも…道連れに!!」ドガアァン!
月「サエさんっっ!!!!」
サエ「──────!」
月が叫んだ時には―――サエのすぐ目の前まで、殺意が込められたシュートが迫っていた。
ここからでは防御も、回避も出来ない。そんな時だった
─────メキッッッッッ!!!!!!!!
サエの顔の目の前で、突然人の足が現れたと思った次の瞬間。右足がボールにめり込まれ、そのまま地面へと叩き込んだ
穂乃果「あのシュート…!」
和葉「【ブレイブショット】」
穂乃果「みっちゃん…!」
ヘンク「イタリア代表キャプテン…カズハ・ミウラ!?!?」
「ハーイ♪もう逃げられないわよ」
ヘンク「!!」
鞠莉「フィールド一帯に"グラウンドスイーパー"を仕掛けたから、大人しくArrestされた方がいいわよ♪」
ダイヤ「鞠莉さん!?」
オルフェウスの選手2人、三浦和葉と小原鞠莉が突然現れた。彼女らの登場はサニデイジャパンにとって救い。
まるで最初から和葉が助けることを分かっていたかのように、サエはいつもと変わらぬ足取りでヘンクたちの元へと近づいた
サエ「悪足掻きも程々にしていた方が身のためデス。甘く見ないことね」
ヘンク「………ふふ」
サエ「……」
ここまで追い詰められても、ガルシルドの下僕たちは笑みを失っていない。まだ何か、この状況でも牙をむこうとしているのか。
そしてヘンクは、衝撃の事実を口にする
ヘンク「甘いのはあなた方です…この試合の間にあなたたちの宿舎に、爆弾を仕掛けさせてもらいました」
「「「!!!!!!!!」」」
英玲奈「ば、爆弾…正気か!?」
ヘンク「今爆発すればグラウンドにいるあなたたちもタダでは済みません!!これで…全員を道連れに…「爆弾ってこれのことかい?」
ヘンク「…え、」
男性が1人、黒い箱状の塊を片手に近づいてきた。少し渋めのその顔を見た途端、声を出しながら驚く少女が数人
凛「にゃーー!?」
千歌「え…え??」
穂乃果「ラーメン屋の大将!?!?」
大将「よっ!嬢ちゃんたち。頑張ってるみたいだな」
現れたのは千歌や穂乃果がジャパンエリアの町外れで外食に訪れたラーメン屋の大将。
そして、ガルシルド邸では手下に追われる果南たちを助けた人物でもある。
そんな大将が持つ謎の物体…
大将「あぁ。これが爆弾」
「「「えぇえぇえぇえぇ!?!?」」」
にこ「ちょっと!?ぬぁんてもの持ってきてるのよ!!!」
大将「大丈夫大丈夫。もう解除してある」
笑いながら安全を伝える大将。
だが、何故この人がこの場で爆弾を、状況を、全て知っているようなのか。
その理由はサエが教えてくれた
サエ「この人は私と同じインターポールの人間。今まで張り込み、ご苦労だったわ」
穂乃果「ら、ラーメン屋の大将が…国際警察の人…??」
大将「騙すつもりは無かったんだがな。あの場所でガルシルドの行動をずっと監視していたんだ」
大将のラーメン屋がある場所はジャパンエリアの町外れ。そして、ブラジルエリアを繋ぐ道の近くでもある。
これらの事を考えると、あの場に屋台を作り、そして大将がガルシルド邸で千歌たちを助けた理由がハッキリとする
ヘンク「全てはお見通し…ですか、」
―――
チーム・ガルシルドの選手たち、そして手下たちは警察に連行され、事件に終止符が打たれた
穂乃果「でも…なんでみっちゃんたちがここに?」
和葉「サエさんに呼ばれてね。後半の始まりぐらいから様子を伺ってたのさ」
果南「鞠莉までいるなんてね」
鞠莉「だって〜!果南たちに会いたかったんだもん♪♪」
相変わらずの鞠莉。頼れる和葉。
会話は弾み、気づけば試合の話になっていた
和葉「ふぅ、ところで理亞ちゃん」
理亞「!!」
和葉「まさか"ラストリゾート"をあそこまで仕上げていたとはね。正直、天才だよ」
理亞「…でも失敗した、私には…」
和葉「何かが足りない。だよね?」
理亞「……」
ルビィ「理亞ちゃん、」
"ラストリゾート"が途中で崩れる原因が理亞、そしてルビィでさえも分かっていなかった。形、パワーは充分ある。しかし、何かが欠けている
和葉「まぁ、ライバルにとやかく言うつもりは無いよ。でも、これだけは言っておく」
和葉「理亞ちゃんは理亞ちゃんを突き進んで」
理亞「私を…突き進む」
サエ「…次会う時は決勝デス」
美奈「いろいろ迷惑かけちゃったわね」
サエ「この一件の処理は私の役目。あなたが責任を感じる必要はありません」
真恋「…2人とも、素直になりなさいよ」
サエ「……そういえば、サニデイジャパンが発動していたタクティクス…あれは、」
美奈「私たちの"あのシュート"を甦らすの。その途中段階」
サエ「やはり…」
大将「凛ちゃん凛ちゃん!」
凛「にゃ!?大将!」
大将「鈴香さんは元気か?」
凛「鈴香……な、なんでお母さんの名前を?」
大将「昔、凛ちゃんのお母さんと曾お祖父さんには世話になってな。今度伝えてくれないかい?」
大将「飛鷹は元気にラーメン作ってるってな!」
まるで収束していくかのように、それぞれの物語に終わりが見え始めていた。
世界の頂上まで残り"2試合"。サニデイジャパンはどこまで登り、どのような景色を見るのか。
数日後のロシア戦、また新たな決戦が始まる
千歌「あれ…大将?お店は留守にして大丈夫なんですか?」
大将「あぁ、大丈夫大丈夫。優秀な店番を見つけたからな!」
―――
グツグツと沸騰する鍋の中に手際よく麺をほおりこむ
「醤油ラーメン1つ」
「は、はい!」
また1つラーメンの注文が入った。言っておくが、私は先程までは観光客だったはず…なのに、何故か今ラーメン屋の屋台で湯切りをしている。
何がどうなってこうなったか…理解が追いついていないため、今はラーメン作りに集中することにする。
なのでこの話は次回にしてくれないかな?今ちょっと忙しいから。
とりあえず名前だけ言っておくね。私の名前は七宮梅雨。観光客だった人です
後半は後で地の文とかしっかり付け加えようと思います。
次回はコラボ第2弾です。再びFFIを振り返ります。
感想お願いします(土下座