ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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イナイレのゲームがいよいよ出ましたね。
頃合いを見て買いたいです。




最終章29話「チームA5」

 

 

合宿最終日。

北也、そして少女らは実感していた。

厳しい特訓の末、目に見える成長を遂げられたことを。

 

サエ「どうやら、言われたことをこなせたようデスネ」

 

今回の合宿、サエがいなければここまでの成長は無かった。

それどころか、サッカーさえ出来なかった。

これまではライバルチームの監督だったのが、今では大恩人となっていた。

 

そのことを胸に留め、帰国の準備を始めた。

 

サエ「…千歌は?」

梨子「それが、まだ戻ってきてなくて」

 

数日前、爆発音と共に千歌の"闇の力"のオーラが発動されたのを最後に、音沙汰ない状況だった。

 

穂乃果「千歌ちゃんなら大丈夫だと思うけど」

サエ「時間に来なければ置いていきマス。泳いで帰って来れるでしょう」

善子「さすがに無謀すぎるでしょ!?」

曜「そういえば、北也さんもいない?」

サエ「北也は───────

 

 

 

北也「ふぅ…」

 

少女らとの合宿を無事に終え、北也は1人で海を見ていた。

内浦の海とは色も音も雰囲気も違うが、心を落ち着かせるには海が一番だ。

 

まだ戦いは終わっていないが、肩の荷がおりた気分で息を吐く。

そろそろあいつらのところに行かなければ、そう気持ちを切り替え、海に背を向けた時だった。

 

北也「…?危なっ!?」

 

ギュン!!

何かが自分の顔を掠めた。

よく見るとサッカーボールだった。

少しでも反応が遅れていたら直撃だった。

 

北也「おいおい…お前らの特訓は受け付けてないぞ」

 

ボールの飛んできた先を見ると、見覚えのあるメンバーがそこにはいた。

 

エイナム「松浦北也、お前を排除する」

 

 

 

 

 

フェイ「何?今の音?」

ワンダバ「また高海千歌の技じゃないか?」

サエ「……違う。あそこは、北也がいる場所」

 

 

 

 

北也「ハァハァ…!!こいつら、本当に人間なのか!?」

 

砂浜を全力で走る北也。

背後から何度もシュートが飛んでくる。

そのボールは地面を抉り、ヤシの木をなぎ倒している。

まるで鉄球を蹴っているようだ。

 

北也(このまま逃げてもラチがあかねぇ…!)

 

逃げるのをやめ、迫る少女らの方を向く。

既に次のシュートは放たれている。

あいつらのボールを何とか無効化してやる。

覚悟を決め、両手を大きく回し、自身の前に海水を集める。

 

北也「ライオコット島の海…力を貸してくれ!」

 

それは巨大な渦巻きとなり、巨大な手としてシュートを受け止める。

 

北也「【絶ウズマキ・ザ・ハンド】!!!」

 

鍛え抜かれた技は巨大で強力だった。

そのオーラは代表選手にも引けを取らない程った。

それでも、

 

北也「ぐあっ!?」

 

技は貫かれ、北也は遠くまで吹き飛ばされた。

なんとか急所は避けたものの、すぐには立ち上がれない。

「おわりだ」

その一言と同時に、トドメのシュートが飛んでくる。

まずい、やられる──────────

 

 

 

────ゴッドパンチXっっっ!!!」メキメキ!!

 

エイナム「なにっ!?」

北也「!!」

 

赤いイナズマが轟音と共に飛び込んできた。

 

穂乃果「でえりゃあぁぁぁ!!!」

 

バギイィィィン!!

砕けるような音を出しながらボールを吹き飛ばす。

間一髪のところで間に合ったのは、守護神だった。

 

穂乃果「北也さん大丈夫!?」

北也「あぁ、なんとかな」

 

そこへ次々と仲間が到着する。

北也を囲むように、少女らはエイナムたちと向き合った。

 

善子「北也さんの封印は絶対にさせないわよ」

クオース「早いな。少し目立ちすぎたか」

 

プロトコル・オメガの狙いは十中八九、北也の封印。

美奈と同じように、自分らの精神的支柱を削りにきている。

だが、少し違和感があった。

 

梨子「あれ?いつもより、人数が少ない?」

ルビィ「二重人格の人はいないんだね」

 

エイナム「当然だ…我らはアルファに従う5人衆」

「「「チームA5!!!」」」

 

フェイ「チームA5??」

ワンダバ「精鋭5人ということだな!」

 

ザノウ「この島で特訓してアップデートしようというのか。フッ…笑わせる」

エイナム「しかし、力をつけられた状態は面倒だ。完全にモノにする前に潰させてもらう」

 

相手はサッカーバトルを仕掛けてきた。

もちろん応じるが、こちらも条件を突きつける。

 

穂乃果「分かった。受けて立つよ。でも、私たちが勝ったら歴史を元に戻して!!」

レイザ「いいだろう。勝てたら…な」

 

 

グラウンドに移動し、試合の準備を始めた。

あちらが5人なため、5対5のミニゲーム形式の試合となる。

その間にあちらの違和感の話しは続いていた。

 

フェイ「ねぇ。たった5人で来るなんておかしいと思わない?ひょっとしたらエルドラドの命令で来たんじゃないのかも」

海未「確かに。だとしたら彼女らは何故?」

フェイ「分からない。でもチャンスだよ。オーラの特訓として、実践以上の舞台は無い」

 

 

サッカーバトル

「清真&音ノ木坂」

ルビィ、亜里沙、善子、フェイ、穂乃果

 

「チームA5」

エイナム、レイザ、クオース、ガウラ、ザノウ

 

 

ホイッスルが吹かれ、ゲームスタート。

ルビィと亜里沙を先頭に、攻撃を仕掛ける。

 

ルビィ(あの時みたいにゴーストミキシマックスは無い。なら…行け「遅いな」

ルビィ「!?」

「「「!!?」」」

 

ルビィが一瞬視線を下げたのと同時だった。

すでにボールはクオースの元へ。

そのまま減速せずに突っ込んでくる。

 

善子「なによ…前よりも速い!?」

フェイ「あちらも、パワーアップしているみたいだね」

 

善子は"Deep Resonance"。

フェイは"古代の鞭"で立ち塞がる。

それをも───────

 

クオース「【オフェンスコマンドK01"オーバードライブ"】!!」

善子、フェイ「「!?」」

 

─────強引に突破される。

 

クオース「くらえ!!」ドガァン!!

 

ただのシュート…なのだが、威力がおかしい。

穂乃果は炎の腕で飛び出した。

 

穂乃果「【ゴッドハンドX】!!」

 

灼熱の手はシュートを受け止める。

無事に失点は防いだが、穂乃果はその威力に驚いていた。

 

穂乃果(重い…まるで必殺技みたいだった…)

 

まだ手が震えている。

どうしてそんなパワーがあるのかと、シュートを放った選手を見る。

すると、答えがわかった。

 

穂乃果「あ、あれは…」

 

クオースの背中から巨人のようなものが飛び出していた。

あれは間違いない。

アルファやベータが発動していたものと同じ、"化身"だ。

 

ワンダバ「化身が使えるようになったのか!?気をつけろ!奴らは以前よりも強いぞ!」

 

ボールを受け取った善子は、化身を発動しているクオースを避けながらボールを運ぶ。

ルビィたちならこのパスに届くはず。

そう期待し、シュート性のパスを縦に出す。

 

ルビィ「届く!!【スプリントワープGX】」ギュン!!

 

超スピードの勢いのまま、ボールの軌道を変える。

その先では既に亜里沙が構えていた。

 

亜里沙「【カミウツシ────────

 

メキッッッッ!!!

 

──────ブレイブショット】!!!」

亜里沙「これならどう!?」

 

高坂穂乃果と三浦和葉の大技が炸裂した。

ダイレクトで放ったオーバーヘッドは、まるで隕石のような凄まじい勢いでゴールに迫る。

前回、亜里沙は1点も決められず、悔しい結果で終わった。

今度こそ、そのゴールをこじ開ける。

 

だが、プロトコル・オメガのゴールは、

 

ザノウ「そんなシュートでは──────

───────破れん!!!」

 

こじ開けるには、硬すぎた。

 

ザノウ「【キーパーコマンドK03"ガーディアンシールド"】!!!」

 

亜里沙「そんな!?」

「「「!!!」」」

 

ことり「GKも化身を…!?」

海未「1人でも苦戦したものを…」

 

巨大なシールドにより弾かれたシュートを拾ったのはエイナム。

ただ無闇に5人で乗り込んできた訳では無いと、これでよく分かった。

 

エイナム「…お前たちとの戦いによって、我らのリーダーは去った。その怒りを知るがいい!!」

 

飛び出すエイナム。

その目は、恐ろしい程に、ギラギラに輝いていた。

 

そう、覚醒の光だった。

 

 





感想よろしくお願いします。

どっちの方が読みやすいですか?

  • 千歌「サッカーやろうぜ!」
  • 「サッカーやろうぜ!」(名前を入れない)
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