ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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そういえば…まだ千歌ちゃんたち全然ボールに触ってない…


第1章 2話 「生徒会長、幼馴染、そして…」

 

「貴方ですの?このチラシを配っていたのは?」

 

2人の背後に黒髪で前髪を揃えた女子生徒が立っていた。

 

「いつ何時サッカー部が浦の星に復活したと?」

 

「サッカー部はもう廃部したのですよ?」

 

千歌「あなたも1年生?」

 

曜の顔が引きつった 不味いこれはホントに不味いと

 

曜「千歌ちゃん、違うよ…あの人は新入生じゃなくて3年生。しかも…ヒソヒソ」

 

曜は目の前にいる3年生の先輩に聞こえないようにヒソヒソと千歌にこの人は誰なのかということを伝えた

流石に千歌も理解したようで自分のやらかしに気づいた

 

千歌「嘘……生徒会長?」

 

生徒会長は不敵な笑みをうかべた

 

あっ…これ生徒会室行き?まさかね?

 

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―――

 

 

放課後、内浦湾に浮かぶ淡島と内浦を結ぶ小型の定期船。その中には千歌と曜の2人しか乗っていなかった。

 

千歌「あぁ…失敗しちゃったなぁ。でもどうしてサッカー部復活は駄目ーなんて言うんだろう…」

 

曜「…………嫌い…みたい。クラスの子がこの前、復活させたいって言いに行った時も断られたって…」

 

千歌「えーー!?曜ちゃん知ってたの!?」

 

曜「ごめん!!」

 

千歌「先に言ってよ〜〜」

 

曜「だって…千歌ちゃん夢中だったし、」

 

曜「とにかく、1度廃部になった部活に情けをかけるほど甘くないっぽいね…」

 

千歌「うぅ…」

 

千歌はうなだれながら夕焼け空を眺めた。船はまもなく淡島に到着する。

―――

 

千歌「着いた!」

 

千歌は元気よく船から降りると、そのままダイビングショップに向かった。そこにいるのは、ダイビングスーツを着たポニーテールの大人っぽい女性、松浦果南だった

 

果南「遅かったね。今日は入学式だけでしょ?」

 

曜「うん、それがいろいろと…」

 

千歌「はい!回覧板とお母さんから!」

 

千歌は回覧板とお母さんから預かった差し入れの袋をデッキにいる果南に渡した

 

果南「どうせまたみかんでしょ?」

 

千歌「文句ならお母さんに言ってよ!」

 

千歌は怒ったように果南に訴えるが果南は微笑んでダイビングの片付けに戻った。

千歌たちはデッキにあるパラソルの下にあるイスに座り、片付けが終わるのを待っていた

 

果南「よっと……」

 

曜「それで、果南ちゃんは新学期から学校これそう?」

 

果南「うーん、まだ家の手伝いが結構あってね、父さんの骨折ももう少しかかりそうかな」

 

千歌「そっか…果南ちゃんも誘いたかったなあ…」

 

果南「ん?誘う?」

 

千歌「うん!私ねサッカー部、復活させるんだ!」

 

「キュ……」酸素ボンベを閉めていた果南の手が"サッカー"その単語により一瞬止まった

 

果南「……ふーん。まぁでも、私は千歌たちと違って3年生だしね。」

 

千歌「うーん…果南ちゃん確か、小学生と中学生の時にサッカーやってたよね?」

 

果南「まあ、一応やってたよ?」

 

千歌「だから、サッカー部復活させたら、果南ちゃんは絶対に誘う!って思ってたんだけど…うぐっ!?」

 

果南「はい、お返し!サッカーはちょっと厳しいかな?」

 

千歌「えー?また干物??」

 

果南は千歌の口にお返しの干物を押し付けた。

 

果南「文句ならお母さんに言ってよ!まあ、そういう訳で、もうちょっと休学続くから学校で何かあったら教えて。」

 

千歌「あ…うん。」

 

バババババババ

 

曜「ん?」千歌「なんだろう?」

 

帰ろうとした時に淡島にヘリコプターの、空気を切る音が響いた

 

果南「……小原家でしょ。」

 

果南はそう言うと、ピンク色のヘリをじっと見つめていた。その時、果南は怒っているような、悲しんでいるようなそんな顔をしていた

 

 

 

 

 

 

「2年ぶーりですか…」

 

 

 

 

 

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―――

 

千歌はバスから降り、1人、十千万前のバス停から十千万へ歩き出した

 

千歌「はぁ、どうにかしなくちゃなぁ…」

 

千歌はため息をつきながら自分のチラシを見ていると

 

他校の制服を着たワインレッド色の髪の少女が船着場の浅橋に立っているのを見つけた 次の瞬間

 

千歌「ん?…へ?」

 

その場で制服を脱ぎ捨てる少女を見て、千歌は足を止める

 

千歌「うそ…まだ4月だよ???」

 

スクール水着になった少女は海へ走り出す。まずい。そう思った頃には千歌は少女を止めていた

 

千歌「待って!死ぬから!!死んじゃうから!!!」

 

「離して!!行かなくちゃいけないの!!」

 

千歌の努力も虚しく2人の体は海の上へ、宙へ浮いた

 

千歌「へ?」

 

「わあああぁぁぁ!!!!!」

 

2人がいた場所に大きな水柱があがった

 

 

 

 

 

 

 

 

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