ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
凛「さあ!凛のスピードについてこられるかな?」
ルビィ「凛さんもスピードに自信があるんですね」
最初に凛のディフェンスをするのはルビィ。ルビィも速さには自信があった。どんなに速いスピードで突破されそうになったとしても、スプリントワープで対抗できると思っていたからである
凛「凛、知ってるよ!ルビィちゃんでしょ!」バチバチ
ルビィ「!?(何の音…)」
凛から何かが弾けるような音がする
凛「ルビィちゃんのシュート、凄くかっこいいにゃ!ファイアトルネード!」
この音、凛から放たれている光…これは、身近なもので例えるなら…そう
ルビィ「電気?」
凛「正解」バリバリバリ!
ルビィ「!!?」
瞬間。凛から大量の電気が溢れ出す。まるで膨大なエネルギー…そして凛のドリブルはまるで、イカヅチのようであった
凛「ー イナビカリ・ダッシュ ー!」バリバリ
ルビィ「消えた!?」
まさに雷そのものであった。凛は一瞬で姿を消し、残ったのは落雷の時のような電気の線だけであった
ルビィ「逃がさない」ビュン!!
ルビィ「ー スプリントワープGX ー!!」
しかし、ルビィも負けてはいられない。スプリントワープで超加速。凛にスピード勝負を挑んだ
凛「お!来たきた!」バチバチ
ルビィ「くっ…(なんであんなに余裕なの…)」
むつ「ルビィちゃんと凛さんの1対1!!」
よしみ「どっちが勝つの…」
電気が走る音と地面を蹴る音がグラウンドに響く。勝負の時間は数秒。勝者はーーー
ルビィ「ピギィ!?」ドサッ!
善子「ルビィが転んだ!?」
凛「いっえーい!凛の勝ちにゃ!」
この数秒のあいだに何が起こったのだろうか…ルビィの姿を再び捉えた時には既に、地面に転がっていた
善子「ちょっと、どうしたのよ!?ルビィ」
ルビィ「いててて…ルビィ、凛さんとは相性悪いかも」
善子「は?」
あんじゅ「まるで、カーブで曲がりきれずに横転したスポーツカーね」
月「そうだね。確かに凛ちゃんの動きから考えると、ルビィちゃんの方が武が悪い」
英玲奈「…イナビカリか」
鞠莉「分かったわ。何故、ルビィは凛の動きについていけなかったのか」
花丸「ついていけなかった?」
鞠莉「えぇ、凛は言わば雷。雷は時に思いもよらない角度に動くわ」
ルビィ『追い付ける!!』ビュンビュン!
凛『(予想よりも速い…でも)』
カクンッ
ルビィ『!!!?』
凛『さあ、ついてこられる?』
ルビィ『(そのスピードで直角に方向転換!?)』
鞠莉「ルビィは凛の動きについて行こうとして…無理にブレーキをかけた…」
ルビィ『(はやくしないと…)』ズサー
ルビィ『(ピギ!?)』ズルッ
ルビィ『ピギィ!?』ドサッ!
善子『ルビィが転んだ!?』
凛『いっえーい!凛の勝ちにゃ!』
花丸「…じゃあ、ルビィちゃんが凛さんについていけない理由って…」
鞠莉「雷の予想外な方向転換に対応できない…ということよ」
凛「ルビィちゃん!もう終わり??」
ルビィ「……」
凛は物足りないという顔でルビィを見る。今だに地面に手をつくルビィには、反撃の意志は無いものの…
ルビィ「ルビィだけを見るのはどうかと」
凛「?」
梨子「ー アインザッツ ー!!」
凛の背後から、梨子がボールを奪った
ルビィ「ありがとうございます!梨子ちゃん」
梨子「ルビィちゃんが気を引かせてくれたおかげよ!」
ついに、この試合初となる浦の星ボールになった瞬間であった
凛「にゃあぁぁぁ!!?油断したにゃ!!」
海未「凛!!だからあれほど油断するなと!」
浦の星はすぐに速攻に入る。守備から一瞬で攻撃へと切り替えるスピードは、今大会でもトップレベルの浦の星。果敢に攻め上がる
にこ「うわ、速!?これが浦の星の速攻!?」
千歌「必殺タクティクス!!」
「ー ミラクルウェーブ ー!!!」
浦の星は最初から全力で音ノ木坂に挑む。奇跡の波は、音ノ木坂選手を次々と飲み込んでいく
真姫「ちょっと!こんなの止められないわよ!?」
にこ「ことりー!!お願い!」
ことり「はーい♪」
ペナルティエリアまで来たので浦の星は、ミラクルウェーブを解除。音ノ木坂の残るDFはことりのみ、ことりを突破すればゴールは目の前である
ダイヤ「曜さん、頼みましたわよ!!」パス
ダイヤは突破力のある曜にボールを渡す。曜はダイヤの考えを察し、それに答えるためにーーー
曜「行くであります!!」グググ
スプリントワープの構えに入った
千歌「行ける…曜ちゃん!!」
梨子「曜ちゃん!頑張って!!」
曜「ー スプリントワープ ー!!」ビュン!
ことり「ルビィちゃんと同じ技!」
ことりは曜のスピードに反応できずに、動けないでいた。しかし、
ことり「ボールはもらっちゃいます!」
ことり「それー♪♪」
ダイヤ「!?」
善子「何よあれ!?」
ことりの周りの地面に虹色の光が広がる。何かの技であることは確かであるが、曜はそのまま突破を図る
曜「うおぉぉ!!」ビュンビュン!
そして、曜が虹色の光に足を踏み入れた瞬間であった
あんじゅ「あ〜あ、入っちゃった…」
曜「…え?」
曜は違和感を覚えた。さっき一瞬、ことりが消えたような…そして気づいた時にはーーー
ことり「ボールは頂きました!」
ことりと曜の位置が入れ替わっていた
果南「何今の!!?」
鞠莉「曜が消えたと思ったら、ことりと場所が入れ替わった!?」
ダイヤ「一体何が…」
善子「とりあえず、ボールを奪うわよ!」
ことり「ヨハネちゃん!」
ことりが持つボールに、ダイヤと善子が迫る。そして後ろからは曜が。3対1。ことりには圧倒的に不利な状況であるが
ことり「やん!取らないで!」
ダイヤ「!?」
曜「今度は何!?」
善子「体が…動かない!??」
ことりの合図と同時に、3人の動きが止まる
千歌「曜ちゃん達、どうしたの!?」
曜「千歌ちゃん…体が動かない……」
梨子「これは…ことりさんの?」
ことり「そうです!」
虹色の光はことりを眩しく包んでいた
月「相変わらずとんでもないね」
月「ー ワンダーゾーン ー」
英玲奈「あの技は、私達では攻略できなかった。南ことりは、あの虹色の光の中の空間を支配している」
英玲奈「あの中では南ことりが絶対。まさに支配者だ」
月「"ルーラ・オブ・スペース"それがことりちゃんの異名だったね」
あんじゅ「空間の支配者…」
ことり「動けない?ヨハネちゃん…」
善子「くっ…何なのよ…」
ことり「ごめんね?ボールを前線にまわしたら、解除してあげるからね?」
善子「もう二度とごめんよ…」
ことり「そんなぁ…じゃあ、ヨハネちゃんだけ解除してあげない!」
善子「な、なんでよ!?」
ことり「だって…」
ことり「ヨハネちゃんをおやつにしたいの♪」ジュルリ
善子「ヒィィィィィ!!!!??」
善子「(目がガチよ目がガチよ目がガチよ目がガチよ目がガチよ)」
善子の命に危機が迫っていた
そしてボールは再び音ノ木坂ボール。海未がドリブルしながら攻め上がる
海未「やはりワンダーゾーンは便利ですね」
ルビィ「取った…」ズサー
ルビィがスライディングを仕掛ける。しかし、海未はいち早く察知。パスを出す
海未「凛、次は無いですよ」パス
凛「わかってる。今度は本気で行くにゃ」
鞠莉「来るわよ!みんな、気をつけて!!」
鞠莉の声で浦の星DFに緊張が走る。またあの雷ドリブルを仕掛けてくるのだろうか…そう考えている時だった
凛「今度の凛は、ちょっとヤバいよ?」バチバチ
再び、凛の体に電気が走り始める。しかし、先程とは何かが違う
花丸「体が…金色に!?」
鞠莉「別の技!!」
凛「これが凛の本気」
凛「ー ジグザグストライク ー」
凛は金色に輝く。そして縦横無尽という名にふさわしい動き。あまりの速さに凛の残像が現れ始めた
果南「な!!?」
鞠莉「どれが本物か分からない…」
花丸「速すぎずら!?」
凛のジグザグストライクは本来、高速移動からの高速シュートなのだが、ドリブル単体としても使える。縦横無尽に駆け回った凛は浦の星DFを全員抜かし、ゴールの目の前まで迫っていた
凛「さあ!行くよ!」
果南「…来い」
凛「凛ってね。ただの猫じゃないんだよ?」
そう言うと凛は足を踏み込む。地面を鳴らしながら、現れたのはーーー
果南「虎!?」
凛「そう、虎。凛はグラウンドに轟くイカヅチの虎」
人々は言う。音ノ木坂学院に雷を纏った虎がいると
凛「タイガー………」
そして人々は呼ぶ。凛を「雷虎(ライコウ)」と
凛「ドライブ!!!!」ドガン!
ガオォォォォ!!!!!!
虎が叫びながらゴールへと突進する。果南は構えるがかなりの威力である
いつき「果南さん、止められるかな…」
むつ「…大丈夫、果南さんなら」
果南「うわ、すごい迫力」
果南の目の前には突進する虎。今にも噛み付いてきそうだが果南は動じない
果南「でも掴めるなら話は別」バッ!
海皇の槍が虎に放たれる
果南「ー 海皇の三叉撃 ー!!」ダン!ドン!
果南「うおらぁぁぁ!!!!」ドガァン!!
凛「!?止められた…」
鞠莉「さっすが果南!!」
『止めたぁぁ!!松浦果南、星空凛のタイガードライブを海皇の槍でねじ伏せました!!これが、浦の星の守護神の力です』
果南「速いだけじゃ、ゴールは破れないし、迫力があるだけでもゴールは破れないよ」
果南「来な。全て沈めてあげる」
再び、浦の星の攻撃となった
「凛ちゃんが何故、山属性なのか」
お待たせしました。質問を頂きましたので書かせていただきます。まず、凛ちゃんはただスプリンターとして速いだけではなく、雷のように電光石火・縦横無尽に走り回って欲しかったので、雷を操る選手として設定しました。そして、凛ちゃんと言えば猫。猫は猫でもゴールに牙をむく虎として書いたので、「雷、虎、凛ちゃんの髪色や雰囲気」ということを参考に、山属性にしました。雷なら林属性なのでは?と思う方もいると思いますが、タイガードライブは山属性ですし、雷は色やキャラ的にも山属性で大丈夫だと判断しました。以上です。他にも質問がある方は遠慮なくお願いします!(ちなみに虎丸君は山属性の技を使うのに林属性という、原作ではちょっと指摘が多いキャラになっております)
イナビカリ・ダッシュ
稲森明日人のドリブル技です。あのスピードは凛ちゃんにぴったりだなと思い、採用しました
ジグザグストライク
我らがゴットスt…吉良ヒロトのシュート&ドリブル技です。ストライクなのでメインはシュートなのだと思いますが、充分、ドリブルとしても強力な技です。原作ではザ・ウォールを普通に飛び越えていましたね…
タイガードライブ
宇都宮虎丸のシュート技です。劇場版のタイガードライブには痺れました。めちゃくちゃかっこいいですよね
ルーラ・オブ・スペース
ことりちゃんの異名です。意味は「空間の支配者」です
ワンダーゾーン
ことりちゃんのオリジナル技です。ちょっと設定が細かいので説明します
・ことりを中心に半径2~7mのフィールドを展開
・ワンダーゾーン内のことりは何でもできる(自強化、拘束、位置操作など)
・ワンダーゾーンは地面にのみ発動できる
・一度発動すると、解除するまで場所固定(ことりがワンダーゾーンの外に出ると、自動で解除)
・ゾーンの広さ、自強化のかけ具合で体力の消費量が変化する