ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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みなさんどうも!花粉で喉を潰されたルビィちゃんキャンディーです!

今回はとある高校の試合です。サブタイトルで察せると思います







第2章 19話 「圧倒的 王者の試合」

 

 

 

 

 

聖堂山高校との激戦を勝ち抜いた浦の星女学院は、記者のインタビューを受けていた。特にインタビューが殺到したのは、ハットトリックを決めた善子と、5点目を決めた曜であった

 

 

記者「聖堂山高校にハットトリックを決めた感想は!!」

 

記者「新技 コワレヤスキの詳細を!!」

 

記者「渡辺選手!あの高速移動、どうやって!?」

 

記者「最後のシュートは元々撃つつもりだったのですか!?」

 

 

善子「あわわわわわ????」

 

曜「はい!その時はですねー、ーー。」

 

 

 

梨子「混乱してるわね、善子ちゃん…」

 

花丸「善子ちゃん、ついに全国デビューずらね」

 

ほかのメンバーは善子をただただ見守るしかなかった…そんな中、観客席へと続く通路から月がこちらへ歩いてきていた

 

 

月「おーい!みんなー」

 

千歌「あ!月ちゃん!」

 

月「ヨーソロー♪準決勝進出おめでとう!凄かったよさっきの試合!」

 

千歌「いや〜それほどでも…」

 

果南「月は試合を見に?それとも応援?」

 

月「どっちもだよ♪君たちのプレーにはとても興味があるし、惹きつけられる!見てて飽きないよ」

 

 

その後、月と浦の星のメンバーは会場の外へ、どうやら浦の星には行きたいところがあるようで……

 

 

月「試合?」

 

ダイヤ「そうですわ!こんなチャンス、もう二度と来ませんわ!」

 

ルビィ「試合会場は隣の第3スタジアム!まもなく始まりますから急いでください!!」

 

善子「どうしてあの姉妹はあんなに元気なの??」ゲッソリ

 

花丸「なんでも…憧れの選手がいる高校の試合だとかなんとか…」オツカレズラ

 

 

黒澤姉妹はスプリントワープのごとく、高速で試合会場へ、それもそのはず。今から試合をする高校は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツバサ「常勝。行くわよ」

 

英玲奈「相手を見くびるなよ?ツバサ」

 

あんじゅ「はぁ…早く決勝に行きたいわぁ…」

 

 

 

 

 

前回大会優勝、連続優勝記録を持つ超強豪高校、UTX高校の試合が始まる

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ー 第3スタジアム ー

 

 

 

月「そっか。今まで浦の星とUTXの試合時間が同じだったから、試合、見れなかったんだね」

 

ダイヤ「そうですわ!UTX高校の試合が見れるのはこの試合だけです!あとは、決勝戦で戦うのみですわ!」

 

梨子「あのー…私達、まだ準決勝が残っているんですが…」

 

 

現在、浦の星がいるBブロックには3校が残っている。明日、2校が試合をして、勝った方の高校が準決勝で浦の星と戦うことになる

 

 

曜「準決勝、多分、勝ち上がってくるよね…」

 

千歌「聖良さん達…」

 

 

北海道代表の函館聖泉女子高等学院、鉄壁の防御と圧倒的な決定力で勝ち上がってきていた。優勝候補として今、大注目の高校である

 

 

ダイヤ「圧倒的な決定力??」

 

鞠莉「ダイヤ、どうかしたの?」

 

ダイヤ「確かに函館聖泉女子高等学院は鉄壁の守りで有名な高校ですが…攻撃力はあまり目立たない高校だったはずです…」

 

果南「え?ならなんでそんな情報が…」

 

 

むつ「今年からです」

 

ダイヤ「むつさん…今年からとは?」

 

 

むつがダイヤ達の疑問に答える

 

 

むつ「今年から函館聖泉は攻撃でも目立つようになりました。理由は…」

 

 

 

 

むつ「函館聖泉1年、鹿角理亞が加わったからです」

 

 

 

 

 

 

 

『ゴール!!!! 鹿角理亞!この試合でもハットトリック達成!雪原の狼を止められるものはいないのかー!?』

 

 

聖良『理亜、今日も絶好調ですね』

 

理亜『…フン……相手が弱いだけ…』

 

 

理亜『……』

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「今までの試合全てで、大量得点!?」

 

むつ「はい、鹿角理亞の攻撃力は凄まじく、ゴールを喰らうようなプレーから『雪原の狼』という異名をもっています」

 

善子「雪原の狼…(かっこいい)」

 

月「うーん…私も函館聖泉の試合は見てきたけど…確かに鋭さがあって強そうだった」

 

花丸「そう言えば、理亞さん…ホテルでルビィちゃんを叩き潰すって…」

 

善子「あぁ、そんなこと言ってたわね。ルビィ、あんたなんかしたんじゃない?」

 

ルビィ「……」

 

花丸「…ルビィちゃん?」

 

ダイヤ「善子さん!ルビィがそんな人様の怒りを買うような事をするわけないでしょ!?」

 

 

花丸は最近ルビィの様子がおかしいと感じていたため。声をかけようとしたのだが、ダイヤと善子によって邪魔されてしまった

 

 

善子「ちょ、だから、ヨハネだってばー!!」

 

 

『わあぁぁ!!!!!!』

 

 

善子、ダイヤ「ん??」

 

 

会場全体から歓声が上がる。よく見るともう少しで試合開始となっていた

 

 

鞠莉「ダイヤ、ヨハネ?試合始まるわよ?」

 

ダイヤ「ついに始まりますわね!」ワクワク

 

善子「だから、私は善子よ!!…ん?」

 

 

 

 

 

 

ピーーーーーー!!!!!!

 

 

 

試合開始の笛がなり、UTXボールでキックオフ。センターフォワードのツバサは、ボランチの英玲奈にパスを出し、試合の流れを作る

 

 

英玲奈「上がれ!ツバサ」

 

ツバサ「もちろんよ!」

 

 

Aブロック、UTX高校の準々決勝の相手は全国本戦常連校、木戸川清修。華麗な戦術で勝利することで有名な高校である

 

 

 

 

曜「凄い!木戸川清修のユニフォームを生で見れるなんて!!」

 

 

曜の制服&ユニフォーム好きの血が騒ぐ。曜は目をキラキラと輝かせながら試合を観戦する

 

 

ダイヤ「曜さん、はしたないですわよ?」キラキラ

 

鞠莉「…ダイヤの目もシャイニーしているのは気のせい??」

 

 

 

 

その間にUTXは木戸川ゴールへと近づいていた

 

 

英玲奈「そこだ!」パス

 

ツバサ「ナイスパスよ!」

 

 

英玲奈のシュートのような鋭いパスが、ツバサに渡る。ペナルティエリア外だが、ツバサには十分な射程距離である

 

 

ツバサ「さあ!食らいなさい!」

 

ツバサ「ー 流星ブレード ー!!」ドガァン!

 

 

 

ダイヤ、ルビィ「来たあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

善子「うわ!?テンションおかしいわよ!?」

 

ダイヤ「まるで流れ星のようなシュートが木戸川ゴールに迫る!!」

 

ルビィ「木戸川キーパー、硬山は止めることが出来るのか!?」

 

善子「ちょっと…実況し始めたわよ??」

 

 

 

 

硬山「綺羅ツバサ!あなたのシュートは私には通用しない!」

 

 

硬山は両手で巨大な円状のノコギリを作り出す。見るからにも切れ味がよさそうである

 

 

硬山「ー サンドカッター ー!」ズバァン!

 

ツバサ「あ、斬られた」

 

英玲奈「…なかなかやるな」

 

 

 

千歌「え!?あの流星ブレードを…斬った」

 

鞠莉「流石に準々決勝まで来ると、とんでもない選手ばかりね…」

 

 

 

硬山「さあ、行け!木戸川清修!今こそ私達の力を見せる時だ!!」

 

「「「はい!!!!!!!」」」

 

 

ツバサ「なにか仕掛けてくるわよ」

 

あんじゅ「ふあぁ〜…」アクビ

 

 

「「「ー ゴッドトライアングル ー!!」」」

 

英玲奈「!!」

 

 

木戸川の選手が前方に1人、後方に2人で並んで走り始める。UTXの選手がボールを取りに行くと、前方の選手が後方のどちらかにバックパス。するとボールをもらった選手の後ろに新たに2人の選手がつき、まるで無限に形成するトライアングルのようになる

 

 

 

よしみ「必殺タクティクス!」

 

いつき「凄い連携…」

 

果南「UTXの選手を次々と交わしていくね」

 

 

 

一人、また一人とUTX選手を交わしていく木戸川清修。残るはセンターバックのあんじゅだけとなった

 

 

英玲奈「あんじゅ!来るぞ!」

 

あんじゅ「分かってまーす」

 

 

あんじゅがディフェンスに入る。しかし木戸川清修はそのまま突破を試みる

 

 

貴志部「無駄だ!私達からボールを奪うのは不可能だ!」

 

あんじゅ「!!速いわね」

 

 

キャプテン、貴志部を中心とした連携でUTX最後の砦、あんじゅを交わす

 

 

 

ダイヤ「あんじゅさんも突破されましたわ!?」

 

ルビィ「このままじゃ決められちゃうよ!?」

 

梨子「……」

 

月「…梨子ちゃん?」

 

 

月は梨子が難しい顔をしていたので声をかける。すると梨子はため息混じりに一言

 

 

 

梨子「相変わらずですね…あんじゅさん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんじゅ「ー ジャッジメント・レイ ー」パチン!

 

 

あんじゅが指を鳴らす。するとあんじゅの上空に不気味な紋章が複数出現。そこから放たれるのはーーー

 

 

あんじゅ「逃がさないわよ♪♪」パチン!

 

 

ビュン!ビュン!ビュン!ビュン!

ドガァン!ドガァン!ドガァン!

 

 

貴志部「うわあ!!?」

 

 

 

レーザービームの雨。まるで戦場であった

 

 

 

 

 

善子「えぇ……めちゃくちゃ…」

 

花丸「鞠莉さんもあんじゅさんも…野蛮ずらね…」

 

鞠莉「え?私?」キョトン

 

 

 

 

レーザーの雨が止む頃には、必殺タクティクスを仕掛けていた木戸川清修の選手全員が吹き飛ばされていた

 

 

河宮「必殺タクティクスが…ディフェンス技で潰されるなんて…」

 

跳決「めっちゃくちゃすぎる…」

 

あんじゅ「あらあら…ちょっとやり過ぎちゃったかしら♪」

 

 

 

UTXは予選からこの試合まで、無失点で勝ち抜いている。それはキーパーが優秀だからではない。もちろんキーパーも全国レベルなのだが……

 

 

 

あんじゅ「私には刺激が足りなすぎるのよ」

 

 

 

 

あんじゅのディフェンスにより、相手のチームがシュートまで行けないのである

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

ー 第3スタジアム前 ー

 

 

 

海未「…遅いですね」

 

 

海未はスタジアムの入口前で待ち合わせをしているのだが…試合が始まっても、一向に待ち合わせている少女がくる気配がない

 

 

海未「どこで油を売っているのですか全く…」

 

「お〜い!海未ちゃん!!」

 

海未「……大遅刻ですが?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「穂乃果」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ごめん、ごめん!店番からなかなか抜け出せなくって…怒ってる?」

 

海未「当たり前です!約束した時間を守るのはとうぜんでしょう!?」

 

穂乃果「うぅ…ごめんなさい」

 

海未「はぁ…全く、ひとまず試合が始まっているので話は後で。あなたに合わせたい人もいますし」

 

穂乃果「え?誰?」

 

海未「月詠のストライカー 渡辺月です」

 

穂乃果「月ちゃん!え!?日本に帰ってきてたの!?」

 

海未「私も少し前に知りました。おそらく、呼ばれたのでしょう…」

 

穂乃果「呼ばれた…?ああ〜あれね!確かに月ちゃんなら戻ってくるね」

 

海未「歩きながら話しましょう。試合、終わってしまいます」

 

穂乃果「は〜い」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

千歌「そう言えば梨子ちゃん、元々UTXのサッカー部員だったよね」

 

梨子「うん。レギュラーメンバーには到底及ばなかったけどね…」

 

鞠莉「ふむふむ…なるほど…決勝で戦うであろうUTX高校の情報源としては、もってこいね」

 

むつ「梨子ちゃん!あとで詳しく!!」

 

梨子「あはは……」

 

月「(決勝戦ね…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

英玲奈「ツバサ!流星ブレードは対策されているぞ」

 

ツバサ「そうね。なら、あの技を使う時かしら」

 

英玲奈「あぁ、だがその前に」

 

 

英玲奈やツバサの前には、木戸川清修のDFが立ち塞がっていた

 

 

大磯川「ここから先は行かせません」

 

石川「木戸川清修の名にかけて、あなた達を倒します」

 

ツバサ「ふぅん…言ってくれるじゃない。英玲奈」

 

 

英玲奈「あぁ、だがな…」

 

 

 

 

英玲奈「寝言は寝て言えだ」

 

 

 

 

 

 

 

梨子「あれは!!?」

 

千歌「梨子ちゃん、どうしたの!?」

 

 

梨子が席から急に立ち上がる。英玲奈が何かしようとしているのだろうか、梨子はそのまま続ける

 

 

梨子「来るわ…英玲奈さんが…皇帝が動き出すわ…」

 

 

 

 

 

 

英玲奈「ー エンペラーフィールド ー」

 

 

 

英玲奈は必殺技、「エンペラーフィールド」を発動する。これより、グラウンドは英玲奈の手の中、UTXの選手は英玲奈の駒として忠実に、そして迅速に行動する

 

 

 

大磯川「なんだ!?UTXの選手が…」

 

貴志部「英玲奈を中心に動き始めた!?」

 

 

 

 

英玲奈「行くぞ」

 

 

 

 

 

英玲奈「ー グリッドオメガ Phase1 ー!!」

 

 

 

千歌「うわ!?」

 

果南「なに…あれ…風?」

 

 

UTXの選手が英玲奈の合図と同時に木戸川清修のDFの間を駆け抜ける。すると赤い突風が巻き起こり、木戸川の選手達を飲み込む

 

 

湖沼「う…!?」

 

和泉「うわ!?」

 

 

 

 

英玲奈「Phase2」

 

 

英玲奈の合図と同時に、赤い突風が渦を巻き、竜巻を作り始める。木戸川の選手達は全員、竜巻の餌食になる

 

 

 

大磯川「な、なんだあぁぁ!?」

 

滝「これは…タクティクス、なのか…?」

 

 

 

 

英玲奈「Phase3」

 

 

赤い竜巻は徐々に高さを増し、途中で消滅。空中に飛ばされた木戸川の選手達は地面に叩きつけれる

 

 

 

大磯川「ぐあ!?」ドサッ

 

石川「痛い!?」ドサッ

 

貴志部「うっ!?」ドサッ

 

滝「うわ!?」ドサッ

 

 

 

 

 

善子「なによ…これ…」

 

鞠莉「キーパー以外、立っていないじゃない…」

 

 

 

 

英玲奈が動き出すと、立っている敵はいなくなる。このことから英玲奈は「皇帝」と呼ばれるようになった

 

 

英玲奈「邪魔するものはいなくなったぞ。ツバサ」

 

ツバサ「そうね。じゃあ、早速」

 

 

ツバサ「私の新技、受け取ってもらおうかしら」

 

 

 

UTX高校エースストライカー 綺羅ツバサは、この試合後より「ゴッドストライカー」と呼ばれるようになる

 

 

 




神のタクトとエンペラーフィールドはちょっと違います。神のタクトは「道を示す」、エンペラーフィールドは「味方を操る」という感じです

次回はツバサさんの新技が登場します!


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