ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
では、日本代表のチーム名を発表しようと思います。約1週間、悩みに悩んで行き着いた名前が…
「サニデイジャパン」です!
決定の理由はいろいろありますが、1番の理由は"全員で一緒に"がテーマの"Sunnyday Song"。そして、Sunnyなので"日の丸"とかぶせてあります。たくさんのご意見、本当にありがとうございました!これから"サニデイジャパン"の応援をよろしくお願いします!
前回の、輝こうサッカーで!
さまざまな課題が見つかった日本代表。そんな中で、月の助けもあり、梨子と英玲奈が必殺タクティクス"王者のタクト"を完成させた。パスが繋がり始めた日本代表は、月の強力なシュート"天空落とし"で先制点。そのまま前半を1点リードで終了したのであった
ー 日本代表ベンチ ー
果南「月ちゃん、凄いシュートだったね」
ダイヤ「あのような強力なシュート…いつから、」
月「イタリアに行ってる時に習得したんだ♪」
……?浦の星女学院の選手達には違和感があった。
…イタリアに行ってる時??
曜「え…じゃあ、なんで県予選の決勝戦で"天空落とし"を使わなかったの?」
千歌「確かに…」
月が大会で手を抜くとは思えないし、浦の星女学院を勝たせようとしたとも思えない。
ならば、天空落としをあの時使わなかった理由はなんなのか…
月「撃てなかった」
穂乃果「?」
海未「撃てなかった、とは?」
月「"天空落とし"は確かに威力は充分あるけど、撃つまでに隙が生じる…だから、あの時は撃たせてもらえなかったんだ」
梨子「もらえなかった…DFだから、鞠莉さん?」
月「いや…」
ルビィ「"天空落とし"…」
真姫「ルビィなら撃たせないんじゃないの?あんな隙だらけの…」
ルビィ「確かに絶対に撃たせない…でも、」
隙だらけでも、取られなければいい。
単純な考えだが、そこまで余裕を作るのはかなり難しい。
月のプレーにはまだかなりの余裕がある…
真姫「あんなの見せられたら、ルビィも黙ってはいられないわね」
ルビィ「早く治したい…けど」
真姫「間に合わないわよ」
ルビィ「…」
その言葉がどれほど苦痛なのかは、真姫も理解している。
しかし、こうはっきり言わなければルビィは無茶をしかねない
真姫「この試合観たら、病院に戻るわよ」
ルビィ「うん…」
真姫からは見えないところで、ルビィの手は音をあげるかというぐらい強く、握られていた
一方、日本代表ベンチでは美奈が後半の指示を出していた
美奈「後半は果南ちゃんがGKね!」
果南「よし!頑張るよ!」
美奈「あんじゅちゃんに変わって希ちゃんがDFね♪」
希「やっとウチの出番やな」
美奈「あと、ツバサちゃんも出るからね〜」
センターフォワード 綺羅ツバサ
セカンドトップ 渡辺月 ☆
右サイドハーフ 渡辺曜
左サイドハーフ 園田海未
トップ下 高海千歌
センターハーフ 桜内梨子
センターハーフ 統堂英玲奈
センターバック 鹿角聖良
右サイドバック 東條希
左サイドバック 南ことり
キーパー 松浦果南
にこ「FW…凄い存在感ね」
ダイヤ「ツバサさんと月さん…どちらも日本のトッププレイヤーですものね」
後半が間もなく始まる。
日本代表選手達はコートに入り、聖堂山の選手達を待つ
千歌「後半も頑張りましょう!真命さん!」
黒裂「あぁ、その事なんだが…」
黒裂は申し訳なさそうに続ける
黒裂「私達の役目はここまでだ」
千歌「え……」
その時、スタジアムに実況の大きな声と大歓声が鳴り響いた
『今入った情報です!!なんと、聖堂山高校は前半のみの出場のようで、後半からは……』
綾野「久しぶりだな。浦の星女学院」
ダイヤ「綾野さん!?」
『千羽山高校が出場するとの事だあぁぁ!!!!!』
まさかのチームごと交代という衝撃の展開に、日本代表達は驚きを隠せなかった
凛「全員交代するの!?」
理亞「どんなチームなのか、全く分からない…」
美奈「そうよ♪それが狙いだもの」
月「なるほどね。相手が変化しても、対応する力…か、」
ツバサ「美奈監督…とんでもないことを考えるのね」
聖堂山の選手達にかわり、千羽山の選手達がポジションにつく。
聖堂山高校が攻撃特化型のチームだとすれば、千羽山高校はディフェンス特化型
曜「雰囲気が一気に変わったね」
梨子「あのDFの厚さ…前よりも強化されてる」
千羽山の選手達が全員、ポジションについたところで、後半の始まりを知らせる笛がーー
ピーーーーーー!!!!!
『さあ!千羽山ボールで後半が始まりました!なんとチームごと交代するという、衝撃の展開ではありますが、これは美奈監督に考えがあるのでしょう!千羽山が一気に攻め上がります!!』
田主丸「私達もたくさん練習したんだから!!」
原野「そう簡単にはボールは取らせないよ!」
原野の言う通り、日本代表は千羽山からなかなかボールを奪えないでいた。
当たり前ではあるが、浦の星が本戦で戦った時よりも動きが違う
原野「いいよ、みんな!」
育井「もっとパスを回して走るんだ!」
梨子「は、速い…しかも、足を止めていない!」
英玲奈「これは、マークにつくのはかなり厳しいぞ…」
走る千羽山。
千羽山高校がある群馬県には、山道・上り坂がたくさんある
学校の裏には箱根駅伝の山道が可愛く見えてくる上り坂があり、千羽山高校サッカー部は毎日そこを走っている。
地面は整備されていないゴツゴツ岩道なので、走るだけで足腰が鍛えられる
月「ただ走っているだけじゃ、あんな筋肉はつかないね」
曜「フィジカルも凄いよ。競り合いでボールを奪えるかどうか…」
千羽山の脅威の運動量に翻弄される日本代表。
このままDFまでも突破され、失点の危機…かと思いきや
ことり「これ以上は行かせません!」バッ
田主丸「な!?原野!」パス
田主丸は自分達の動きに追いついたことりに驚き、パスを出すも…
希「残念やな!」バッ
原野「え…なんで、」
梨子「DFの選手達が、千羽山の動きについていってる…??」
千羽山の動きについて行くのはかなり厳しいはず…
しかし、希・ことりは千羽山の選手の前に先回りし、行く手を阻んでいる
真恋「さすが、期待通りね」
美奈「あの子の指示でDFの層は鉄壁に変わる…代々受け継がれてきた、あの子の学校の伝統的な特殊司令塔」
聖良「梨子さんと英玲奈さんもお願いします!これ以上、千羽山の進撃を防ぐためにも…」
鹿角聖良の通う高校、函館聖泉女子高等学院には伝統的な戦術がある。
それは、"センターバックの司令塔"
センターバックの選手が指揮を執り、鉄壁のディフェンスを築く。
聖良はその戦術を完璧に受け継ぎ、今、日本代表の戦術として生かそうとしていた
聖良「英玲奈さんと曜さんでそこを守ってください!千歌さんはーーーー」
『おぉっと!?これは!函館聖泉の鉄壁ディフェンスによく似たディフェンスだ!千羽山の選手達は思うように攻められない!』
原野「このディフェンス…私達以上!?ーーーー「ボールはいただきます!」ズサー!
ことりがスキをついたスライディングで、原野からついにボールを奪い取った
聖良「ナイスです!ことりさん!」
英玲奈「あとは私達に任せてくれ。聖良」
梨子「みんな、行くよ!」
梨子が構える。英玲奈の"エンペラータイム"で得た千羽山と日本代表の情報を脳内に刻み込み、道を示す
梨子「ー 王者のタクト ー!!」ビシッ!
梨子「月ちゃん、ツバサさん、お願いします!!」ビシッ!
月とツバサに道が示された。
梨子が浦の星女学院で培ったカウンター。
速さを求める月達には最高の指揮であった
月「よし!一気に行くよ!」バッ
ツバサ「私達の動きにシンクロしているわね」バッ
月とツバサがワンツーパスでボールを繋ぎながら一気にゴール前へ。
後半初めてのシュートチャンスとなった
月「ツバサさん!」パス
ツバサ「あとは任せて」バサッ!!
ツバサの背中から巨大な羽が生える。
"ゴットストライカー"という異名はこの技から来ている。
神々しく巨大なオーラ。
見るもの全てを魅了するかの如く、選手達は立ち尽くす
ツバサ「ー ゴットノウズ改 ー!!」ドガアァァン!
『出たあぁぁ!!!綺羅ツバサの必殺シュートだあぁぁ!!!!』
綾野「なんて強力な…」
バリバリバリと弾けるオーラ。
ボールに収まりきれなかったパワーが溢れ、巨大な塊としてゴールに迫っていた
凛「これは止められないにゃ!!」
あんじゅ「さすがゴッスト!」
美奈「……」
ドガアアァァァァァァン!!!!!!!!!
ツバサ「!!!?」
凛、あんじゅ「!?」
日本代表「!!!?」
美奈「まぁ、無理よね」
綾野、牧谷、塩谷「ー 真 無限の壁 ー」ドン!!
『な、なんと!?千羽山の切り札、無限の壁により、綺羅ツバサのシュートが弾かれてしまったぁ!!!』
ツバサ「止められた…わね」
綾野「私達の壁は進化した。破れることはない!!!」
梨子「そんな…ツバサさんのシュートが、止められるなんて」
曜「あの時よりも凄く強力になってるよね…」
進化した無限の壁は難攻不落。
どんなシュートを撃っても弾かれる
英玲奈「ー シェルビットバースト ー!!」ドドドガァン!
綾野、牧谷、塩谷「ー 真 無限の壁 ー」ドン!!
曜「ー ゴットウインド ー!!」ドガアァァン!
綾野、牧谷、塩谷「ー 真 無限の壁 ー」ドン!!
千歌「ー サンシャインアッシュ ー!!」ドガアァァン!
綾野、牧谷、塩谷「ー 真 無限の壁 ー」ドン!!
『ああっと、高海千歌のシュートも弾かれた!!日本代表、何度もチャンスを作りますが、無限の壁を破れない!!』
千歌「ハァ、ハァ…硬い…」
曜「私達のシュートが、通用しない…」
にこ「どうするのよ…どのシュートも通用しないじゃない…」
真恋「そうね。今の日本代表に無限の壁を破る選手はいない…」
ダイヤ「では、このまま得点出来ないまま…」
美奈「出来るわ」
「「「!?」」」
美奈の一言で、日本代表ベンチはざわつく。
この状況下で美奈にはゴールのビジョンがあるのか…
選手達には全く想像できなかった
美奈「あの壁を破るキーマンはーーーー」
美奈「ダイヤちゃん。あなたよ」
ダイヤ「…え」
日本代表 1-0 千羽山高校
感想で次回の技予想を書くのは良くない。という意見をもらったのですが、確かにそうですよね。
自分も期待を破るのがちょっと申し訳ないと思っちゃうので…