ダンジョンで覇気を使うのは間違っているだろうか   作:白廻楓

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前にダンまちの短編小説書いたのですが、今度は連載物です。
よろしくお願いします。


転生

いきなりだが皆さんは転生と言う現象をご存知だろうか?

 

もちろんここで言う転生とは、二次小説やライトノベルなどで描かれている転生のことだ。なぜ俺がこんな話をしているかと言うと現在進行形で転生させてやると目の前の神様と名乗る40歳ぐらいのダンディなおっさんが言っているからである。

 

まず、こういう状況になった経緯を説明しよう。

仕事帰りに夕食をコンビニで買って自宅に帰っている途中で信号無視して突っ込んできた車にはねられた、、、

訳ではなく突っ込んできた車を避けた拍子にたまたま落ちていた空き缶で足を滑らせて頭を打って病院に運ばれたが出血が酷すぎたのと打ち所が悪かったことが原因で死んでしまったらしい。

そして、気が付くと目の前のに神様と名乗るおっさんが目の前に居るという状況の完成だ。

 

「あーなんだ、まぁ残念だったね」

「いや、軽いな!」

全くどうでも言いようにこんなことを言い出した神様に対して突っ込みをいれる。

「ごめんごめん、じゃあ早速だが本題に入ろうか。もう分かってると思うけど三上 優一(みかみゆういち)君きみは、死んだ。ここまでは大丈夫かな?」

軽く謝った神様は、俺こと三上優一に現在の状況が分かっているか確認をする。

「はい。大丈夫では無いですけど、状況は分かっているつもりです。」

「なら、結構では君に提案だ。転生したくはないかい?」

目の前の神様は俺に転生することを提案してくるまぁ、予想の範囲内だ。

「もし断ったらどうなるんですか?」

「どうと言うことはないさ、通常の死者と同じように魂だけを輪廻の輪に送るだけだよ」

断った場合のリスクを聞いた俺に神様はそのように答える。俺は少し迷い答えを出した。

「なら、転生させてください」

その時、目の前の神様は俺の答えが分かっていたかのように頬をあげ軽く笑みを作る。

「君ならそう言うと思っていたよ、ならまずどの世界に転生させて欲しい?ドラマやアニメ、漫画の世界どこでもいいよ」

おっとこれは予想外だ、まさか転生する世界を選べるとは思わなかった。だが俺に迷いはない、俺は目の前の神様に行き先を伝える。

 

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの世界に転生させてください!」

「ダンまちの世界か、了解した。次に転生特典として3つ能力をつけてあげよう。」

 

今度は予想通りだ、さて慎重に選ばないとな。

 

「では、まず1つ目にワンピースの世界で使われている武装色、見聞色、覇王色の覇気を使えるようにしてください。あとこれらの覇気はファミリアに入ってステータスを付与されてから使えるようにしてください。覇王色に関しては、ステータスがそこそこ上がってから使えるようにして欲しいです。他の覇気に関しても自分の成長と共に成長する感じでお願いします。」

 

まず、1つ目の願いを神様に伝える。すると、神様は疑問を俺に聞いてくる。

 

「覇気を使えるようにするのは大丈夫だけど、なぜ最初から全ての覇気を使えるようにしないんだい?」

「最初から全部使えると覇気ばかりに頼ってしまいそうなので、徐々に使えるようになって成長していきたいんです。」

 

事情を話すと神様は納得したのだろう。2つ目の願いを聞いてくる。

 

「2つ目はネギまの世界にある妖刀ひなをください。これに関しては最初から持たせてくれるとありがたいです。」

「わかったよ、でも何故あの刀なんだい?僕はてっきりワンピースに出てくる和道一文字とか三代鬼鉄を頼まれるかと思ったよ」

 

俺は神様の疑問に答える。訳は簡単だ。

 

「だって、かっこいいじゃないですか!刀身まで黒くて!あっでもあの使用者の精神を蝕むっていう設定は無しにしてください。」

 

「なるほど、了解したよ」

 

神様は興奮気味に理由を話す俺に微笑ましい笑みを浮かべながら返事をする。

 

「3つ目は、原作の主人公のベル・クラネルと同じく成長系のレアスキルをください。」

 

「了解したよ。これに関しても最初のステータス更新で現れるようにしておこう。」

 

「はい。お願いします。」

 

3つ全ての願いを神様に伝えると最後に神様は真剣な面持ちで俺に話し掛けてきた。

 

「さて、それじゃあ今から転生させるけど名前は三上 優一のままにしてある。最後にこれだけは、よく覚えていてくれ。次にもし転生先で死んでも再度転生させることは出来ない。くれぐれも気を付けてくれ。」

 

神様の説明を聞いた俺は名前が同じであることに安堵し神様からの忠告を心に刻む。

 

「それでは、転生の扉を出現させる」

 

神様がそう言うと目の前にデカイ扉が現れた。

 

「じゃあ、行ってきます!」

 

そう言って扉を開けようとした俺は、落ちた。

扉を開けようと扉に手を掛けた瞬間俺が立ってた床に穴が開き落ちたのだ。

落ちる瞬間、神様の顔を見ると爆笑している。

 

「ふざけんなーーーーーー!」

 

穴に落とされた俺は、転生させてくれた神様にそう言いながら落ちて行った。

 

 

 

 

先ほど転生させた青年が落ちた穴を見ながら神様が呟く。

 

「良き転生ライフを送ってくれ。今度こそ、君の望む結末が訪れることを祈るよ、、、、」

 

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