ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

61 / 284
ついに決勝戦です。今回からサブタイトルを+‪αしました。だいたい察せるようなタイトルなので、誰のことなのか考えてみてください!





第2章 33話 「音ノ木坂戦 "青の弓、しなり、光を放つ"」

 

 

 

千歌は理亜と会った後にルビィに詳しい話を聞いた。しかし、ルビィの様子はいつもと変わらず、これといって気になるところはなかった

 

 

千歌「…今のままじゃ勝てない、か…」

 

 

理亜が去り際にそう言った。ルビィと喧嘩したわけではなさそうだったが、何か意味があるはず

 

 

千歌「ルビィちゃんを助けるって…」

 

 

ルビィちゃんの問題って、解決したんだよね?

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ー 翌日 決勝 ー

 

 

 

『いよいよ決勝戦となった、全国高校女子サッカー大会、どちらのチームに栄冠は輝くのかーー!!!!?』

 

 

決勝戦の会場はアキバスタジアム。国際試合も行われるこのスタジアムは、規模が今までとはレベルが違う。浦の星マネージャーは入場解放されてすぐに、観客席の下見に行っていた

 

 

むつ「やっぱすごいね〜」

 

よしみ「本当にここでやるの?」

 

いつき「声援聞こえるかな…」

 

むつ「聞こえるよ!そのくらい大きな声で、みんなには応援してもらわないと!」

 

 

美渡「そうだよ!」

 

 

いつき「!!美渡さん!」

 

 

むつ達のあとに続いて、千歌の姉、美渡と志満が来てくれた。美渡によるとまだまだ来るらしくて…

 

 

いつき「……何人…いるんですか?」

 

 

いつき達は会場の外の駐車場まで行き、人数把握をしようとしたのだが…

 

 

よしみ「な、なんじゃこりゃ…」

 

 

規模が違うのは会場だけではないようだ。指揮を執るのは果南のお母さん、その後ろにはーーー

 

 

果南ママ「はーい!皆さん!宇宙一の応援の準備はバッチリですかー!!?」

 

 

内浦一行「「「おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」」」

 

 

駐車場一面 内浦一行のバス。浦の星女学院サッカー部の大一番に、内浦、そして沼津から大応援団が駆けつけたのである

 

 

美渡「浦の星だけじゃない!」

 

志満「私達も頑張って応援するんだから!」

 

 

後にこの浦の星大応援団が、全国から注目を浴びることになるとは、今は誰も知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月「あれ?今日帰るんじゃなかったの?」

 

「決勝を見ないで帰るのは…ね?」

 

月「確かにね」

 

 

 

「隣、いいだろうか」

 

 

月「!!おやおや、こんなところでまた会うなんてね」

 

英玲奈「久しぶりだな。月」

 

あんじゅ「お久〜」

 

「"皇帝"統堂英玲奈と"睡蓮の女神"優木あんじゅ…」

 

月「強かったでしょ。音ノ木坂学院」

 

英玲奈「あぁ、私達の力が全く通用しなかった」

 

あんじゅ「悔しいけど、また見てみたくなるのよね。音ノ木坂の試合を」

 

月「ゴットストライカーさんは?」

 

英玲奈「用事で途中からくる。後半までには間に合うようだ」

 

あんじゅ「ゴッストさんは多忙だからね〜」

 

月「その略し方はなんか不味いような…」

 

「!!来たわよ」

 

 

 

 

会場から歓声が上がる。選手入場。今、全国が注目する日本一を決める戦いが始まる

 

 

 

『さあ!選手が入場してきました!ここまで並み居る強豪校との激戦を勝ち上がってきた両チーム、どちらも日本のサッカー界に衝撃を与えたと言っても過言ではありません!!』

 

 

 

千歌「お母さん!!!!?」

 

浦の星「「「美奈さん!!!!?」」」

 

 

美奈「あ!千歌達、今日はよろしくね」

 

千歌「な、ななな、なんでお母さんが音ノ木坂のベンチにいるの!?」

 

美奈「え?だって私、音ノ木坂サッカー部の監督だし……言ってなかったっけ?」

 

千歌「」

 

善子「これは絶句ね」

 

果南「こんなことがあるの?」

 

 

開いた口が塞がらず、固まっている千歌の元に、穂乃果が駆け寄る

 

 

穂乃果「千歌ちゃん!いい試合にしようね!」

 

千歌「ふぇ!?穂乃果さん、よろしくお願いします」

 

 

千歌は穂乃果の後ろを見る。そこには音ノ木坂学院サッカー部のメンバーが試合の準備をしていた

 

 

千歌「強そう…」

 

穂乃果「私も同じこと考えてた!千歌ちゃん達、強そう!って」

 

 

善子「千歌ー!最後、集まってだって」

 

 

善子が千歌を呼んでいたため、千歌は浦の星ベンチへと向かおうとした。すると善子の背後に、見た事のある影が……

 

 

 

 

ことり「ヨハネちゃん♪♪」

 

善子「うえぁ!!??ことりさん、いつの間に……」

 

ことり「さっき来たんだよ〜、ヨハネちゃん、お互い頑張ろうね♪♪」

 

善子「は、はい……」

 

千歌「あっはは…」

 

 

気を取り直して、ベンチへと向かう。すると後ろから穂乃果が

 

 

穂乃果「千歌ちゃん、ここからは本気の試合だよ」

 

千歌「!!」

 

 

雰囲気が変わった。あの時と同じ、そう。チカちゃんのシュートを止めた時と同じ目をしていた

 

 

穂乃果「私達は負けないよ。全力で勝ちに行く」

 

千歌「私達だって負けません」

 

 

 

両キャプテンはそれぞれのベンチへと別れて行った

 

 

 

 

 

 

北也「いや〜ついに決勝だな!」

 

善子「ってかリトルデーモン、音ノ木坂学院の監督が美奈さんだってこと、知ってたでしょ?」

 

北也「あぁ、知ってた」

 

善子「なんで言わなかったのよ!!」

 

北也「驚かせたいから言うなって、口止めされてた」

 

曜「美奈さんなら言いそうだね…」

 

 

 

 

 

美奈「ポジションはいつものね」

 

凛「海未ちゃん!どっちがたくさん決めるか勝負にゃ!」

 

海未「いいですね。しかし、今回はそう簡単に決められるでしょうか…」

 

絵里「あら、珍しい。海未が弱気なんて、なら私もその勝負、参加しちゃおうかしら」

 

海未「弱気ではありません!少し警戒しているだけです」

 

 

穂乃果「おーい、みんなー!円陣組むよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「行くよ!浦の星ーーーー!!!!」

 

穂乃果「音ノ木坂!!!!」

 

 

「「「サーンシャイーン!!!!!!」」」

「「「ミュージックー…スタート!!!!!」」」

 

 

 

 

 

センターフォワード 黒澤ルビィ

セカンドトップ 黒澤ダイヤ

トップ下 高海千歌☆

右サイドハーフ 津島善子

左サイドハーフ 渡辺曜

ボランチ 桜内梨子

センターバック 国木田花丸

センターバック 小原鞠莉

キーパー 松浦果南

 

2-4-2

 

 

 

 

 

 

センターフォワード 園田海未

センターフォワード 星空凛

トップ下 絢瀬絵里

センターハーフ 西木野真姫

センターハーフ 矢澤にこ

右サイドバック 南ことり

左サイドバック 小泉花陽

センターバック 東條希

キーパー 高坂穂乃果☆

 

3-3-2

 

 

 

 

 

 

 

 

『さあ!ついにキックオフの時間となりました!!前半は音ノ木坂ボールからです!』

 

 

穂乃果「海未ちゃん、凛ちゃんお願いねーー!!」

 

海未「任せてください」

 

凛「最初からかっ飛ばすにゃ!」

 

 

ダイヤ「来ますわよルビィ」

 

ルビィ「うん。お姉ちゃん」

 

 

 

ピーーーーー!!!!!!

 

 

『今、笛が吹かれました!!全国高校女子サッカー大会決勝戦、開始です!! キックオフと同時に、園田海未と星空凛が駆け上がります!!』

 

 

 

海未「黒澤姉妹…」

 

ダイヤ「ルビィ!凛さんのマークを!」

 

ルビィ「うん!」

 

海未と凛の連携ドリブルを封じにかかる黒澤姉妹。しかし、海未は動じることは無い

 

 

海未「遅い!!!!」ビュン!

 

ダイヤ「な!?はやー」

 

 

海未「ー START:DASH!! ー」

 

 

突風と同時に、海未がダイヤを突破する

 

 

ルビィ「(見えなかった…)」

 

ダイヤ「すいません!フォローお願いします」

 

梨子「任せてください」

 

 

梨子がすぐに海未の前に立つ。海未のドリブル、ボール捌きにはキレがある。そう考えている間に

 

 

海未「考え事ですか?」

 

梨子「!?(嘘!?もう、横に)」

 

 

 

花丸「梨子ちゃんも抜かれたずら!」

 

鞠莉「通させないわよ!!」

 

 

梨子とダイヤを突破した海未の前に、今度はセンターバックの二人。さすがはDFと言うべきなのか、隙がない。海未は突破の術を失いかけていた

 

 

海未「ふむ…流石ですね。仕方ありません…」

 

 

 

 

 

 

海未「撃ちます」

 

 

 

鞠莉、花丸「!!!!??」

 

 

海未はなんと言った?撃つ?ここはまだコートの中心付近、まさかここからゴールにシュートを撃つ気なのか…

 

 

海未「行きますよ」

 

 

海未はボールと共に上空へ。ボールの周りにはオーラが集まり、鋭く、尖る

 

 

海未「あなたのゴール、撃ち抜きます」

 

 

 

海未「ー ラブアローシュート ー!!」ドガン!

 

 

 

 

果南「!!?(ボールが消えた!!)」

 

鞠莉「果南!!!!!!」

 

果南「(横ーーーで何か動いてーー)」

 

 

 

果南「うおああああああああああ!!」ドガン!

 

 

千歌「弾いた!!」

 

曜「何あのシュート!?蹴った瞬間に果南ちゃんがボールを弾いた!?」

 

海未の必殺シュート、「ラブアローシュート」は高速の矢。相手のキーパーは、シュートを決められたことに気づけないほどの高速スピード。まさに、ボールの瞬間移動。しかし、果南は

 

 

果南「一瞬だけ見えた…何あのスピード」

 

凛「ラブアローシュートに反応出来るの!?」

 

絵里「いやいや…」

 

 

弾いたボールは高く打ち上がり、コートの外へと出ようとしていた

 

 

海未「私のシュートに反応出来る人はなかなかいませんよ。ですが…」

 

 

 

 

海未「どんどん撃ちますから全て弾いてください」ビュン

 

 

果南「は!!?」

 

鞠莉「嘘でしょ」

 

 

意味がわからない。果南が弾いたボールは海未がシュートを撃った場所とはかけ離れた場所に飛んでいったはず…しかし、海未はそのボールに追いつき、再び高速の矢を放とうとしていた

 

 

海未「ラブアロー…….」

 

果南「やるしかない…よね」

 

 

海未の脚はまるで、しなる弓のようであった

 

 

海未「シュー…」グググ

 

 

果南「(右に来ーー)」

 

 

海未「ト!!!!!!」ドガン

果南「うらあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」ドガン

 

 

凛「また弾いたにゃ!?」

 

海未「まだまだ」ビュン

 

 

果南が再び弾いたボールに追いつく海未。今度はオーバーヘッドで矢を放つ

 

 

海未「ラブアロー……」

 

果南「(正面ーー)」

 

 

海未「シュート!!!!」ドガン

果南「うおああああああああああ!!」ドガン

 

 

 

月「なんだこりゃ…めちゃくちゃだよ…」

 

あんじゅ「キーパーが壊れるまで矢を撃ち続ける…あれが"武風神"よ」

 

 

風のように走り、武神のごとく舞う。海未に付けられた異名は「武風神」。今大会、得点ランキング第3位のストライカーである

 

 

海未「シュート!!」ドガン

 

果南「(右上!!!!)」ドガン

 

 

善子「ゴールの右上に撃った!」

 

曜「でも果南ちゃんが飛びついてる!」

 

 

果南「危なっ…」ゴロゴロ

 

果南はゴールの真ん中から、ゴールの右上へと勢いよく飛んだ。そのまま転がりながら衝撃を受け流す。のと同時に…

 

 

果南「あ、ヤバい」

 

果南は自分のおかしたミスに気づいた

 

 

海未「では決めさせていただきます」

 

 

北也「左側ががら空きだぞ!!!!果南!!!!」

 

果南「分かってる!!!!」バッ

 

 

海未はシュートを右端に撃ち、果南を右端に誘導。その後、逆隅にぶち込む。言うならばーーーー

 

 

 

 

海未「狩り」

 

 

海未「ー ラブアローシュート ー!!」ドガン

 

 

放たれた高速シュートは、瞬きを許す暇もなくゴールの前へ。そして、そのボールは…

 

 

果南「やばっ」スカッ

 

 

果南の指を掠めた

 

 

むつ「あ!!!!!」

 

よしみ「間に合わない!?」

 

 

海未「まずは1点目ですね」

 

 

『園田海未のシュートは松浦果南の指をすり抜け、今、ゴールにーーーー』

 

 

 

 

鞠莉「入ってないわよ!!!!」バキッ

 

海未「な!?」

 

果南「!!!!」

 

 

鞠莉が左隅に飛び込み、ボールをラインの外に蹴り出した。浦の星は鞠莉の決死のブロックにより、失点を回避した

 

 

果南「鞠莉…助かった」

 

鞠莉「園田海未…予想以上の化け物ね」

 

 

失点は回避したものの、音ノ木坂の攻撃は終わっていない。スローインをするのは海未。受け取る選手はーーー

 

 

 

凛「次は凛にゃ!!」

 

海未「凛、"海皇"松浦果南はやはり簡単には崩せません。油断しないでくださいね?」

 

凛「もちろん!凛が先制点、頂くにゃ!」

 

 

鞠莉「まだディフェンスは終わってないわよ!!」

 

梨子「今は守りに専念…ですね」

 

 

凛「さあ!凛のスピードについてこられるかな?」

 

 

音ノ木坂学院の猛攻は続く

 

 

 

 

 




START:DASH!!
オリジナルのドリブル技です。原作で言えば、疾風ダッシュをモデルにしています

ラブアローシュート
オリジナルのシュート技です。海未ちゃんと言えばやっぱりこれですよね!!シュートスピードは、おそらく日本一です

睡蓮の女神
優木あんじゅの異名です。何故、睡蓮なのか…睡蓮の花言葉は「滅亡」。滅亡の女神。あんじゅさんにはぴったりですね

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。