緋弾のアリア チーム虹6   作:momiji804

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ファーストミッション:後編

バルキリー『よし、みんな聞いて、今から発生装置を解除するわ。でも、補強壁が壊されて落とし戸も空いてる状況よ。だから、今回は遊撃スタイルでいくわ。私とカベイラは2階を、カプカンとミラ、エコーは現地守りでいいわね。行動開始よ。』

各人、作業に入る。バルキリーはカメラを増やし、2階にも設置。外にも仕掛ける。カベイラは2階の壁などに穴を開けた。カプカンは1階の裏口と窓、現地の入り口に何かを付けていた。エコーは現地の隅の方で展開型シールドを置いていた。ミラは補強壁が破壊された隣の補強壁に長方形の物を貼っていた。カベイラは2階の窓付近に隠れている。

バルキリー『みんな、準備はいい?』

 

カプカン『大丈夫だ』

 

エコー『ふんっ』

 

カベイラ『大丈夫』

 

ミラ『OKよ』

 

バルキリー『こちらバルキリー、アッシュ、今から解除するわ。カメラを設置したから皆でカメラをみといて、アリアとキンジに私たちの戦いかた見せてあげるわ』

 

アッシュ『了解!がんばんなさいよ。アリア、キンジこれを見て。』

アッシュはノートパソコンを見せる。カフェ内の映像が映っている。

カメラを見るとバルキリーがディフューザーを設置していた。

 

アリア『今から解除するのね?どれくらいかかるの?』

 

バルキリー『15分くらいね、まぁ、15分守るくらい余裕だけど。』

バルキリーがスマホでカメラを確認する。すると、ハンビーが2台正面、3台が裏に回る。正面のハンビーから12人のホワイトマスクが降りてくる。全員降りてメインドアに行こうとした時2発の銃声が鳴り響く。グラズとレキだ。

レキ『私は一発の銃弾・・・』

 

グラズ『絶好調だ』

ホワイトマスクが2人倒れる。

ホワイトマスク『スナイパーだ、隠れろ』

ホワイトマスクが隠れきる前に4人倒し、後6人になる。奴らはちらちらと物陰からこちらを見ている。

グラズ『レキ、スナイパーと芸術家の共通点は何だと思う?』

 

レキ『?・・・分かりません』

 

グラズ『リテイルだ。例えばちょっとした色使いの差にも気づく、周囲と溶け合わない影を探す。』

グラズは3発撃つとホワイトマスクが車の影などから3人倒れてくる。

グラズ『ただ、違いは危険が伴うこと・・・大きな危険が』

3発撃つと、ホワイトマスクが3人倒れる。

グラズ『レキ、帰るぞ。』

 

レキ『・・・はい』

レキは思った。なぜこの人はAランクなのだろうかと。

 

カフェ裏口

ホワイトマスク『いいか、俺らは18人いる。まずはこの裏口から9人で行く。残りはラペリングで2階から侵入。7人は2階から入り、落とし戸へ残り2人は窓から室内を見張れ。』

ホワイトマスクは各配置についた。裏口からホワイトマスクが侵入する。

カプカンは裏口に繋がる扉にもたれかかっていた。左手で9mm弾を遊ばせていた。カメラを見ていたアリアが

アリア『カプカン、危ないわ。裏口から敵がきてる』

しかし、カプカンは腰をあげなかった。そして、無線でこう言った。

カプカン『アリア、いいことを教えやる。奴らは訓練すれば生き残れるかと思っている。ドアを壊し、窓から中に侵入し、銃を抜く。お互いに角を確かめ合い確認する。』

ホワイトマスクがドアに近づく。2人がドアに手をかけようとした時、何かが爆発した扉のガラスを見ると血が飛び散っていた。

カプカン『だが、忘れてはいけない。真のハンターはまず足元から警戒するべきだ。』

そう言いながら、歩いて現地に戻って行った。

アリア『何があったの?・・・』

 

アッシュ『あれは侵入阻止デバイスよ。窓やドアに設置できるブービートラップね。あれに触れると爆発するわ、しかも、普通のものなら赤いレーザーが見えるけどカプカンのデバイスは見えないの』

 

アリア『まぁ、勉強になったわ・・・』

このとき、アリアは罠には気をつけようと心から思った。

カプカンの罠にかかり裏口から侵入した敵は爆風に巻き込まれ、5人になっていた。

ホワイトマスク『罠か・・・全員罠に警戒しろ!』

ホワイトマスク達は罠に注意しながら歩くとテルミットが壊した補強壁のところの廊下にきた。そして、その隣の壁には長方形の何かがあった。

アリア『あれは何?窓?』

 

ミラ『よく分かったわね。アリア。これはブラックミラー、私が防弾技術を学んだ時にできた産物よ。私が見ているところからは透けて見えるけど反対側からは黒く見えてるの。まぁ、俗に言う。防弾マジックミラーね。』

ホワイトマスクはブラックミラーに発砲するも、防弾なので効果はない。そして、銃声を聞いたエコーは何かをフリスビーのように投げた。

エコー『さて、少し横になるか、後はYOUKAIがやってくれる』

そして、投げた何かは動き出し。テルミットが開けた穴から廊下に出て天井に張り付く。

キンジ『あれは?』

 

テルミット『あれはYOUKAIドローン。又の名をホバリングドローン。天井に張り付き透明化する。カメラの役割の他にソニックバーストを当て、相手を混乱させることができる。』

すると、ドローンからソニックバーストが放たれる。

ホワイトマスク『あぁ〜、何だ、何だ!?』

ソニックバーストを、当てられたホワイトマスクは混乱して銃を乱射。味方3人に銃弾を浴びせる。弾が切れたタイミングを見て、ミラが補強壁から飛び出し、ベクターで残り2人を仕留める。1階から敵は居なくなった。

 

カフェ2階

ホワイトマスク『よし、ラペリング開始。窓まで登るぞ。』

そう言いながらラペリングを全員で開始した。

バルキリー『ふーん・・・馬鹿ね。』

バルキリーはスマホを見ていた。外に設置したカメラを見ていた。そして、1階の裏口窓から飛び出し、発砲する。ラペ狩りだ。

ダダダダダダダダダダダダッ、MPXを撃ち終えると窓から室内に戻り。2階階段付近に待機する。

ホワイトマスク『くそっ、何故ラペリングのタイミングが分かった!?、全員中に入れ、ラペリングは危険だ。』

そう言うと、残り6人は中に入る。

ホワイトマスク『よし、2階をクリアリングする。1人ずつ部屋を見て回れ。』

ホワイトマスクのリーダーがそんなことを言っていたが。それは失敗だった。何故ならカベイラ相手に単独行動は危険だからだ。

ホワイトマスクは散り散りになりクリアリングする。その1人の後ろをカベイラは取っていた。そして、ルイソンで相手を負傷にさせる。

ホワイトマスク『!?〜』

倒れたホワイトマスクをカベイラはうつ伏せにし首にナイフを突きつけている。

アリア『あれは何?』

 

アッシュ『カベイラは尋問科のAランク武偵よ。あれは尋問する気ね。』

 

アリア『いくらAランクでも、そんなすぐに情報を吐かせるのは無理よ』

アリアは半ば呆れていた。短時間で尋問するなど馬鹿げているからだ。

カベイラ『1対1ね?残りの連中はどこ?』

 

ホワイトマスク『誰が言うものか!』

ホワイトマスクは口を割らない。ルイソンで頭を殴る。

カベイラ『これが最後の警告よ。残りの連中はどこ?まぁ、言わなくても他のやつに聞くわ。さようなら。』

ナイフを深く刺そうとする。

ホワイトマスク『分かった、分かった。言うから殺さないで。』

何と情報を吐いたのだ。

カベイラ『ふーん、ありがとう、さようなら』

首にナイフを刺す。初めから助ける気は無かったのだ。

残り5人にの位置がハイライトされる。隣の部屋に居た敵にカベイラはM12を発砲する。ハイライトだ消えた。絶命したのだ。

ホワイトマスク『全員階段の前に集まれ。集団で動くんだ』

ホワイトマスク達は階段前の廊下に集合した。位置がハイライトされてるとも知らずに。

ホワイトマスク『4人揃ったな』

ホワイトマスクが人数確認をしていると階段から何かが飛んできた。ニトロセルだ。

ピッ

ドーン!

ニトロが爆発しホワイトマスクの4人は吹き飛ぶ、ホワイトマスクは全滅した。

バルキリー『アッシュ?終わったよ、解除まであと7分もあるわ。』

アリアとキンジは驚愕した。18人と言う人数のテロリストを僅か8分で全滅させたのだ。本当にこいつらは自分たちよりランクが下なのかも疑った。

 

7分後

バルキリー『解除終了!輸送ヘリをお願い。これも運ぶわ。』

バルキリーたちは輸送ヘリに乗り込み。毒ガスの発生装置を持ち帰り医療科と衛生科に渡した。

アッシュ『じゃあ、私たちも報告に行きましょうか。綴先生に。その時に貴方達の質面に答えてあげる』

アッシュ達は綴先生のところに向かう。報告すると綴先生からも質問があると言われる。

アッシュ『分かりました。では、保健室に行きましょう。そこでお話します。』

一行は保健室に向かう。扉を開けると学校に居たレインボー部隊メンバーとカプカンとDOCが居た。アリア達が入ると部屋に鍵をかける。

アッシュ『じゃあ、質問な答えましょうか?』

アッシュは保健室のベッドに腰をかけ足を組んだ。

 

 




戦闘の表現難しすぎるw

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