ダンジョンで覇気を使うのは間違っているだろうか   作:白廻楓

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少し投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
リアルが忙しいので投稿速度が落ちるかもしれませんがよろしくお願いします。


剣姫との出逢いとベルの成長

俺がベルの走って来た方向に足を進めるとそこには、金髪に金眼の女性剣士とその横に狼人の男が立っていた。

 

そこで、俺は内心でやはり今日が原作開始の日であったことを悟り二人に話し掛ける。

 

「あのすいません。さっきこちらに白髪のヒューマンが走って来たんですけど・・・」

 

「あぁっ!なんだテメェあのトマト野郎の仲間か?」

 

「はい、同じファミリアです。」

 

「なら、あのトマト野郎に伝えとけモンスターにビビるような雑魚がダンジョンにくるんじゃねぇってな!」

 

「あの子、ミノタウロスに襲われてたの。それで助けたら逃げられちゃって・・・」

 

「すいません!せっかく助けていただいたのに礼も言わずに逃げるなんて・・・ベルにはきつく言っておくので許してやってください。」

 

たくっベルの奴いくらアイズさんに惚れたからって行きなり逃げるか普通。

にしてもアイズ・ヴァレンシュタイン、マジで可愛いなベルが惚れるのも分かる。

 

「うん。別に怒ってないよ、逆に私が怖がらせちゃったみたいだし・・・」

 

「ベルは怖がった訳じゃないと思いますよ」

 

「あの子、ベルって言うの?」

 

「はい!ベル・クラネルです。俺は三上 優一です。」

 

「そっか、私はアイズ。こっちの人はベートさん、私のことはアイズって呼んで」

 

俺とアイズさんが自己紹介をしていると隣のベートさんが文句を言ってくる。

 

「おい!アイズ!こんな雑魚に名前なんか教えるんじゃねえよ!こいつやあのトマト野郎みてぇな雑魚と俺やアイズじゃ釣り合わねぇ」

 

この狼野郎言いたい放題言ってくれるじゃねぇか!

ベルはともかく俺の実力見てねぇだろ!

まぁ、現時点で俺もベルもこいつの言う雑魚であることには違いないので特に反論はしないでおくか。

ここで、うるさくこの狼野郎に噛みつくことは出来るだがそれは俺やベルが雑魚と自分で認めているようなものだ、いまは堪えるしかない!

 

「それじゃ!アイズさん、ベートさん!ベルを追わなきゃなので失礼します!」

 

俺はそう話を終わらせるとベルを追うために元来た道を戻ったのだった。

 

 

 

アイズさんと狼野郎と別れダンジョンから出た俺はベルはギルドに居ると思いギルドに足を運ぶことにする。

 

それにしても、ベルのやつ今頃エイナさんに怒られているんだろうな、まぁこれもあいつの人生だ。

 

そう思ってた時期も俺にはありました。

 

俺がギルドに着くとベルはエイナさんに怒られていた、ここまでは、俺の予想どうりだ。

だが、ここからがいけなかった俺がエイナさんにベルが5階層から走っていったので追いかけて来たことを伝えると、エイナさんは目の笑っていない満面の笑みを見せるという器用なことをしながら俺の肩を掴み質問してきた。

 

「どうして君はベルくんが5階層に居たことを知って居るのかな?」

 

そこで俺は失態を犯したことに気付く、ベルが5階層に居たことを伝えると言うことは俺も5階層に居たことを伝えると同義だ。

 

「あ、あれだよ、ちょうど4階層に居たときに5階層に続く階段からベルが走ってきたんですよ!」

 

かなり苦しいがエイナさんは何とか納得してくれたようだ。

 

とりあえずこれで一安心・・・「あれ?でも優一さんとすれ違ったのたしか5階層でしたよね?」できるか!ボケェ!?

 

ベルが俺とすれ違ったのは5階層だと言うことをよりにもよってここで伝えてきたことによってエイナさんが俺の肩を掴む手の力がより強くなった。

ベルお前は俺になにか恨みでもあるのか?

お前の今日の夕食のジャガ丸くん指でへこましといてやる!

 

そんなことを考えながら俺とベルはエイナさんの説教を受けるのであった。

 

 

 

 

エイナさんの説教が終わりギルドからホームに帰ってる途中にアイズさんと話をしたことをベルに伝えた。

次に会った時にお礼と逃げたことを謝るようにとも伝えた。その際、ベルが俺を羨ましそうに見ていたがまぁいいだろう。

 

ホームに帰った俺とベルをヘスティアファミリアの主神ことヘスティアが出迎えてくれた。

 

「おっかえりー!今日は随分早かったね!」

 

「ちょっとダンジョンで死にかけちゃいまして」

 

「本当かい!?怪我はないかい!?僕は君達に死なれたらショックだよ!」

 

「神様を路頭に迷わせるような真似はしませんよ」

 

ベルがヘスティアに今日あったことを話し終わると今度はヘスティアが俺の顔を見た。

今度は俺の心配をしてくれるのかなと思っているとヘスティアは俺の顔を見て。

 

「・・・まぁ、君は大丈夫だろ」

 

「なんでだよ!?心配しろよ!?」

 

ヘスティアの奴なにを思ったのかそんなことを言ってきた。まぁ、確かに大丈夫だけど。

 

「フフっ冗談だよ!怪我はないかい?優一君」

 

「はぁー俺はギルドで死にかけました。精神的に」

 

俺がそう言うとベルが苦笑いしてるのが見えた少なからず悪くは思っているのだろう。

ジャガ丸くんをへこませるのは変わらないが。

 

 

 

そんなやり取りをしていつもどうりの夕食(ベルは指でへこんだジャガ丸くん)を食べてステイタス更新をした。俺はそこまで成長しておらず少しショックだったがまぁ、仕方ない。俺のスキル・限界突破は常時発動してる訳ではない。限界に近付くほど、すなわち死にかけるほどステイタスが上がるスキルだ。

上層でゴブリンやコボルドばかり相手にしていただけじゃなかなか上がらない。

 

 

それに対して、ベルのステイタスの伸びは予想以上だった。

アイズさんと出会ったことによって発現したスキル憧憬一途の効果によってトータル200オーバー近くステイタスが上がっていた。

 

ヘスティアが頭を抱えていたがまぁ、いいだろ。

 

 

 

 

次の日、俺とベルは一緒にダンジョンに向かっていると後ろから不意に声をかけられる。

 

「あの、これ落ちましたよ」

 

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