ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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学級閉鎖も終わり、忙しい日々が戻ってきました。更新ペースはこの通り、ガクンと落ちますが、なるべく早く沢山投稿できるように頑張りますのでよろしくお願いします。

今回はいろいろ詰め込んだので少し長いです



第1章 19話 「遠征特訓!」

浦の星女学院サッカー部は準決勝を突破し、決勝へと駒を進めた。決勝の相手は毎年、優勝を勝ち取っている「帝国女学院」である。浦の星は打倒帝女のため、部室でミーティングをしていた

 

 

 

ダイヤ「帝女の攻守の切り替えは恐ろしい程に速いですわ。そのスピードについていけないかぎり、わたくし達に勝利はありません」

 

鞠莉「個人プレーもなかなかね。特に要注意人物は、帝女の司令塔"鬼道有美"、エースストライカー"佐久間弥勒"、キング・オブ・ゴールキーパー"源田誠士郎"」

 

果南「誠士郎は強いよ。今の浦の星のシュート技が通用するかどうか…」

 

千歌「うう、」

 

曜「今の状況だと、かなり厳しいんじゃない?」

 

花丸「ここまで来て、負けるのはいやずら…」

 

善子「そうよ!なんか手はないの!?」

 

全員で何か手はないのか考える。しかし、練習時間が刻々と削られていき、ダイヤがイライラし始める

 

 

ダイヤ「考えていても仕方ないですわ!今から特訓して、さらに強い技を覚えればいい話ですわ!」

 

果南「そんなこと急に言われて、すぐに出来るほど簡単じゃないことは、ダイヤが1番分かってるでしょ?」

 

ダイヤ「う…」

 

鞠莉「ホント、ダイヤはお・ば・さ・ん♪」

 

ダイヤ「一文字足りないですわぁ!!」

 

千歌「いる」

 

ダイヤ、鞠莉「…へ?」

 

途中からずっと静かであった千歌が口を開く。その一言で他のメンバーが全員、千歌に注目する

 

 

果南「千歌、いるって?」

 

千歌「いるかもしれない。私達に、決勝までに必殺技とかを教えてくれる人が」

 

ダイヤ「そんな人が、いるのですか?」

 

千歌「ちょっと、電話で聞いてみますね」

 

そう言うと千歌は席を外し、電話をするために部室の外へ出ていった。すると、入れ替わるように、ルビィが走りながらパソコンを持って部室に入ってきた

 

 

ルビィ「ぴぎぃ!これを見てください!」

 

パソコンには、浦の星女学院の試合の映像が流れていた

 

 

曜「これって、大会の公式サイトの?」

 

ルビィ「はい!全国各地の試合を撮影して、大会公式サイトで見ることの出来るページです!浦の星の準決勝の試合の再生回数が!」

 

再生回数の欄を見てみると、浦の星の準決勝の再生回数が凄い勢いで伸びていた

 

 

花丸「マル達の準決勝が!?」

 

曜「凄い再生数!!」

 

ルビィ「それだけじゃなくて、コメントもたくさんついていて!」

 

『 みんな上手!』『 帝女に勝てるかも!?』

『これは、ダークホース 』『必殺技、かっこいい! 』

 

 

曜「良かった。みんな見てくれて」

 

善子「当たり前でしょ?準決勝突破したんだから」

 

ダイヤ「このまま、大会で有名になって浦女を存続させるのですわ!」

 

ルビィ「がんばルビィ!」

 

果南「これは、学校説明会も期待できそうだね」

 

花丸「説明会?」

 

鞠莉「うん。Septemberに行うことにしたの」

 

鞠莉はそう言うと、スマホを開き説明会参加希望生徒数を調べ始めた

 

ダイヤ「きっと、今回の大会で学校の名前もかなり知れ渡ったはず」

 

鞠莉「そうね。試合の閲覧数からすると……………え?」

 

「「「??」」」

 

鞠莉「ゼロ」

 

一同はありえない、という表情で鞠莉を見る。鞠莉も流石に増えているだろうと思っていたので、固まってしまっている

 

ルビィ「え?そんな…」

 

ダイヤ「嘘でしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、練習を終えた千歌、曜は果南の家のダイビングショップのテラスで、かき氷を食べながら、部室で話した事の続きを話していた

 

千歌「また0かぁ…」

 

曜「入学希望となると、別なのかなぁ…」

 

千歌「だって、あれだけ再生されているんだよ?これで生徒が全然増えないんじゃ、やっぱり優勝しかないのかなぁ…」

 

果南「仕方ないんじゃないかな?ここでサッカーをやるっていうことは、それほど大変ってこと」

 

千歌「それは、そうだけど」

 

果南「今日は予約0。東京みたいな都会のように、ほっといても人が集まるところじゃないんだよ?」

 

果南はそう言うと、空気ボンベを片付け、ウェットスーツを脱ぎ、ベンチに腰掛けた

 

千歌「でも…それを言い訳にしたらダメな気がする」

 

果南「千歌…」

 

千歌は立ち上がり、いっきにかき氷を食べ始めた

 

千歌「それがわかった上で、私達はサッカーをやってるんだもん!シャクシャク」

 

曜「千歌ちゃん、1度に全部食べると…」

 

曜が言い終わる前に、かき氷を食べ終え、千歌は船着場へと走っていく

 

千歌「1人でもう少し考えてみるー!」

 

果南「そう言えば千歌! 教えてくれるかもって人はどうなったのー?」

 

果南はテラスから身を乗り出し、千歌を立ち止まらせた

 

 

千歌「まだ連絡待ちだよー……!!?ズキン!」

 

曜「!?千歌ちゃん?」

 

果南「何?どうしたの!?」

 

千歌は、あの頭痛がここ最近、増えてきていることを感じ取っていた。だからこそ、みんなに迷惑をかける訳にはいかないと、すぐに立ち上がる

 

 

千歌「いや〜、かき氷の頭痛が今来たよ〜。キーンってする!」ズキズキ

 

果南「いや、千歌?顔が真っ青だよ?」

 

曜「そうだよ、果南ちゃんの家で休ませてもらったら?」

 

千歌「大丈夫!船がでる時間だから、私行くね!」

 

千歌はこの場から逃げ去るように、船着場へと走っていった

 

 

果南「………曜、どう思う?」

 

曜「何か隠してるよね。千歌ちゃん」

 

果南「私も同じ意見。今度、相談してみよ?」

 

曜「うん。そうしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…痛い…なんなの?この感じ」

 

 

 

 

 

 

 

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夜、千歌は自分の部屋で希望者を増やす方法を考えていた。あの後、頭痛はすぐに治まり、何事もなかったかのように家へと帰った

 

千歌「優勝か…帝女に勝つためには、やっぱり頼まないとだよね…」

 

ヴー!ヴー!ヴー!

スマホがなる。こんな時間に連絡してくるのはサッカー部のメンバーか、それかまたは

 

 

千歌「!!!!もしもし?」

 

 

 

 

 

 

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曜「東京?」

 

サッカー部メンバーはサッカー部のグループ通話で、千歌の話を聞いていた

 

 

千歌「うん!やっと連絡がついたんだ! 明日と明後日は予定が無いから、練習を見てくれるって。急だけどみんな大丈夫?」

 

果南「いいんじゃない?」

 

善子「要するに、再びあの魔都に降り立つという事ね」

 

梨子「私は、帰るのを2日伸ばせばいいけど…」

 

千歌「けど?」

 

梨子「ううん。何でもない、詳しいことが決まったら教えてね!」

 

梨子はすぐに通話を切る。一刻も早く、この宝の山を片付けなければならない

 

 

梨子「……曜ちゃんの分も選んでたら、買いすぎたわ…(悔いなし)」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

翌日 ー 東京 ー

 

 

千歌達は予定通り、東京駅に到着。待ち合わせ場所の神田明神へ行くため、山手線のホームへと向かっていた

 

 

ダイヤ「皆さん、心を落ち着かせて。負けてはなりませんわ!東京にのまれぬように!!」

 

千歌「ダイヤさん?」

 

ルビィ曰く、昔東京で迷子になったらしく、それからというもの東京を敵対視しているとか。そんな中、一人の少女がコインロッカーと格闘していた

 

 

梨子「うぐぐぐぐぐ…入らない…」グググ

 

千歌「梨子ちゃん?」

 

梨子「うわあああ!?千歌ちゃん!?…みんなも」

 

千歌「何入れてるのー?」

 

曜ならともかく、千歌や他のメンバーにこれを見られるわけにはいかない。梨子は咄嗟に誤魔化す

 

 

梨子「えぇっと…お土産とか、お土産とか…お土産と「うわ!お土産!」

 

千歌が急に近づいてきたため、お宝が床に散乱する。梨子は反射的に腹から声がでる

 

 

千歌「何?」

 

梨子「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!??」

 

梨子は咄嗟に、千歌の両目を塞ぐ、千歌は暴れるが梨子も負けていない。そんな2人を他のメンバーは見守ることしか出来なかった、

 

 

 

 

 

 

梨子「さあ!行きましょうか!」

 

曜「最初はどこに行くの?」

 

梨子は何もなかったかのように振る舞う。みんな気にしたら負けだと思ったため、どこに行くか話し始めた

 

 

鞠莉「タワー?ツリー?ヒルズ?」

 

花丸「まるは美味しい食べ物のお店へ!」

 

ダイヤ「遊びに来たんじゃありませんわ」

 

千歌「そうだよ!最初は集合場所の神社。ある人に私達の事を相談したら、2日間指導してくれるって!」

 

花丸「ある人?誰ずら?」

 

千歌「それは会ってからのお楽しみ♪ただ、教えてもらうには、うってつけの凄い人だよ!」

 

ルビィ「じゃあ…」

 

 

ダイヤ「凄い人…」

 

 

ルビィ、ダイヤ「まさかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

サッカー部一行は、神田明神へと到着した。みんなが誰だろう?と考えている中、黒澤姉妹は「まさか…まさか」とブツブツ呟いていた

 

 

鞠莉「まだ言ってるの?色紙まで持って…」

 

ダイヤ「鞠莉さん!凄い人ですよ?」

 

ルビィ「絶対にあの人だよ!」

 

花丸「誰か分かるずら?ルビィちゃん」

 

ルビィ「それはね…」

 

ダイヤ「あの人ですわ、」

 

善子「貴方達、分かってないでしょ?」

 

千歌「みんなー!神社の前にいるって!」

 

 

全員で神社へと向かう。すると、背中を向けて神社の前に立っている人を見つけた

 

 

梨子「あの人かな?」

 

善子「え?…でも、なんか…」

 

曜「あれ?あの人って…」

 

果南「?なんであの人が?」

 

千歌「おーーーい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「お母さーーん!!」

 

 

 

 

 

 

 

「千歌!来たわね♪」

 

 

 

 

「「「「え…えーーー!!!!???」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「嘘…あの人が、千歌ちゃんの」

 

善子「お母さん???」

 

なんか、凄く、違和感があるような。なんと言えばいいのか、それにしても小さい??

 

 

「どうも!私が高海千歌の母、高海美奈です!」

 

曜「美奈さん、お久しぶりです」

 

果南「最初、誰かと思いましたよ」

 

美奈「曜ちゃん、果南ちゃん久しぶりね! 」

 

曜と果南は千歌と幼馴染のため、千歌の母親とも仲が良い。全員で話したいことは沢山あるが、今回はそれが目的ではなく…

 

 

善子「じゃあ、凄い人って千歌のお母さん?」

 

千歌「うん。そうだよ! 高海美奈。名前、聞いたことない?」

 

 

善子「うーん…なんかどこかで…」

 

梨子「聞いたことがあるような…」

 

善子、梨子、花丸はこの人が何者なのか正直、よく分からなかった。他のメンバーは知っているようで、主に幼馴染。そして…

 

 

ダイヤ「善子さん!本当にご存知ないのですか!?」

 

ルビィ「嘘…本物…」

 

善子「え、貴方達も知ってるの?」

 

ダイヤ「知っているも何も」

 

ルビィ「この人は」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ、ルビィ「FFI前回大会、元日本代表監督だよ(ですわよ)!!?」

 

 

善子「え…?」

 

梨子「FFIって」

 

千歌「フットボールフロンティアインターナショナル。サッカーの世界大会だよ!」

 

花丸「その大会の…」

 

善子「日本代表監督…」

 

美奈「昔のことよ♪」

 

 

梨子、善子、花丸「ええぇぇぇ!!!!??」

ダイヤ、ルビィ「ぴぎゃああぁああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

その後、千歌達は練習場所のグラウンドへ行くために電車に乗っていた。ダイヤとルビィは美奈からサインを貰い、ご満悦な様子である

 

美奈「ホントにいいの?私なんかのサインで」

 

ダイヤ「美菜さんのサインだからこそですわ!」

 

ルビィ「家宝にしますぅ…!」

 

曜「あはは…」

 

美奈「でも、最初に聞いた時はびっくりしたわ。千歌がサッカーを始めて、しかも曜ちゃん、果南ちゃんと一緒だなんて」

 

果南「確かに、千歌がサッカーをやるなんてね」

 

曜「私は見る方がいいって、千歌ちゃん、いつも言ってたもんね」

 

千歌「うん。でも今は、サッカーをみんなとやりたいんだ!そして、もっと上手くなって、勝ちたい」

 

果南「千歌…」

 

ダイヤ「その為の特訓ですわ!皆さん、美菜さんからたくさんご指導を頂くのですよ!」

 

千歌「ん?」

 

ダイヤ「千歌さん、どうかしたのですか?」

 

千歌「今…皆さんと美奈さんをかけたんじゃ…」

 

ダイヤ「〜〜〜!!違いますわぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

電車を降り、駅から出た先には、大きな川とその川辺に作られたグラウンドがあった

 

 

ルビィ「うわー!広い!」

 

花丸「ここなら思いっきりサッカーできそうずら!」

 

ベンチに荷物を置き、グラウンドに足を踏み入れる。芝生でサッカーをするのは準決勝の試合ぶりである

 

 

ダイヤ「それでは美奈さん。2日間、よろしくお願いします!」

 

「「「よろしくお願いします!!」」」

 

 

こうして高海美奈による浦の星サッカー部強化練習がスタートした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって ーUTX高校ー

 

 

ツバサ「はあ!」バシュ!

 

ツバサのシュートがゴールに吸い込まれる。今の彼女は、静かな炎で燃えているようだった

 

 

あんじゅ「流星ブレード…」

 

英玲奈「相変わらず、強力だな」

 

ツバサ「本大会も近いし、これぐらいはやっておかないと」

 

ツバサは水を飲みながら言う。来月には、全国高校女子サッカー大会の本大会。それもあってか、グラウンドは少しピリピリしている

 

 

あんじゅ「そうね。新しいシュート技も完成したみたいだし、本大会が楽しみだわ」

 

英玲奈「ツバサの2つ目のシュート技か…」

 

ツバサ「うーん、2つ目というか、今回が初かな?オリジナル技は」

 

その言葉で、あんじゅと英玲奈はツバサを見る。初のオリジナル?じゃあ、流星ブレードは? とても気になるため聞き出す

 

 

あんじゅ「え?じゃあ、流星ブレードは?誰かの技だったの?」

 

ツバサ「正確には、ある人のシュート技を真似たの。それが、流星ブレード」

 

英玲奈「真似た…とは、一体、誰のを」

 

ツバサ「ひとつ年下だけど、才能の塊よ。今は何処にいるのか、分からないけど。あのシュートは凄い、まるで爆発。魅了されたわ」

 

ツバサ「その人の名は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー帝国女学院ー

 

ザワザワ、ザワザワ

 

弥勒「静かに!今日から新しいメンバーを紹介する」

 

有美「じゃあ自己紹介、よろしくね」

 

 

「はい!イタリアから日本に戻ってきました!」

 

 

「渡辺月です!ポジションはFW。みんな、よーろしくー♪♪」

 

 

 




高海美奈(みな)
千歌ちゃんのお母さんです。名前は本当に適当で、波を逆に読んで「みな」という…

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