ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
ちなみに5th先行、落ちました。萎えますね…
アイスを食べ終わり、午後の練習を始めようとした時に、美菜がやってきた。電車の時間もあるため、練習は終盤に差し掛かっていた
美奈「みんなごめんね?遅くなっちゃった」
千歌「大丈夫だよ。用事はすんだの?」
美奈「おかげさまでね♪」
美奈はそう言うと、千歌に大きな袋を見せる。中に何が入っているのか、千歌には人目でわかった
千歌「あ!それ、ほむまんでしょ!」
美奈「千歌は知ってたのね。これは私からのお土産!人数分あるから帰る時に持って行ってね」
ダイヤ「わざわざ人数分、ありがとうございます」
千歌「ダイヤさん!ほむまん、すっごく美味しいんですよ!」
千歌は興奮気味にダイヤに迫る。千歌がお土産でほむまんを買った時は、家にいる家族達にも大好評であった。他のメンバーもそんなに美味しいのかと、気になっていた
果南「千歌、お土産は後でね?今は練習。時間無くなるよ?」
千歌「あ、そうだった…じゃあお母さん、よろしくね!」
美奈「任せてちょうだい♪」
その後、必殺タクティクスや必殺技、戦術などを一通り練習し、気づけば帰りの電車の時間になっていた
ダイヤ「美奈さん2日間、本当にありがとうございました!」
「「「「ありがとうございました!!」」」」
全員、帰る準備を終え、美菜にお礼を言う。明後日は決勝、美奈が全員に激励の言葉をかける
美奈「ついに明後日は決勝ね! 相手は帝国女学院、とても厳しい戦いになるわ。でも、貴方達がひとつになって戦えば、勝機もある!自信を持って、頑張ってね!」
美奈と別れ、サッカー部一行は沼津駅へと向かう電車に乗る。明日は学校で練習予定とマネージャーから連絡を受けた後、みんなそのまま電車の中で寝てしまっていた
千歌「(誰か起きてないとだよね)」
千歌「…」
千歌「(今日もみんなの足を引っ張るところあったなぁ…)」
千歌「(私はリーダーだもん…私がみんなを引っ張っていかないと……私が…やらないと……)」
ー 東京 ー
美奈「あの子達の成長スピードは早い…正直、ここまでやれるとは思わなかったわ…」
美奈「あとは…」
美奈「あっちに指導者がいれば、もっと伸びる…」
美奈「惜しいわねー…」
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翌日、決勝前日 浦の星サッカー部は学校で決勝前最後の練習をしていた。全員、集中した状態を維持できている。このまま行けばもしかしたら……
ダイヤ「勝てるとか思っていません??」
善子「…なんで、私に?」
ダイヤ「善子さんがそんな顔をしていたからです」
善子「ヨハネよ!!」
ダイヤ「みなさんも、わたくし達が強くなったからといって帝女に勝てるとは限りません」
曜「相手は毎年、県予選優勝していますしね…」
ダイヤ「そのためにも、緊張感は必ず持っておくように!いいですね?」
確かにダイヤの言う通りである。少しみんな、浮かれていたかもしれない
果南「まぁ、緊張し過ぎて本番で全力が出なくなるんじゃ、元もこうもないけどね」
鞠莉「美菜さんが言ってたように、自信を持ってプレーすればいいのよ。まったく…ダイヤは堅物なんだから♪」
ダイヤ「鞠莉さん?」カチン
鞠莉「あ、やばっ…」
梨子「またやってる…」
花丸「底なしの体力ずら…」
浦の星サッカー部恒例その2 ダイヤと鞠莉の追いかけっこ。これが始まるとだいたい他のメンバーは休憩に入る
千歌「暑い…」
善子「霧とかが出る機械とか買えないの?」
梨子「統合の話が出ている学校なのに、買えるわけないでしょ?」
千歌「そう言えば、学校説明会の参加者って今どうなってるの?」
鞠莉「あ、私調べてみるわ!」ダダダダダ
ダイヤ「鞠莉さん!お待ちなさい!!」ダダダダダイヤ
果南「休憩しないと、あとから来るよー?」
鞠莉はダイヤから逃げながら器用にスマホを操作する。千歌達は鞠莉が調べ終わるのを待つ
鞠莉「今のところ…」ダダダダダダダダ
千歌「今のところ…」
鞠莉「今のところ…」ダダダダダダダダ
ダイヤ「鞠莉さん!いい加減にぃ…」ダダダダダダダダイヤ
千歌「今のところ…」ゴクリ
鞠莉「ゼローー!!」ダダダダダダダ
まさか、未だに0とは…千歌達が落胆するのも無理はない。そんなに魅力がないのか…この学校には
ダイヤ「鞠莉さん…お待ちなさいって……ゼェ…ゼェ……ゼェゼェ…」
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その後、ミーティングをして解散となり、千歌は家に帰宅。部屋で明日の準備をしていた
千歌「明日で決まる…全国への切符。廃校を阻止するのも、あの輝けるグラウンドに立てるのも」
千歌「明日は…私が点を決めて…必ず」
その時、扉をノックする音がする。入ってきたのは志満姉だった
志満「千歌ちゃん。お母さんから電話があって、明日は応援に来れないかもって…」
千歌「ううん、大丈夫。本戦では来てもらうから」
志満「勝つ気満々ね」
千歌「それぐらいの気持ちがないと、リーダーは務まらないよ」
志満「…そうね」
千歌「?どうしたの?」
志満「千歌ちゃん、今度はやめない?」
何を今更、どうせお母さんが仕組んだのだろう。答えはひとつに決まっている
千歌「うん。やめない」
決意を新たに、千歌はいつもよりも早くねむりにつくのであった
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決勝当日
県大会の決勝はスタジアムで行われる。毎年たくさんの観客、高校、サッカー関係者が会場に訪れる
千歌「え?テレビに出る??」
果南「静岡放送だけどね」
善子「嘘…でしょ…」
花丸「未来ずらー…」
決勝は県の放送局を通じて、県内に流される。浦の星にとってはこれ以上の宣伝は無い
梨子「でも、浦の星を広めるのにうってつけよね?」
鞠莉「そうよ梨子!帝女に勝利し、一気に全国デビューデース!!」
ダイヤ「気が早いですわよ…」
そうこうしてるうちにグラウンド入場時間が迫る。メンバー全員で円陣を組み、気持ちをひとつにする
千歌「みんな、思い出して。今までやってきたことを」
善子「色々あったわね」
ルビィ「うん!毎日楽しかった!」
花丸「でもやっぱり緊張するずら…」
梨子「大丈夫よ。花丸ちゃん、私達ならできるわ」
曜「ここはまだゴールじゃないしね!」
ダイヤ「そうですわ!通過点に過ぎません!」
果南「場の空気に圧倒されないようにね」
鞠莉「いつもの私達でシャイニーに行きましょ!!」
千歌「さあ行こう!私達の全力をぶつけに!!」
「浦の星ーーー!!!!!!」
「「「「サーンシャイーン!!!!!!」」」」
みんなの気持ちがひとつになる。今、全国への切符を手にする挑戦が始まる
「今日の試合、ずっと楽しみにしてたんだ♪浦の星さん」
通路の奥から集団が近づいてくる。静岡の王者、帝国女学院だ
曜「…………え?……」
果南「!?」
ダイヤ「…な!?」
鞠莉「なんで…あなたがここに?」
曜「月ちゃん…」
月「曜ちゃん久しぶり!少し前に帰国したんだー♪」
千歌「え?この人、誰?」
曜「…私の従姉妹だよ…イタリアに留学してた」
梨子「従姉妹!?」
千歌「え!?曜ちゃんの従姉妹!?」
月「渡辺 月です!みんな、よーろしくー!」
ルビィ「……お姉ちゃん?どうしたの?」
ルビィは3年生達の顔がみるみる青くなっていくことに気づいた
ダイヤ「何故…こんな時に…しかも、帝女に…?」
月「こんな時だからだよ、ダイヤさん♪」
花丸「3年生の人達は月さんを知っているずらか?」
果南「知っているも何も……」
鞠莉「月はね?」
鞠莉「かつて、静岡1のエースストライカーになると言われた選手なのよ?」
「「「……え?」」」
月「ふふっ、楽しみだなあ!君たちと試合するの。最高の試合にしようね」
次はいよいよ決勝!進化した浦の星VS王者帝国女学院です!