ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで!   作:ルビィちゃんキャンディー

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ついにサウジアラビア戦となりました。お話の前半は、今まで登場していなかったあの子がでます!

ここでひとつ注意です。
外国人の選手の名前ですが、ルビィちゃんキャンディーは外国人選手の名前をつけるセンスが全くないので、原作と同じ名前にしてあります。なので、男の名前の選手が入っていますがご了承ください




第3章 13話 「サウジアラビア戦 "開幕"」

 

 

 

 

前回の、輝こうサッカーで!

毎朝自主練をするにこ。その姿を見た真恋はにこに自分の想いを語った。お互いの気持ちを再確認したところでにこは練習に戻るのであった

 

 

 

 

 

 

 

ー 帝国女学院 ー

 

 

鬼道「佐久間!上がれ!」

 

佐久間「任せろ!」バッ!

 

 

静岡県の女子サッカー部チームでもトップクラスの実力を持つ帝国女学院は、地区予選で浦の星に敗北して以降、練習はより一層厳しくなっていた

 

 

鬼道「全体的にスピードが遅いぞ!!それでは千歌達には勝てないぞ!」

 

「「「はい!!!!」」」

 

 

鬼道の指示がグラウンドに響く。

ボールはすぐに前線へ。

シュートチャンスがやってきた

 

 

佐久間「決めろ!!」バシッ

 

 

 

 

 

 

佐久間「善子!!」

 

 

善子「任せなさい!」

 

 

ボールを受け取った善子は漆黒の羽を生やし、渾身の蹴りを叩き込んだ

 

 

善子「ー デビルバーストGX ー!!」ドガァン!!

 

善子のデビルバーストは完璧なまでに鍛え上げられていた

 

 

源田「ー ハイビーストファング ー!!」ガキィン!

 

しかし、源田も負けてはいない。

進化した源田の必殺技は、巨大な牙で善子のシュートに噛み付いた

 

 

源田「ぐっ…ぐぐ……」

 

善子「…!」

 

 

バシューン!!

ボールがゴールネットを揺らす。

善子のシュートが源田を打ち破り、ゴールに入ったのだ

 

 

源田「はは、流石だな善子」

 

善子「誠志郎さんの技も強力よ。強化されたら多分、止められる」

 

 

点が入ったので一旦休憩。

善子はその足でコーチの元へと向かった

 

 

「どうだ善子。手応えは」

 

善子「デビルバーストじゃ、やっぱり足りないわ。コワレヤスキでも足りるとは思えない」

 

「確実にレベルアップしている。自身を持てよ?善子」

 

鬼道「その通りです」

 

善子「鬼道さん…」

 

鬼道「善子が帝国女学院に編入してから数週間。恐ろしいスピードでチームに馴染んでいる。そのスキルは生かすべきだ」

 

善子「はい、でも今のままじゃ全く足りないんです…」

 

「善子…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『以上です。この18名が今大会の日本代表です』

 

善子『あ、あれ?私の名前は…』

 

善子『…』

 

善子『そっか。私、選ばれなかったのね…』

 

 

知っていたことだ。

自分と同じポジションの選手を見れば一目瞭然。

留学ストライカーにUTX高校の天才、ゾーンを持つ1年生、電光石火で決勝では止められなかった1年生、我らが炎のストライカー。

そして、浦の星の、日本のエースストライカー…

 

 

自分など、戦力になるはずがなかった

 

 

 

 

 

北也『本当にそれでいいのか?善子』

 

善子『…いいわけないでしょ!!』ボロボロ

 

 

気づけば果南の家、北也の元へと行っていた善子。

果南は気を使ってかその場にはいなかった。

その分、北也は父親のように。

そして親友のように、善子に寄り添った

 

 

北也『悔しいよな。善子』

 

善子『ぐ、ぐやじいわよ……』ボロボロ

 

北也『俺もな、すごく悔しいよ善子』

 

善子『!』

 

北也『あんなに頑張ったのにな…支えたのにな…お前の努力は俺が一番知っている』

 

善子『…グズッ…』

 

 

 

北也『だからな。善子』

 

 

 

北也『一緒に世界を目指すぞ』

 

善子『!?』

 

 

今、北也はなんて言った…?

世界を目指す?

しかし、代表はすでに決定している。

今更、変更など…

 

 

北也『代表にはな、枠は少ないが、追加メンバー枠というものがある』

 

善子『!!』

 

北也『お前が、死ぬ気で、そして世界を相手に勝負、優勝したいと思うなら…』

 

 

北也『俺が全力でお前を鍛えてやる』

 

善子『…そう、いいわ。やってやるわよ』

 

 

善子の目に光が戻った。

しかし、その目は前とは比べ物にならないほどギラギラしていて、北也でさえ、鳥肌がたつレベルだった

 

 

善子『きつくて死んでも、すぐに立ち上がってやるわよ!!こんなところで、みんなとのサッカーを終わらせるわけにはいかないのよ!』

 

北也『…よし。流石だな。それじゃあ早速』

 

善子『?』

 

北也『転校だ』

 

 

 

 

 

 

 

佐久間「流石に驚いたぞ。津島善子が帝国に来たのだからな」

 

源田「一時的とはいえ、今の善子は私達の大切なメンバーだ。一緒に強くなろう」

 

善子「えぇ!頑張りましょ」

 

 

自身のサッカーレベルの強化のために、一時的に帝国女学院に編入した善子。

彼女のサッカーへの、そして世界への想いは死んでなどいない

 

 

北也「さあ、練習再開だ善子。その後は全員で観るぞ」

 

善子「日本vsサウジアラビアね」

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ー 西木野総合病院 ー

 

 

真姫「いよいよね」

 

ルビィ「うん…」

 

真姫「大丈夫よ。美奈さんやみんながいるんだもの。勝てるわよ」

 

ルビィ「勝てる、と願いたい。でも、それ以上に心配なことが…」

 

真姫「…?」

 

 

ルビィ「サウジアラビアは潰しで有名だから…」

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

ー FFスタジアム ー

 

 

『さあ!!ついにこの日がやって来ました!!FFIアジア予選、第一試合 日本対サウジアラビア!!サニデイジャパンは強豪サウジアラビアに勝利を収めることが出来るのか!?』

 

 

おぉぉぉ!!!!日本ー!!日本!日本!日本!はい!はいはいはいはい!!!

 

 

『日本サポーターはすでに盛り上がっている!!この勢いで日本、前半から飛ばしてほしいところ!』

 

 

 

 

千歌「テレビでしか聞いたことない、日本代表の応援だ…」

 

曜「まさか、私達が応援されているなんてね」

 

真恋「それほどまでに、あなた達は期待されている。ってことよ!みんな、初戦から勝利を手に入れるのよ!」

 

美奈「怖がってはダメ!気持ちを強く持って行きましょ!!」

 

 

「「「はい!!!!!!」」」

 

 

 

 

センターフォワード 渡辺月

セカンドトップ 黒澤ダイヤ

トップ下 高海千歌

右サイドハーフ 園田海未

左サイドハーフ 渡辺曜

センターハーフ 桜内梨子

センターハーフ 統堂英玲奈

センターバック(右)優木あんじゅ

センターバック(中)鹿角聖良

センターバック(左)東條希

ゴールキーパー 高坂穂乃果☆

 

3-2-3-2

 

 

 

 

 

 

 

コンドル「日本にはレベルの高い選手がいるようだね」

 

アンドレアス「問題ない。全員、潰すだけよ」

 

 

 

FW アンドレアス、コンドル

 

MF ドーガン、ヒソカ

 

MF シルバ、ガダル、ハルク

 

DF ガラ、ベッカ、サミ

 

GK ファルコン

 

3-3-2-2

 

 

 

 

 

 

ピーーーーー!!!!!!

 

『さあ、始まりました!日本対サウジアラビア!!前半は日本ボールから!FWの黒澤ダイヤと渡辺月が上がっていく!!』

 

 

月「行くよ!ダイヤさん!」

 

ダイヤ「はい!」

 

 

パス回しは言わずもがな。

二人はサウジアラビアの選手に対して、スルッ。スルッ。と素早いドリブルを仕掛け、上手く突破していく

 

 

ドーガン「くっ…上手いな…」

 

ガダル「中盤!ディフェンスを固めろ!!」

 

 

ダイヤ、月「!!」

 

 

流石は代表。

選手の一声でディフェンスの層が厚くなった。

無理にドリブルをするのは困難だ

 

 

月「海未ちゃん!」パス!

 

海未「はい!」

 

 

日本はサイドでの攻撃を選択。

海未にボールを渡し、一気に突破を図る

 

 

海未「ー START:DASH!! ー!!」ビュン!!

 

シルバ「!!」

 

 

『園田海未!サウジアラビアの選手を一人突破したぞぉ!!』

 

 

海未「これなら…行けます!!」

 

シルバ「…」

 

 

シルバを完全に抜き、そのまま中にボールを送ろうとした…が、

 

 

海未「!!?」

 

 

 

 

ガラ「残念だったね」

 

ベッカ「まんまと罠にハマったぞ」

 

 

月「しまった!!最初のは囮!?」

 

 

海未は、選手を一人突破した瞬間に二人のDFに囲まれていた。

シルバは囮。

海未を端に誘導するための作戦だったのだ

 

 

海未「くっ…もう一度抜くだけです!」バッ!

 

 

海未が"START:DASH!!"を仕掛けようとした。

しかし、

 

 

ベッカ「行かせない!!」ドォン!!

 

ガラ「ほら、弱い弱い!!」ドォン!!

 

海未「うぅっ!?」グラッ

 

 

DF二人の激しいタックル。

足を踏み込まなければ吹き飛ばされていた。

海未は今までにこんな衝撃を受けたことは無かった

 

 

海未「(ぐっ…強い!?)」

 

 

千歌「海未さん!!」

 

梨子「ライン際まで追い詰められているから、パスももらえない…」

 

 

サウジアラビアのフィジカルに圧倒される海未。

そして、その時はやってきた

 

 

海未「っっ!?」ドサッ!

 

ベッカ「もらったぞ」

 

 

『おぉっと!?園田海未!DF二人による激しいディフェンスでボールを奪われてしまったぁ!!』

 

 

千歌「海未さん!大丈夫ですか!?」

 

海未「だ、大丈夫…立てます…」

 

 

海未はそう言うも、吹き飛ばされた衝撃でなかなか立ち上がる事ができなかった。

これが世界のフィジカル。

これが世界の戦いなのだ

 

 

梨子「(これ以上は…!!)」バッ!

 

ベッカ「!」

 

 

梨子が一瞬の隙をつき、ボールを奪いに行った

 

 

梨子「ー アインザッツ ー!!」ビュン!

 

 

ボールに梨子の足が触れた…

あとは、ボールを奪い取るだーーーーー

 

 

 

 

 

 

ーーーーー「軽い!!!!」ドォン!!

 

 

 

 

梨子「きゃ!?」ドサッ!

 

 

日本「「「!!!!??」」」

 

 

『な、なんと!?ボールを奪いに行った桜内梨子!ベッカの足とボールを挟んだ瞬間、ベッカの強力なパワーで吹き飛ばされたぁ!?』

 

 

梨子「い、痛い…」

 

ベッカ「おいおい…日本はこんなに弱っちいのか??」

 

 

 

聖良「な…なんて強引な…!!」

 

希「データ通りやな。ファウルなんて関係無しや…」

 

 

ディフェンスに入っても強引に突破される日本。

そのままボールはキャプテンのアンドレアスに渡り、この試合、最初のシュートチャンスとなった

 

 

アンドレアス「日本…期待以下だったな」バッ!

 

穂乃果「!」

 

 

ゴール前で飛び上がるアンドレアス。

サウジアラビアの代名詞ともいえる、灼熱の技が放たれた

 

 

アンドレアス「ー バーニング・火の鳥 ー!!」ドガァン!

 

 

『これは!アンドレアスの必殺シュートだぁぁ!!日本の守護神、高坂穂乃果は止められるのでしょうか!?』

 

 

穂乃果「絶対に止める!!!!」ドォン!!

 

 

穂乃果はオーラを込めた右手を地面に叩きつける。

地面に現れたVの字は、炎のシュートを受け止めた

 

 

穂乃果「ー 真ゴットハンドV ー!!」ドン!!

 

アンドレアス「何!?」

 

 

『止めたぁぁ!!高坂穂乃果!ゴットハンドVで日本のピンチを救ったあぁ!!』

 

 

あんじゅ「ナイス!!」

 

聖良「助かりました!」

 

 

穂乃果「ゴールはやらせないよ…」

 

 

試合序盤。

サウジアラビアのフィジカルに圧倒される日本代表。

果たして試合の行方は…

 

 

日本 0-0 サウジアラビア

 

 





ちなみにFFI地区予選は、オリオンと同じく、グループリーグ形式にしています。

次回から勝負はヒートアップ!?

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