「………いた」
ふと、そんな声が聞こえた。
瞬間、先程作った眷属達が消え去った。
………へ?
何?何なの?
ビックリして、少しだけ後ろに下がってしまった。
直後、そこに斬撃が疾る。
一撃目は運良く躱したものの、二撃目、三撃目は当たってしまい、ダメージを受けた。
鑑定者………。
発動。
だが、測ることは出来なかった。
………え!?
………マズイ。
これは、嫌な予感しかしない。
下手したら死ぬ。
真面目にやろうと思い、全力でスキルによる幻惑結界を発動。
これで私には攻撃できない………と思いきや、普通に当ててきた。
どう言うこと?
なんで?
理解が出来ない。
「ハアアアアア!」
彼がそう叫ぶ。
………よく見ると大体十歳くらいかな?
いや、そんな事を考えている場合じゃない。
天災糸で剣を生み出して、防御する………ッツ!
おっも!
そして早!
とりあえず、破壊者で距離を破壊。
一旦逃げ………ッ、だめだ、すぐに追いつかれる。
剣戟を繰り広げる。が、こちらが不利なのは一目瞭然。
そして、そのまま私は体を破壊され………。
***
………は!
私は………。
に、逃げなきゃ………。
ここは危険。
殺される…。
私は這々の体で逃げ出した。
***
クソ!
この私が負けた?
何で?
神様にも力を貰ったのに?
………あり得ない、あり得ない!
私も、もっと強くならなきゃ、いけない。
話にならない。
あんな程度の奴、勝てなきゃ。
絶対に次は勝つ。
負ける事なんて考えちゃいけない。
あんなこと、絶対に起こっちゃいけないんだ!
だから鍛えないと。
今度こそ勝つ。
絶対に。
***
said⁇?
………クソッ!
逃したか。
相手が悪いな。
聴いていた通り、邪神アクアってのは相当ヤバイようだな。
………もっと強くならなきゃな。じゃなきゃあの二柱にはとてもじゃないけど役に立てないからな。
………リムルにも伝えとくか。
にしても、邪神アクア………何をするつもりなんだ?
下手に干渉しても、やられるだけ。
むしろあの二人がいるから負ける確率が大。
一体何が目的なんだ………?
いや、どちらにせよ、俺はどうしようもない。
鍛えるか。
***
said⁇⁇?&⁇
「どうしよう、あいつ想像以上に干渉してる」
「まあ仕方ないんじゃない?こっちはこっちでハンデ持ってるし、向こうにもその分のハンデくらい無きゃゲームにならないし」
「イヤ、そもそも私はこんなゲーム?やりたくないって言ってるんだけど………」
「でもこれがアイツの無駄な殺傷を止める唯一の手段だよ?これ以外になんかある?」
「アイツを殺す」
「それが出来てたら苦労はしないよ………」
謎サイドが二つ。