少女が歩む道   作:霧熊童子

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最近前書きに本文を書くという失態を犯す笑


入学

「ふふん♪」

 

今日から高校生ということもあり私はテンションが高い。

 

「諏訪子様、神奈子様、似合ってますか?」

 

そう言って私はその場で一回転をする。

 

「ああ、似合ってるよ」

「もしかしたらモテ期来るかもね」

「諏訪子様冗談はよしてくださいよ〜」

「顔が弛んでるぞー」

 

顔がニヤけていたのか諏訪子様が私のほっぺをむにむにする。

 

「諏訪子様やめてくださいー。ほっぺが真っ赤になったらどうするんですかー」

「そしたら早苗はクラスの笑われ者だね」

 

諏訪子様がそう言うと2人は笑いだした。

 

「もー、お二人ったら…では、行ってきます!」

「「いってらっしゃい」」

 

鏡を見てほっぺが赤くなってないかを確認した後に私は学校へ行く。

 

 

 

 

 

 

入学式を終え、自分のクラスである7組の教室に戻り、担任が自己紹介する。

 

「――――では出席番号1番自己紹介していこうか。最低限名前+‪αと一言‬は言おうな」

 

担任がそう言うと1番の人が自己紹介を始める。

 

「赤坂海斗です。好きなスポーツはサッカーです。よろしくお願いします」

 

順番に自己紹介が終わり、私の番になる。

 

「東風谷早苗です。好きな曲は上海アリス幻樂団の曲です!これからよろしくお願いします!」

 

私は緊張しながらもなんとか自己紹介を終わる。

 

「森山遥です。趣味は絵を書くことです。よろしくお願いします」

 

最後の人の自己紹介が終わり担任が色々と話す。

 

 

 

 

 

学校が終わり、駅に着いたがまだ電車が来てないので駅で待つことにする。

 

「東風谷さんこんにちは」

 

声をした方を向くとクラスメイトが居た。

 

「佐伯さんでしたっけ?こんにちは」

 

私が挨拶をすると彼女は驚く。

 

「もしかして東風谷さんは全員の名前覚えてるの?」

「全員は覚えてないよ。佐伯さんの方こそ全員覚えてるんじゃないの?」

「東風谷さんは髪の色が特徴的だから印象に残ったんだよ。それと私の事は(めぐ)って呼んでね」

「うん分かった、私も早苗で良いよ。これからよろしくね、巡」

 

そうこう話してるうちに電車が来て私達は電車に乗る。少し雑談したあと私はまたねと言って目的の駅で降りる。

 

 

 

 

 

玄関のドアを開けようとすると家に誰もいないのか鍵がかかっていたので私はいつもの場所に置かれてる鍵を使って家に入る。

 

「ただいまー」

 

誰もいないのが分かっていても習慣で言う。そして手洗いうがいをした後に自室に行って制服を脱ぐ。

2人は神楽殿に居るのか部屋にはいなかった。

そして私はすることが無く暇なので青白の巫女服に着替えて神社の掃除をする。

 

「早苗ちゃん、今日から高校生だって?入学おめでとう!」

「おばさん、ありがとうございます」

「早苗ちゃん高校入学おめでとう!はいこれ、おすそ分け。皆で食べてね」

「おじさんありがとうございます」

 

近所の人達が祝ってくれて私は嬉しくなる。

 

「早苗ー、帰って来てたんだね」

 

外の賑やかさに気になったのか諏訪子様が出てきた。

 

「はい、先程帰ってきました」

「初めての高校はどうだった?」

「緊張したけど楽しかったし友達も出来ました!」

 

それは良かったねと諏訪子様が言って私の頭を撫でる。2人は大体頭を撫でてくるけど嫌な気持ちにはならないので手を退けずに撫でられてやる。

とはいえ、

 

「諏訪子様、お裾分けを置きたいのでそろそろやめてもらっていいですか?」

 

今日は何故か長く先程貰ったお裾分けが駄目になりそうなので諏訪子様に言う。

諏訪子様がごめんよと言って頭を撫でるのを止めたので私は貰ったお裾分けを家に置いてから境内の掃き掃除を再開する。

 

 

 

 

 

「折角ですから3人でお昼食べに行きましょう!」

 

境内の掃き掃除を一通り終えて見上げてみると、太陽は高いところに来ていたので私は諏訪子様に提案する。

 

「えー、神奈子には内緒で抜け駆けしようよー」

「神奈子様を仲間外れにすると怒るんじゃ…」

「だいじょーぶだって、お土産にアイスでも買って機嫌取りすれば良いんだから」

 

諏訪子様の後ろに立つ人影に私は沈黙になる。

 

「諏訪子様…」

「どうしたの?」

「う、後ろ…」

「後ろに何かい―――」

「諏訪子、何勝手に私抜きで話を進めてるのかねぇ」

 

後ろから聞こえてくる声に諏訪子様の顔が真っ青になり汗がダラダラと出る。

 

「あっあの、ちゃんとお土産も用意するって話も――――」

「言い訳無用!」

 

諏訪子様の必死の弁解虚しく神奈子様はチョップを繰り出す。デコピンの時ほどではないが中々に痛そうな音を響かせる。というより帽子のお陰でダメージが和らいでる筈なのにそれでも痛そうな音を響かせる神奈子様ってヤバい。

諏訪子様の方を見てみると被っていた帽子が見事にチョップの形にめり込んでいて諏訪子様が涙目になっている。

 

「帽子…守ってくれなかったね…」

 

私は思わず呟いてしまう。

 

「ふんっ、いい気味さ。さて、諏訪子はあんなだし2人で食べに行くとするかい()()()()()()()()()()()、ね」

「あはは…という事で諏訪子様、留守番お願いしますね」

「待って待って私も行くからー!」

 

潰れた帽子のまま諏訪子様が追いかけてくる。

 

 

 

そして3人で昼食を食べ――2人にはデザートで我慢してもらった――そのまま遊びに行かずに真っ直ぐに家に帰る。

 

そしてそのままいつもと変わらない夜を迎える。

 

(めぐ)とlinn交換するの忘れっちゃった。明日交換しよっと」

 

私は風呂に入りながら1人つぶやく。

 




自己紹介で出てきたクラスメイトの赤坂海斗と森山遥は今後登場するか謎

ちょっと中途半端だけど無い脳みそを絞っても出なさそうなのであげました。思い浮かんだら編集して書き足します

諏訪子は登場しやすい分こうして弄りやすいから許してください笑
諏訪子の仕返し回があっても面白そう笑
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