ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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にこちゃんが操る、フリースタイルフットボールの技の数々…よくわからないという方がほとんどかもしれません。この機会に、技の動画などを見て、にこちゃんがどれぐらい凄いのか、また、少しでもフリースタイルフットボールやサッカーに興味を持ってもらえると嬉しいです







第2章 46話 「音ノ木坂戦 "輝き"」

 

 

 

 

人にはそれぞれ才能がある

 

 

しかし、その才能を見つけたり、出会う事は容易ではない

 

 

自分の持つ才能に、一生気づけない者は数知れず…

 

 

運命に、現実に邪魔をされ、出会えなかった者も数知れず

 

 

そんな中、自分の才能に出会い、努力を続けた少女が一人ーーーー

 

 

 

 

 

にこ「こんなもの!?」バッ!

 

千歌「!!(動きが読めない…)」

 

 

にこはドリブルの"グラウンドムーブ"の高難易度技、"アンクルブレイカー"で千歌を翻弄、いとも簡単に抜き去った

 

 

千歌「(やっぱり、1対1はきついかな…)」

 

 

しかし、千歌はすぐに追いかける。何度も抜かされ、何度も翻弄されても、諦めることは無い

 

 

にこ「しつこいわね〜」ポンポン

 

 

にこには、ボールが奪われるという考えはなかった。絶対に抜ける。絶対に成功する。そんな圧倒的な自信が、自分の最高の力を引き出す

 

 

にこ「かかって来るなら早く来なさい……よっと!!」バババッ!!

 

千歌「うわわ…」

 

 

余裕があるにこは、人間技とは思えないようなテクニックを見せつける

 

 

 

 

 

いつき「な!?……4DEX!!!?」

 

北也「なんだありゃ…空中で…4回まわし??」

 

いつき「はい。通称"ケビン・アラウンド・ザ・ワールド"。フリースタイルフットボールの花形である、ボールを足で跨ぐ大技"エアームーブ"の最高難易度です……」

 

いつき「空中でボールを4回跨ぐという…本当に出来るのか議論の対象にもなったとんでもない技です…」

 

むつ「それを、さっき千歌の前で??」

 

いつき「うん…あれが、矢澤にこさん…」

 

 

 

 

リフティングを続けるにこ。それを距離を置き、見続ける千歌

 

 

にこ「私からボールを奪えるの??」ポンポン

 

千歌「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「無理ですね」

 

 

にこ「??」

 

千歌「私はにこさんには敵いません…レベルが違いすぎます」

 

にこ「じゃあ、あんたは今の自分を越えられないわね」

 

千歌「…越えられない…それは、力だけじゃないんです」

 

にこ「弱い自分を越えたいから、私に挑んだんじゃないの??」

 

千歌「それもあります。でも、もうひとつ、私には越えたいもの…見つけたいものがあるんです」

 

にこ「見つけたいもの?」

 

 

 

千歌「…"輝き"」

 

にこ「……」

 

千歌「私がサッカーを始めた理由は、普通で、何も無かった自分には、何が出来るのか…輝けるのか…それを見つけるためでした」

 

千歌「私達にしかない輝きってなんだろう…何が、輝きなんだろう…それを探しているうちに、ここまで来ました」

 

にこ「それで?その輝きとやらは見つかったの??」

 

千歌「まだです。でも、輝きを見つけられていない自分を超えるため、輝きを見つけるために、にこさんに勝負を挑んたんです」

 

にこ「ふーん…でもそれで…」

 

千歌「??」

 

にこ「輝きを見つけたところで、私達には勝てるの??」

 

千歌「……」

 

にこ「輝きが今の状況を変えるとは限らないわよ」

 

千歌「はい、そうですよね…でも!!」

 

 

にこ「!!!?」

 

 

千歌「私、気づきました!1人じゃ輝きは見つけられないって!!」

 

 

気づくと、にこの周りに曜と梨子が逃げ場を無くすかのように立ちはだかっていた

 

 

にこ「(いつの間に囲まれたの??)」

 

 

千歌「だからみんなで見つけようと思います!!!輝きを!!」バッ!!

 

曜「ヨーソロー!!」バッ!!

 

梨子「行きます!!」バッ!!

 

 

いっせいに飛び込む三人。いつものにこであれば、交わすことは簡単であるが、今回は不意に近い。自然と反応が遅れる

 

 

にこ「(くっ…油断した!!)」

 

 

千歌「行くよ!!曜ちゃん!梨子ちゃん!」

 

梨子、曜「うん!!!!」

 

 

『なんとぉ!?今まで一度もボールを奪われなかった矢澤にこが、ここに来て高海千歌らの連携ディフェンスにより、ついに、ボールを奪われました!!!!』

 

 

真姫「あのにこちゃんが!!!?」

 

穂乃果「うっそぉ……」

 

 

ボールを奪った千歌達は、薄くなったディフェンスを一気に抜ける。音ノ木坂は、メンバーを完全に信じきっていたことがアダとなった

 

 

絵里「希!!」

 

希「任せといて!」

 

 

希が構える。再び、浦の星に逆点のチャンスがやって来た

 

 

千歌「私、少しだけわかったかも、輝き」

 

曜「本当!?」

 

千歌「うん。勝つ事が、強いことが輝きじゃない。もっと、かけがえのないものなんじゃないかって」

 

梨子「抽象的ね…」

 

曜「でも、今はそれでいいんじゃないかな?」

 

梨子「そうね。今はーーーー」

 

 

千歌、梨子、曜「全力でぶつかる!!!!」

 

 

 

三人の想いが、ひとつになる

 

 

千歌、梨子、曜「ー エボリューションGX ー!!!!」ドガァン!

 

 

よしみ「うわ!?威力が上がってる!!」

 

むつ「いっけーーーー!!!!」

 

 

地面をえぐり、風を起こし、ゴールへ迫る三人のシュート。それは、どのシュートにも負けない、熱い、熱い力によるものであった

 

 

希「ー シキガミラインズ ー!!」

 

 

バラバラバラバラバラバラ!!!!

シキガミが列を作り、シュートの威力を落としにかかるも…

 

 

希「(威力が落ちない!?)」

 

 

千歌「これが、私達の力!!」

 

梨子、曜「想いの、力!!!!」

 

 

シキガミは全て散った…しかし、シュートは死ぬことはなくーー

 

 

希「あかん!!」

 

 

 

 

 

ーーゴールへと入っ

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「てないよ!!!!」ドガァン!

 

 

千歌、梨子、曜「!!!!??」

 

 

希「ほ、穂乃果ちゃん!?」

 

 

穂乃果は希の後ろへ回り込み、シュートをゴールラインギリギリで食い止めていた

 

 

海未「穂乃果!!無茶です!」

 

穂乃果「ぐぬぬぬぬ…やってみないと…分からない…よ」ググググググ

 

 

穂乃果はそう言うも、ジリジリとゴールの中へと押し込まれていた

 

 

千歌「行ける!!!!」

 

梨子「行ける!!!!」

 

曜「行ける!!!!」

 

 

「「「行ける!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

穂乃果「負けなあぁぁぁぁぁいぃ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガアァァァァァン!!!!!!

凄まじい音と共に、ゴールが揺れた。いや、会場全体が揺れた。千歌達のシュートは浦の星の全員の想いを乗せ、今、逆点の笛をーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曜「鳴らさ…ないの?」

 

梨子「ゴールに、決まったのよね?」

 

 

 

 

 

 

 

「何言ってるの?」

 

 

 

 

 

 

千歌「え…」

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ゴール、決まってないよ?」キラキラキラキラ

 

 

穂乃果は足で、ボールを抑えていた。いったい何が起きたのか…千歌達には分からなかったが、ひとつだけ分かることがある

 

 

海未「ふぅ…間に合うましたか…」キラキラキラキラ

 

ことり「ギリギリだったね…」キラキラキラキラ

 

凛「ちょっとにこちゃん!何奪われてるの?」キラキラキラキラ

 

にこ「うっさいわね!凛の方がたくさん奪われてるでしょ!!」キラキラキラキラ

 

 

 

 

千歌「あれは…必殺技、なの??」

 

 

 

 

穂乃果「うん。そうだよ。必殺タクティクス」

 

 

 

 

 

「ー 僕たちはひとつの光 ー」

 

 

それはまるで、輝きだった

 

 

 

 




僕たちはひとつの光
音ノ木坂学院の必殺タクティクスです。詳細は次回、説明しますが、音ノ木坂の究極のタクティクスになります


あれ?千歌ちゃんのゾーンは…??

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