ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さん、ルビィちゃんキャンディーが新たな挑戦をしました…それは"挿絵"です。Twitterではいくつかイラストをあげたのですが、まだまだ素人…勉強の合間に練習しようと思います。ちなみに、第2章の函館聖泉戦その4の後書きに、挿絵を投稿しました。ぜひ、見てみてくださいね!ご感想お待ちしております
最初に言っておく。俺の絵はかーなーり酷い!!
前回の、輝こうサッカーで!
にこのプレーにより、サウジアラビアとぶつかる覚悟を決めた日本代表。しかし、サウジアラビアは日本を完全に潰すために、必殺タクティクスを発動する。それにより、月とダイヤが……
曜「月ちゃん!?」
果南「ダイヤ!!」
砂嵐が収まったグラウンドにうずくまる2人。
月は腹を抱え、ダイヤは足を抑えている…ただ転んだだけではないようだ
月「ゴホッゴホッ!?っっ…ヤバいね…ちょっと…」
ダイヤ「っっ……!」
果南「!!!!あいつら…!」
分かりきったことだ。
サウジアラビアの選手がやったに違いない。
ここまで酷いサッカーを見たのは初めてだった。
果南は怒りで我を忘れ、そのまま掴みかかろうとする
ダイヤ「やめてください果南さん!出場停止になりますわよ!?」
果南「っっ…でも…」
ダイヤ「わたくしは大丈夫…今はベンチに戻って、作戦を…」
果南「……」
果南はサウジアラビアの選手を睨み続けるも、怒りを堪えてベンチに戻る。
ルビィの件では一番落ち着いていた果南が、今回は一番冷静ではなかった。
それまでにこの試合は緊迫しているのだ
千歌「ダイヤさんと月ちゃんは…」
花陽「今、医務室で見てもらっていますが、幸いにも脛とみぞおち…怪我はないようです」
聖良「良かったです…これで戦線離脱は最悪な状況でした」
ひとまず怪我でないのなら安心…しかし、美奈達の顔は晴れない
真恋「警告…でしょうね」
ツバサ「これ以上、対抗するなら容赦しない…ということね」
美奈「…」
後半も、あの必殺タクティクス。
そして潰しを受けたら次は…
再び恐怖心が芽生え始めた選手達。
逃げようにもあの砂嵐では何も出来ない
穂乃果「あの砂嵐…どうにかならない?」
あんじゅ「難しいわね…何も見えないんじゃ、動くことさえ」
海未「…」
何とか作戦を考えたいが、時間は有限。
何も思いつかないまま、後半戦が始まろうとしていた
真恋「ひとまず、月ちゃん達を交代させましょ」
美奈「えぇ。月ちゃんとダイヤちゃんに変わって……」
美奈「凛ちゃんと理亞ちゃんよ」
凛、理亞「!!」
一番驚いたのは、凛と理亞だった。
今の状況下、そして実力的にもツバサとことりが出るものだと思っていたからである
凛「凛なんかが戦力になるのかな…」
理亞「っ…」
練習試合で思い知らされた。
自分たちよりも実力のある先輩達。
無敵の選手だと思っていた全国大会のころの自分が恥ずかしい…
穂乃果「大丈夫!」
凛、理亞「!」
穂乃果「穂乃果知ってるよ!2人が凄い選手だって。絶対にチームの力になる!」
凛「穂乃果ちゃん…」
理亞「…」
穂乃果「信じてる!だから、ファイトだよ!」
凛、理亞「はい!!」
穂乃果の才能のひとつ、仲間を照らし導く。
それは彼女が太陽だからこそできる、高坂穂乃果の力なのである
真恋「さすが穂乃果ちゃんね…!」
美奈「海未ちゃん」
海未「はい…?」
美奈「ちょっと聞いて」
―――――――――――――――――――
『さあ!日本 対 サウジアラビア、後半戦がまもなく始まります!!日本は前半終了時にアクシデント、渡辺月と黒澤ダイヤが医務室で治療を受けているため、鹿角理亞と星空凛が交代するようです!!』
聖良「理亞、頑張りましょう!」
理亞「はい…!姉様」
理亞は全国大会で浦の星に負けた時に、聖良とのサッカーは終わったのだと確信していた。
全ては受け入れきれないものの、聖良がいなくなったあとの函館聖泉を支えるために、精一杯の努力を…
そう心に決めた時だった。
自分が、そして姉様が日本代表に選ばれたのは…
『FW 函館聖泉 鹿角理亞』
『DF 函館聖泉 鹿角聖良』
聖良『理亞!!私達、代表ですよ!!』
理亞『…う、うそ…』
聖良『理亞とのサッカーは、まだ終わっていません!』
理亞『姉様…!』
理亞「これが…本当に最後…」
コートに入った理亞は目の色を変える。
もちろん、聖良とのサッカーのためでもあるが、あの時気づいたサッカーの楽しさを守るために。
サッカーを楽しむために…
理亞「勝つ」
凛「すっごい気合いだにゃ…」
凛は準備運動をしながら気合いを入れている理亞を見ていた。
陸上部時代のクセで、動き出す前には必ず準備運動をする凛。
体をほぐすというよりかは、ルーティーンに近かった
花丸「花陽ちゃん、なんで美奈さんはツバサさんとことりさんを出さなかったの?」
花陽「…わかりません。ですが、美奈監督には考えがあるはずです…!」
ツバサ「…」
ツバサ「(私は、まだ出るわけにはいかないのよ)」
ピーーーー!!!!
『さあ!!サウジアラビアボールで後半戦のスタートです!!得点は1-1、果たして先に得点するのはどちらの国なのか!?』
アンドレアス「行くぞ!!」
「「「ー 大砂漠砂嵐 ー!!」」」ズザー!!
キックオフと同時に、再び砂嵐を発動するサウジアラビア。
先ほどと同様に、身動きが取れない日本の選手達
理亞「っ…!?(目を開けてられない!)」
凛「にゃー!?」
交代したFW2人も目を閉じる。
砂が大量に目に入ったら洒落にならない。
しかし、目を閉じるということはーーー
コンドル「潰してくださいって言ってるようなもの!!」ドガァン!
理亞「痛っ!!」ドサッ!
凛「理亞ちゃん!?」
今の声は理亞ちゃんの…
凛は理亞がサウジアラビアの選手に何かされたのを察し、警戒する
凛「(目をつぶっているから、何もわかんないよ…)」
あれ…?この感じ、どこかでーーーーー
ヒソカ「邪魔です!!」ドカッ!!
凛「ぐっ…!?」ドサッ!
ヒソカに勢いよく突き飛ばされる凛。
急所には当たらなかったが、かなり危険なタックルだった
凛「痛いにゃ〜…(なんで、サウジアラビアの選手は、砂嵐の中でも凛のいる場所が分かったんだろう…)」
考える凛。
その間にも、サウジアラビアは日本に猛威を振るう。
そして……
『ゴール!!!!サウジアラビア、逆転だぁぁ!!』
穂乃果「っ…!?」
梨子「前半と同じ…」
『サウジアラビアがいつシュートを撃ったのか、それ以前にどこにいるのかさえ我々にはわかりません!!日本は、抗うことも出来ずに逆転を許してしまった…!!』
穂乃果「ボールさえ見えれば…取れるのに…!!」
希「…」
逆転されてしまった日本。
このままではさらに失点を許してしまう…
しかし、攻めないことには始まらない
理亞「私達が取り返す!」
凛「やってやるにゃ!!」
試合再開。
ドリブルを始めた理亞は、そのままサウジアラビアの選手に突っ込む
ハルク「吹き飛ばしてあげるわ!!」
理亞「!」
ハルクがディフェンスに入る。
ファウルを気にしないサウジアラビアのディフェンスは凶器。
理亞が受けたらひとたまりもない
ハルク「喰らえ!!」バッ!
聖良「理亞!危ない!!」
そう。
受けたらの話
ハルク「な!?いない…?」
気づいた時には、理亞はハルクの前からいなくなっていた。
抜かされた訳では無い。
では、いったいどこへ…
理亞「こっち」
ハルク「!?(上…!?)」
華麗な身のこなしで、ハルクの真上まで飛んでいた理亞。
両足で挟んだボールには、すでにオーラが溜められている
曜「あの技は…!」
梨子「苦しめられた記憶しかない…」
浦の星のメンバーは忘れるわけがない。
理亞の圧倒的なサッカーセンスから放たれるその技は、相手を敗北という谷底にたたき落とす
理亞「ー ドロップアウトV3 ー!」ドガァン!
ハルク「うわっ!?」
両足で地面に叩きつけたボールは、オーラを爆発させてハルクを吹き飛ばす。
理亞相手にパワープレイは不利。
華麗に交わされ、敗北を知るだけである
凛「さっすが!かっ飛ばして行くにゃ!」
理亞「凛!」パス
理亞のプレーでテンションが上がった凛は、いっきに走り出す。
理亞はその動きに呼応し、パスを出す
シルバ「なに…あのパスは!?」
ガダル「繋ぐ気あるの??」
理亞が凛に出したパスは、パスとは言い難い、俗に言う"キラーパス"であった。
凛がいる場所よりも遥か先。
先にサウジアラビア選手がボールを取ってしまうのでは、というほど離れていた
ガラ「ミスキックかしら…もらうわね」バッ
ガラが、自分の前まで転がってきたボールに触ろうとしたーーーーー
凛「あげないにゃあぁぁぁ!!!!」バリバリ!!
ガラ「!!!?」
ベッカ「追いついた!?」
なんと、先程まで自分よりもボールから離れていた日本の選手が、一瞬で目の前に現れたではないか…
ガラは凛の超加速に動揺し、対応に遅れる
凛「ー ジグザグストライク ー!!」ビュンビュンビュンビュン!!
電気を纏い、金色に輝く凛はもう誰にも止められない
シルバ「なんーーー ビュン!
サミ「このはやーーー ビュンビュン!
ベッカ「おいつかーーー ビュンビュンビュン!
凛「そんなんじゃ凛には一生追いつけないよ!!」
『全員、抜いたぁぁ!!矢澤にこに続き、鹿角理亞と星空凛が魅せる!!!!これが日本の期待の新生の力です!!』
凛「このまま決めるにゃ!!」
理亞「シュート!」
果南「よし…!行ける!」
ことり「凄い、凛ちゃん!」
花陽「凛ちゃーん!!」
凛は右足を叩きつける。
ドン!!と大きな音と共に現れたのは、凛の気迫…"虎"
凛「うおああああああああああ!!!」
凛「ー タイガードライブV3 ー!!」
積み上げた練習で強化されたタイガードライブは、唸りをあげながらゴールへと突進する
ファルコン「凄い気迫だね…でも、止める!」
ファルコンのオーラが膨れ上がる。
まるで巨大な炎。
その炎が、凛のシュートをガッチリと掴んだ
ファルコン「ー ダイナミックコロナ ー!!」ドン!
凛「!?」
理亞「な…!?」
『止めたぁぁ!!サウジアラビアGK ファルコン、必殺技で星空凛のシュートを完全に抑えました!!! 日本、得点とはなりませんでした!!』
凛「そ、そんな…あんなに練習したのに…」
理亞「あれでもパワーが足りないっていうの…?」
凛のあのシュートが止められてしまうということは、自分の"ウルフレジェンド"も…
凛と理亞は、世界の壁を痛感する事となった
ファルコン「アンドレアス!」ブン!
アンドレアス「…」
アンドレアスにボールが渡る。
それ即ち、悪夢の始まりである
アンドレアス「突破されたときは焦ったが、心配は無用だったな…行くぞ!!」
「「「ー 大砂漠砂嵐 ー!!」」」ズザー!!
穂乃果「また砂嵐…」
聖良「このままでは…また、」
海未「…」
海未「(やるしかないようですね…)」
海未は決意する。
先程、曜だって成功したではないか。
まだ未完成…それは言い訳にならない。
終わったあとでは遅い。
なら、可能性にかけるのみ
海未「相手にとって不足なし」
次回
海未が"START:DASH!!"を進化させた"3つの技"が発動する