AM6:05 成田国際空港
テルミット『着いたな、薬を飲んで縮んだ時は焦ったが、若返ると周りが違って見えるな』
アッシュ『そうね、とりあえず、武偵高校に行きましょ?入学初日から遅刻したらやばいわ』
テルミット『確か、バイクがあると言っていたな・・・これか、軍の偵察用バイクじゃないか・・・しかも一台・・・サイドカーも無いし』
アッシュ『じゃあ、私が後ろに乗るから運転はお願い』
そして、2人は空港を後にした。
テルミット『時間に余裕があったはずだがな、渋滞のせいで遅刻しそうだ・・・アッシュ捕まってろ、別ルートで行く』
そう言うと、テルミットがエンジンをふかし、裏路地を通り、普通の道に出る。
アッシュ『ねぇ?あの自転車に乗ってる子、変じゃ無い?なんか必死に自転車漕いでるけど、普通にあんな死に物狂いで漕ぐ?』
テルミット『あの、自転車のサドルに何か付いてる・・・C4!?』
アッシュ『テルミット、あの子を追って』
テルミット『言われなくてもすぐに追う。全く入学初日になんて日だ』
???『クッソ...... 朝、白雪が武偵殺しの模倣犯が出るかもしれないって言ってたの他人事にするんじゃなかった......!』
そして、自転車を漕ぐ男の子の隣にバイクが近づいて来た。
アッシュ『あなた、その制服は武偵?その自転車にC4が付いてるわ。落ち着いて聞いて私達があなたを安全ry』
そう言いかけたところで後ろからはスピーカーと自動銃座が乗っているセグウェイが後ろから近づいて来た。
テルミット『お前何したんだ?随分な歓迎だな?』
テルミットは声を荒げて言った。
???『あれは恐らく今話題になってる武偵殺しの模倣犯だ。』
2人がこんな会話をしている間にアッシュはスマホの地図を見ながらどう切り抜けるか考えていた。
アッシュ『テルミット、君も聞いて、この直ぐ50m先に細路地があるわ、そこに入って、分かった?』
???『何故だ?そこに何が?』
アッシュ『良いから、言われた通りに、武偵憲章1仲間を信じ、仲間を助けよ。でしょ?』
???『分かった、君を信じるよ』
そして、自転車とバイクは細路地に入っていく、セグウェイはそれを追いかけて来る。
アッシュ『この辺ね・・・2人とも、爆発音に注意して・・・』
これを言うとテルミットはにやけた、何をするのか分かったのだろう。
???『待て、爆発音?何を』
そこから先を言おうとすると、小さい頃の思い出?を語り始め、グレネードランチャーの様なものを取り出した。
アッシュ『小さい頃おばあちゃんが言ってた、沈黙は女にとって最高の衣装だって』
そういうと彼女は路地の塀にグレネードランチャーの様なものを打ち込んだが爆発しなかった。だが、まだ彼女は語っていた。
アッシュ『でも正直、私には当てはまらなかったみたい』
ドーンと爆発音が響く、後ろを見ると塀が壊れ、セグウェイが瓦礫の下敷きになった。
アッシュ『後はその爆弾ね?近くに川わ・・・』
そう言いかけたがテルミットがサイドミラーで確認するとセグウェイの増援が来ていた。
テルミット『おい、おい、数が増えたぞ。』
アッシュはまた考えた。今を切り抜ける最善の策を。
テルミット『武偵高校が見えてきたぞ』
そうテルミットが言うとアッシュも武偵高校を見た。その時グラウンドの近くにあるマンションの屋上に立つ、制服を着た女の子をアッシュは見逃さなかった。
アッシュ『屋上に誰かいるわ』
そう言った時だった、女の子は屋上から飛び降りた。
そしてパラグライダーを開き、こちらに接近してくる
???『あんた達伏せなさい』
そう言うと女の子はセグウェイを二丁拳銃で倒した。そしてそのまま???を抱えて体育館に飛び去った。そして、自転車は爆発した
アッシュ『テルミット、あの建物よ、あそこに多分いるわ』
と体育館付近に向かった。バイクを降りて辺りを散策すると体育倉庫付近の木にあの子が使ったパラシュートが引っかかっていた。
テルミット『見つけたぞ、パラシュートだ・・・倉庫の中か』
倉庫を開けると女の子だけが倉庫の中にいた。
???『あら?早かったわね』
そう言うと女の子はこっちを向く、そして、2人は息を飲んだ。何故ならこの女の子が今回のターゲットなのだから。
アッシュ・テルミット『神崎・H・アリア・・・・』
アリア『早く、教室に行きなさい?
なかなか、疲れた。