ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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美奈さんと穂乃果ちゃんの出会いを書きました。音ノ木坂の奇跡のことも、少し分かるかも…?





第2章 43話 「音ノ木坂戦 "太陽との出会い"」

 

 

 

美奈「新しい技を、作戦を出しても、すぐに対抗されちゃうのね…」

 

 

音ノ木坂学院サッカー部監督、高海美奈は日本代表監督からのクセで、コートラインギリギリのところで立ちながら試合を見守っていた

 

 

美奈「まさか、ここまで強くなるなんてね…でも、」

 

美奈「穂乃果ちゃん達は、絶対に勝たせたいの…」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

―――――――――

―――

 

 

 

私が穂乃果ちゃん達と初めて会ったのは…穂乃果ちゃん達が中学二年生の時だった

 

 

私はその頃、日本代表監督のお仕事が忙しくて…でも偶然、中学生のサッカーの試合を観る機会があってーーーー

 

 

ピピーーーー!!!!

 

 

美奈「(…あの子達、すごいわね)」

 

 

ーーそこで、穂乃果ちゃん達と出会った

 

 

 

 

中2海未「穂乃果!」パス!

 

中2穂乃果「いくよ…」

 

 

穂乃果「ー ブレイブショット ー!!!!」ドガァン!

 

 

ピピーー!!

 

 

中3にこ「ナイスよ穂乃果!!」

 

中2ことり「絶好調だね♪」

 

穂乃果「まだまだ…同点か…」

 

 

 

あの頃から穂乃果ちゃんは才能の塊だった。海未ちゃんも、ことりちゃんも、にこちゃんも、レベルは高いけど、穂乃果ちゃんは…異次元??

 

 

穂乃果「あっちのエースストライカー、強すぎ」ハァハァ

 

 

でも、相手のチームも強くて…まぁ、当たり前よね

 

 

月「いや、穂乃果ちゃんヤバすぎ」

 

月「まぁ…僕達が勝つけどね」

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

その後、試合は月ちゃん達の学校が勝って、両チームの選手、関係者がグラウンドから出ていった。でも穂乃果ちゃんだけは残っていて、一人でボールを蹴っていた

 

 

穂乃果「ハァ…ハァ…くそっ!!」

 

穂乃果「(負けた……穂乃果のせいだ…)」

 

 

美奈「……」

 

 

私はあの時、なんですぐに帰らなかったのだろうか。彼女を見てるとほっとけない。そんな気がして、体がその場から動かなかった

 

 

美奈「ねえ、」

 

穂乃果「?」

 

美奈「試合見てたわ。上手なのね、サッカー」

 

穂乃果「……」

 

美奈「なんで負けたか分かる?」

 

穂乃果「…私の…せいです」

 

美奈「あなたの?一番走ってたじゃない」

 

穂乃果「…私はサッカーの才能があると言われました。人よりもできる。ずば抜けている。仲間を勝利に導く力があるって」

 

美奈「……」

 

穂乃果「だからこそ、です。今日の試合だって、私はもっと頑張れた」

 

美奈「!!」

 

穂乃果「私が…私が!!もっと、頑張らないと!!」

 

美奈「(まさか、この子…)」

 

 

どこか私に似てるな…って思ってたら、それ以上のとんでもない存在だった。だってーー

 

 

美奈「(闇を…持ってるの!!?)」

 

穂乃果「ハァ…ハァ…」

 

 

早急に何とかしようと思ったわ。闇のチカラで、もう二度と後悔する子が出て欲しくない…その一心だった

 

 

美奈「…ねぇ、よかったら」

 

穂乃果「?」

 

美奈「少しだけプレー、見てあげるわよ?」

 

穂乃果「…え」

 

美奈「これでも、私は日本代表監督よ♪」

 

穂乃果「…あ……」

 

穂乃果「ええぇぇぇ!!!!??」

 

 

 

 

 

 

その後、落ち着いた穂乃果ちゃんのプレースタイルや必殺技を、一通り見せてもらったわ。その結果…

 

 

美奈「(危ない状態ね…)」

 

穂乃果「ハァハァ…くっ…」

 

 

プレーのひとつひとつに闇のチカラの侵食が見えた。かなり危ない。すぐに解決策を見つけようとしたけど…

 

 

案外すぐに見つかったわ

 

 

 

美奈「ねえ、あなた…」

 

 

 

美奈「キーパー、やってみない?」

 

穂乃果「キーパー??」

 

 

 

理由は色々あったわ。一つ目は、キーパーは技を使う回数が少ないっていうこと。直接的に闇のチカラの使用回数を減らそうとしたの。二つ目は、穂乃果ちゃんがキーパーのセンスも抜群だったから。穂乃果ちゃんは、キーパーとしても充分、トップレベルだと確信していたわ

 

 

美奈「キーパーはね、強い必殺技を持っているだけじゃ務まらないの」

 

美奈「フィールドを見渡して、随時、仲間に指示、励まし、盛り上げる。仲間を導こうとするあなたには最適なポジションだと思うわ」

 

穂乃果「みんなを、導く…」

 

美奈「あとは、あなたが決めてちょうだい。いつかまた会えたら…その時は」

 

 

 

 

 

穂乃果「…キーパーか」

 

 

 

 

 

 

 

美奈「あの子、似てたわね…きぃちゃんに…」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

ー 3年後 ー

 

 

私はその頃、日本代表監督の仕事も落ち着いて、のんびりとサッカー関連の仕事をしていたわ

 

 

 

美奈「うーん…随分と暇になっちゃったわね」

 

美奈「内浦に戻ろうかしーードン!!

 

「あっ、すいません!!」

 

 

誰かとぶつかっちゃったみたい…ぼーっとしていた私が悪いのに、偉い子ね…

 

 

穂乃果「……あれ?」

 

美奈「……!!」

 

穂乃果「あなたは!!」

 

美奈「あの時の!!」

 

 

3年ぶりの再会、だったわ

 

 

穂乃果「お、お久しぶりです!」

 

美奈「こちらこそ!背が伸びたわね…」

 

穂乃果「あっはは…」

 

 

この時間から見て…部活帰り、かしら…道具から見ると…

 

 

美奈「サッカー、続けてるのね」

 

穂乃果「はい!おかげさまで…」

 

美奈「ポジションは?」

 

穂乃果「キーパーです!!」

 

 

とても嬉しかったわ。こうしてサッカーをやっている少女と再開して、無事を確認出来たことが

 

 

美奈「そう、あれから頑張ったのね」

 

穂乃果「かなり…頑張りました」

 

 

…3年経ったから、今は高校2年生ね。高校はどこへーーー

 

 

穂乃果「私、音ノ木坂学院でサッカーをやってるんです!」

 

美奈「っ!!!!!」

 

 

音ノ木坂学院……忘れるわけが、ないわ。確かにその制服、音ノ木坂学院ね。私は急に変な汗が出てきたわ

 

 

穂乃果「部員は9人でギリギリですが、毎日頑張ってて……そうだ!!!!」バッ!

 

美奈「!?」

 

 

少女が私に近づいて、こう言ったんです

 

 

穂乃果「私達の指導、監督をしてくれませんか!?」

 

美奈「え!!?」

 

穂乃果「急なことで、失礼だとは思いますが、お願いします!!美奈さんのような指導者が私達には必要なんです!!」

 

美奈「……」

 

 

どうして…何が、そこまであなたを熱く…

 

 

美奈「私が必要な理由を詳しく聞いてもいいかしら」

 

穂乃果「私達は今年の4月からチームを結成しました。実力はあるものの、戦術、知識、経験が全く足りません」

 

美奈「……(やっぱり似てる)」

 

穂乃果「それに、目標があるんです」

 

美奈「目標?」

 

 

 

穂乃果「"音ノ木坂の奇跡"を甦らせる」

 

 

美奈「」

 

 

 

一瞬で目の前が真っ白になりました。ドキッとして、胸も苦しくなって、立っているのが辛かった……そして、今でも蘇る…あの記憶がーー

 

 

 

 

 

 

『みっちゃん!無理しないで!!』

 

『止めないできぃちゃん!私は…絶対にやめない!!』

 

『やめるものかあぁぁぁ!!!!』

 

『だめえぇぇぇ!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

美奈「ハァハァ…」

 

穂乃果「…美奈さん?」

 

美奈「!?…うん、大丈夫よ。続けて」

 

穂乃果「私達は先輩達が行けなかった場所へ、目指した場所へ行きたい…」

 

穂乃果「叶えたいんです!!先輩達の、私達の夢を…!!」

 

美奈「…本気、なのね」

 

穂乃果「はい」

 

 

あの時も、こんな感じでサッカー部に誘われたっけ…

 

 

美奈「時間を頂戴。大丈夫。いい答えを返すわ」

 

穂乃果「!!!!じゃあ!」

 

美奈「よろしくね。これから。改めて、私は高海美奈。あなたの名前は?」

 

穂乃果「はい!私の名前はーー」

 

 

私はね。思ったの。運命って絶対にあるんだと

 

 

 

 

 

穂乃果「高坂穂乃果です!」

 

 

美奈「高坂……」

 

 

だって、こんな偶然、ないでしょ???

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

――――――――――――

―――――――

 

 

 

 

それから私は穂乃果ちゃん達に、教えられることは全て教えた。まるで、仲間への償いみたいにね……

 

 

 

海未「穂乃果!!」パス!

 

穂乃果「よし…いくよ!!」

 

 

 

彼女たちならやってくれる…そう思った。私達が叶えられなかった夢を、彼女たちなら叶えてくれる。そう思った

 

 

 

美奈「ナイスよ!穂乃果ちゃん!!」

 

 

だから私は、今日もグラウンドに立っている。例え、サッカーが出来ない体になったとしても、立つ。私を導いてくれる彼女たちがいる限りーーーー

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

ー 穂むら ー

 

 

海未ママ「…接戦ですね」

 

穂乃果ママ「そうね」

 

 

ガララ!!

 

穂乃果ママ「いらっしゃ……珍しいわね。あなたがここに来るなんて」

 

 

理事長「会場まで行かなくていいの?」

 

海未ママ「人のこと言えますか…理事長でしょ…」

 

理事長「私もね、遠くから見ている方がいいと思って」

 

穂乃果ママ「みんな考えることは同じってことよ。はい、ほむまん」

 

理事長「あら…わざわざ」

 

穂乃果ママ「いいのよ。こういう時ぐらい」

 

海未ママ「…しかし、最初は驚きました」

 

穂乃果ママ「…みっちゃん?」

 

理事長「ことりや穂乃果ちゃんが、監督に美奈ちゃんを連れてきた時は驚いたわ」

 

穂乃果ママ「…運命ってやつなのかしら…」

 

理事長「……」

 

海未ママ「……」

 

穂乃果ママ「まぁ、とりあえず言えることは」

 

 

 

穂乃果ママ「穂乃果達なら、やってくれるわ。私達の分も」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ふぅ…このままじゃ勝てないな…」

 

海未「穂乃果?」

 

穂乃果「…海未ちゃん、"あれ"、使うね」

 

海未「!!!!!!」

 

ことり「…大丈夫なの?」

 

穂乃果「大丈夫。危なかったらすぐにやめる」

 

 

そう言うと、穂乃果はドリブルをやめ、目を閉じる

 

 

ダイヤ「目を閉じていっーーゾクッッッッ!!

 

梨子「穂乃果さん…何をーーゾクッッッッ!!

 

 

千歌「ーーゾクッッッッ!!!!

 

千歌「…この感じ…まさか…」

 

 

浦の星のメンバー、特に千歌には覚えがあった。この背筋が凍るようなオーラ、呼び覚ましてはいけない。負のエネルギーを持つーーー

 

 

 

ホノカ「……負けナイから」

 

 

 

穂乃果、闇のチカラ解禁

 

 

 

 

 

 




リクエスト頂きました。キャラの利き足です


千歌 右足
梨子 右足
曜 右足
鞠莉 右足
ダイヤ 左足
果南 右足
善子 左足
花丸 右足
ルビィ 両足

穂乃果 両足
ことり 右足
海未 左足
花陽 右足
凛 両足
真姫 右足
にこ 両足
希 右足
絵里 左足

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