ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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自分のクラスがインフルで学級閉鎖になったので更新します

ついに必殺技が完成します!


第1章 6話 「ファーストステップ」

 

あの鉄骨事故の翌日、千歌達3人は工事業者の人から謝罪をうけ、再び練習に戻っていた

 

曜「でも…本当に良かったね…怪我ひとつなくて」

 

千歌「うん…正直、もうダメかと思った…」

 

千歌達はまだ実感がわかない中、柔軟をしながら話す

 

千歌「誰だったんだろう…あのボールを蹴ったのは」

 

梨子「鉄骨を吹き飛ばすぐらいだから…只者ではない。という事は確かね」

 

曜「……私、少し見えたんだけどさ…」

 

曜の言葉に千歌が反応する

 

千歌「見えたって…何が?」

 

曜「あのボール…炎を纏ってた…」

 

千歌「炎…」

 

梨子「私も見えたわ、どこから蹴ってきたか、までは分からなかったけど…」

 

曜「誰が打ったシュートなのか、分からないのに…とても強い想いを感じたんだ」

 

千歌「想い……」

 

曜「うん。なんかヒントを貰った気がする!」

 

曜は立ち上がり、元気に敬礼をする

 

曜「シュート練習をしてくるであります!」

 

そう言うと、シュート練習しやすいコンクリートの壁の方へ走っていった

 

梨子「高海さんはドリブル練習、やろっか」

 

千歌「よーし!あと、5日! それまでに完成させる!!」

 

 

 

 

 

 

 

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残り4日

 

 

曜「はあ!!」バシュ!!

 

曜「うーん…なんかこう…もっと体を使いたいなー」

 

 

 

千歌「はぁ、はぁ、はぁ、キツい…」

 

梨子「じゃあ…やめる?」

 

千歌「やめない!!! もう一度!」

 

梨子「(渡辺さんから教えてもらった秘技、使えるわね)」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

残り3日

 

 

曜「う、(あと一息なのに…あとひとつ足りない…)」

 

曜「どうすれば………ん?」

 

曜の視線の先には陸上部の姿があった

 

曜「…………!!!」

 

 

 

千歌「(……今の動き、なんか凄くしっくりきたような…)」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

残り2日

 

 

陸上部員「障害物競走でのコツ?」

 

曜「はい!教えてもらえないでしょうか?」

 

 

 

 

千歌「フッ、フッ、(何かがある!もう少し)」

 

 

 

梨子「この調子で行けば…もしかしたら」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

そして、約束の日の前日となった

 

 

バシュン!!!

 

梨子「!!!!渡辺さん!!」

 

曜「あ、出来た……完成したあ!!」

 

千歌「凄いよ曜ちゃん!今のシュート、凄いアクロバティック!」

 

千歌は曜に駆け寄り、強く抱きしめる。よっぽど嬉しかったようで、曜にも笑みがこぼれる

 

曜「実は、陸上部の人にパルクールについて少し、教えてもらったんだ」

 

千歌「パルクール??」

 

梨子「障害物を利用した運動動作のことよ。ビルの壁や塀を使ってのパフォーマンスとかもあるわ」

 

曜「うん!なんか、体を大きく使ったらできそうな気がして、そんな時に見つけたのがパルクールだったんだ!」

 

千歌「じゃあ…技名は…」

 

曜「パルクールアタック!」

 

千歌「おお!かっこいい!!」

 

梨子「うん。威力もなかなか!さすが渡辺さんね」

 

千歌「よーし!あとは私だけだね!もう少し頑張るぞー!!」

 

曜「頑張って!千歌ちゃん」

 

梨子「高海さんも何か掴んで、もう完成まであと少し。明日には確実に完成できると思う」

 

千歌「(私だって出来るんだ!もう、すぐそこまで来てるんだ!)」

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

そして約束の日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「嘘…………」

 

曜「そんな………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨は滝のように降り注ぎ、雷までなっている。浦の星のグラウンドは雷雨のために使用不可能に近い状態だった

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「千歌ちゃん……」

 

千歌は今にも泣き出しそうな顔をしていた。2人は直視することができない

 

千歌「せっかくここまで来たのに…あと少しで、届いたのに…曜ちゃんや梨子ちゃんの努力を…無駄に……」

 

そう言いかけた時、曜が叫んだ

 

曜「無駄なんかじゃない!!!!」

 

その叫びは雷雨によって掻き消されることなく、千歌に届く

 

曜「だって、あんなに頑張ってきたんだよ?それが…無駄なわけ、ないじゃん」

 

千歌は俯いたまま立ち上がった。何をしようとしているのか2人には分からなかった

 

梨子「高海さん?急にどうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「完成させる。私の技を」

 

 

千歌は雷雨の中、グラウンドへ走っていった

 

曜「千歌ちゃん!!」

 

梨子「危険よ!今すぐに戻って!」

 

2人は必死に千歌を止めようとするが、千歌は止まらない

 

千歌「やってやる…雨がなんだ。雷がなんだ。関係ない、そんなの知らない!!」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の予報は確か曇りだったはずなのに…、そんなことを考えている生徒会長、黒澤ダイヤの目の前に新理事長、小原鞠莉が飛び出してきた

 

鞠莉「ダイヤ!!あの3人の結果を、聞きに行きましょ!」

 

ダイヤ「相変わらず近いですわね。鬱陶しいですわ」

 

正直、そんな結果を聞きに行くほど暇ではないが、生徒会長として部の設立には、携わらなくてはならない

 

ダイヤ「はぁ…仕方ありませんわね、彼女らを校内放送で呼び出しましょう…」

 

その時だった、生徒会長室に教師が飛び込んできた

 

教師「はぁ、はぁ、はぁ、理事長。ここにおられたのですね」

 

鞠莉「ん?どうしたの?」

 

教師の焦りようから見て、ただ事ではないと感じる鞠莉

 

教師「そ、それが…生徒が雷雨の中、校庭で!!」

 

鞠莉「!!!!!!」

 

ダイヤ「あの人達は………」

 

すぐに察した2人はすぐに校舎玄関へと向った

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

何回転んだのだろうか……地面はぬかるんでいて、足もおぼつかない。限界は近い、でも、やめたくない

 

千歌「もう一度!!」

 

もう、すぐそこまで来ていた。あと一歩、いや、あと半歩、届く、絶対に届く

 

千歌「うぐ!??」バシャン!!

 

勢いよく転ぶ、曜達が何かを叫んでいるが聞こえない

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

ある人の声が千歌の耳に突き刺さる

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「いい加減になさい!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「ダイヤさん……」

 

ダイヤ「いつまでそんなところで寝てますの?」

 

ダイヤ「いい加減に起き上がったらどうです?高海千歌さん!!!!」

 

千歌は起き上がった。そしてダイヤを見る。その目は紅く燃えていた

 

ダイヤ「貴方は弱い。弱いからこそ、人よりも沢山の壁にぶち当たりますわ!貴方にはその壁を、全て越えていく覚悟はあるのですか!!!!??」

 

千歌「あります!!!!」

 

ダイヤ「!!!」

 

ダイヤは千歌から反論がないと思っていたが、千歌からの反論を聞き少し驚く

 

千歌「でも、見てるだけじゃ、始まらないって。うまく言えないけど、今しかない、瞬間だから・・・」

 

千歌「輝きたい!!!!!!」

 

千歌は叫んだ。今の彼女なら、出来るはずだ。そう確信した時だった

 

ダイヤ「ならば!私を…ドリブルで抜いてごらんなさい!!!!」

 

千歌「!!」

 

曜「ちょ!」

 

梨子「ダイヤさんまで!!」

 

曜と梨子は外へ出ていこうとするダイヤを止めようとした。が、

 

曜「鞠莉さん!何を!?」

 

鞠莉「今は見ててあげて、2人を」

 

鞠莉「(まったく…相変わらず、素直じゃないんだから)」

 

 

ダイヤは千歌の前に立つ、千歌はドリブルを始める

 

千歌「(そうだ…輝くんだ…やっと見つけた、目指したい場所。そこへ行くんだ!絶対に!!)」

 

千歌「はああああぁぁ!!」

 

バシュン!!!!

 

 

ダイヤ「!!!!」

 

曜、梨子、鞠莉「!!!!!!」

 

ー Zスラッシュ!!ー

 

ダイヤの真下の地面にはZの刻印が押されていた

 

 

 

千歌「……やったの?」

 

 

 

曜「……千歌ちゃん、千歌ちゃん!!!」

 

曜はいてもたってもいられず、千歌のもとへ駆け寄る

 

千歌「曜ちゃん…私、出来たよ…」

 

曜「うん!!千歌ちゃん…凄いよ!」

 

ダイヤ「………」

 

ダイヤは何も言わずに校舎へと戻る

 

鞠莉「はい!お疲れ様。タオル」

 

ダイヤ「…全部、分かっていたのですか?」

 

鞠莉「そんなことない。私はただ、後押ししただけ♪♪」

 

そう言うと鞠莉はスキップしながら、理事長へと戻っていった

 

ダイヤ「…ほんとに、変わっていませんわね…」

 

 

 

 

 

気づいたら雨は止んでいた。空を覆っていた灰色の雲の隙間から、青空が、光が見えてきた。それは始まりを知らせる光に見えた

 

 




パルクールアタック
瞬木隼人のシュート技、運動神経の良い曜ちゃんならこの技があっているかなと思いました

Zスラッシュ
松風天馬のドリブル技、千歌ちゃんには最初の技は属性にあまり関係ないような技をつけたかったのでこれを。

やっと…ルビィちゃん達がやってくる……(祝)
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