ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

72 / 284
区切りよくしたら、短めになりました。

音ノ木坂戦も終了に近づいてきました。勝つのはどっちなのか…




第2章 44話 「音ノ木坂戦 "役立たずの身体"」

 

 

 

 

 

いつからだったか…自分が危険なチカラを持っていることに気づいたのは

 

 

 

 

 

 

ホノカ「……」

 

千歌「穂乃果さん…ですよね?」

 

ホノカ「うん。穂乃果だよ。大丈夫」

 

 

チカと同じく、目は底なし沼のようにどす黒い。背筋を凍らせるオーラ。間違いない、穂乃果は闇のチカラを発動している

 

 

千歌「(穂乃果さんの意識はある…やっぱり、チカラをコントロールして…?)」

 

 

そしていつからだろうか…このチカラをーーーー

 

 

 

ホノカ「ーー!」グワン!!

 

千歌「!?」

 

 

ーー自分のものにしてやろうと考え始めたのは

 

 

千歌「(速い!?でも、ついていけなくはーー」バッ

 

ホノカ「ー!」

 

 

海未「チカラを発動した穂乃果について行く気ですか!?」

 

にこ「…無理よ」

 

 

先程までとは動きが全く違う穂乃果。まるで、ゾーン状態の理亞と戦っているようであった

 

 

ホノカ「止める気??」

 

千歌「(速い…遅い…読める…読めない…動きの変化が速すぎる…)」

 

ホノカ「無理だよ。諦めて」ビュン!!

 

千歌「あっ!!!?」

 

 

穂乃果は動きの強弱で千歌を翻弄。ついていけなくなった千歌を、一瞬で抜き去った

 

 

 

聖良「千歌さんが抜かれた!!」

 

理亞「何やってんのよ…!早く止めなさいよ…」

 

 

 

北也「穂乃果を止めろ!!!今決められたら、逆転は出来ないぞ!!」

 

よしみ「お願い…みんな!!」

 

むつ「絶対に決めさせないで!!!!」

 

 

ベンチにも今の穂乃果の危険度はひしひしと伝わってきていた。このまま穂乃果に連続得点を許せば…浦の星は…

 

 

鞠莉「全員で穂乃果を止めるのよ!!これ以上は絶対に…!!」

 

 

そう。全員で止めにかかれば、さすがの穂乃果でも突破は難しい。だが、

 

 

ホノカ「それは、一人で攻めた時の話」パス

 

 

鞠莉「!?(バックパス!)」

 

梨子「(自分で来ないの??)」

 

 

ホノカ「自分勝手なプレーは、穂乃果はしないよ」

 

凛「行っくにゃーー!!」バリバリ!

 

 

ダイヤ「ここで、凛さん…厄介ですわね」

 

 

穂乃果はどんなに自分のチカラが高まろうと、プレーが人より優れてようとも、自分だけの1人プレーはしないと誓っていた

 

 

ホノカ「みんなで叶える…だよ」

 

 

凛の高速ドリブルと闇のチカラを発動した穂乃果を中心にパスを回す音ノ木坂。次々と浦の星の選手を突破していく中、この進撃に終止符を打つために、"紅き流星"が迎え撃つ

 

 

ホノカ「本気の勝負といこうよ。ルビィちゃん」

 

ルビィ「っ……」

 

 

穂乃果とルビィの1対1。両チームのエースの勝負ということもあり、両者に大きな注目が寄せられていた

 

 

ホノカ「あれ?確か、スタミナ切れなんだっけーーーー グワン!!!!

 

ルビィ「(速い…右から仕掛けたと思わせての…)」

 

 

 

ルビィ「左!!!!」バッ!

 

 

穂乃果の裏をかき、ボールカットを仕掛けたルビィ。しかし、

 

 

ホノカ「残念」

 

ルビィ「!!?(なんでその体制で…)」スカッ!!

 

 

ホノカ「正解は後ろでした」バッ!!

 

 

前のめりに飛び出したはずなのに、穂乃果は一瞬で後ろへ引き、ルビィと距離を置いていた。そのため…

 

 

ルビィ「(バランスが…!?)」グラッ

 

ホノカ「穂乃果の勝ち」

 

 

気づくと穂乃果は、視線のすぐ横にいたーーーー

 

 

ルビィ「(立てない…足が)」ガクッ

 

 

ダイヤ「ルビィ!!」

 

善子「無理よルビィ!あんた、まだ全然本調子じゃないでしょ!?」

 

ルビィ「っ…!(悔しい悔しい悔しい)」

 

 

悔しがるルビィ、しかし、穂乃果達は待ってはくれない。ゴールには確実に近づいている。穂乃果や海未なら、既に射程範囲内であろう…この距離、

 

 

ホノカ「さあ、これで穂乃果達の勝ちだよ!」グッ!

 

果南「!!…またあれが来るの…」

 

 

穂乃果は足に力を込める。仲間の期待を背負い、今、渾身の蹴りを放つために、宙へと飛ぼうとしていた

 

 

鞠莉「やばい…!!」

 

千歌「だめ!間に合わない!!」

 

 

穂乃果を止めようと全力で走る千歌達、しかし、ルビィは立ち上がれない

 

 

ルビィ「足が…動かない…よぉ…」ガクガク

 

 

ルビィは悶える。今から飛び出せば間に合う。穂乃果のシュートを止められる。でも、そう考えていても…体が、脚が、いうことをきかない……こんな時に限って、役立たずな…

 

 

ルビィ「嫌だ…終わりたくない…」

 

 

穂乃果の足に、オーラが溜まっていく…

 

 

ルビィ「もう…だめ、なのかな…」

 

 

 

 

 

そう諦めかけた

 

 

 

もう、終わりーー「ルビィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!」

 

 

 

 

ルビィ「!!!?」

 

浦の星「!!!!!??」

 

 

月「あれは……」

 

「……」

 

 

 

 

 

聖良「!!?……り、理亞?」

 

 

理亞「いい加減にしなさいよ…」ハァハァ

 

 

ルビィ「理亞ちゃん…?」

 

 

鋭く睨む、というレベルではなかった。あの怒り具合は、近くにいれば殴りかかられるほどのものであろう…

 

 

理亞「あんた、今諦めた?」

 

ルビィ「そ、それは…」

 

理亞「諦めたかって聞いてんのよ!!!?」

 

ルビィ「っ…!!」

 

 

再び怒鳴る理亞。大歓声鳴り響いているはずの会場…なのに、理亞の声しか聞こえなかった。まるで、自分と理亞しかこの場にいないようであった

 

 

理亞「私達に勝っといてなんてザマ!?あと一歩で勝てるのに、なんで立ち上がらないの!?」

 

ルビィ「くっ……」

 

ダイヤ「理亞さん…」

 

理亞「私達に勝ったんでしょ?今、同点なんでしょ?今決められたらまずいってことぐらい、あんたなら分かってるでしょ!!!!」

 

ルビィ「…うぅぅ…!!」ガクッ

 

 

理亞「頑張りなさいよ!!!!アンタが倒れるのは試合に勝ったあとよ!!今は立つの!!」

 

ルビィ「うぅぅぅ!!!!」グググ…

 

 

理亞「動けえぇぇぇぇ!!!!!!」

 

ルビィ「うおああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホノカ「ブレイブーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ーーショットオォォォ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ドオォン!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体は終わったあとに考える

 

 

 

 

 

 

 

ホノカ「!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

今だけは…この時だけは…役立たずでも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ーー!!」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

 

 

 

使い物になれ

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「ー Awaken the power ー」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

 

 




理亞ちゃん、鬼だけどそのおかげで穂乃果ちゃんを止められる希望が生まれましたね

次回は…ついに千歌ちゃんが!!!?


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。