ラブライブ!サンシャイン!!輝こうサッカーで! 作:ルビィちゃんキャンディー
皆さんどうも!朝、玄関を開けたら熊がいてめっちゃ驚いたルビィちゃんキャンディーです!まあ、自分の住んでる場所から考えると、鹿とか猿とか猪とか熊が出てもおかしくないんですが…
さてさて、今回でサウジアラビア戦は決着です!果たして結果は…
ちなみに19話は今日の21時に出しますね
前回の、輝こうサッカーで!
希のワシワシ地獄をヒントに、サウジアラビアのラフプレーを回避したFWたち。そして、海未が"START:DASH!!"を進化させた新必殺技"天地雷鳴"で同点に追いついた。残り時間はあとわずか、果たして勝つのは…?
月「僕達がいない間に、凄いことになってるね」
果南「月、ダイヤ…!大丈夫なの?」
ダイヤ「大事には至りませんでした。ご心配をおかけしました…」
見るかぎり怪我は本当にないようで、歩くことも出来ている。
ベンチメンバーは安心するのと同時に、今の状況を説明する
ダイヤ「海未さんが新必殺技を3つも…?」
月「うひゃ…強力なシュートだね。"天地雷鳴"」
花陽が海未のシュートをリプレイ動画で、月とダイヤに見せる。
映像からでも伝わる気迫と振動。
まさに、海未の覚悟の結晶であった
ダイヤ「得点は2-2…次に点を決めた国が勝利ですわね」
花陽「はい…ですが、今はサウジアラビアボール。このまま攻められたら…」
月「うーん、大丈夫みたいだよ」
穂乃果「ー 真ゴットハンドV ー」ドン!!
アンドレアス「くそ…!!!」
『止めたぁぁぁ!!!!日本の守護神、高坂穂乃果!!アンドレアスのシュートを完全に抑えましたぁ!!』
穂乃果「シュートが見えるなら、絶対に止められるよ!!」
にこ「こっちよ!穂乃果」
サウジアラビアは、今の日本には砂嵐は効かないと判断し、そのまま攻め込んだのだが…
それは穂乃果と真っ向から勝負するということになる
ガダル「あのキーパー、かなりの実力の持ち主だね…」
シルバ「アンドレアスのシュートが簡単に…」
穂乃果からボールを受け取ったにこは、前半の時のようにドリブルで一気に攻める
コンドル「くっ…!!」スカッ!
ヒソカ「すばしっこい…!」スカッ!
にこ「そんなんじゃ一生取れないわよ?」
焦りが生む、隙だらけなプレー。
にこはボールを奪われるわけがなかった。
必殺技を使うこともなく、穴だらけのディフェンスを駆け抜ける
にこ「最後よ!走りきりなさい!日本!!」
「「「はい!!!!」」」
ベッカ「調子に乗るな!!」
にこ「…!!」
にこが日本を奮い立たせた瞬間であった。
上空から轟音とともに落ちてきた隕石。
月とダイヤからボールを奪った、"レッドホットチリ・メテオ"だった
凛「にこちゃん、危ない!!」
にこ「わかってる!」パス
千歌「!」
にこは隕石を回避するために千歌にボールを渡した。
しかし、その間にもサウジアラビアの選手達は次々と戻ってきている
にこ「行きなさい!千歌!」
理亞「ディフェンスが固まる前に…!」
千歌「よし…!」バッ!
千歌は走り出す。
みんなの期待を背負い、ラスト、本気でぶつかるために
サミ、ガラ「行かせない!!」バッ
向こうからDFがこちらへ近づいてくる…
時間的にも奪われるわけにはいかない。
千歌のドリブルスピードは速くなる
曜「千歌ちゃん…そのままDFに突っ込むの…!?」
梨子「様子が…おかしくない?」
千歌「(なんだろう…この感じ、前にも)」
進化したい。
成長したい。
だから、すぐにできないことをひとつひとつ。
乗り越えてきた
千歌「もっと速く、速く、速く…走りたい!!!!」バチバチ
月「…何あれ…」
ツバサ「…」
千歌の体がほのかに光り始める。
バチバチ…と謎の音を放ちながら、どんどん…どんどんどんどん加速していく
千歌「行kーーーー
サミ、ガラ「な!?」
アンドレアス「…!???」
ファルコン「…消えた??」
ーーーeる!!!!」
「「「!!!!??」」」
『抜けたぁぁぁ!!!!高海千歌、一瞬、姿を消したかのように見えたが!?新しい必殺技でしょうか!!』
英玲奈「スプリントワープか…?」
月「いや違うね。スプリントワープは高速移動。だけど、今の千歌ちゃんの動きは…」
ツバサ「希さんの"バニシングカット"のような、瞬間移動に近かったわね」
月「DFの前で消えたと思ったら…DFの後ろから急に現れた…ふむ…」
『さあ、高海千歌!!キーパーと1対1だ!ここで決めきることが出来るでしょうか!?』
千歌「はああああぁぁぁぁ!!!!」ゴオォォォ!!
千歌はボールにオーラを込める。
近づくだけでも熱い。
まるで太陽。
フィールドを熱く眩しく照らす。
輝きのシュート
穂乃果「いっけー!!千歌ちゃん!」
千歌「っっっ!!」
千歌「ー サンシャインアッシュ ー!!」ドガアァン!!
太陽を蹴り落とした千歌。
これがラストシュート。
日本の希望はこのボールに託された
ファルコン「ー ダイナミックコロナ ー!!」ドン!
千歌「行けえぇぇ!!!」
ファルコン「ぐぅぅぅぅ…!!!!」
耐えるファルコン。
炎と炎のぶつかり合い。
何とか食らいつくも、千歌の輝きには適わない
ファルコン「ぐあぁ!?」
『ゴーール!!!!高海千歌、逆転のシュートを決めましたぁぁ!!3-2!日本、強豪サウジアラビアに勝利し、アジア予選初戦突破です!!!!』
千歌「勝ったー!!」
曜「千歌ちゃん、ナイスシュート!」
梨子「やったわね!」
試合終了の笛がなり、スタジアムは歓声で溢れかえった。
日本の初戦突破。
そして、強豪サウジアラビアを降したという情報は、一気に世界に広がることになる
美奈「みんなお疲れ様!よく頑張ったわね!」
真恋「この勝利は大きいわよ…!」
日本は本戦への第一歩を踏み出した。
この試合で成長した選手はたくさんいる。
今後の期待を胸に、サニデイジャパンはフィールドを後にした
―――――――――――――――――――
ー ??? ー
「え!?日本、勝った!?」
「!!」
青のユニフォームに身を包んだチームのある選手が、日本が勝利したという情報を知った瞬間に目の色を変えた
「言った通りになったね…」
「あったり前デース!あの子達が負けるはずないんだから!」
「これは…ますます楽しみだよ…ホノカ」
『得点女王がまた決めたぁぁ!!一体誰が、この選手を止められるのか!?』
「あの時の約束…果たそう」
背中に刻まれた数字は"10"。
黒い髪が揺れ、目は誰よりも輝いていた
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ー 夜 西木野総合病院 ー
『さあ、サウジアラビアに勝利した日本ですが、今回の試合でカギとなった選手は…』
『はい!この選手達ですねーー
ルビィ「…」
ルビィはテレビで試合の結果を見ていた。
ひとまず、勝ててよかった…
しかし、安心したのと同時に心にモヤモヤが生まれる
ルビィ「リハビリしたいなぁ…」
松葉杖は目の前だ。
今は真姫もいない。
こっそり行けば……
真姫「バレないと思った?」
ルビィ「ピギィ!?」
いつの間に病室に…ルビィは驚きながら真姫を見る。
真姫は怒った顔でルビィに近づき、ほっぺたをつねる
真姫「何度言ったら分かるのよ〜!?」グググ…
ルビィ「ほ、ほめんなはい…まひひゃん…」ウユユユユ…
毎度の光景。
勝手にリハビリに行こうとするルビィを止める真姫。
看護師達の中では微笑ましいと人気だが、冗談じゃない
真姫「あんたの今後の体調は私の責任なのよ…!大人しく言うこと聞きなさい…」
ルビィ「は、はい…」
お説教が終わったところでルビィと真姫はテレビを見る。
これで今日は就寝かな…そう思っていた
真姫「はぁ…しょうがないわね…行くわよ」
ルビィ「え…」
真姫はルビィに立つように指示する。
どこかに行くようだが…
ルビィ「ま、松葉杖は…」
真姫「もう無くても歩けるでしょ?軽めの運動よ。屋上まで行くわよ」
そう言うと、真姫は松葉杖を取り上げた。
仕方ない…運動できるなら松葉杖が無い方が尚更いい。
ルビィは真姫に支えられながら、病院の屋上へと向かった
――――――――――――――――――
ー 屋上 ー
ルビィ「ハァ、ハァ…」
真姫「大丈夫?」
ルビィ「な、なんとか…」
階段…かなりキツかった。
久しぶりにこんなに歩いた気がする。
でも、勝手に運動するなって言ったそばから…なんでこんな……
「ルビィ!」
ルビィ「!?」
息を切らして、下を向いていたから前を見ていなかった。
誰かがルビィの名前を呼んだ。
落ち着くこの声。
聞けば安心する、いつも一緒にいてくれた、親愛なる…
ルビィ「お姉ちゃん!!」
ダイヤ「ルビィ!」
突然のことでびっくりした。
顔を上げたらそこには大好きなお姉ちゃんがいたのだ。
嬉しくないわけがない
ルビィ「予選突破おめでとう!!」
ダイヤ「ありがとうございます…!」
ダイヤの笑顔をルビィは久しぶりに見た。
それ以前に最近は忙しかったため、なかなかお見舞いに来れなかったダイヤ。
会えただけでもルビィは嬉しかった
ルビィ「でも、どうして急に…?」
ダイヤ「…」
「ルビィちゃんと、お話したいと思ってね」
ルビィ「!」
後ろから別の人の声が聞こえた。
振り返ると、見覚えのある人物だった
月「やっほ♪」
ルビィ「月、さん…」
穂乃果「穂乃果もいるよー!」
ツバサ「あなたとは、はじめましてね」
さらに2人。
穂乃果とツバサも姿を現した。
ダイヤ、月、穂乃果、ツバサ…
ただお見舞いに来た…だけではないようだ
ルビィ「月さん、これは…」
月「改めて。ルビィちゃんとしっかり話たいと思ったんだ」
穂乃果、ツバサ、ダイヤ「…」
ルビィ「…」
少し涼しい風が吹いた
19話は今日の21時に投稿です!お楽しみに!